川根温泉と大井川鉄道 4月17日~18日 1/5 新東名と蓬莱橋 - Studio YAMAKO

2012年5月 2日

川根温泉と大井川鉄道 4月17日~18日 1/5 新東名と蓬莱橋


 4月17日、18日と友人夫妻の企画で、静岡県は川根温泉へ、1泊2日の旅をした。ちょうどこの14日に開通したばかりの新東名を走る機会ができた。往路は御殿場JCTから新東名に入り、駿河湾沼津SA、静岡SAに寄り、島田金谷まで行った。大井川沿いに島田市へ入り、第一の目的地である蓬莱橋に着いたのは、午前11時少し前だった。約30分かけ、蓬莱橋を歩いて大井川の対岸まで往復した。お茶で有名な牧之原の高台にあったそば処で昼食にしたあと、大井神社のお参りして、お茶の郷によって、ごご3時過ぎに川根温泉に着いた。
 翌18日は、大井川鉄道に沿って、千頭へ行く。千頭の道の駅に車を置かせてもらって、タクシーで大井川鉄道の南アルプスあぷとラインの終点井川の一つ手前の閑蔵まで行った。そこから、トロッコ列車、つまり、南アルプスあぷとラインの乗客となり、千頭へ戻ってきた。千頭駅ではちょうど、SL急行「かわね路」が出発するところだった。我々は、千頭の道の駅に置いたマイカーに乗り、静岡SAスマートICから、新東名にのった。清水SAに寄り、御殿場のプレミアム・アウトレットの回転ずしで夕食にして、よる7時、横浜に無事帰り着いた。

1.新東名高速道路 御殿場JCT.
横浜・町田から東名高速に乗り、御殿場ICを過ぎたところに新東名への分岐があった。新東名は東名より山側を走るが、一旦左に分岐する。2012年4月14日に開通したのは、御殿場JCT~三ヶ日JCT間の約162㎞だ。2014年度には浜松いなさJCT~豊田東JCTの約53㎞が開通し、最終的には、2020年度の伊勢原北IC~御殿場JCT間の開通で、海老名南JCT~豊田東JCT間の全長254㎞の高速道路になる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
新東名高速道路 御殿場JCT;クリックすると大きな写真になります
2.駿河湾沼津サービス・エリア
御殿場から新東名に入り、最初のサービス・エリアが駿河湾沼津だった。4月14日、つまり4日前に開通したばかりで、9時少し過ぎたばかりというのに、沢山の車が入っていた。観光バスも停まっていて、どうやら新東名を走って、SAに寄ることが目的のようだ。NEXCO中日本のホーム・ページによると、中央エントランス・ホールは波のゆらぎをイメージし、曲線で柔らかく空間を包みこむ天井に間接照明を採用・・・とある。この写真の左手に見える壁というか窓というか鏡のように映す大きな平面があった。鏡に映った自分を撮ることができる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 +0.7段
駿河湾沼津サービス・エリア;クリックすると大きな写真になります
3.茶畑と駿河湾
手前に茶畑が見え、沼津市の西側の先には駿河湾が見え、その向こうは伊豆半島だ。岬のように見えるのは大瀬崎あたりだろうか?NEXCO中日本のホーム・ページには、レストランの海側テラス席では駿河湾を一望でき、誰にも邪魔されることなく、新東名で唯一のオーシャン・ビューを楽しむことができるとある。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 25mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
茶畑と駿河湾;クリックすると大きな写真になります
4.新東名 富士宮トンネル
新東名はトンネルが多い。そのトンネルの入り口(開口部)が斜めに切られている。そうすることで、開口部が広く見え、実際にスピードを落とすドライバーが減って、渋滞を防ぐ効果が期待できるという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1000秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
新東名 富士宮トンネル;クリックすると大きな写真になります
5.静岡サービス・エリア
次のSAは静岡SAだった。ここは駿河湾沼津SAよりもすいていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 8.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
静岡サービス・エリア;クリックすると大きな写真になります
6.静岡サービス・エリアの内側
今までのSAには見られなかった佇まいをしている。建物内の装飾デザインはイメージカラーに薄紅色をアクセントに使い、床は施設内部へといざなうパターンが採用されているのだという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/100秒 8.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
静岡サービス・エリアの内側;クリックすると大きな写真になります
7.茶畑
静岡SAの裏側に回ってみた。茶畑が美しい。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1000秒 25mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
茶畑;クリックすると大きな写真になります
8.蓬莱橋 渡り口
新東名を島田金谷で降り、旧国道1号線の鉄橋を渡って、西へ進むと蓬莱橋があった。この蓬莱橋の渡り口は、大井側の左岸にある。蓬莱橋は木造橋(歩行者と自転車の専用橋)である。全長は897.422m(巾2.7m)。法律上は農道に分類され、島田市役所農林課の所掌であるそうだ。蓬莱橋の完成は明治12年(1879年)1月13日。

