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2014年11月14日

眞葛焼 眞葛ミュージアム 11月2日


 先日、神奈川県立歴史博物館を訪れた折、横浜のやきものとして展示されていた眞葛焼をはじめて見て、驚きと感動を覚えた。
  インターネットで検索していくと、横浜駅近くのポートサイド地区に、眞葛ミュージアムというところがあり、土曜、日曜に公開されていることを知って、さっそく行ってみることにした。

 横浜開港間もない明治3年(1870年)、京都の陶芸工宮川香山は、薩摩藩の御用商人の薦めに応じて横浜野毛山に窯を築いた。翌明治4年に横浜市の南太田に移転し、本格的に陶磁器の制作を開始した。明治10年代にかけて、高浮彫という技法で立体的な装飾を器に施し、輸出陶磁器の主力となった。ジャポニズムブームに沸く欧米諸国で大いに人気を得たという。
 しかし、高浮彫は生産が難しいだけでなく精度を上げるほど完成まで何年もの時を必要とする生産効率の低さが問題であったそうだ。加えて、陶磁器の流行の世界的な流れがアール・ヌーボー様式へと変化していくなか、高浮彫の需要が次第に失われてくるのを読んでか、初代宮川香山は明治の10年代の後半に入ると釉薬(ゆうやく・うわぐすり)の研究に没頭し、明治20年以降は釉薬彩の技法による作品を精力的に制作したそうだ。
  しかし、私の印象に強く残ったのは、高浮彫のほうである。

 初代の宮川香山は1916年(大正5年)に75歳で亡くなった。その後、眞葛焼は、二代、三代と引き継がれたが、1945年(昭和20年)横浜大空襲により壊滅的な被害を受け、窯は閉鎖された。四代目香山による復興もむなしく、その歴史の幕は閉じられたとのこと。「幻のやきもの」といわれる所以である。

  フラッシュなしでの撮影はOKということなので、作品も撮ったが、なにせガラスのケースの中に入っていて、暗い上に光線も難しい。眞葛ミュージアムのホームページに、きれいな写真が載せられているので、是非、そちらをご覧いただきたいと思う。
 (記述は神奈川県立歴史博物館発行の「新葛焼」パンフレットと、眞葛ミュージアムガイドブックから引用・参照させていただいた)

1.ポートサイド地区
訪れることの多いのは、109シネマズや日産ギャラリー、三井ビルの原鉄道模型博物館だが、この日は、そごう、ベイクォーターの向こう側にある、ポートサイド地区に行くことになった。横浜駅北口といわれる辺りもすっかり大きなビルが立ち並んでいる。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1600秒 4.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
ポートサイド地区;クリックすると大きな写真になります。
2.眞葛ミュージアム
お目当ての眞葛ミュージアムはヨコハマポートサイドロア参番館にあった。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/640秒 4.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
眞葛ミュージアム;クリックすると大きな写真になります。
3.展示室
展示室は広くない。その一角に畳の敷かれた展示スペースがあり、見学者はその畳にあがって、鑑賞することができる。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/30秒 4.9mm ISO800 ) 露出補正 なし
展示室;クリックすると大きな写真になります。
4.高浮彫 「崖二鷹大花瓶(一対)」
その畳の展示室には高浮彫の6っの作品が展示されていた。初代宮川香山は、模様を金彩で描く代わりに、身近な動物や植物を精緻な細工で表現する手法を考案した。これは、6体の右端と左端に置かれていた「崖二鷹大花瓶(一対)」の左側の作品である。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/20秒 15mm ISO1600 ) 露出補正 なし
高浮彫 「崖二鷹大花瓶(一対)」;クリックすると大きな写真になります。
5.「崖二鷹大花瓶(一対)」 部分
「崖二鷹大花瓶(一対)」の左側の作品の部分である。精緻な鷹の細工が見事だ。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/60秒 4.9mm ISO800 ) 露出補正 なし
「崖二鷹大花瓶(一対)」 部分;クリックすると大きな写真になります。
6.「崖二鷹大花瓶(一対)」 4.5.の対の作品
畳の展示室の「崖二鷹大花瓶(一対)」 4.5.の作品の対となる作品。こちらの鷹は抱きかかえた3羽の雛を見ている。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/30秒 4.9mm ISO800 ) 露出補正 なし
「崖二鷹大花瓶(一対)」 4.5.の対の作品;クリックすると大きな写真になります。
7.「崖二鷹大花瓶(一対)」 4.5.の対の作品 部分
鷹に抱かれた3羽の雛に餌を与える様子が、精緻に細工されている。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/20秒 10mm ISO1250 ) 露出補正 なし 
「崖二鷹大花瓶(一対)」 4.5.の対の作品 部分;クリックすると大きな写真になります。
8.「桜二鳩花生装飾品」の部分 左向き
畳敷きの展示室を下りて、フロアの作品を見て回る。これは「桜二鳩花生装飾品」という作品。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/60秒 4.9mm ISO800 ) 露出補正 なし 
「桜二鳩花生装飾品」の部分 左向き;クリックすると大きな写真になります。
9.「桜二鳩花生装飾品」の部分 右向き
これも高浮彫、鳩の細工も素晴らしいが、桜の蕾の感じが実に精巧だなと思う。また、器に施された絵も彩り豊かである。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/30秒 4.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
「桜二鳩花生装飾品」の部分 右向き;クリックすると大きな写真になります。
10.「磁製蟹細工花瓶一対」
渡り蟹の細工がついた一対の花瓶。ガイドブックによると、細工の技巧や彩色などに未だ荒削りな部分も見受けられるが、実物大の渡り蟹を彫刻的に施すという意匠と技巧は、ここに展示されてはいなかったが、重要文化財となっている「褐釉蟹貼付台付鉢」にもつながる作品であり、とても興味深い、と記されている。 

