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2013年6月21日

氏神様の夏祭り 6月15日


 6月の14日(金)、15日(土)、16日(日)の3日間は、天王町から星川にかけての氏神様である橘樹神社の夏祭りだった。イオン天王町店から天王町駅に近い橘樹神社へ曲がるまでの500mほどの通りに、両側にびっしり屋台の店が並んだ。威勢のいい掛け声が飛び交う。
 橘樹神社は、祇園社、牛頭天王社、天王宮、橘樹社と変遷し、大正10年(1921年)に橘樹神社となった。 天王町の地名は、旧社名に由来するそうだ。
 私は子供のころ、渋谷区の神宮前に住んでいたが、隠田神社のお祭りがなつかしい。子供たちにとってお祭りは楽しみだ。幸い、昨日今日と雨が降らないが、明日の日曜日も何とか雨にならなければいいなと思う。

1.賑うお祭りのメインストリート
イオン天王町店を背に、国道16号線と並行して相鉄線天王町駅の方へまっすぐ伸びる通りが、橘樹神社の夏祭りのメーンストリート:「シルクロード天王町」だ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/200秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
賑うお祭りのメインストリート;クリックすると大きな写真になります
2.神輿
「シルクロード天王町」の中ほどに、その商店街の詰所のようなところがあり、そこにお神輿が二基置かれていた。いつ出動するのだろうか?

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/160秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
神輿;クリックすると大きな写真になります
3.橘樹神社
「シルクロード天王町」商店街の終わりを右へ曲がると右側に橘樹神社はある。私たち夫婦は毎年初詣をするが、やはり正月の方が神社を参拝する人は多い。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/60秒 7.0mm ISOオート ) 露出補正 なし
橘樹神社;クリックすると大きな写真になります
4.ケバブを売る店
いろいろな屋台が出ている。「たこ焼き」、「お好み焼き」、「焼き鳥」の定番に加え、今年は「とり皮」を鉄板の上で焼いて出す店が多い。なかなかうまそうだ。もちろん、「金魚すくい」や、「ヨーヨー釣り」もあり、子供たちがしゃがみこんでいる。外国人もお祭りに進出していて、トルコの人がやっているのだろうか、「ケバブ」の店があった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/320秒 10.8mm ISOオート ) 露出補正 なし
ケバブを売る店;クリックすると大きな写真になります
5.「これやりたいな」
女の子二人が、きれいなビニールの魚が水槽の中で泳いでいる「さかなすくい」の前に立ち、母親が来るのを待っている。店番のお姉さんも優しそうな人だ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/320秒 6.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
.「これやりたいな」;クリックすると大きな写真になります
6.「トルコアイスクリーム」の店
トルコ山岳部に自生するラン科植物の塊根を乾燥して粉砕した粉を湯に溶かし、成分を抽出した液を含むドンドゥルマというのが本来のトルコ風アイスクリームとのこと。しかし、日本でのトルコアイスクリームの多くは原料、製法ともドンドゥルマとは全く違う製品であるそうだ。2010年にトルコを旅行したが、その時カッパドキアでドンドゥルマを食べた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/500秒 6.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
.「トルコアイスクリーム」の店;クリックすると大きな写真になります
7.「たこ焼き」
だんだんと人出は多くなっていた。お祭りのメインストリートを往復したが、途中で、家に帰って、これでビールを飲もうと、美味そうだった「とり皮」を買った。そして、イオンの近くにに出ていた「たこ焼き」屋さんで「たこ焼き」も買った。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.0 1400秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
「たこ焼き」;クリックすると大きな写真になります


2010年12月 9日

トルコ旅行 その10 空路イスタンブールへ


 11月4日 ツアー6日目、この日も朝から快晴であった。プールがあるテラスに出てみたら、ウチヒサールの空に沢山の気球が上がっていた。ちょうど朝食の時間であったが、ひとしきりこの光景を楽しんだ。
 この日はカイセリという空港から飛行機に乗りイスタンブールへ移動する。7時15分にホテルを出発した。およそ1時間半のフライトでイスタンブールには11時に着いた。いよいよ楽しみにしていたイスタンブールの観光が始まる。