Nikon D5000 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F14 1/800秒 40mm ISO400 ) 露出補正 なし
蓬莱橋 渡り口;クリックすると大きな写真になります
9.蓬莱橋から島田大橋を望む
通行料金100円を支払い、橋を渡り始める。欄干が低いので渡り始めてしばらくは不安定な感じだったが、次第に慣れた。この写真は、大井川下流を眺めたところ。手前の橋は島田大橋で、その向こうが谷口橋。

Nikon D5000 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F14 1/800秒 45mm ISO400 ) 露出補正 なし
蓬莱橋から島田大橋を望む;クリックすると大きな写真になります
10.対岸から蓬莱橋を望む
10分少々歩いただろうか、対岸の右岸に着いた。法林寺の方に続く路がある。その途中から、今渡ってきた蓬莱橋を振り返った。

Nikon D5000 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F8 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
対岸から蓬莱橋を望む;クリックすると大きな写真になります
11.蓬莱橋から上流を望む
奥がた2人は、日差しが強いと歩くのを嫌がり、左岸渡り口で待っているので引き返すことにする。この写真は蓬莱橋の上から上流の方を眺めた。右側が島田市の中心部になる。

Nikon D5000 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F13 1/640秒 17mm ISO400 ) 露出補正 なし
蓬莱橋から上流を望む;クリックすると大きな写真になります
12.蓬莱橋のど真ん中
往路は気が付かなかったが、「ど真ん中」と書かれたところがあった。ここから振り返って、右岸の方を見ても橋は長い。全長897.4m、通行幅2.4mの蓬莱橋は、1997年12月に「世界一長い木造歩道橋」として英国ギネス社から認定されている。

Nikon D5000 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F14 1/800秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
蓬莱橋のど真ん中;クリックすると大きな写真になります
13.山肌に「茶」の剃り込み
上流を眺めると、「茶」という文字に刈り込まれた山が見えた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
山肌に「茶」の剃り込み;クリックすると大きな写真になります
14.大井川河原から蓬莱橋を仰ぎ見る
左岸の渡り口まで戻り、河原に降りて蓬莱橋を仰ぎ見る。観光バスで来られた方々だろうか、大勢の人たちが渡ってくる。

Nikon D5000 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
大井川河原から蓬莱橋を仰ぎ見る;クリックすると大きな写真になります
15.大井川河川敷
河川敷にはいろいろな花が植えられていて、目を楽しませてくれる。何か蝶はいないかと目を凝らしたが、モンシロチョウ、ルリシジミくらいしか見当たらない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 6.8mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
大井川河川敷;クリックすると大きな写真になります
16.蓬莱橋 橋脚
河原から、橋脚をまっすぐ見た。蓬萊橋は度々崩落・流失の被害に遭っているという。直近では2011年(平成23年)9月4日から5日にかけて、台風12号の影響で橋脚3脚が流失し、通行不能となっている(平成に入って9度目)。加えて復旧が進まないうちに同月の台風15号の影響によってさらに橋脚が流出したそうだ。翌2012年3月に修理が完了し、3月31日に開通式が行われたという。 昭和40年(1965年)に途中橋脚のコンクリートパイル化されている。

Nikon D5000 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/800秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
蓬莱橋 橋脚;クリックすると大きな写真になります
17.蓬莱橋を下流側から仰ぎ見る
橋の下をくぐって、下流側へ移動し、蓬莱橋を仰ぎ見た。

Nikon D5000 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F8 1/1000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
蓬莱橋を下流側から仰ぎ見る;クリックすると大きな写真になります
18.下流の島田大橋と谷口橋
変わった装いの鳩がいた。鎌倉の八幡宮に白いハトがたくさんいたが、この鳩は普通の鳩と白い鳩の間に生まれたのだろうか。手前に見えるのが島田大橋で、その向こうが谷口橋だ。

Nikon D5000 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
下流の島田大橋と谷口橋;クリックすると大きな写真になります
19.蓬莱橋のたもと
橋脚を背に、置かれたベンチに腰掛け、御夫婦らしい方がお弁当を食べている。ちょうど旨い具合に日影になっている。時間は正午になろうとしていた。向こうのベンチでは、リュックを枕に寝転がり、春の陽を満喫している人もいる。さて、我々も小腹がすいてきた。友人夫妻が調べて、予約してくれている「ゆくら」というそば処へ向かった。

Nikon D5000 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F11 1/500秒 55mm ISO400 ) 露出補正 なし
蓬莱橋のたもと;クリックすると大きな写真になります


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