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2。8 1/100秒 4.9mm ISO800 ) 露出補正 なし
「磁製蟹細工花瓶一対」;クリックすると大きな写真になります。
11.「葡萄鼠細工花瓶(一対)」
白い鼠が葡萄を食べている様子が細工されている。花瓶に描かれた葡萄の葉の絵も写実的だ。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2。8 1/100秒 4.9mm ISO800 ) 露出補正 なし
「葡萄鼠細工花瓶(一対)」;クリックすると大きな写真になります。
12.「葡萄鼠細工花瓶(一対)」 部分
その部分。葡萄の木、蔓、葉に至るまで、花瓶の形を作っている。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2。8 1/80秒 4.9mm ISO800 ) 露出補正 なし
「葡萄鼠細工花瓶(一対)」 部分;クリックすると大きな写真になります。
13.「葡萄鼠細工花瓶(一対)」 一対のもう一方の作品
こちらは褐色の鼠が細工されている。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2。8 1/100秒 4.9mm ISO800 ) 露出補正 なし
「葡萄鼠細工花瓶(一対)」 一対のもう一方の作品;クリックすると大きな写真になります。
14.「氷窟鴛鴦花瓶」と「氷窟白熊花瓶」
ケースの中に展示された一対の花瓶は、氷が垂れ下がる岩窟が彫られ、その岩窟の中には生き物が彫られている。左側が「氷窟鴛鴦(ひょうくつおしどり)花瓶」で右側が「氷窟白熊花瓶」と題されている。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2。8 1/100秒 4.9mm ISO800 ) 露出補正 なし
「氷窟鴛鴦花瓶」と「氷窟白熊花瓶」;クリックすると大きな写真になります。
15.「氷窟白熊花瓶」 部分
氷が垂れ下がる洞窟の中から、白熊が顔をのぞかせている。箱庭のようだ。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/300秒 11mm ISO800 ) 露出補正 なし
「氷窟鴛鴦花瓶」と「氷窟白熊花瓶」;クリックすると大きな写真になります。
16.釉下彩 展示作品
精緻な細工を特色としていた初期の眞葛焼だったが、1882年(明治15年)を境に、その写実的な作品の制作数は減少する。初代宮川香山は彫刻的技法に達成感を抱いていたことも一つの理由と言われる。そして、眞葛焼はその作風を一変させる。宮川香山は中国清朝の磁器を研究、模倣することだった。これにより、さまざまな新しい色の釉薬や釉法を開発することに成功する。明治20年以降、特に高い評価を得たのは、釉下彩と言われる技法を用いた磁器作品だったそうだ。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 4.9mm ISO800 ) 露出補正 なし 
釉下彩 展示作品;クリックすると大きな写真になります。
17.初代宮川香山遺作の花瓶 「琅玕釉蟹付花瓶」 部分
宮川香山は1916年(大正5年)、75歳でこの世を去るが、これは遺作「「琅玕釉蟹付花瓶」である。琅玕とは美しい玉という意味のようだ。細工と釉下彩という、初期と後期の特徴を併せ持っていて、香山の一生を凝縮したような作品である。初期の眞葛焼には見られなかった上品な洗練された風情が漂い、初代宮川香山が最後に求めた美は、伝統的な日本固有の美であったことを物語っているとされている。手振れしてしまったが、ご容赦いただきたい。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/15秒 16mm ISO800 ) 露出補正 なし
初代宮川香山遺作の花瓶 「琅玕釉蟹付花瓶」 部分;クリックすると大きな写真になります。
18.ポートサイド公園
鑑賞を終え、受付の方と、展示作品の入れ替えなどについて話をし、外に出た。道路を挟んで反対側にポートサイド公園があった。日産本社ビルをいつもと違う側から眺める。公園を歩いてベイクォーターに戻った。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2,8 1/800秒 4.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
ポートサイド公園;クリックすると大きな写真になります。


