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2017年2月 5日

横浜山手西洋館 世界のクリスマス 12月21日

12月14日に、同じ学校を卒業し同じ職場に勤務した3人で横浜中華街で昼食会をしたが、そのなかのひとりで横浜開港記念会館でボランティアガイドをしているW氏から、いま、横浜山手の西洋館で世界のクリスマスというイベントが行われていると教えてくれた。昼食会で別れた後その足で行ってみようかと思ったが、ライトアップを見るにはいかにも時間が早すぎるので、日を改め、後日、かみさんと一緒に行くことにした。
  21日、石川町からフェリスとか横浜双葉に通う女学生の通学路になっている細い道を上がっていく。途中、立ち止まると右手後方に夕焼けの富士が眺められた。
 山手本通りに出て、少し右側にあるカトリック山手教会を見て、踵を返して、「港の見える丘公園」の方へ歩いた。
 まず左手にイルミネーションが輝く「ベーリック・ホール」があり、「エリスマン邸」、「山手234番館」などを撮っていった。正直に言うとイルミネーションの色彩はそれほど鮮やかではなく、ちょっと期待外れだった。そっちへは行かなかったのだが、石川町駅の上のイタリア山の「外交官の家」や「ブラフ18番館」はどうだったか。
 各館のことは横浜観光情報公式サイト横浜市緑の協会HP山手西洋館公式サイト、wikipedia などを参照させていただいた。
 「港の見える丘公園」に到着し、「横浜市イギリス館」を見て、ベイブリッジの写真を撮ったりしながら、アメリカ山公園に下り、中華街へ向かった。
 思い直してみると、どうやら私は勘違いしていたようだ。横浜山手西洋館「世界のクリスマス2016」という催しは、イルミネーションで飾られた西洋館の外観を見て楽しむものと思っていたが、実はそうではなく、山手の西洋館を会場にして、世界の国々それぞれのクリスマスを紹介するというイベントのようだった。館内の展示や催しを見なくては意味がないのだ。各西洋館は夕方5時で閉館していた。

