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2014年6月12日

高野山と京都 5/21~24 3泊4日 (2)高野山 壇上伽藍 5月22日


 父母の墓にお参りした後、一旦、恵光院へ戻り、チェックアウトをする。荷物は恵光院に預け、高野山の街を歩き、金剛峰寺、壇上伽藍を見た。
  14:34のケーブルカーで極楽橋へ降り、接続する電車で、天下茶屋で乗り換え、その日泊まるホテルがある、四条烏丸へ出た。
 夕食は「おばんざい」を食べたいという娘がいろいろ調べて、三条へ。一杯飲んだ後、もう一軒ということで、家族4人で先斗町へ。

20.刈萱堂
石堂丸の秘話で有名な刈萱堂は、恵光院を出て、金剛峰寺、壇上伽藍のほうへ歩き出してすぐのところにある。ただし刈萱堂の前の道路は100m以上にわたり工事中で片側通行になり、歩きづらい。刈萱堂の中の周りの壁には、この物語が描かれた絵と解説が飾られている。撮影禁止だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/680秒 6.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
刈萱堂;クリックすると大きな写真になります。
21.ビルマ戦没者供養塔(成福院、摩尼宝塔)
刈萱堂を出て、壇上伽藍のほうへ歩くと、右側にビルマ戦没者供養塔がある。ビルマ戦線で戦い、再び祖国の土を踏む事も無く異国の山野に眠る戦没者の霊を慰めるために建立されたものだ。この塔の右側にとてもリアルに顔が彫られた立像が建っていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/160秒 9.2mm ISO125 ) 露出補正 なし
ビルマ戦没者供養塔(成福院、摩尼宝塔);クリックすると大きな写真になります。
22.薬局
私は製薬会社に勤めていたので、この写真のような町の古い薬局を見ると興味がわく。「陀羅尼助」という看板が出ていた。何だろう? ネットで調べてみると、現代人の弱った胃腸を癒す伝統に支えられた民間薬だと説明があった。着物の上からすえられる弘法大師御相伝「弘法灸」という看板も出ている。アリナミンとかリポビタンDという文字は一切見つからない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/450秒 8.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
薬局;クリックすると大きな写真になります。
23.金剛峰寺山門
そうこうするうちに総本山金剛峰寺の山門に出た。山門は金剛峯寺の建物の中で一番古く、文禄2年(1593年)に再建されて以来、今日に至っている。ここでもシャクナゲが美しい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/900秒 5.2mm ISO200 ) 露出補正 なし
金剛峰寺山門;クリックすると大きな写真になります。
24.金剛峰寺山門のシャクナゲ
今度は左側から撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/340秒 7.9mm ISO200 ) 露出補正 なし
金剛峰寺山門のシャクナゲ;クリックすると大きな写真になります。
25.金剛峰寺本殿
山門をくぐるとそれほど広くない境内があり、本殿が建っている。現在の本殿は1863年(文久3年)に再建されている。金剛峯寺本堂の屋根は檜の皮を何枚も重ねた檜皮葺(ひわだぶき)になっている。その屋根の上に、天水桶という桶が置かれている。これは普段から雨水を溜めておき、火災が発生したときに、火の粉が飛んで屋根が燃えあがらないように桶の水をまいて湿らし、少しでも類焼を食い止める役割を果たすためだそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/900秒 4.6mm ISO400 ) 露出補正 なし
金剛峰寺本殿;クリックすると大きな写真になります。
26.壇上伽藍への道
金剛峰寺の山門を一旦出て、その塀に沿って右側に壇上伽藍に通じる幅およそ3メートル長さ100メートルの道がある。この道のことを、蛇腹道(じゃばらみち)と呼んでいるそうだ。大伽藍は僧侶達の修行の場。金剛峯寺から大伽藍に行く道がこの蛇腹道なのだ。秋でもないのに紅いモミジが、新緑のモミジと競り合うように美しい。
参照:http://www.e-momiji.com/~e-momiji/index.htm