2014年11月 7日

神奈川県立歴史博物館 10月29日


 関内駅近くの尾上町というところに用があり、かみさんと一緒に出掛けた。用事はすぐに済み、先週の金曜日(10月24日)、テレビ東京の「L4YOU」という番組の「レトロ&歴史を満喫!横浜さんぽ」で紹介された馬車道にある「グリル・エス」という創業60年の洋食店でランチにすることにした。
 「グリル・エス」で食事をした後、すぐ近くにある神奈川県立博物館に寄ってみた。常設展は、
  1. さがみの古代に生きた人びと
  2. 都市鎌倉と中世びと
  3. 近世の街道と庶民文化
  4. 横浜開港と近代化
  5. 現代のかながわと伝統文化
で構成されていて、神奈川ならではの内容は見ごたえがあった。受付て写真撮影の可否を聞いたところ、館内の撮影は許可証を発行するが、展示物の撮影は不可、また、ブログ等への掲載は不可とのことだった。いただいた許可証を首から下げて中に入った。
 神奈川県から出土した縄文時代の人面把手(土器のとってに、人間の顔を表現したもの)などの土器、古墳時代の馬形埴輪などは、その当時のデザインとは思えぬような美しさがある。
 また、明治3年に京都の陶工宮川香山が横浜に移住し、野毛山に窯を築き、翌4年に現在の横浜市南区庚台に移転して本格的に陶磁器の制作を開始した「眞葛焼」は素晴らしかった。ジャポニスクブームに沸く欧米諸国で大いに人気を得たという。

1.馬車道十番館
尾上町で用事を済ませ、今日の一つの目的である「グリル・エス」を探す。以前に食事をしたこともある馬車道十番館が見えた。文明開化のモダンな息吹を今に伝えようとする店構えは、明治の西洋館を再現し、開港当時の建築様式という。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
馬車道十番館<
2.「牛馬飲水」
六道の辻通りに面した馬車道十番館の店の前に、神奈川縣動物愛護會、社團法人帝國競馬協會と古い字で書かれた、牛馬の飲水槽があった。横浜開港の頃、馬車道にはたくさんの馬車が行き交い、横浜馬車道十番館前には牛馬飲水所があったそうだ。横浜資料保存会の説明書きからは、この牛馬飲水槽は大正6年に当時陸上交通の主力であった牛馬のために、現在の横浜市磯子区八幡橋際に設けられたものがここに移設されたことがうかがえる。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 16mm ISO200 ) 露出補正 なし
「牛馬飲水」;クリックすると大きな写真になります。
3.グリル・エス
テレビ東京の「L4YOU」という番組の「レトロ&歴史を満喫!横浜さんぽ」で紹介された馬車道にある「グリル・エス」という創業60年の洋食店である。少し歩いたが、六道の辻通りをみなとみらい21のほうへ歩き、左に入ったところに探し当てることができた。こじんまりとした店だ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
グリル・エス;クリックすると大きな写真になります。
4.グリル・エス 店内
この日はここで昼食と決めてきた。店内に入る。時間は11時45分。10卓ほどあるテーブルのうち、2つにはすでにお客さんがいた。私はスパゲティー・ナポリタン、かみさんはオムライスを注文した。量が多い。でも頑張って、2人で完食した。味も良い。12時を過ぎるころ、満席になっていた。常連さんが多い。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/13秒 8mm ISO200 ) 露出補正 なし
グリル・エス 店内;クリックすると大きな写真になります。
5.神奈川県立歴史博物館
食事の後、すぐ近くにある、この日第2の目的であった神奈川県立歴史博物館に向かう。横浜港へ向かって歩くとすぐその石造りの外壁が見えた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 21mm ISO200 ) 露出補正 なし
神奈川県立歴史博物館;クリックすると大きな写真になります。
6.神奈川県立歴史博物館 馬車道通り入り口
博物館の受付は、馬車道通り入り口の裏側にある。65歳以上は100円で入れる。先に記したように、館内の写真撮影は、許可証を首から下げてノーフラッシュでOKだったが、個々のの展示品の写真を撮ることや、撮った写真をブログ等に載せることは不可とのことだった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
神奈川県立歴史博物館 馬車道通り入り口;クリックすると大きな写真になります。
7.旧横浜正金銀行本店 国指定重要文化財
神奈川県立歴史博物館の建物は、旧横浜正金銀行本店の建物だった。明治37年に建設され、ドイツの近代洋風建築の影響を受け、明治時代の貴重な建造物であることから、昭和44年3月12日に国の重要文化財の指定を受けていると記されている。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
旧横浜正金銀行本店 国指定重要文化財;クリックすると大きな写真になります。
8.神奈川県立歴史博物館 全景
馬車道通りの反対側にわたり、その堂々とした全景を撮った。まだ1時20分なのに、陽は傾いてきている。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
神奈川県立歴史博物館 全景;クリックすると大きな写真になります。
9.ガス灯の名残
現在の馬車道のガス灯は、日没ごろから深夜0時まで毎日点灯されて、商店街を彩る現役のガス灯だ。平成15年のガス灯完成時に東京ガスから寄贈されたイギリスからやって来た4基のガス灯を加え81基のガス灯が、馬車道商店街を照らしているそうだ。このガス灯ではないようだが、イギリスのロンドンの南、森に囲まれた憩いの場として人々から愛されたシェフィールドパーク内に立っているものと同じガス灯もあり、1872年(明治5年)に日本最初のガス灯が馬車道に灯されたことを記念して、県立神奈川歴史博物館の近くに設置されている。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
ガス灯の名残<;クリックすると大きな写真になります。