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Studio YAMAKOで“三峯神社”が含まれるブログ記事

2015年10月 8日

夕闇迫る三峯神社 9月21日

「巾着田曼珠沙華とコスモスの競演 関東最大級のパワースポット三​峯​神社・秩父三社めぐり」のバスは2時30分に秩父駅を出発した。朝からの渋滞ですでに三社めぐりの一つ、長瀞にある宝登山神社参拝はキャンセルされた。何とか明るいうちにと三峯神社へと向かっている。県道70号線から国道140号線に入る。三峰神社へは秩父湖の二瀬ダムの手前で140号線を左折し、大洞川に沿って山道を登る。ダムの上の道を渡るとしばらくして渋滞になった。三峯神社の駐車場まで3kmというところで5時近くになってしまった。

その道は三峯神社で行き止まりである。駐車場から帰路に着こうと出てくる車の分しか前に進めない。4時半ごろから始まった渋滞は、5時を過ぎると観光バスの客だろうか車を降りて歩き出すほどになった。あと、1km,500mとそれでも少しづつ駐車場に近づき、5時20分ごろやっと三峯神社の駐車場に入った。外は薄暗くなってきている。普通なら1時間で行くところだそうだが、なんと3時間近くかかったことになる。 三つ柱鳥居、随身門を通って高いところにある三峯神社の拝殿、本殿に上がっていった。拝殿に着いたのは5時40分だった。

参拝を終え、駐車場へ戻ってきたのが6時10分、まだ駐車場のゲートを入ってくる観光バスがいる。どうやらこのバスは我々のお連れの6号車のようだった。 帰路も渋滞は覚悟。6時30分に三峯神社駐車場を出発。国道140号線を秩父へ戻り299号線を行き、狭山・日高ICから圏央道に乗った。帰りはそのまま海老名へ出て東名の横浜、町田ンターで降り、16号線にでた。横浜西口到着は夜10時半だった。秩父は思った以上に遠かった。とても欲張った行程の日帰りバスツアーであり、しかも連休の最中、はじめから無理なスケジュールだったのだと思う。

25.三峯神社の駐車場へ
夕方4時50分、三峯神社の駐車場に向けて車がつながっている。少しづつ動く

​Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 48mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
26.我慢できずに歩き出す観光客
5時10分、駐車場まであと500mあたりのところだろうか、後の観光バスの乗客が我慢しきれず下車して歩き始めた。歩く人たちが我々の乗るバスを追い越していく。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/125秒 39mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
27.三つ柱鳥居
三峯神社の鳥居は1つの鳥居の両脇に、小規模な2つの鳥居を組み合わせたものである。神社の案内図には三つ柱鳥居と書かれているが、柱の数は4本だ。三つ鳥居が正しい言い方かもしれない。この鳥居は昭和42年に献納されている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
28.狛犬ならぬ狛狼
ツアーのガイドさんが三峯神社の狛犬は犬ではなく狼だと説明していた。三峯神社は山犬信仰で有名だそうだ。したがって狛犬ではなく狛狼なのだ。また、三峯神社のホームページには「お使い(神様の霊力を受け、神様と同じ働きをするとして仰がれる動物)はオオカミです。日本武尊の道案内をされ、その勇猛、忠実さから、当社の使い神に定められたと伝えます。またオオカミとは、三峯山の不思議な霊気を言うと古書にも見え、大口真神(親しみを込めてお犬様、ご神犬、御眷属様とも呼ばれる)は、あらゆるものを祓い清め、さまざまな災いを除くと言われます。古くからこの御眷属様を御神札として一年間拝借し、地域の、或いは一家のご守護を祈る事が行われています。これを御眷属拝借と呼び、火盗除、病気除、諸難除の霊験あらたかです。御眷属を拝借されて一家の無事息災をお祈りください。」と説明されている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 8mm ISO1400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
29.交番
参道の途中にこんな建物があった。いつ頃建てられたものなのだろうか。昔は本当に警察官がいたそうだ。今では物置になって、融雪剤や除雪スコップが置かれている。ISO1600でシャッタースピードが1/4秒になってしまった。暗い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/4秒 6mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
30.随身門
薄暗くなった参道を登っていくと、やがて随身門が左手に見えた。随身門は元禄4年(1691年)建立。昔の仁王門にあたり、明治初年仁王像は鴻巣の勝願寺へ移されたという。現在の随身門は寛政4年(1792年)再建されたものを、昭和40年(1965年)春に改修。扁額は増山雪齋の筆跡になる。当初は青銅鳥居(拝殿正面)付近に建立されていたという記録が伝えられているそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/6秒 14mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
31.随身門の狛狼 -1
随身門の手前右手の狛狼。「阿」。スピードライト使用

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/30秒 8mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
32.随身門の狛狼 -2
左側の狛狼で阿吽の「吽」。口を結んでいる。スピードライト使用

