春の京都 1/3 清水寺 - Studio YAMAKO

2010年4月14日

春の京都 1/3 清水寺


 いつも利用する旅行社の企画で、清水寺と、4月7日から11日まで一般公開される京都御所を夜行日帰りバスで訪れるというのがあった。4月8日の夜、横浜を出発し、9日早朝、清水寺に到着した。バスは2時間に一度程度、サービスエリアに寄ったが、走行中は眠ることができた。
 清水寺の本堂に朝7時に入り、清水の舞台に上がったあと、10時半に知恩院で再び集合してバスに乗り、御所へ向かうまでの間、自由行動となった。
 南禅寺、高台寺、円山公園は前回に来ているので、タクシーに乗って仁和寺へ行こうかと思った。しかし、朝の祇園白川も歩いてみたいし、平安神宮もいつも大鳥居を眺めるだけである。結局、後者を選択し、歩いて廻ることにした。
 3回に分けて載せる。まずは清水寺から。
 
1.清水寺 清水寺三重塔
  清水寺を訪れるのは初めてのような気がする。駐車場から五条坂を登っていく。両側には、まだ早朝であるので店は開いていないが、清水焼の店が多い。左に下る産寧坂(三年坂)の入口を過ぎると仁王門が見えてきた。仁王門の右向こうに三重塔が見える。

  Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
  プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 24mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
  D-ライティング処理
 清水寺三重塔;クリックすると大きな写真になります
2.阿弥陀堂と奥ノ院
清水寺本堂、つまり有名な清水の舞台に入るところで、拝観料がいる。拝観時間は朝6時からである。本堂に入ると、清水の舞台に出た。この写真は、清水の舞台から左奥にある阿弥陀堂と奥ノ院だ。はじめは、この奥ノ院が舞台かと思ってしまった。桜もなんとか残ってくれている。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 18mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
阿弥陀堂と奥ノ院;クリックすると大きな写真になります
3.清水の舞台
これが清水の舞台だ。現在の建物は寛永10年(1633年)に再建されたものとのこと。それにしても古い。139本の柱で支えられている。1694年~1864年の148年間で、この清水の舞台から飛び降りた人は未遂も含めて234件あったという。助かれば願いが叶い、死んでも成仏できるという信仰心らしい。生存率は85%だったとのこと。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 29mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
D-ライティング処理
清水の舞台;クリックすると大きな写真になります
4.ふれ愛観音
奥ノ院の御堂の前に安置されている。参拝者は自分の体の具合の悪いところを観音様になぞらえて触っていく。膝、肘、肩が磨かれているようだ。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 24mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
ふれ愛観音;クリックすると大きな写真になります
5.清水寺から京都市街を眺める
奥ノ院を少し下ったところから京都タワー方面を眺める。京都タワーは京阪電気鉄道のグループ会社である京都タワー株式会社が運営している。台座となっている京都タワービルの高さを加えた全体の高さは131m。1964年開業。タワーの独特な姿は、京都市内の町家の瓦葺きを波に見立て、海のない京都の街を照らす灯台をイメージしたものらしい。もちろん、建設当初から、古都である京都に、このような建造物が必要なのか、賛否が分かれ、「東寺の塔よりも高いものは建てない」と言われていた京都の歴史的景観との調和・不調和が争点となったとのこと。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/250秒 105mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
清水寺から京都市街を眺める;クリックすると大きな写真になります
6.音羽の滝
清水寺という寺の名の由来となった滝という。奥ノ院、本堂から石段を下ったところにある。ご利益を期待して水を飲もうとする人々の行列がいつもできるというが、まだ朝の7時半前、人は少なかった。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 24mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
音羽の滝;クリックすると大きな写真になります
7.本堂を支える柱
本堂(舞台)は139本の柱で支えられているというが、下から見るとこんな具合になっている。シャッタースピード1/125秒をキープして、ISOは1400に上がっていた。この機能には助けられる。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 32mm ISO1400 ) 露出補正 -0.3段
本堂を支える柱;クリックすると大きな写真になります
8.三重塔
仁王門の近くまで降りてきたところに小さな池があり、水面には桜の花びらが降っていた。光が採れず、ゴミのようになってしまったけど。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 26mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
三重塔;クリックすると大きな写真になります
9.仁王門と西門と三重塔
下まで降りてきた。写真を撮りながらゆっくり拝観したが、所要時間は約40分だった。さて、これから産寧坂→二年坂→八坂神社→祇園白川→平安神宮→知恩院 と歩くことにする。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 22mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
仁王門と西門と三重塔;クリックすると大きな写真になります

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)