X800 横浜山手西洋館マップ.jpg
公益財団法人 横浜市緑の協会 製作​

1.山手カトリック教会
カトリック山手教会のホームページ によると、1862年横浜居留地80番地(現横浜市中区山下町80)に「横浜天主堂」(イエズスの聖心教会)が開港後日本初の教会として献堂された。1906年、天主堂付近の市街化により移転を行い、山手町44番地(現教会番地)に双塔を持つゴチック風の威風堂々とした聖堂が献堂されたが、1923年の関東大震災によって崩壊、その後、約10年の建設募金活動等を経て、1933年に鐘楼をもったゴチック式鉄筋コンクリート作りの現在の聖堂が献堂された。設計者は山手教会信徒・チェコ人のスワガー氏だそうだ。1988年に横浜市の歴史的建造物に認定され市の文化的建物でもある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/30秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
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2.ベーリック・ホール -1
wikipedia等によると、イギリス人貿易商バートラム・ロバート・ベリックの邸宅として、1930年に建設された。ベーリックの没後はカトリック・マリア会に寄贈され、「ベーリック・ホール」の名称は、マリア会の命名によるものである。現存する戦前の山手外国人住宅の中では最大規模の建物で、建築学的にも価値のある建物だそうだ。なかを覗いてみると、クリスマスツリーがあり、入って見たかったが、午後5時で閉館になってしまった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5​​​ 1/​100​秒 18mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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3.ベーリック・ホール -2
咲いていたバラの花にライトが当てられていた。べーリック・ホールはベトナム社会主義共和国のクリスマスが演出されていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5​​​ 1/​80​秒 18mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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4.エリスマン邸
日本の建築界に大きな影響を与え「現代建築の父」と呼ばれたアントニン・レーモンドの設計。絹糸貿易商エリスマン氏の私邸として1926年に127番地に建築された。現在の元町公園には1990年に移築復元されている。(横浜市観光情報参照) ここエリスマン邸ではフィンランドのクリスマスが再現されているそうだ。ここも5時で閉館だった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2​​​ 1/​50​秒 38mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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5.えの木てい
「えの木てい」は洋菓子店だ。昭和2(1927)年日本人建築家朝香吉蔵氏が設計した英国式の洋館で当時を偲ばせる貴重な建築物としても知られている。元はアメリカン人検事が暮らしていたが、昭和45(1970)年に現「えの木てい」のオーナーの両親が自宅用に買い取ったとのこと。この日はそれほど寒くなかったが、庭のテーブルで語り合う二人連れの姿があった。。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​25​秒 20mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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6.山手234番館
昭和2(1927)年頃に外国人向けの共同住宅(アパートメントハウス)として、現在の敷地に建てられたそうだ。ここは関東大震災の復興事業の一つで、横浜を離れた外国人に戻ってもらうために建設された経緯がある。設計者は現「えの木てい」と同じ、朝香吉蔵だ。第2次世界大戦後の米軍による接収などを経て、昭和50年代頃までアパートメントとして使用されていたが、平成元(1989)年に横浜市が歴史的景観の保全を目的に取得した。平成9(1997)年から保全改修工事を行い、平成11(1999)年から一般公開している。(横浜市緑の協会HP参照) ここでは「世界のクリスマス」としてアルメニアを取り上げている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​100​秒 18mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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7.山手十番館
横浜開港の頃、海岸沿いに建てられた外国の商館は「一番館」「二番館」・・と呼ばれていた。山手十番館は母体である勝烈庵の十番目の店として昭和42年(1967年)に明治100年を記念して建てられたもの。その後、「株式会社 横浜十番館」として独立、馬車道十番館、別館馬車道十番館などを開館し、現在に至っている。(山手十番館HP参照 引用:馬車道十番館 横浜と共に歩むレストラン) 1階はカフェ、2階フレンチ・レストランになっている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​80​秒 18mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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8.山手111番館
「港の見える丘公園」の入り口まで来た。港は後で見ることにして、右手にある「山手111番館」、「横浜市イギリス館」の方へ行ってみた。ここは「山手111番館」。J.H.モーガンの設計により、1926年にアメリカ人J.E.ラフィン氏の住宅として建築された。スパニッシュスタイルの赤瓦と白い壁が美しい西洋館だ。館内は昭和初期の洋館を体験できるよう家具などを配し、設計者モーガンに関する展示等も行っている。(横浜観光情報参照) ここはスウェーデンのクリスマスをテーマにしている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/20秒 14mm ISO800 ) 露出補正 なし
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9.横浜市イギリス館
横浜市イギリス館は、昭和12(1937)年に、上海の大英工部総署の設計によって、英国総領事公邸として、現在地に建てられた。鉄筋コンクリート2階建てで、広い敷地と建物規模をもち、東アジアにある領事公邸の中でも、上位に格付けられていたという。(横浜市観光情報参照) 玄関脇にはめ込まれた王冠入りの銘版(ジョージⅥ世の時代)や、正面脇の銅板(British Consular Residence)が、旧英国総領事公邸であった由緒を示しているという。(横浜市緑の協会HP参照) 1990年には、横浜市指定文化財に指定された。ここはイギリスのクリスマスがテーマになっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/20秒 14mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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10.ベイブリッジ
港の見える丘公園からベイブリッジを眺める。ここから夜景を見るのは初めてだ。御存じ、1989年(平成元年)9月27日に開通した長さ860m(中央支間長460m)の斜張橋(吊り橋)である。手振れしないように柱にもたれかかって撮った。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​10秒 130mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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11.アメリカ山公園のクリスマスツリー
坂を下ってアメリカ山公園に行った。クリスマスツリーで飾られていた。ここからエレベータでみなとみらい線の元町・中華街駅へ行けるが、電車には乗らず、どこかで夕食にしようと思い、元町商店街の入り口へ出た。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/20秒 21mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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12.山下公園「水の守護神」
山下公園の前の大通りをぶらぶら歩いて、山下公園の氷川丸のところへ来た。噴水があって横浜市の姉妹都市であるアメリカ・サンディエゴ市から1978年に贈られた「水の守護神」がライトアップされていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/30秒 20mm ISO800 ) 露出補正 なし
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13.みなとみらい
氷川丸のあたりからはみなとみらいのほぼ全景を見ることができる。大観覧車が彩を放つ。夕食は結局中華街の「三和楼」になった。この日は上海ガニが入荷していたようだが、ちょっと食べる気になれない。中華街ではこの店が元祖という豚のあばら肉に卵と小麦粉の衣をつけて油で揚げた排骨(パイコー)が旨かった。最近、この店の「穴子と葉ニンニクの黒豆炒め」がTVで紹介されたそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/20秒 26mm ISO1250 ) 露出補正 なし
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2017年1月24日

横浜中華街 12月12日

もうしばらく昨年の撮りの残し分が続く。
 昨年12月のはじめに、かっての勤務先で同じマーケティング部門で仕事した友人W氏が、退職以来初めて会う友人T氏と3人で食事をしようとお膳立てをしてくれた。3人は同じ大学の出身である。
  W氏のアレンジメントで11時半にJR石川町駅で待ち合わせて横浜中華街の上海料理店「三和楼」で昼食会をすることになった。「三和楼」は私も知っているところで2~3回行ったことがある。
 余談になるが、上海料理と言えば上海ガニがある。ところが、香港で、​​​​中国本土から輸入した上海ガニから基準値を超えるダイオキシンが検出され、旬を迎えた上海ガニに影響が広がっているようだ。中国の輸出規制のため横浜中華街でも品薄になり、安全な上海ガニの仕入れ値が高騰しているそうだ。この日は三和楼でも上海ガニはメニューから外されていた。その後輸入は再開され、12月の後半には食べられるようになったらしい。
  再会の会話を楽しみながらゆっくり食事をした後、ほろ酔い機嫌で久しぶりに中華街をぶらぶらと歩いた。横浜開港記念会館でボランティアガイドをしているW氏の案内で今まで知らなかったことを教えていただくことができ、とても参考になった。
 中華街散策の後、私は元町へ向かい、2人は石川町へ戻った。

