紅葉の鎌倉を散策(4) 鶴岡八幡宮 12月5日
銭洗弁財天から道しるべに従って鎌倉駅方面へ下りる。20分ほど歩いて鎌倉駅の西口に出た。西口は江ノ電の乗り場になっている。駅に向かってロータリーを左に歩いて、地下道を抜けて反対側の東口に出た。
この日の目的のひとつであった新しくなった段葛(参道)を見るためさっそく若宮大路の二の鳥居へ出た。段葛は今は花はないが、桜の木が植え替えられ、きれいになっていた。桜の花が咲くころに来てみよう。
段葛をまっすぐ進んで、三の鳥居から境内に入った。次の目当ては大銀杏の子供がどうなっているか見ることだ。本宮の大石段の脇の根が残された大銀杏があったところからは選び抜かれた1本のひこばえがすくすくと育っていた。これが次代の大銀杏になるのだろう。高さは3mを超えているのではないだろうか。根元から切られたもともとの幹は植え替えられて、その周りにも多くのひこばえが生えている。
そのあと、源氏池の旗上弁天社で撮影して、一の鳥居を出たのは午後1時を回っていた。一の鳥居を出て若宮大路を少し行ったところの左側に「繁茂」という蕎麦屋があった。少々歩き疲れたので、入ったことのない店だったが、即断即決、のれんをくぐった。なかなかにぎわっていた。冷たいとろろそばを頼んだが、思いのほか旨かった。
46.鎌倉市役所前 鎌倉市役所にでた。鎌倉駅西口へはまっすぐ行くのだが振り返って市役所前の交差点に立っている道案内板を見ると、海蔵寺1.4kmとある。次回はここから海蔵寺へ行こう。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/800秒 116mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
47.鎌倉駅西口 鎌倉駅西口に出た。向かって右側が江ノ電の駅舎である。八幡宮や小町通のある東口は観光客の町だが、西口は生活感のある地元の人たちの町という感じがする。左に行って線路の下をトンネルでくぐり東口に出た。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO プログラムオートで撮影 ( f9 1/320秒 38mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
48.二の鳥居 鶴岡八幡宮の若宮大路の二の鳥居に来た。ここから新しく整備された三の鳥居へまっすぐ続く段葛を見る。段葛は2014年10月より改修工事が行われ、2016年3月に完成した。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO プログラムオートで撮影 ( f10 1/400秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
49.新しくなった段葛 新しく植えられた桜の木はまだ枝が張っていないので、その先に鶴岡八幡宮の本宮が見える。ちなみに新しく植えられた桜は、枝が横に広がらないタイプのものが選ばれたそうだ。若宮大路は鎌倉のメインストリート。段葛のすぐ横は、大型の観光バスも行き交う。以前は、道にせり出した枝を切っていたが、桜は枝を切るとどうしても木の勢いが弱くなってしまうのだそうだ。そこで、ソメイヨシノの中でも上に伸びていく性質を持った桜が選ばれ、新生段葛の桜として植えられたとのこと。石灯籠も新しくなっていた。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO プログラムオートで撮影 ( f6 1/1000秒 175mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
50.太鼓橋 三の鳥居から境内に入り太鼓場所越えに本宮を拝む。 鶴岡八幡宮の太鼓橋は、1182年(寿永元年)、源平池が造営されたときに架けられたものと考えられているそうだ。将軍家が鶴岡八幡宮に参拝するときは、この橋で輿を下乗したという。当時は朱塗りの板橋であったことから、「赤橋」(あかはし・あかばし)と呼ばれていた。鎌倉の古絵図にも「赤橋」と記されているとのこと。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
51.舞殿と本宮 太鼓橋かの手前から、手前に舞殿、奥に本宮の楼門を望む。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 130mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
52.カエデと参道 八幡宮の境内にはあまりカエデはないが、太鼓橋の先に赤く色づいたカエデがあった。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO プログラムオートで撮影 ( f8 1/250秒 12mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
53.神前結婚式 鶴岡八幡宮では境内にある舞殿と、本宮の御子神をお祀りする若宮で挙式することができる。向こうから歩いてくるこのカップルはその神前結婚式を終えられたところであろう。鶴岡八幡宮をお参りすると、しばしば結婚式を挙げた二人に遭うことがある。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/800秒 82mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
54.後継ぎの大銀杏 本宮の大石段の左側、もとの大銀杏があったところに1本のひこばえがぐんぐんと伸びてきている。残された根の部分から生えていた何本ものひこばえから選ばれた次代の大銀杏だ。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO プログラムオートで撮影 ( f10 1/400秒 50mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
55.移植された幹 -1 ちょっと離れたところに移植されている大銀杏の幹の部分からもひこばえが伸びている。ここはこれからどうしていくのだろうか?
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/250秒 48mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
56.移植された幹 -2 2010年3月10日に強風により倒壊した樹齢1000年を超えるという大銀杏の幹がいかに太かったか・・・。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO プログラムオートで撮影 ( f8 1/250秒 46mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
57.源氏池 大銀杏の再生を見て引き上げることにする。源氏池には水鳥が来ていた。ユリカモメもいる。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO プログラムオートで撮影 ( f8 1/250秒 46mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
58.旗上弁財天社 源氏池に張り出した弁財天の鳥居と紅葉したカエデが重なっていた。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO プログラムオートで撮影 ( f9 1/320秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
59.蕎麦屋「繁茂」 初めて入った蕎麦屋だったがなかなか旨かった。後でこの店のHPを開いて見たら、不定期でミュージシャンを呼び、弾き語りなどの ライブを開催していて、美味しいお蕎麦をつまみにライブを堪能できますとあった。蕎麦屋でライブ・・・面白そうだ。この日は朝9時前に北鎌倉の駅に下り、円覚寺、東慶寺、浄智寺、そして葛原岡ハイキングコースを上り、銭洗弁財天から鶴岡八幡宮と4時間歩きづめで少々疲れたが、天候もよくすがすがしい1日だった。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO プログラムオートで撮影 ( f8 1/250秒 35mm ISO200 ) 露出補正 なし |
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