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/30秒 8mm ISO560 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
33.夕ぐれ時の参拝
何とか薄明かりがあるうちに拝殿でお参りすることができた。三峯神社のホームページによれば拝殿は寛政12年(1800年)建立され、昭和37年(1962年)改修。 正面に掲げた大額は有栖川宮一品親王殿下の御染筆になる。 内部の格天井には奥秩父の花木百数十種が画かれ、左右脇障子に竹林七賢人の透彫があり重厚な雰囲気を感じさせる。拝殿の奥にある本殿は寛文元年(1661)11月、中興第六代龍誉法印が、願主となって造営した一間社春日造りの建物だそうだ。石積みの基壇上に立ち、正面と両側に縁を回し、公欄を付け、屋根は銅板葺きで、総体的に木割が太く堂々とした風格を備えている。また全体に漆が塗られ、斗組・虹梁・柱頭などには極彩色が施された美麗な本殿である。スピードライト使用

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/60秒 14mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
34.龍
平成24年、拝殿脇の石畳にその年の干支である「龍(辰)」が現れたそうだ。瑞祥としてご紹介しますという社務所の説明が出ていた。この写真は横から撮ったので、赤い目の龍の顔は上を向いているように見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/125秒 15mm ISO1100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
35.神木
拝殿への石段の両脇にはしめ縄が施された樹齢800年と推定される大きな杉の木がある。鎌倉時代の武将畠山重忠が奉献したと伝えられている神木だ。神木より発せられる「気」は活力そのものという説明板が立てられていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/5秒 12mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
36.神木に何を願う
若い女性二人が神木に振れて長い間なにか願い事をしていた。パワースポットと言われる。スピードライト使用

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/30秒 7mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
37.夕暮れの随身門
薄暗くなった道を歩いて駐車場へと下っていく。再び随身門を通った。ライトが付いていた。スローシャッターなので歩く人がぶれる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 0.77秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
38.広大な駐車場
参道を降りる途中で見る三峯神社の駐車場は広い。第一駐車場、第二駐車場合わせてバスが約20台、乗用車が300台弱駐車できる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/6秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
39.まだ駐車場に入ってくる観光バス
時刻は6時10分、すっかり暗くなってきている。これから参道を上がってお参りするのだろうか。どうやらこのバスは横浜から出発した同じツアーの9台のうち6号車のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/6秒 21mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
151008_039.jpg


2015年10月 7日

秩父神社 9月21日

「巾着田曼珠沙華とコスモスの競演 関東最大級のパワースポット三​峯​神社・秩父三社めぐり」という日帰りバスツアーは巾着田を12:00に出発した。正丸トンネル、横瀬町を経て秩父市に入る。秩父で弁当を積み込み宝登山神社へ先に行く予定だったが、予定より遅れ、最後の三峯神社が暗くなってしまいそうだという判断で、秩父神社を先に参拝することになった。バスは1:40に秩父鉄道の秩父駅前の駐車場に入った。50分間の秩父神社参拝、散策時間がとられた。

秩父神社の境内はそれほど広くはない。一の鳥居のある南門から境内に入る。参道をまっすぐに歩くと神門がある。その先に社殿が見える。社殿にお参りする。秩父神社のホームページによれば祭神は①八意思兼命 (やごころおもいかねのみこと)、 ②八意思兼命の十世孫で初代知知夫国造である知知夫彦命 (ちちぶひこのみこと) 、③ 鎌倉時代に合祀された天之御中主神 (あめのみなかぬしのかみ)、④そして昭和28年に合祀された昭和天皇の弟である秩父宮雍仁親王の四柱の神々が祀られている。 秩父神社の創建は、平安初期の典籍「先代旧事紀-国造本紀-」によれば、第10代崇神天皇の代に知知夫国の初代国造に任命された八意思兼命の10世の子孫である知知夫彦命が、祖神をお祀りしたことに始まるとされていて、武蔵国成立以前より栄えた知知夫国の総鎮守として現在に至っているそうだ。現存するご社殿は、天正20年(1592年)に徳川家康が寄進したもので、江戸時代初期の建築様式をよく留めていることなどから、埼玉県の有形文化財に指定されている。毎年12月3日に行われる例祭は、「秩父夜祭」として国の重要無形民俗文化財に指定され、京都の祇園祭、飛騨高山祭と共に日本三大曳山祭のひとつに数えられている。 参拝した後、バスに戻る途中にある「秩父まつり会館」(入場料410円)に入り、その笠鉾・屋台のレプリカを見てきた。

