武蔵嵐山 2026年4月3日 埼玉県比企郡嵐山町 - Studio YAMAKO

2026年5月 1日

武蔵嵐山 2026年4月3日 埼玉県比企郡嵐山町

韓国から人為的に日本に入ってきたホソオチョウの写真を撮りたくて、埼玉県の武蔵嵐山へ出かけた。

 車を使っていたときは関越道を利用していたが、免許返上した今は池袋から東武東上線で小川町行の急行に乗って東松山の先の武蔵嵐山駅で下車する。1時間ちょっとかかる。

 10時半ごろ、現地に着いた。武蔵嵐山駅から徒歩で15分くらいだろうか、「埼玉県立嵐山史跡の博物館」に着く。ここから「蝶の里」へと歩くのだが、例年、この博物館の先にある菅谷館跡の原っぱでホソオチョウが舞う。
 いつもの年は4月の中頃が好機だが、今年は桜の開花も早かったようなので、少し早めに行ってみた。だが、少々早すぎたようだ。期待は叶わずホソオチョウの姿は全くない。まだ発生していないようだ。

 他の蝶もいなかった。ホソオチョウが発生していないのならウスバシロチョウも当然まだ羽化していない。やっと、ツマキチョウを見た程度である。この日は蝶の撮影は諦めざるをえなかった。