1.横浜中華街 善隣門
約束の時間よりやや早めに3人がそろい、W氏の案内で延平門から西門通りを歩き、中華街大通りへの入り口である善隣門へでた。私は石川町駅から中華街に入った記憶がない。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/400秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
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2.市場通り
中華街大通りを東へ朝陽門(みなとみらい線の元町中華街駅方面)に向かってしばらく歩くと、右手に市場通り門があり、そこを右に曲がり市場通りに入った。細い道だけど両側に店が並び人通りが多くにぎやかだ。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/160秒 11mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.三和楼
三和楼は市場通りを抜けて関帝廟通りを東へ、少し天長門の方へ行ったところにある。石川町駅からなら、はじめから関帝廟通りを来た方が近いのだが、これは中華街見物と、時間調整の意味もあったのかW氏の計らいだった。三和楼の上海料理は少し薄味かなと思うが、なかなかうまい。いろいろ食べたが、この店自慢の排骨(パイコー)がとても旨かった。排骨とは、中国語で豚などのスペアリブ。すなわち骨付きあばら肉だ。その豚のあばら肉に卵と小麦粉の衣をつけて油で揚げた肉料理なのだが、排骨は、中華街では三和楼が元祖なのだそうだ。それと五目焼きそばも旨かった。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
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4.関帝廟
2時間以上かけて、ビールを飲み、甕だし紹興酒を飲み、旨い上海料理を賞味した。良い気持ちになって外へ出る。W氏はまず関帝廟へ連れて行ってくれた。酒を飲んでのお参りはご法度なのかもしれないが、静かに見学した。三国志で有名な武将、関羽がまつられている。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/320秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
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5.横浜中華学院
関帝廟のとなりに学校があり、その校庭が関帝廟から見えた。校庭には中学生らしい生徒たちがのびのびと遊んでいた。台湾系の学校だそうだ。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 13mm ISOオート ) 露出補正 なし
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6.日本における新聞誕生の碑
関帝廟をお参りしたあと、次にW氏は「ここは知らないでしょう」と言って、関帝廟の先にある「日本における新聞誕生の碑」へ案内してくれた。中華街には何回も来ているがここは知らなかった。1864(元治元)年、海外事情を明らかにするために、ジョセフ・ヒコ(浜田彦蔵)が外国新聞を翻訳・編集し、日本初の邦字新聞「海外新聞」を発刊したが、ここはその居館跡だとのこと。また碑文には「(前略)木戸孝允、伊藤博文、坂本竜馬など多くの人々に民主政治を伝えた彦は、民主主義の先駆者として、およそ新聞を読むほどの人々の心の奥に残る文化の恩人であった。1994(平成6)年6月28日〈海外新聞発刊130年記念日に ジョセフ彦記念会〉と記されていた。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/60秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
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7.會芳亭
再び関帝廟通りを関帝廟、三和楼の方へ戻る。三和楼の先の向かい側に山下町公園があり、そこに會芳亭がある。W氏はここは清国領事館跡だと教えてくれた。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/160秒 6mm ISOオート ) 露出補正 なし
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8.横浜媽祖廟
「もう一つ関帝廟のようなところがあったね」というと、會芳亭の先の天長門を右に曲がって、横浜媽祖病 へ案内してくれた。媽祖 とは北宋時代に実在した福建省・林氏の娘だそうだ。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 13mm ISOオート ) 露出補正 なし
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9.横浜媽祖廟 太鼓楼
wikipediaによると、2006年(平成18年)3月17日に、横浜媽祖廟は開港から150周年を迎える横浜の新名所として横浜中華街に落慶開廟したとのことで、比較的新しい。この横浜媽祖廟の入り口側に鐘楼、出口側に太鼓楼があるが、それぞれの袴部分には媽祖廟の建設現場から出土した煉瓦が使用されているとW氏が教えてくれた。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/80秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
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10.谷戸橋
2人と別れ、私は元町へと歩いた。元町の入り口にこの谷戸橋がある。この谷戸橋が架かっている土地はもともと陸​​​地​​​だったであろう​​​という。というのも、谷戸橋が架かっている堀川は1860年に開削した運河で、現在の谷戸橋が架かるあたりから東側は横浜村という陸続きの半島となっていたという。更に、現在の谷戸橋は震災後に現在位置に架けられたもので、元々は山下公園通りより1本内側の水町通りに架かっており、最初は堀川が開削されたと同じ1860年に木製の橋が架けられていたと思われるとのこと。横浜市認定の歴史的建造物だそう​だ。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5​.8​​​ 1/​30​​​​​​​秒 ​17​mm ISOオート ) 露出補正 なし
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