89.朝陽を浴びてウチヒサールに上がる気球 -1
6時25分頃、朝食が6時半からだったので、そろそろ食堂へ行くと、朝陽に映えるウチヒサールの要塞があった。食堂の奥からテラスに出られるが、そのテラスに出てみるとその空に気球が上がっていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
朝陽を浴びてウチヒサールに上がる気球
90.朝陽を浴びてウチヒサールに上がる気球 -2
上の写真から15分経過した。ウチヒサールはカッパドキア地方でも最も高いところに位置する村である。村の中央にそびえる大きな岩の要塞がシンボルである。今日は天気が良いので気球に乗った人は良い眺めを楽しめたことと思う。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
朝陽を浴びてウチヒサールに上がる気球;クリックすると大きな写真になります
91.朝陽を浴びてウチヒサールに上がる気球 -3
気球は随分高いところに上がっている。風向きによってはこのホテルの近くまで飛んでくるという。気球の会社は10社以上あり、料金は1時間で1人150~200ユーロとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
朝陽を浴びてウチヒサールに上がる気球;クリックすると大きな写真になります
92.カヤホテル
私たちが宿泊したカヤホテルのこじんまりとした玄関。向こう側の明るく見えるところは谷になっている。この玄関は3階にあり、私たちの部屋はいわば洞窟である1階だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
カヤホテル;クリックすると大きな写真になります
93.カヤホテルフロント
玄関を入って左側にフロントがある。フロントの時計は7時7~8分を指している。我々をカイセリ空港まで送ってくれるバスはもう玄関前で待っていた。6日前の夜に到着したイスタンブール空港から今日まで世話になったバスとドライバーとは、これから行くカイセリ空港でお別れである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
カヤホテルフロント;クリックすると大きな写真になります
94.アルジェス山
バスはカヤホテルを出発し、カイセリ空港へ向かう。カイセリの町に近づくにつれアルジェス山が近くなる。空港は海抜1400mの高地にある。車窓から。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/1600秒 95mm ISO400 ) 露出補正 なし
アルジェス山;クリックすると大きな写真になります
95.カイセリ空港
約1時間でカイセリ空港に着いた。イスタンブールへ飛ぶ便数は多いようだ。私たちは9:25発のトルコ航空国内便に乗る。機材は新しく快適であった。この空港は軍と共用で、多くの軍用機が駐機していた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート:125 )
カイセリ空港;クリックすると大きな写真になります
96.アルジェス山
すかっりお馴染になったアルジェス山が搭乗機の窓から眺められた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/1600秒 18.5mm ISOオート:125 )
アルジェス山;クリックすると大きな写真になります
97.ハサン山
しばらくすると今度はハサン山が遠くに見えてきた。搭乗機はおよそ1時間半のフライトでイスタンブール空港にスムースにランディングした。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/1250秒 18.5mm ISOオート:125 )
ハサン山;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。

2010年12月 5日

トルコ旅行 その9 カッパドキア


 300万年前 エルジイェス山 (3916m)と ハサン山 (3268m)の巨大な噴火により、ネヴシェヒルの周りの高原は石灰華、溶岩を含んだ軟らかい石、火山灰、泥で覆われ、風と雨によってこの脆い岩が浸食されて赤、金、緑、グレーなど色とりどりの円錐形やキノコ型の岩、穴の空いた峡谷など壮観で現実離れした風景ができあがったという。
 ローマ時代にカッパドキアとして知られていたこの地域は、周辺の自然を損なうことなく人間の手の入った、世界でも珍しい地域で、岩をくり貫いた住居は紀元前4,000年に作られたものだそうだ。
 残念ながら見ることは出来なかったが、ビサンチン時代には岩に穴を掘って教会や修道院が作られたという。今日でも、円錐岩の洞窟住居と火山灰でできた家は、周りの風景に調和しながらとけ込んでいる。

