早春の舞岡 ① 舞岡公園を歩く 2026年3月11日 横浜市戸塚区舞岡公園 - Studio YAMAKO

2026年3月28日

早春の舞岡 ① 舞岡公園を歩く 2026年3月11日 横浜市戸塚区舞岡公園

今年も第11回を迎えた舞岡探蝶団主催写真展「生き物たち」が開催され、案内状をいただいている。
 この日は快晴ではないが青空も顔を出す天気だった。マイカーだと30分で行けるのだが、電車・バスを利用すると1時間半近くかかってしまう。行きは東海道線で戸塚へ行き、そこから 日中は20分に1本出ている京急ニュータウン行のバスに乗り終点の舞岡公園で降りる。バス停は、マイカーで行っていた時に車を止めていた駐車場のすぐ傍だ。

 マイカーで来ていた時と同じルートで公園を歩く。一旦もみじ休憩所へ上がったが、殺風景だった。一旦、下へ下りて南門から、古谷戸の里に向かう。黄色いサンシュユの花が咲いていた。
 蝶は期待できないので、野鳥を撮ろうと思い、SONYのRX10M4を携行していた。重い。草が生えている「きざはしの池」にはこの時季、いつも野鳥の写真を撮る人が5~6人はおられるのだが、この日は一人しかいなかった。そのかたが向けているレンズの先に動くものがいる。ファインダーで覗いてみるとコジュケイだった。

 古谷戸の里の母屋の前庭には八重野梅が咲き、裏庭にはマンサクが咲いていた。古谷戸の里を出て、瓜久保へ行く。
 ここでも野鳥に出会えることを期待したが、現れたのアオジと、シジュウカラだけだった。

 舞岡公園の北口から、写真展「生き物たち」が行われている舞岡ふるさと村「虹の池」へ向かう。

000_260311066 X700 ◎コジュケイ 舞岡公園 RX10M4.jpg
水のないきざはしの池で餌を探すコジュケイ 2026年3月11日 横浜市戸塚区 舞岡公園 

001_260311004 X900 ユキヤナギ  〇舞岡公園 RX10M4.jpg 1.咲き始めたユキヤナギ(雪柳)
散策路に早春を告げる可憐なユキヤナギが咲いていた。ヤナギのようにしだれる枝に白い小さな花が咲き乱れる様子を雪に見立てて「雪柳」の名がついたとされる。これから密集した花をつける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/2000 秒9mm ISO200 )
002_260311007 X900 舞岡公園 ヒイラギナンテン RX10M4.jpg 2.ヒイラギナンテン(柊南天)
この季節に小さな黄色い花を咲かせる。葉はヒイラギに似て、粗い鋸歯はとげ状となる。常緑で落葉はしないが、冬に赤銅色になる部分があり、紅葉のようになる。秋には青い実をつけ、春から秋までさまざまに楽しみがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/2000 秒14mm ISO500 )
003_260311008 X900 キブシ 舞岡公園 RX10M4.jpg 3.キブシ(木倍子)
Wikipediaによれば、和名は、果実をヌルデ(ウルシ科の植物)の虫えいでつくる五倍子の代用品として、多量のタンニンを含み、古くからお歯黒の材料や染料、生薬(止瀉・収れん薬)として利用されてきたことから名づけられている。五倍子(ごばいし/ふし)は、ヌルデの葉にヌルデシロアブラムシが寄生してできた虫こぶ(虫えい)のことだそうで、植物がアブラムシ、ダニ、タマバエなどの昆虫やダニに寄生され、その刺激によって植物組織が異常に増殖・肥大し、こぶや袋状の奇形となったものをいう。また、花穂がフジの花に似ていることから「藤」となり、転訛したという説もある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 秒46mm ISO1250 )
004_260311018 X900 八重野梅 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 4.長久保の梅
炭焼き小屋のある長久保に梅の花が咲いていた。白梅で白加賀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 秒 70mm ISO800 )
005_260311029 X900 舞岡公園 RX10M4.jpg 5.サンシュユの木(山茱萸)
谷戸にポツンと1本黄色い花を咲かせた木がる。何回も見たことがあるのだが、遠くから見ているとマンサクと区別がつかない。サンシュユである。春先に葉が出る前に黄色い花を咲かせ、秋にグミに似た赤い実をつける。宮崎県の椎葉地方で歌われてきた民謡「ひえつき節」に「庭のサンシュユの木~」と歌われている。 4.長久保の梅


SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/2000 秒 70mm ISO400 )
006_260311026m X900 〇サンシュユ 舞岡公園 RX10M4.jpg 6.サンシュユの花
wikipediaによれば、山茱萸(サンシュユ)は漢名(中国植物名)で、この音読みが和名の由来である。日本名の別名ハルコガネバナ(春黄金花)は、早春、葉がつく前に木一面に黄色の花をつけることからついた呼び名で、日本植物学者の牧野富太郎が山茱萸に対する呼び名として提唱したものだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 秒 220mm ISO500 )
007_260311030 X900 舞岡公園 RX10M4.jpg 7.粉搗き(こつき)
古谷戸の里で餅撞きが始まろうとしている。二人の男性がそれぞれ杵を臼に入れて、臼の中で杵を使って米粒を潰し、粘りが出るまで混ぜ合わせる作業をしていた。餅つきで、もち米を蒸し上がった後に、臼の中で杵を使って米粒を潰し、粘りが出るまで混ぜ合わせる作業は、一般的に「こつき(粉搗き、小搗き)」や「練り(ねり)」と呼ばれる。 この作業は、最初から強くつくのではなく、米粒の形をなくして餅の生地にするための「ならし」の工程だそうだ。(AI参照)