 近くを流れる都幾川の堤は桜の名所である。蝶の撮影は諦めて花見に転じた。

000_260403044 X700 ◎都幾川 武蔵嵐山 G7X.jpg
都幾川の堤に続く桜並木 2026年4月3日 埼玉県比企郡嵐山町

001_260403003m X900 ◎武蔵嵐山 G7X.jpg 1.武蔵嵐山駅からのオオムラサキの道
武蔵嵐山駅から南西の方向にまっすぐ国道254号線へ出て、信号を渡って史跡の博物館の入り口に入る。国道254号線に出る手前、菅谷中学校に沿った道に10mほどの間隔にオオムラサキが描かれたタイルが埋め込まれていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO200 )
002_260403010 X900 菅谷館跡 武蔵嵐山 G7X.jpg 2.菅谷館跡(すがややかたあと)
嵐山史跡の博物館の横を通って菅谷館跡の原っぱへ出た。菅谷館は鎌倉幕府の有力御家人として知られる畠山重忠の館跡である。館と言っても都幾川と槻川の合流点北側の低台地にある平城である。いまは広大な原っぱが残り、春にはタンポポの花などが咲く。この原っぱにホソオチョウが舞うのだが、今回は時期をはずしてしまいその姿を全く見ることができなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 16mm ISO125 )
003_260403012 X900 忠魂祠 菅谷館跡 武蔵嵐山 G7X.jpg 3.忠魂祠
菅谷館跡に忠魂祠があった。忠魂祠といのは、明治維新以降の戦争や事変で亡くなった地域出身の兵士の英霊を慰霊し、顕彰するために建立された祠や記念碑(忠魂碑)である。この傍に建てられた説明版には、この祠は西南戦争以来の戦で亡くなった嵐山町の出身者342柱の御霊を合祀したものであるという説明が書かれていた。大東亜戦争後放置されていたが昭和40年に嵐山町社会福祉協議会により、再建修復された祠である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 11mm ISO200 )
004_260403017 X900 ○ツマキ 菅谷館跡 武蔵嵐山 G7X.jpg 4.ツマキチョウ♀
菅谷館跡の原っぱから蝶の里公園へ下りる途中で、ツマキチョウの♀が一瞬、タンポポの花に止まった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO160 )
005_260403018 X900 トラフに群れる 菅谷館跡 武蔵嵐山 G7X.jpg 5.トラフシジミを撮影する愛好者
白い花が咲くこんもりとした小さな木にカメラを構えた6~7人ほどのかたがたがいた。私には何がいるのか分からない。傍に居たかたに聞いてみるとトラフシジミだとのこと。眼が悪くなった私はその姿を見つけることもできなかった。トラフシジミの春型の裏面は美しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO160 )
006_260403020 X900 ◎スジグロシロチョウ 菅谷館跡 武蔵嵐山 G7X.jpg 6.スジグロシロチョウ♂
今が盛りのカントウタンポポの花でスギグロシロチョウが吸蜜していた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO160 )
007_260403022 X900 武蔵嵐山 G7X.jpg 7.蝶の里
菅谷館跡から例年ウスバシロチョウが舞う蝶の里へ下りてきたが、ホソオチョウがまだ発生していない時期にウスバシロチョウが飛ぶわけがなく、しばらく待機したが、何も現れてくれないので、道路の下をトンネルで抜けて都幾川の二瀬橋へ行く道の反対側に出た。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 20mm ISO125 )
008_260403026 X900 ○都幾川 武蔵嵐山 G7X.jpg 8.二瀬橋から嵐山渓谷を望む
二瀬橋を渡る。橋の途中から上流を眺めると西側から槻川が、南へ下る都幾川に流れ込む。都幾川の右岸(写真で見る左側)都幾川桜堤という桜の名所で、桜並木が続く。都幾川は秩父山地(ときがわ町大野)に源を発し、約30kmにわたって東流して越辺川に合流するが、途中のここ嵐山町で秩父郡東秩父村を源流とする槻川が合流する。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 )
009_260403029 X900 ○都幾川 武蔵嵐山 G7X.jpg 9.二瀬橋を渡る
二瀬橋を渡って都幾川の右岸に続く桜堤をまず上流(南西)に歩く。この辺りが最も花見客が多い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 )
010_260403032 X900 ○都幾川 武蔵嵐山 G7X.jpg 10.都幾川桜堤(二瀬橋→八幡橋)-1
嵐山町のホームぺージによれば、都幾川桜堤は、埼玉県による都幾川右岸堤防の改修工事完了後、都幾川と槻川の合流点を中心に、県民がこぞって自然に親しむ場を創りだす「県民休養地事業」の指定を受けた。これをきっかけに、町が積極的に事業推進を図るなか、昭和61年・62年の2年間に渡り、その一環として都幾川沿いに桜並木の植栽が計画された。昭和61年には、寄贈者を募り、ソメイヨシノを都幾川右岸の二瀬橋から下流の学校橋の間全長約1kmに渡って、135本が植栽された。昭和62年には、町制20周年を記念して、前年に引き続き、寄贈者を募り、二瀬橋から上流の八幡橋の間全長約1kmに渡り、ソメイヨシノ117本を植栽されたそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO200 )
011_260403036 X900 ◎都幾川 武蔵嵐山 G7X.jpg 11.都幾川桜堤(二瀬橋→八幡橋)-2
桜並木の下に入って上流を眺める。右が都幾川で左が農耕地だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 27mm ISO200 )
012_260403038 X900 ◎都幾川 武蔵嵐山 G7X.jpg 12.都幾川桜堤(二瀬橋→八幡橋)-3
