イシガケチョウ 舞岡公園に現る 2026年6月30日 - Studio YAMAKO

2026年7月20日

イシガケチョウ 舞岡公園に現る 2026年6月30日

今年になって舞岡公園にイシガキチョウがいたというネット情報があった。そのブログを拝見すると、5月の中頃からイボタの花などで頻繁に観察されていた。終齢幼虫の写真もアップされている。

 イシガキチョウの生息範囲は、ツマグロヒョウモンと同じように北上を続けていて、埼玉県でも観察されているという。

 今年のゼフィルスのシーズンは余り舞岡公園へ足を運べなかったが、ゼフィルスに限らず、蝶が少ないように思う。この日、ゼフィルスはもう終わっているが、トラフシジミなどが出てきていないかと思い、電車・バスを乗り継いで、行ってみた。しかし、蝶の数は極めて少なかった。

 北門の方へ歩いていると、途中で会った方からイシガキチョウが飛んでましたよと教えていただいた。一旦、瓜久保まで行ってみたが、ここでは何の成果も得られなかった。帰路、散策路を歩いていると、路上をひらひらと飛んでいる白いチョウがいた。もしやと思い近づいてみるとイシガキチョウだった。  今後も発生が続くのか興味深い。

000_260630076 ◎イシガケチョウ 舞岡公園 RX10M4.jpg
路上でストローを伸ばすイシガケチョウ 2026年6月30日 横浜市戸塚区 舞岡公園

001_260630013 X900 〇ネムノキ 舞岡公園 RX10M4.jpg 1.ネムノキ(合歓木)の花 -1<br> ネムノキの花が谷戸の園路沿いに一斉に開花していた。淡い、ソフトなピンク色の花が見事に咲き揃っていた。wikipediaによると、和名のネムノキは、「眠る木」を意味し、夜になると葉が合わさって閉じて(就眠運動)眠るように見えることに由来する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels<br> プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO640 )
002_260630151tm X900 ◎ネムノキ 舞岡公園 G7X.jpg 2.ネムノキの花 -2<br> 谷戸と園路の間に何本ものネムノキがあり、園路から眺めると谷戸の緑を背景に美しく咲いている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO250 )
003_260630135 X900 ネムノキ 舞岡公園 RX10M4.jpg 3.ネムノキの花 -3
ネムノキはマメ科ネムノキ属の落葉高木。花をアップで撮るのにどこにピントを合わせようか迷う。ネムノキの花は、十数個の小さな花が集まり、1つの大きな花(頭状花序)のように咲く。花弁に見えるピンク色のフワフワした部分は雄蕊だ。写真では良く判らないが、花びら(花冠)は雄蕊の根元にあり、薄緑色の小さな筒状(ろうと状)で先が5つに裂けている。萼は花冠のさらに下部にある薄緑色の筒状の部分。雌蕊は雄蕊の束の中心に1本だけあり、雄蕊よりも少し長く突き出ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO1000 )
004_260630001 X900 ハゼノキ 舞岡公園 RX10M4.jpg 4.ハゼノキ(櫨の木・黄櫨の木)
訪れる季節によって、こんなところにこんな木が在ったのだと思うことがある。ハゼノキは初夏に新しい葉を展開するが、その中で一部の古い葉や特定の枝先の葉や、春先に出たばかりの柔らかい新芽や若葉が、強い日差しや急激な気温の変化によって、秋を待たずに真っ赤に紅葉することがあるそうだ。これは季節外れの現象ではなく、樹木の生理的な特徴によるものという。ウルシ科ウルシ属。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO2500 )
005_260630138 X900 オカトラノオ 舞岡公園 G7X.jpg 5.オカトラノオ(丘虎の尾) 園路沿いのオカトラノオの花は、まっ盛りだった。群落の範囲はまた広がっているように思う。地下茎で増えるため、条件の良い場所では数十株から10数mにわたる見事な群落を形成し、蝶などを引き寄せる。たしかにチョウが好きな花なのだが、この日は蝶の姿は一つもなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 )
006_260630139 X900 コムラサキ 舞岡公園 G7X.jpg 6.コムラサキ(小紫)
シソ科ムラサキシキブ属である。よく似たムラサキシキブというのもある。鉢植用あるいは庭木用で「ムラサキシキブ」の名で流通しているもののほとんどがこのコムラサキであるとみられている。秋には直径約3mmほどの球形の果実が紫色に熟す。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 12mm ISO125 )
007_260630019 X900 サカサガクアジサイ 舞岡公園 RX10M4.jpg 7.古民家の庭のガクアジサイ -1
装飾花が裏返しになってついていた。AIに写真を見てもらったところ、これは装飾花の形状+咲き進み+環境の組み合わせで起きた自然な現象と考えるのが妥当で、品種によるものではなさそうだ。ガクアジサイは装飾花の"向き"が個体差として出やすいので、こうした発見は園芸家でもよく話題になるそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 16mm ISO640 )
008_260630028 X900 サカサガクアジサイ 舞岡公園 RX10M4.jpg 8.古民家の庭のガクアジサイ -2
このガクアジサイは開花してから時間が経過しているようだが、花柄が伸びて、装飾花が垂れ下がっているように見えた。AIに画像を送って見ると、この姿はガクアジサイではときどき見られる現象で、品種というより、花柄の角度と重さによる自然な変化という説明だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 136mm ISO320 )