バスの添乗員さんが本殿のまわりに[施された左甚五郎作と伝えられる「子宝・子育ての虎」や「つなぎの龍」など、さまざまな彫刻が見事だからぜひ見て来いと薦めてくれた。

11.秩父鉄道秩父駅
かみさんがトイレに行っている間に秩父地場産センターの中にある秩父駅の構内を覗いてみた。秩父鉄道は埼玉県北部を東西に横断する秩父本線(秩父線)と貨物線である三ヶ尻線の2路線を保有・運営している。秩父線は東武伊勢崎線の羽生駅から三峰口までの37駅、総延長71.7kmの路線である。普通列車に加え、急行「秩父路」やSL「パレオエクスプレス」が運転されている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/125秒 12mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.秩父神社
南門、一の鳥居から秩父神社の境内に入る。正面に神門とその向こうに社殿が見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/320秒 21mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
13.神門
​10​段​程​の石段があり、​それを上がると​朱に黒瓦、金の装飾を付けた神門​がある。調べてみたが何時建てられたものか​解らなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/400秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
14.社殿
社殿は本殿・幣殿・拝殿が1つにまとめられた権現造の形式である。左甚五郎の作とされるものを含む多くの彫刻で飾られている。約2000年の歴史がある秩父神社は、江戸時代の天正12年(1592年)に徳川家康の命により現在の社殿が建てられたとそうだ。1970年に解体復元されている。埼玉県の有形文化財。これはその拝殿の正面。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/125秒 11mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
15.社殿の彫刻 「子宝 子育ての虎」
本殿を左回りに彫刻を見ていく。これは拝殿の左側にある「子宝 子育ての虎」。虎は徳川家康の社殿再建に由来している。徳川家康は虎にまつわる人物として知られ、虎の年、虎の日、虎の時刻に生まれ、関東入国も庚寅年だったと伝えられる。「子宝 子育ての虎」左甚五郎の作と言われ、母虎はヒョウ柄で彩色表現され、江戸時代の文化を今に伝えると説明されていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/125秒 7mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
16.拝殿左の彫刻 桃仙人、キジ、イヌ 
拝殿の前を左に回った壁面(社殿西側)にも彫刻が施されている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 8mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
17.「お元気三猿」
社殿西側の猿の彫刻は、日光東照宮の三猿の見ざる、聞かざる、言わざるとは全く違う表情をし、珍しい庚申信仰の逆説を表わす「良く見る・良く聞く・良く話す」の姿を\している。サルは「魔が去る」の語呂から、「災い除け、病除け」の信仰が古くから伝わり、社殿の同方向には前の写真のような桃仙人、キジ、イヌが見え、あたかも昔話の「桃太郎」を窺わせる面白い配置を見ることができるとある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 48mm ISO220 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
18.「北辰の梟」
社殿北側の中央には梟の彫刻があった。この梟は体は正面(南側)を向きながら首だけ180度反転させ、北に輝く北極星(妙見さま)を拝しながら大神様を守護しているのだという。学問の神様である秩父神社の祭神「八意思兼命」のご神徳と梟の頭が回転していることから知恵のシンボルとして合格、学業成就、心願成就を願う人たちがお参りするという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.2 1/125秒 27mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
19.摂末社
「北辰の梟」を見て振り向くと、天神地祇社があり、全国の一宮やそれに準ずる神社の祭神が祀られている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 6mm ISO900 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
20.「つなぎの龍」
社殿の東側、ここは鬼門といわれる場所でこの場所には鬼門を守護する左甚五郎作の「つなぎの龍」の彫刻がある。説明に寄れば、その昔、秩父札所十五番小林寺近くに「天ヶ池」という池があったそうで、その池に住みついた龍があばれた時には、必ずこの彫刻の下に水溜りができていたことから、この彫り物の龍を鎖でつなぎ止めたところ、その後、龍は現れなくなったとされている。東方を守護するとされる長い舌を出した龍は青龍。青は五行説(古代中国に端を発する自然哲学の思想で、万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなるという説)では東方の色とされるそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 8mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
21.拝殿には参拝者の列
社殿の周りを彫刻を見ながら一周して拝殿の前に戻ってきた。私は先にお参りを済ませたが、参拝者の列が続いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/125秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
22.本殿右側にも虎の彫刻
「子宝 子育ての虎」は拝殿の正面左側にあったが、拝殿の右側にも虎の彫刻があった。目を移すとベンチャーウィスキーという会社から大きな樽が奉献されていた。2004年に秩父市で起業され、2008年にはウィスキーの製造免許を取得。秩父蒸留所で造られたウィスキーは「イチローズ・モルト」というブランドで販売されているそうだ。初めて知る。イチローというブランド名は創業者の肥土伊知郎さんにちなんだものである。2006年6月、権威あるウイスキー・マガジン誌上コンテストにて最高得点を獲得、国内外の品評会で軒並み高得点を叩きだして以来、無名に近かった銘柄「イチローズモルト」の名は業界に広く知れ渡るようになったと報じられている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 10mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
23.秩父鉄道の車両
駅の窓からプラットホームを見るとどこかで見たことのあるような車両が停車していた。東急の7500系のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/160秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
24.武甲山
バスへの集合時間まで少々時間があったので、少し歩いてみた。踏切の手前から武甲山を眺める。標高は1,304mで思ったより高い。石灰岩採掘により、こちら側から見る北側斜面は植生がほとんど見られず、白っぽく見えるが、他方向の斜面は自然豊かな森林となっているという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/640秒 22mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2015年10月 2日

