まもなく6時である。すっかり寒くなった。何回かクジラが泳いできてくれて、写真も撮れたのでそろそろ大さん橋の屋上から退却しようと思う。しかし、寒くて風が強い。キャップが飛ばされそうになり、ダウンのポケットに突っ込んだままだ。
横浜ヨルノヨは横浜のみなとみらい、山下ふ頭、赤レンガ倉庫、そして、キング、クィーン、ジャックといった歴史的建造物が一体となったイルミネーションイベントというだけのことはある。大さん橋から赤レンガ倉庫に回って見ようと、象の鼻の辺りへ来ると、クィーン(横浜税関)青くなったり、赤くなったりして照らされていた。
赤レンガ倉庫は、11月21日から12月25日まで、クリスマスマーケットが開催されている。この日もこの寒さにもかかわらず、大勢の若いみなさんで賑わっていた。特定日以外の入場料は500円だそうだ。この日は特定日ではなかったが、大変な混雑でメイン会場に入るのは思いとどまった。
赤レンガ倉庫は早々に引き上げて、ロープウェイの下を桜木町の駅へと汽車道を歩いた。桜木町からバスに乗って帰ろうと思っていたが、ライトアップされ白く輝く日本丸のきれいな船体に誘われた。帆船日本丸は、国指定重要文化財として次世代へ継承するため、約20年ぶりの大規模修繕を2019年3月に完了し、船体外板の溶接や塗装などが行われたのだ。その際には20年ぶりにその第1号ドックの水抜きも行われた。
日本丸の写真を撮ったあと、ランドマークタワーのショッピングモール(ランドマークプラザ)に入り込んでしまい、みなとみらい線のみなとみらい駅まで歩いてしまった。
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23.プロジェクションマッピング と みなとみらい夜景
クジラの背中のプロジェクションマッピングとみなとみらいの夜景に名残りを惜しみながら退出する。みなとみらいの夜景は、この写真では外れて見えないが、左からここ数年新たに開発された北仲地区の横浜市新市庁舎、2020年に竣工した地上58階のザ・タワー横浜北仲につづき、写真の一番左に写っているのがアパホテル&リゾートがある横浜ベイタワー、そしてランドマークタワーが見える。その右側にコスモワールドの観覧車と重なるのは東急スクエアのクィーンズ・タワーA.B.Cの3棟だ。その右側のひときわ高いビルは国際展示場に続くインター・コンチネンタル・ホテルである。北仲地区とは横浜市中区で計画されている再開発地区の名称で関内の北西端、横浜港開港以前の砂州「洲干島」の先端にあたる。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/30秒 16mm ISO6400 )
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24.横浜税関 クィーン
象の鼻の近くまで来ると、クィーンを包む柔らかい光が目に付いた。大さん橋への道路の取り付け口から、山下公園通りが海岸通りと名が変わる所から右に行くところに、横浜税関は建っている。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/15秒 50mm ISO6400 )
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25.青い光に包まれる横浜税関
すると次の瞬間クィーンを包む光は青に変わった。横浜税関の歴史は古く、1859年7月1日(安政6年6月2日) 、日米修好通商条約に基づく神奈川(横浜港)開港に伴い、江戸幕府が神奈川運上所を開設したことに始まる。現在のこの建物は、1934年(昭和9年)3月に竣工したそうだ。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/20秒 50mm ISO6400 )
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26.赤レンガ倉庫へ
山下臨港線プロムナードを歩いて、象の鼻公パークを通り、新港橋を渡って、赤レンガ倉庫へ向った。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/25秒 50mm ISO6400 )
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27.みなと大通りと神奈川県本庁舎(キング)
途中、像の鼻パークに入る手前で、左手に海岸通りがみなと大通りと交差する。そのみなと大通りの右側に神奈川県庁本庁舎の建物が見えた。紫色にライトアップされたキングである。関東大震災で焼失した旧本庁舎が再建され、現在の4代目本庁舎が地上5階、地下1階で、1928年(昭和3年)10月31日に竣工した。1938年に竣工したより立派な愛知県庁舎と似ていると思った。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/40秒 50mm ISO6400 )
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28.横浜赤レンガ倉庫
赤レンガ倉庫の広場はクリスマス・マーケットが開催されていて混雑していて通り抜けられない。赤レンガは赤レンガらしく・・・。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/25秒 50mm ISO6400 )
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29.クリスマス・マーケットのメインストリート
赤レンガ倉庫のわきの道を海の方へ歩いた。右側がX'Mas Market の全長約30mの頭上を覆う幻想的な「イルミネーションルーフ」とメインストリートだそうだ。ちょっと覗いてみた。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 16mm ISO6400 )
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30.汽車道へ
ワールドポーターズという商業施設を目当てに、汽車道へと歩く。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 16mm ISO6400 )
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31.運河パークからの眺め -1
ワールドポーターズの前の運河パークというところへ出た。ここからのみなとみらいの夜景の眺めは凄い。コスモワールドの観覧車のイルミネーションが運河アクセントになる。中央に見える、アニヴェルセルみなとみらい横浜(運営会社はAOKIホールディングスグループ)は、横浜・新港地区にある日本最大級のゲストハウスウエディング施設だそうだ。wikipediaによれば、当式場の着工前には、計画時点の建物の外観などが地域の景観にそぐわないとして、横浜市市長の諮問機関である「都市美対策審議会」(都市美審)から異議が出され、景観論争となった。最終的に問題となった建物(チャペル塔)の高さや外観デザインの修正が行われている。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 16mm ISO6400 )