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/2000 秒 15mm ISO1600 )
008_260311035 X900 ハクモクレン 舞岡公園 RX10M4.jpg 8.ハクモクレン(白木蓮)
古民家(旧金子家)の母屋の隣の建物の脇にハクモクレンの木があり、真っ白な花が見ごろだった。wikipediaによれば、早春の葉が展開する前に、白色の大きな花が上向きに咲く。花被片は9枚で萼片と花弁は分化していない。中国南部原産であるが、日本など世界各地で庭木や街路樹として植栽されている。つぼみを風で乾かしたものは辛夷(しんい)とよばれ、生薬とされるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 秒 25mm ISO400 )
009_260311039 X900 〇ハクモクレン 舞岡公園 RX10M4.jpg 9.ハクモクレンの花
この形から花は開いていく。しかし、下から上に開いた内側は見にくい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 秒 27mm ISO125 )
010_260311043 X900 〇マンサク 舞岡公園 RX10M4.jpg 10.古民家(旧金子邸母屋)裏庭のマンサクの木
他に花は少ないこの季節、黄色い花をつけたマンサクの木が裏庭の主のように立っている。いつも思うのだが、梅、桜を除けば、この季節には黄色い花が多いように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 秒 9mm ISO400 )
011_260311046 X900 〇ユチャ 舞岡公園 RX10M4.jpg 11.ユチャ(油茶)
古民家の裏に白い椿のような花が咲いていた。PictureThisで検索するとユチャという。ツバキ科ツバキ属の常緑小高木で、種子から良質な油(カメリア油、椿油の一種)を採取するために栽培される有用な植物だそうだ。ツバキ属だそうだが、蕊の様子はその大きさといい全く違うように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 秒 43mm ISO160 )
012_260311050 X900 〇八重野梅 舞岡公園 RX10M4.jpg 12.古民家前庭の梅
古木のようだ。これも白加賀と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/2000 秒 17mm ISO800 )
013_260311053 X900 〇ミツマタ 舞岡公園 RX10M4.jpg 13.ミツマタ(三椏)
旧金子邸の裏から炭焼き小屋への路地にミツマタが咲いていた。あの和紙の原料であるコウゾのミツマタのミツマタだ。Wikipediaによれば、3月から4月ごろにかけて、三つ叉(また)に分かれた枝の先に黄色い花を咲かせる。一年枝の樹皮は和紙や紙幣の原料として用いられる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 秒 9mm ISO100 )
014_260311068tm X900 ◎コジュケイ 舞岡公園 RX10M4.jpg 14.きざはし池のコジュケイ(小綬鶏) -1
古民家を退出して北門に向かって歩く。すぐ左側はきざはしの池で、ここは舞岡公園で野鳥撮影ポイントだ。いつもは10人くらいの野鳥ファンの方がたが、それぞれ長いレンズを付けたカメラを携えて狙っていらっしゃる。この日は一人だけだったが、その方が向けているレンズの先にはコジュケイがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1600 秒 220mm ISO1600 )
015_260311076tm X900 ◎コジュケイ 舞岡公園 RX10M4.jpg 15.きざはし池のコジュケイ -2
胸は赤褐色で、その中に青灰色の斑がある。本州以南の、冬に積雪の無い、温暖な地方の平地や低山地の人家周辺、農耕地、雑木林などに生息している。大きな声で「ビィッググイ ビィッググイ」と何度も繰り返し鳴く。この声が「チョット コイ」と聞こえることはよく知られている。キジ科である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1600 秒 220mm ISO1600 )
016_260311081m X900 〇アオジ 舞岡公園 RX10M4.jpg 16.アオジ(青鵐)-1
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属に分類される鳥だが、大きさもスズメと同じようだ。舞岡公園では良く見られる野鳥で、人怖じしない。地面に嘴で掘って餌を探しているときは、夢中なのか手を出すと乗ってきそうな近さまで逃げないでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800 秒 220mm ISO1600 )
017_260311083tm X900 △アオジ 舞岡公園 RX10M4.jpg 17.アオジ -2
何か土の中から探し出して咥えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800 秒 220mm ISO1600 )
018_260311102tm X900 ◎シジュウカラ 舞岡公園 RX10M4.jpg 18.シジュウカラ(四十雀)
すぐそばにシジュウカラがいた。シジュウカラ科シジュウカラ属に分類される鳥類。シジュウカラを始めとする山野の小鳥類を総称してカラ類とも称するらしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1600 秒 196mm ISO1600 )
019_260311211 X900 ◎アオジ 舞岡公園→舞岡駅 RX10M4.jpg 19.再びアオジ
シジュウカラを撮ったあと、かっぱ池まで行ってみたが、ロウバイは既に終わる頃で花はわずかしか残っていなかった。再び、瓜久保の入り口まで戻って来ると、またアオジがいた。さっきより開けたところで餌を探しているので撮りやすい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 秒 215mm ISO1600 )
020_260311126tm X900 ◎アオジ 舞岡公園 RX10M4.jpg 20.アオジの背中
アオジはどちらかというと腹の黄色がかった緑色の部分が綺麗だ。背中はあまり魅力が無い。だが、開いた羽を見たことが無いので、それはどうか分からないのだが。wikipediaによれば、アオジは夏季に中華人民共和国、ロシア南東部、朝鮮半島北部で繁殖し、冬季になると中華人民共和国南部、台湾、インドシナ半島などへ南下し越冬する。日本ではその亜種のアオジが北海道や本州中部以北で繁殖し、中部以西で越冬すると記されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000 秒 94mm ISO1600 )

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