梅が終わり、今年は少し遅かったカワヅザクラも終わった。その後の保土ヶ谷公園はどうかなと思い、先日京都で設定をチェックしないで、ISO25600や12800で撮影してしまった失敗の再現が起きないかどうか、もう一度確認したくて、Nikonをぶら下げって、出掛けた。
この季節は、撮るチョウはアゲハかベニシジミくらいしかいないが、春の花は多く咲いていた。
バス通り脇には八重桜が咲き、中には同じ枝に紅白の花を咲かせている木もあった。黄色いレンギョウや、サツキ、ハナカイドウ、深紅の花弁に黄色い蕊も鮮やかな、ツバキも咲いていた。
清々しい快晴で春の日を楽しんだ。
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1.八重桜(ヤエザクラ) -1
明神台のバス停から、バス通りに沿って保土ヶ谷公園のミニ運動広場と呼ばれるところへ、降りようと歩いていると、八重桜が咲いていた。この時期に来ることはほとんどなかったので、改めて見る。花は小ぶりだが、たくさんの花びらを付けた花が満開だった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 55mm ISO200 )
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2.八重桜 -2
一般的な桜の花弁は5枚で、この咲き方を一重咲と呼称するのに対し、桜の場合は6枚以上の花弁を付けるものを八重咲の八重桜として区分しているそうだ。この八重桜の花びらは20枚近くあるように見えた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 55mm ISO200 )
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3.八重桜 -3 絞りの花びら
気を付けて花を見ていると、同じ枝から白に近い花弁と、ピンクの花弁の花が咲いていた。また、白い花弁の先の方がピンクの花もあった。ChatGPTに画像を送って同定をお願いしてみたところ、「関山(カンザン)」の枝変わり、あるいは「咲き分け」の特徴をもつ八重桜 です。つまり、明確な品種名というよりも、個体の遺伝的・環境的な特徴によって発生した「咲き分け現象」の可能性が非常に高いです。」と解説していただいた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1000秒 55mm ISO200 )
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4.サツキ(皐月)
名前は旧暦の皐月に咲くことから名付けられた。サツキはツツジと同じツツジ科ツツジ属であるが、サツキの方が開花時期が遅く、花や葉がやや小さいのが特徴である。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 )
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5.サツキ -2
サツキが咲いている小高いところに登ってみた。サツキの向こうに辻広場の方に下りて行く道が見える。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f8 1/500秒 18mm ISO220 )
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6.ヤブツバキ(藪椿)
深紅の花弁に黄色い蕊が鮮やかである。花弁と蕊の間に桃色がかった小さな花弁のようなものが見える。以前にもこのことについて疑問に思い、梅の思いのままに見られる旗弁と同じ類かと思い、ChsatGPTに尋ねたことがあった。だが、八重咲きのヤブツバキは、花弁の数が通常よりも多くなり、雄しべが花弁化していることがあり、このように変化した花弁は「変化弁」や「花弁化した雄しべ」と呼ばれ、旗弁とは別の概念だそうだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 56mm ISO800 )
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7.ヒメウラナミジャノメ
しかし、こんなに天気が良いのにチョウは姿を見せない。やっと。現れたのはヒメウラナミジャノメだった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 140mm ISO200 )
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8.辻広場の新緑 -1
秋には紅葉が美しいイロハモミジやトウカエデの新緑が輝く。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 23mm ISO200 )
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9.ユリノキ(百合の木)大木とレンギョウ(連翹)
過日には小石川植物園で見た大きくて高いユリノキがあった。冬の寒い時期は落葉しているので分かり難いが、大きな葉を見ると図鑑などを見て同定しやすい。高さは45mにもなることがあるという。レンギョウの黄色は鮮やかだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f8 1/500秒 18mm ISO200 )
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10.ミックス
愛犬を散歩させている女性がいた。「何という犬種ですか?」と尋ねてみたところ、「ミックス」です」というお返事があった。聞いて悪かったかなと思ってしまった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO280 )
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11.ムクドリ(椋鳥)
ムクドリが下草に下りてきて、植物の種子や果物、虫の幼虫などを見つけ啄んでいる。繁殖期は春から夏で、番いで分散し、木の洞や人家の軒先などの穴に巣を作るという。繁殖期は巣で寝るが、ヒナが巣立つと親子ともに集まって群れを形成するようになり、夜は一か所に集まってねぐらを形成する。鳴き声は「ギャーギャー」と、かなりの音量であり、大量にムクドリが集まった場合には、パチンコ店内の音量と同じレベルに達すると言われる。農作物にも害を与え、姿は可愛いのだが、害鳥である。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO500 )
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12.トキワマンサク(常磐満作)
先日は小石川植物園で白い花の咲くトキワマンサクを見てきたが、此処のは紅色の変種であるベニバナトキワマンサク(中国原産)だ。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO500 )
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13.ハナカイドウ(花海棠) -1
テニスコートのわきを通って梅林へ行く途中に、桜のような花が咲いていた。ハナカイドウのようだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 )
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14.ハナカイドウ -2
下を見ると、下池から上池へ上がっていく道が見える。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 43mm ISO200 )
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15.ベニシジミ求愛
飛んでいるチョウの個体数は少ない。やっと、ハルジオンの花に止まっていたベニシジミの♀に、♂が近寄ってきていたところを見つけた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 43mm ISO200 )
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16.ベニシジミ♀ -1
♀はきれいな個体だった。ベニシジミは夏が近くなっていくに従って、生まれてくる成虫の翅色は黒ずんでくるが春型はきれいだ。1997年に発行された通常切手に描かれた本種も春型だ。海外でもこのチョウのファンがいると聞く。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/800秒 101mm ISO200 )
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17.ベニシジミ♀ -2
裏面も美麗である。。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f8 1/800秒 101mm ISO200 )
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18.ショカツサイ(諸葛菜)の群落
また、テニスコート脇の道を戻って上池から下池の辺りから、公園の西門の方へ向かう。その右側に今まで気が付かなったショカツサイ(オオアタセイトウともいう)が群落を作っていた。だが、チョウの姿は無い。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f8 1/500秒 18mm ISO200 )
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19.辻広場の新緑 -2
再び辻広場を右に見る。鮮やかな新緑にカメラを向けたくなる。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 26mm ISO220 )
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20.ハナモモの咲き分け
さっきは八重桜の咲き分けを見たが、これは花梅だ。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1000秒 85mm ISO200 )
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21.絞りの椿
典型的と思われる絞りのツバキの花が咲いていた。八重で、花弁の地色は白で、赤や桃色の不規則な縞模様(絞り模様)がある。ヤブツバキ系の栽培品種と思われる。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒 70mm ISO720 )
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