都幾川の右岸を、渡ってきた左に見える二瀬橋の方へ戻るように歩く。ソメイヨシノは満開。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 15mm ISO125 )
013_260403040 X900 ◎都幾川 武蔵嵐山 G7X.jpg 13.都幾川桜堤(二瀬橋→八幡橋)-4
花が散って萼が見えるところもある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/1250秒 33mm ISO125 )
014_260403042 X900 ◎都幾川 武蔵嵐山 G7X.jpg 14.都幾川桜堤(二瀬橋→学校橋)-1
一旦、二瀬橋に戻って、道路を渡り、下流方向へ歩く。学校橋の方へ桜並木が続く。写真の左側を川が流れ、右側は開けた農耕地のようだ。二瀬橋から学校橋の並木道は人が少なかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 )
015_260403045 X900 ◎ラッパスイセン 都幾川 武蔵嵐山 G7X.jpg 15.都幾川桜堤(二瀬橋→学校橋)-2
のどかな道だ。学校橋の方に向かって緩やかな弧になって咲く桜堤が続く。学校橋まで約1km、135本のソメイヨシノは見事だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO160 )
016_260403049 X900 ◎都幾川 武蔵嵐山 G7X.jpg 16.都幾川桜堤(二瀬橋→学校橋)-3 ラッパスイセン
桜並木の下でスイセンが咲いていた。品種が解らなかったのでAIに尋ねてみたところ、白い花被片(外側の6枚)、濃いオレンジ色の長い副花冠、1茎1花の明瞭なラッパ形でトランペット系のラッパスイセンの典型的な特徴と教えてくれた。桜が満開の時期に、ちょうどラッパスイセンが咲いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 )
017_260403053 X900 ◎都幾川 武蔵嵐山 G7X.jpg 17.都幾川左岸へ
二瀬橋を渡って都幾川左岸の河川敷沿いの道を何かチョウはいないかと歩いてみた。いない。そこから見る二瀬橋から下流の学校橋にかけての桜堤は壮観だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO125 )
018_260403054 X900 テングチョウ 都幾川武蔵嵐山 G7X.jpg 18.テングチョウ
砂利道に越冬したテングチョウが飛んでいた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO125 )
019_260403057 X900 ラッパスイセン 武蔵嵐山 G7X.jpg 19.蝶の里
左岸から左へ上がってチョウの里へ入った。相変わらず白いチョウが飛ぶ以外チョウの姿はない。またトンネルを潜って道路の反対側へ行く。そこはベニシジミの広場、ヒカゲチョウの広場、キタテハの広場、ミドリシジミの草地、そしてオオムラサキの森と名付けられたエリアがあるが、何もいない。ここにもラッパスイセンが咲いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO200 )
020_260403058 X900 モンシロチョウ 武蔵嵐山 G7X.jpg 20.モンシロチョウ
この日見たチョウは、ツマキチョウ、スジグロシロチョウ、テングチョウ、モンシロチョウ だけだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
021_260403060 X900 嵐山町オオムラサキの森管理センター 武蔵嵐山 G7X.jpg 21.オオムラサキの森活動センター
そろそろ引き上げようと思い、最後に活動センターの建物に寄った。大きなモニターにオオムラサキの画像が映し出されていた。2020年7月2日に、超の里で樹液に来ていたオオムラサキを撮影したことがある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f2.5 1/320秒 16mm ISO3200 )
022_260403070 X900 嵐山町オオムラサキの森管理センター→ 武蔵嵐山駅 G7X.jpg 22.帰路
オオムラサキの森活動センターから武蔵嵐山駅の帰路は、往きに国道254号線を渡った史跡の博物館の入り口のところまで車の通る道を歩いてきた。ここで国道254号線を渡り、往きに歩いた道を駅へと戻る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f5 1/1250秒 15mm ISO160 )
023_260403074 X900 嵐山町オオムラサキの森管理センター→ 武蔵嵐山駅 G7X.jpg 23.畠山重忠の武者の行列のパネル
駅へ向かう道の少し先、左側にある大妻嵐山中学・高校のフェンスに写真のようなパネルがあった。これは嵐山町が整備した「歴史景観デザイン」の一環だそうで、中世武将・畠山重忠とその一族・従者の行列を描いた歴史パネルだ。嵐山町は町ぐるみで「畠山重忠ゆかりの地」をアピールしている様だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 )
024_260403076 X900 嵐山町オオムラサキの森管理センター→ 武蔵嵐山駅 G7X.jpg 24.ミラノ・コルティナ冬季五輪スノーボード金メダ深田茉莉選手ゆかりの地
2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪のスノーボード女子スロープスタイルで、19歳の深田茉莉が金メダルを獲った。wikipediaによると、その深田茉莉選手は中学校2年の時にプロスノーボーダーの佐藤康弘(2013年に嵐山町で練習施設「埼玉QUEST」を開設)と出逢ったことがきっかけとなり、佐藤が指導の拠点としている埼玉県比企郡嵐山町へ練習に通うこととなったそうだ。菅谷小学校、菅谷中学校の道沿いにこの幕が掛けられていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO160 )

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