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/480秒 20.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
壇上伽藍への道;クリックすると大きな写真になります。
27.東塔
東塔は、白河法皇の御願により平安時代 1127年に落慶、江戸時代に再建後焼失、昭和58年に再建された。壇上伽藍の中心は根本大塔だが、この東塔もなかなか良い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/850秒 8.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
東塔;クリックすると大きな写真になります。
28.根本大塔
この根本大塔と呼ばれる多宝塔(大塔)は、高さ48.48m)の大きな建造物で、弘法大師在世中には完成を見ず、高野山第二世真然大徳(804年~891年)の代に落慶したと伝えられている。現在の建物は、京都帝国大学教授天沼俊一博士(1876年~1947年)、国会議事堂の設計にも関与した武田五一博士(1872年~1938年)、古社寺修理監督の大浦徳太郎建築技師などにより設計監修され、昭和12年(1937年)に完成している。平成8年には外装朱彩塗り替え工事がなされている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/800秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
根本大塔;クリックすると大きな写真になります。
29.八角灯篭
奈良東大寺にも八角灯篭があった。この根本大塔の前にある八角灯篭も思わず写真を撮りたくなる魅力があった。両者は同じような形をしている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/250秒 7.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
八角灯篭;クリックすると大きな写真になります。
30.金堂
高野山御開創当時は講堂と呼ばれていたという。平安時代半ばから、高野山の総本堂として重要な役割を果たしてきた。現在の建物は七度目の再建で、昭和7年(1932年)に完成した。梁間23.8m、桁行30m、高さ23.73m、入母屋造りで、関西近代建築の父といわれる武田五一博士の手によって、耐震耐火を考慮した鉄骨鉄筋コンクリート構造で設計、建立されている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/480秒 5.2mm ISO400 ) 露出補正 なし
金堂;クリックすると大きな写真になります。
31.西塔
西塔は弘法大師の遺志にに従って第二世、真然大徳が平安時代仁和3年(887年)が建立した。江戸時代後期 の天保5年(1834年)再建、銅板棒引き、高さ 27.3m。とても渋い。現在の西塔は五度目の再建だそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 5.4mm ISO400 ) 露出補正 な
西塔;クリックすると大きな写真になります。
32.逆指の藤
傍に建てられていた案内板に、平安時代に活躍した高僧に祈親上人という方がいて、長和5年(1016年)に上人は高野山へ上がるが、当時の高野山は荒廃し見るも無惨な世界が広がっていた。このありさまを悲しんだ上人は高野山の再興を誓い「願掛け」として、藤を地面に逆さに植えた。この藤はしばらくして芽生えはじめ、それとともに、高野山の再興の兆しが見え始めたと記されていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/750秒 7.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
逆指の藤;クリックすると大きな写真になります。
33.再び金剛峰寺山門
簡単な昼食をとって、恵光院へ荷物を取りに戻ろうと、再び金剛峰寺の山門まで戻ってきたのは、午後1時頃だった。壇上伽藍のそれぞれの建造物は、中に入って見学もできるのだが、今回も外観を眺めるにとどまった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/340秒 50.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
再び金剛峰寺山門;クリックすると大きな写真になります。
34.「鴨川をどり」
恵光院へ戻り、刈萱堂前からバスに乗り、高野山ケーブルの高野山駅に着いたのは、極楽橋駅発14:45の快速特急に接続するケーブルカーの発車間際だった。天下茶屋で南海電車を乗り換え、市営地下鉄、阪急電車で京都四条烏丸に着き、これから2泊する烏丸京都ホテルに入る。シャワーを浴びて、三条へ出かける。折からの「鴨川をどり」も明日で終わりだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
「鴨川をどり」;クリックすると大きな写真になります。
35.「おばんざい」
新撰組の池田屋騒動で有名な池田屋があるあたりを通って、娘が探した「おばんざい」の店「めなみ」に入る。言ってみれば居酒屋のような感じの店だったが、料理は旨かった。「めなみ」を出て、ほろ酔いきげんで京都の街を歩く。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/200秒 4.9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
「おばんざい」;クリックすると大きな写真になります。
36.先斗町
先斗町を歩いてみたくなった。ここも外国人が多い。この道の狭さが何とも言えない。結局、「おばんざい」のはしごになってしまったが、「ますだ」という居酒屋に入る。小学校へ上がる前の子供のころ、滋賀県の草津市にいたことがあるが、そのころ食べた琵琶湖の「もろこ」が品書きにあった。稚鮎のような小さな魚だが、無性に懐かしかった。「ますだ」を出て、もう一軒行くという娘たち夫婦と別れて、私たちは老夫婦は、ホテルに戻った。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/80秒 4.9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
先斗町;クリックすると大きな写真になります。


