八ヶ岳山麓から安曇野を巡る 7月12日~14日 1/4 オオムラサキセンター・八千穂高原自然園・諏訪大社 - Studio YAMAKO

2012年8月 4日

八ヶ岳山麓から安曇野を巡る 7月12日~14日 1/4 オオムラサキセンター・八千穂高原自然園・諏訪大社


 今年4月に川根温泉と奥大井へご一緒したかみさんの友人夫妻に再びお誘いいただき、7月12日から14日まで2泊3日で八ヶ岳山麓から安曇野へ、横浜から全行程で700kmのドライブ旅行をした。
 出発の日、あいにく天候は芳しくなったが、天気予報では日を追うにつれ良くなりそうである。雨が降らねば良いと思って行く。しかし、さすがに初日の7月12日は雨が降っていた。最初に行ったオオムラサキセンターでも、雨模様で、ビバリウムは水滴が落ちていた。
 オオムラサキセンターを出て、清里近くのイタ飯屋さんでピザとスパゲティを食べたあと、八千穂高原自然園へ向かった。雨は止んでくれない。期待していた蝶も飛ばない。30分ほどの散策を終え、松原湖畔に寄って、この日の宿泊先である、八ヶ岳山麓大泉にあるセラヴィリゾート泉郷の八ヶ岳コテージに到着した。ここは別荘地に建てられた個人の別荘を、持ち主が使わない間、借り上げ管理し、宿泊提供するという施設である。
  翌13日は、近くにある三分一湧水をみて、八島ヶ原湿原へ向かった。途中、諏訪大社の下社秋宮を参拝し、御柱祭の木落としが行われる会場をみた。

1.オオムラサキセンターは雨
朝6時に横浜を出発し、環八、中央道を走って、談合坂で朝飯にし、10時頃日野春のオオムラサキセンターに着いた。途中空が明るくなったところもあり、期待を持たされたが、やはり雨だった。さっそくビバリウムへ行く。すぐに小学生たちの見学グループが入ってきた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 +0.7段
オオムラサキセンターは雨;クリックすると大きな写真になります
2.オオムラサキ蛹
同行していただいた友人夫妻に、羽化の瞬間を見せたかった。この蛹も多分、センターの方が見やすいところに付けてくださっているのだと思うが、見たところまだまだ羽化までには時間がかかりそうだった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO1100 ) 露出補正 -0.3段
オオムラサキ蛹;クリックすると大きな写真になります
3.交尾
左側が羽化してから大分時間が経っている♂で、擦れている。一方、右側の♀は羽化して間もない。時期的に早く羽化する♂は、生き延びて、遅く羽化してくる♀を待つ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO1400 ) 露出補正 -0.3段
交尾;クリックすると大きな写真になります
4.ルリシジミ
ビバリウムから出て、館内の展示を見て、駐車場へ戻る途中、小雨の中、ルリシジミがハギ?の花で吸蜜していた。♂のきれいな個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 100mm ISO1400 ) 露出補正 -0.3段
ルリシジミ;クリックすると大きな写真になります
5.八千穂高原自然園
清里の近くで昼食にし、国道141号線を佐久のほうへ走った。松原湖の先を左に曲がって、八千穂高原自然園に着いたのは、ごご1時半を過ぎたころだった。ここでも小雨が降ったり止んだりの天候。園内を散策する30分、50分、80分と3っのコースがあったが、雨も振っているので30分コースを歩いた。白樺が美しい。蝶は飛ばない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
八千穂高原自然園;クリックすると大きな写真になります
6.もみじの滝
30分コースから少し外れたところに、このもみじの滝があった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/40秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
もみじの滝;クリックすると大きな写真になります
7.松原湖
今夜泊るセラヴィリゾート泉郷の八ヶ岳コテージは八ヶ岳山麓大泉にあり、八千穂高原からはまた戻るようになる。途中、松原湖湖畔に寄ってみた。ひっそりとしている。私たちが学生だったころ、スケートのできる湖として人気があった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
松原湖;クリックすると大きな写真になります
8.三分一湧水
翌7月13日、晴れてはいないが雨はやんでいる。まず、昨夜泊ったセラヴィリゾート泉郷八ヶ岳コテージの近くにある三分一湧水へ行った。八ヶ岳の懐からこんこんと湧き出る三分一湧水は、「日本名水百選」に指定されている。水争いが激しい頃、農業用水を3つの村に均等に分配させるため、写真上方から流れてくる豊かな湧水を、写真中央の分水枡に三角石柱を築き、写真に見る下、右、左の三方向に流水を分岐させたという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
三分一湧水;クリックすると大きな写真になります
9.諏訪大社秋宮
三分一湧水を見た後、須玉から中央高速に上がり、諏訪で下りる。国道20号線から142号線へ入る所に諏訪大社の秋宮があった。ちょっとお参りをしていこうということになった。駐車場から参道に入る所に温泉手水「御神湯」がった。竜の口か流れる湯は熱めだった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/60秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
諏訪大社秋宮;クリックすると大きな写真になります
10.幣拝殿
神楽殿を回った正面には幣拝殿があり、向かって右側に左片拝殿、左側に右片拝殿を伴う。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 6.8mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
幣拝殿;クリックすると大きな写真になります
11.御柱
諏訪大社には、7年ごとに行われる、氏子を乗せたまま、御柱を傾斜約30度、距離80mの木落し坂から落とすという危険な祭事がある。これは御柱祭、正式には「式年造営御柱大祭」といい、寅と申の年に行なわれる式年祭である。過去に幾人もの死傷者を出してきたという。その下社秋宮の御柱が幣拝殿の両脇から奥に4本立てられていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
御柱;クリックすると大きな写真になります
12.「木落し」観覧席
諏訪大社下社秋宮の参拝を終え、八島ヶ原湿原へと142号線に入る。しばらく行って右側に御柱祭の木落し坂、左側にその観覧席が見えた。車を停めて写真を撮る。これは観覧席で、次回の開催は平成28年とのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
「木落し」観覧席;クリックすると大きな写真になります
13.木落し坂
これが木落し坂である。下社の木落し(下社山出し)は上社のそれに比べ、勇壮であるという。木落し坂は最大斜度35度、距離100m。追い掛け綱が切られ、御柱は土煙をあげ轟音を響かせながら猛然と坂を突き進む。絶叫とも悲鳴ともつかぬ大歓声のもと、最後まで振り落とされず無事乗り切った氏子は満場の喝采を浴び「英雄」となる。「男見るなら7年に一度、諏訪の木落し、坂落し」と歌われているほどであるそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
木落し坂;クリックすると大きな写真になります


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