009_260630035 桔梗 X900 舞岡公園 RX10M4 DSC00856.jpg 9.キキョウ(桔梗)
桔梗が一輪ポツンと咲いていた。内部には5本の雄蕊と1本の雌蕊があり、自家受粉を避けるために雄蕊が先に熟して花粉を出し終えた後に、雌蕊の柱頭が5つに開く「雄性先熟」の巧妙な構造を持っているそうだ。キキョウの花にはキアゲハなどが吸蜜に来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 201mm ISO500 )
010_260630045 X900 〇ベニ 舞岡公園 RX10M4.jpg 10.ベニシジミ -1
春に出てくるベニシジミの前翅のオレンジ色部分はとても明るい色をしている。ベニシジミは年4~6回発生するという。夏型はそのオレンジの部分に黒の地色が混じるようになり、黒い斑紋も大きくなって、地味な色になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO1000 )
011_260630047 X900 ◎ベニ 舞岡公園 RX10M4.jpg 11.ベニシジミ -2
谷戸の畦道に咲くヒメジョンの花によく来ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO1250 )
012_260630052 X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 12.モンシロチョウ
いつもなら見向きもしないモンシロチョウだが、蝶が少ないので撮りたくなる。しかし、こうしてみるとモンシロチョウも捨てたもんではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 172mm ISO320 )
013_260630059 X900 イシガキチョウ 舞岡公園 RX10M4 のコピー 2.jpg 13.イシガケチョウ発見
園路を歩いていると、路上をひらひらと飛んでいる白いチョウが見えた。イシガケチョウだとすぐ気が付いた。舞岡公園でみた初めてのイシガケチョウだった。幸い通る人はいなかった。慎重に近づいてまずシャッターを切った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 172mm ISO320 )
014_260630061 X900 〇イシガキチョウ 舞岡公園 RX10M4.jpg 14.路上のイシガケチョウ
今度はこちらを向いて止まってくれた。ほとんど傷のないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO320 )
015_260630072t X900 ◎イシガキチョウ 舞岡公園 RX10M4.jpg 15.吸水するイシガケチョウ
羽化したてのイシガケチョウは、路上などの湿った地面で吸水する習性があるようだ。これは、主に羽化して間もない♂が行う行動で、水分だけでなく繁殖活動に必要なミネラルや塩分を補給するためだそうだ。この個体が羽化して間もない♂ということに合点がいく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO160 )
016_260630076 X900 ◎イシガキチョウ 舞岡公園 RX10M4.jpg 16.イシガケチョウ
路上にとまるチョウを上から撮るのはあまりいい絵にならないが、それを察してか、撮りやすい位置で半開翅してくれた。北上してきていて、時間の問題と言われてた舞岡公園にも到来したようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO160 )
017_260630102m X900 〇イシガキチョウ 舞岡公園 RX10M4.jpg 17.リョウブの花に来たイシガケチョウ -1
トラフシジミでもいないかと、リョウブの木に向かった。二人の方が、花が咲き始めたリョウブの花にレンズを向けておられた。私が興味深く見ながら近づいたのを見て、一緒に来られていた奥さまらしき方が「沖縄蝶だそうです」と教えてくれた。「失礼します。一緒に撮らせてください」と声をかけて撮り始めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 220mm ISO100 )
018_260630104m X900 ◎イシガキチョウ 舞岡公園 RX10M4.jpg 18.リョウブの花に来たイシガケチョウ -2
イシガケチョウは吸蜜を続ける。これから咲く蕾の向こうで吸蜜しているので、それが邪魔になるのだが、それもいいかもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 220mm ISO100 )
019_260630111mt X900 ◎イシガキチョウ 舞岡公園 RX10M4.jpg 19.リョウブの花に来たイシガケチョウ -3
この個体がさっき路上で撮ったのと同じかどうかは分からないが、これも傷のないきれいな個体だった。本種は年3~5回発生するという。ここではどうなるの分からないが、今後もフォローしてみたい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 220mm ISO100 )
020_260630149 X900 七夕 舞岡公園 G7X.jpg 20.七夕
古民家の前庭には縁側の前に七夕さんの笹飾りが立てられていた。明日はもう7月だ。この日は蝶の数が少なく、モンキアゲハが悠然と飛んでいくのを見たくらいで、他はツマグロヒョウモンやアカボシゴマダラすら飛んでいなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO250 )

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