2010年8月16日

高野山参詣


 祖先が若狭の出身で、私の父親の三代前がここ高野山にある恵光院の当時のご住職と懇意の間柄で、恵光院墓所に墓を設けることになったようだ。以来、先祖代々の墓として、物心ついたころから、数年に一度、お参りに来ている。その間、父親、母親、長兄の納骨もしたが、今回は義理の姉(兄嫁)の納骨があった。
  8月5日の朝、新幹線で横浜を立ち、夕方4時ごろ一の橋の手前にある恵光院に入った。高野山は「紀伊山地の霊場と参詣道」として2004年7月に世界文化遺産に登録された。前回、2005年10月に高野山にお参りした時はそれほど感じなかったが、今回、世界遺産となって外国からの観光客、特にヨーロッパからの人たちが多いのに驚いた。恵光院も宿坊であるが、トイレも奇麗になり、外国の客さんが泊まっていた。
  翌、8月6日に納骨を行い、奥ノ院をお参りし、金剛峯寺、壇上伽藍を見て、京都に泊まった。(以下 Wikipedia、金剛峯寺ホームぺージ等を参照)

1.新幹線車内
新横浜8時22分発岡山行き「ひかり」。久しぶりに新幹線に乗る。「大人の休日・ジパング倶楽部」利用で「のぞみ」には乗れない。しかし、3割引きは大きい。車掌さんも女性である。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
新幹線車内
2.南海電車「こうや号」と高野山ケーブルカー
小さいころから乗り物が好きだった。いわゆる鉄チャンではないが、近くに被写体が現れると撮ってしまう。上は大阪難波と極楽橋間を結ぶ特急「こうや」、下は極楽橋から高野山へあがるケーブルカーだ。全長800m、高低差330mを約5分で登っていく。標高約1000mある高野山は下界より涼しい。高野山は平安時代の弘仁10年(819年)頃より弘法大師空海が修行の場として開いた高野山真言宗、ひいては比叡山と並び日本仏教における聖地とされる。

上:Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/100秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
下:Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
南海電車「こうや号」と高野山ケーブルカー;クリックすると大きな写真になります
3.刈萱堂
8月6日 朝6時半に勤行が始まる。その前に恵光院の近くを少し歩いてみた。すぐ近くに苅萱道心と石童丸の哀話の舞台として知られる刈萱堂がある。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/50秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
刈萱堂;クリックすると大きな写真になります
4.恵光院本堂 朝の勤行
朝6時半から勤行が始まった。兄嫁の納骨のお参りをした我々一行のほかに日本人客の姿はなく、他はすべて外国からの客さんで10名以上はいただろうか。聞いてみると、カルフォルニアから来た人、ローマから来た人・・・など。始まる前に写真撮影の可否を問うたところ、フラッシュを使わなければ良いとのことだった。しかし、さすがに暗い。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/30秒 56mm ISO3200 ) 露出補正 なし
恵光院本堂 朝の勤行;クリックすると大きな写真になります
5.護摩供養
朝の勤行が終わった後、毎朝、恵光院の護摩堂として本尊に毘沙門天を、脇仏に舵取不動明王と愛染明王が祀られている毘沙門堂で行われている護摩供養に加わった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 34mm ISO400 ) 露出補正 なし
護摩供養;クリックすると大きな写真になります
6.石畳と杉の参道
一の橋から奥ノ院に至る参道は石畳で、大きな杉が天を突いている。その参道の両側には、戦国武将たちの墓所が多い。これは、左側が石田三成、右側が明智光秀の墓である。他にも豊臣秀吉、上杉謙信、前田利家らの墓もある。私の父母、兄が眠る墓は、中の橋の少し手前の恵光院の墓所にある。朝9時半、納骨し、お参りををした。

左:Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.8 1/125秒 22mm ISO2500 ) 露出補正 なし
右:同じく
プログラムオートで撮影 ( F3.8 1/125秒 24mm ISO1250 ) 露出補正 なし
石畳と杉の参道;クリックすると大きな写真になります
7.奥ノ院 燈籠堂
さらに参道の奥へ進むと、織田信長の墓を左に見て、御廟橋があり、奥ノ院となるが、ここから先は撮影禁止になっている。弘法大師の御廟は、この写真で見える燈籠堂の向こう側にある。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/125秒 105mm ISO640 ) 露出補正 なし
奥ノ院 燈籠堂;クリックすると大きな写真になります
8.金剛峯寺
奥ノ院のお参りを終え、一旦恵光院へ戻った。一行と解散した後、高野山の町を奥ノ院への参道と反対のほうへ歩き、金剛峯寺、根本大塔などを見てからバスに乗り、ケーブルで高野山を下る予定である。まず、金剛峯寺へ行ったが、思いのほか人は少なかった。金剛峯寺は高野山真言宗の総本山で座主の住寺(世界遺産)である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 20mm ISO640 ) 露出補正 なし
金剛峯寺;クリックすると大きな写真になります
9.壇上伽藍への道
金剛峯寺を出て、根本大塔などがある壇上伽藍へ向かう。空海が曼荼羅の思想に基づいて創建した密教伽藍の総称であり、高野山の二大聖地の一つである(ほかの一つは奥の院)。金堂は高野山全体の総本堂で高野山での主な宗教行事が執り行なわれる。ほかに大塔、御影堂、不動堂などが境内に立ち並び、不動堂は世界遺産に登録されている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 48mm ISO3200 ) 露出補正 なし
壇上伽藍への道;クリックすると大きな写真になります
10.根本大塔
壇上伽藍には金堂や御影堂など数々の歴史的建物があり、それらは地味な建物だが、この根本大塔だけは華やかである。根本大塔は弘法大師空海上人が最初に開いたこの壇上伽藍の中心にそびえ建っている。現在の大塔は昭和12年、過去の記録をもとに再建されたもので、高さ48.5m、四方各25mの建物は大塔の名にふさわしい。内部には、胎蔵大日如来、四方に金剛界四仏を安置されている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 48mm ISO640 ) 露出補正 なし
根本大塔;クリックすると大きな写真になります
11.大会堂と東塔
大会堂は鳥羽法王の皇女である五辻斎院内親王が、父帝の追福のため建立されたという。現在の建物は嘉永元年(1848)に再建され、本尊は阿弥陀如来が奉安され、脇士として観世音菩薩、勢至菩薩がともに祀られているが、見ることはできなかった。東塔は白河上皇の命により大治2年(1127)に建立。尊勝仏頂尊・不動明王・降三世明王が祀られている。現在の塔は昭和59年に再建されたとのこと。
このあと、高野山の町で昼食にし、バスでケーブル駅へ、特急までは2時間も待つので、快速に乗って難波へ、地下鉄で新大阪へ戻って、この日は京都に泊まった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 27mm ISO640 ) 露出補正 なし
大会堂と東塔;クリックすると大きな写真になります