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32.運河パークからの眺め -2
コスモワールドの観覧車の色が赤から青に変わった。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 16mm ISO6400 )
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33.運河パークからの眺め -3
コスモワールドのジェットコースターは、そのホームぺージを見ると7種類もあるようだが、その中で走路全長830mのワンダーアミューズ・ゾーンにあるダイビングコースター「バニッシュ!」は、よこはまコスモワールドで最も長く、かつ最高速度・最大落差を誇るジェットコースターだそうだ。また、回転しながら走行する「スピニングコースター」、子供向けの「ファミリー・バナナ・コースター」に人気があるそうだ。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/80秒 26mm ISO6400 )
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34.汽車道を歩く
ロープウェイ「横浜エアキャビン」を左上に見ながら、運河パークから汽車道を歩く。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/80秒 16mm ISO6400 )
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35.屋形船が浮かぶ
帷子川の河口でもある水上バスの横浜駅東口乗り場の辺りに、屋形船が浮かんでいた。船の中は暖かいのだろうが外は寒い。中にはお客さんが大勢乗っている。「はまかぜ」という船だ。「はまかぜ」は横浜港から出航し、横浜ランドマークタワー・横浜ベイブリッジ・マリンタワー・山下公園・赤レンガ倉庫などを周遊する。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/80秒 50mm ISO6400 )
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36.ライトアップされた港2号橋梁 -1
横浜の桜木町駅前と新港地区(赤レンガ倉庫方面)を結ぶ、1911年開通の貨物線「旧横浜臨港線」の廃線跡を利用した遊歩道に3つの歴史的なトラス橋がある。これはそのうちの一つだが、橋にはリベットで、「AMERICAN BRIDGE COMPANY OF NEWYORK U.S.A. 1907」という銘板が打ち付けられていた。それまでのイギリス系トラス橋に代わり、明治30年代から主流になったアメリカ系トラス橋の遺構として貴重なものだそうだ。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/80秒 16mm ISO6400 )
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37.ライトアップされた港2号橋梁 -2
横浜はブルーが似合う。この2枚の写真を見てもらった方から、「ブルーライト横浜ですね」と評された。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/100秒 16mm ISO6400 )
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38.帆船日本丸 -1
汽車道の鉄橋を渡るとランドマークタワーの前に、真っ白な船体が鮮やかにライトアップされた帆船日本丸の左舷が見えてきた。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/125秒 50mm ISO6400 )
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39.帆船日本丸 -2
帆船日本丸は何回か写真を撮りに来てブログでもアップしている。ここは第1号ドッグである。この水が20年ぶりに抜かれ、日本丸の船体外板の溶接や塗装などが行われた。その20年ぶりの大修繕工事は2019年の3月に完了している。それから6年ほど経っているわけで、その割には外装などきれいに維持されているなと思う。ボランティアを中心としたスタッフが、船内の清掃や甲板の整備を日常的に行っており、美しい姿を保っているという。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/125秒 50mm ISO6400 )
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40.帆船日本丸 -3
帆船日本丸の総帆展帆(そうはんてんぱん)は、通常4月から11月の定期的な日曜日や祝日に実施され、午前10時30分頃から帆を広げ、14時30分頃から畳む作業(畳帆)が行われる。以前にその帆を張る作業を見に来た。29枚の帆が張られた日本丸の姿は見事である。12月から3月までは総帆展帆行われない。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/80秒 33mm ISO6400 )
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41.帆船日本丸 -4
この船は初代の日本丸で、日本の航海練習船で4檣(しょう)バーク型の大型練習帆船として、1930年(昭和5年)1月27日、兵庫県神戸市の川崎造船所で進水した。その後、1984年(昭和59年)に引退し、今、国の重要文化財としてここにある。2代目(日本丸Ⅱ世)が1984年(昭和59年)に竣工した。日本丸Ⅱ世は帆装艤装設計から製作まで、すべて日本国内で行われた初の大型帆船である。住友重機械工業浦賀工場で建造された。先代のここにある日本丸よりも総トン数で500トン以上も上回る。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/250秒 28mm ISO6400 )
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42.クィーンズ・スクエア入口
日本丸を見て、ランドマークタワーのショッピングモールに迷い込んでしまい、大さん橋からも、運河パークから汽車道を歩きながら見て来たクィーンズ・タワーA.B.C.のあるクイーンズ・スクエアの入り口に来てしまった。写真は、横浜クイーンズ・スクエアとランドマークタワーの間の「ヨーヨー広場」にある巨大な鎖のような彫刻で、彫刻家・最上壽之氏による「モクモク ワクワク ヨコハマ ヨーヨー」という。1994年に設置された高さ約17mのステンレス製作品で、たなびく雲や前途洋々のイメージが込められた、ランドマークとなるパブリックアートである。 ここからみなとみらい線のみなとみらい駅に下り、帰路に着いたのは7時半近くになっていた。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/80秒 18mm ISO6400 )
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