赤い絨毯 巾着田の曼珠沙華 9月21日

某旅行社の「巾着田曼珠沙華とコスモスの競演 関東最大級のパワースポット三​峯​神社・秩父三社めぐり」という​欲張った​日帰りバスツアーに参加​した。なにせ、シルバーウィーク5連休のど真ん中、敬老の日だったので、車が多い。帰省する車の行き返りの渋滞は避けられても日帰り行楽客は避けようがない。  朝7時30分に横浜駅西口集合だったが、私たち夫婦が到着したときには、すでに多くの人たちが集まっていた。添乗員さんに聞いたところ、この日は横浜発の同じツアーのバスが​9台仕立てられれていて、松戸からも4台あるという。ほかの会社からのツアーもあると思う。

私たちの乗ったバスは8号車だった。横浜駅西口を出発して、国道1号線から新湘南バイパスで茅ヶ崎へ行き、そこから圏央道に上がった。ところが圏央道は愛川インターを過ぎたあたりで渋滞となった。のろのろとしか動かない。バスの運転手さんは次の相模原インターでとっさに機転をきかし、一般道へ下りた。そして町田街道を走り、高尾山インターで再び圏央道に上がる。ここまで来ると中央高速へ行く車はびっしりと詰まっているが、圏央道を直進し、関越の鶴ヶ島方面へ行く車は流れていた。途中狭山PAで休憩して、圏央道を日高で降りた。日高から巾着田までは渋滞はしていたが、何とか11時に巾着田の駐車場に入ることができた。横浜発9台のバスのうち、私たちが乗った8号車が一番乗りだった。

​ ​

巾着田の曼珠沙華を約1時間散策して鑑賞した。曼珠沙華は彼岸花ともいう。一昨年の9月27日にも、その時は西武鉄道を利用して巾着田に来ている。​バス​は巾着田曼珠沙華公園入口のすぐ近くにある​駐車場まで入る​ので、歩かなくて済んだ。
ツアーのタイトルに曼珠沙華とコスモスの競演とあったが、数日前に旅行社から郵便が届いてコスモスはまだ咲いていないので了解してほしい旨のお知らせがあった。

曼珠沙華は見事だった。ここの曼珠沙華はびっしりと詰まって咲いているので、まるで真っ赤な絨毯のようだ。この日はあまり時間がなかったので上流域に咲く彼岸花は見なかった。
 12:00に巾着田を出発、国道299号線を走って、秩父神社へ向かう。秩父の駅近くで昼の弁当を積み込んで宝登山神社へ行く予定だったが、時間が押していて、このままでは三峯神社到着の頃には真っ暗になってしまうということで、先に秩父神社を参拝することになった。13:40 秩父神社に到着した。

1.曼珠沙華群生
バスの駐車場は「巾着田曼珠沙華公園」入り口のすぐそばにあった。添乗さんから団体入場券240円を渡されて入場する。すぐに曼珠沙華の群生が目に入る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/125秒 32mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.曼珠沙華と散策する人
曼珠沙華もいっぱい咲いているが、散策する人も多い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/125秒 14mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.白い曼珠沙華
曼珠沙華(ヒガンバナ)は赤いものとばかり思っているが、ごく僅かながらこんな白い花も咲いていた。園芸品種のシロバナマンジュシャゲかも知れない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 4mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.木漏れ日に輝く赤
密集した曼珠沙華に日が当たっていてそのコントラストが美しい。「巾着田曼珠沙華公園」には500万本の曼珠沙華が群生すという。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.高麗川
ちょうど高麗川が巾着の底のように蛇行するところに彼岸花が咲いているが、その向こうに高麗川の河原が見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/200秒 15mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.曼珠沙華の花
密集する曼珠沙華。満開だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.屋台街
少し上流へ行ったところにある広場にはたくさんの屋台が出ていて賑わっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/800秒 19mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.ツマグロヒョウモン -1
高麗川の河原では葦の葉にツマグロヒョウモンが遊んでいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/800秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.ツマグロヒョウモン -2
生まれたばかりのようなきれいな個体だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.曼珠沙華とキアゲハ
曼珠沙華の絨毯の上をキアゲハが舞っていた。離れていたのでP610の望遠側で狙う。花から花へ移る蝶をフォーカスしようとするがファインダーから外れるので難しい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 116mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。