79.岩に穴を掘って作られた住居跡
トルコ絨毯の店から再びバスに乗り、昼食をするレストランに向かう途中、現在は使われていないのであろうが、岩に穴を掘って作られた住居の跡が見られる地域を走る。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
岩に穴を掘って作られた住居跡;クリックすると大きな写真になります
80.洞窟レストラン
岩をくりぬいて作られたレストランで昼食となった。他のテーブルもほとんどが日本人観光客である。どのツアーもコースが決まっているようだ。ツアーではこういうところがあまり好ましくはないが、仕方がない。鱒のグリルだったが旨かった。きのこ岩の形をしたボトルに入ったワインを販売していた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
洞窟レストラン;クリックすると大きな写真になります
81.再びアルジェス山
昼食後バスに乗り、デブレント地区に向かった。車窓から再びアルジェス山が見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
再びアルジェス山;クリックすると大きな写真になります
82.デブレント ラクダ岩
ここは起伏のある谷に大小の岩々が連なる景勝地である。乾いた大地がどこまでも続くが、2,000万年前は海の中だったという。ラクダにそっくりな形の岩があった。記念撮影にもってこいの場所であり、何組ものツーショット、スリーショットのシャッターを押して差し上げた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
デブレント ラクダ岩;クリックすると大きな写真になります
83.パジャパー きのこ岩
次にきのこ岩で有名なパジャパー地区へ行った。こうした地層は数億年前に噴火したハサン山やエルジェス山の噴火の際の火山灰や溶岩が数百メートルずつ堆積し、凝灰岩や溶岩層になった。その後、これらの岩は風雨により、浸食が行われ、固い部分は残り、柔らかな部分は深く削られて、現在のような不思議な岩となった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 56mm ISO400 ) 露出補正 なし
パジャパー きのこ岩;クリックすると大きな写真になります
84.ゼミ渓谷
また、少しバスで移動しゼミ渓谷というところで、ほんのちょっとハイキングをした。木々が色づいている。午後3時半だが、すでに陽が傾きかけている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 34mm ISO400 ) 露出補正 なし
ゼミ渓谷;クリックすると大きな写真になります
85.要塞とレース編みを売る婦人
再びウチヒサールに戻ってきた。ウチヒサールはトルコ語で3つの要塞の意味だそうだが、その要塞には岩をくり抜いた住居跡があり、要塞の頂上からは360度のパノラマが一望できるという。展望台の近くではレース編みを売る女性がたばこを燻らしていた。

上:Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 40mm ISO400 ) 露出補正 なし
下:Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
要塞とレース編みを売る婦人;クリックすると大きな写真になります
86.世界遺産 カイマルク地下都市入口
カッパドキアで確認されている36ヶ所の地下都市の一つで、1964年に発見されたとのこと。キリスト教徒がアラブ人の圧迫から逃れるために住んだという地下都市は300以上あるといわれるが、ガイドさんによるとここはそのうちで2番目に規模が大きいという。かっては地下8階で最高4000人~5000人が一度に住める設備があったらしい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
世界遺産 カイマルク地下都市入口;クリックすると大きな写真になります
87.地下都市の石の扉
地下都市の中の通路はせまく、低く、そして傾斜がある。背をかがめて歩くのは容易ではない。途中、大きな石で造られた扉があった。ノーフラッシュで撮ったら、ASA3200でシャッタ―スピードは1/3秒になっていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/3秒 29mm ISO3200 ) 露出補正 なし
地下都市の石の扉;クリックすると大きな写真になります
88.地下都市の台所跡
ここは地下都市の中にある台所の跡だそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/5秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
地下都市の台所跡;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。



2010年12月 1日

トルコ旅行 その7 中央アナトリア地方 コンヤからカッパドキアへ


 コンヤ郊外のリクソスホテルで11月3日、ツアー5日目の朝を迎えた。旅の後半が始まる。この日も快晴だった。
 今日の行程は、中央アナトリア地方をカッパドキアへ向かう。中央アナトリア地方はおおよそトルコの21%に当たる。北は黒海地方、東は東アナトリア地方、南は地中海地方、西はエーゲ海地方、北西はマルマラ地方に接している。
 アンカラ、コンヤ、カッパドキア、カイセリなどの街がある。標高1,000m前後のアナトリア高原の一部にあたる。車窓からは多分小麦畑なのだろうか、広大な平原が広がり、その向こうに山が見える。
 途中、キャラバンサライを見学して、カッパドキア地方に入った。

61.コンヤのホテルから
コンヤのリクソスホテルは高層の立派なホテルだったが、周囲はご覧のような風景であった。モスクの手前を大学に行く電車が走る。朝7時、ホテルの部屋から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
コンヤのホテルから;クリックすると大きな写真になります
62.ホテルのドアー
リクソスホテルのドアーにメブラーナ旋舞が描かれていた。朝陽を浴びて印象に残った。メブラーナ教は神秘主義的イスラム教団で、くるくる旋回しながら踊ることによって神と一体になれるという教えを持つという。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.9mm ISOオート:125 )
ホテルのドアー;クリックすると大きな写真になります
63.通勤トラム
7時30分にバスはホテルを出発した。しばらくコンヤの市街の方向に走る。町へ向かう人たちを乗せたトラムと並走する。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
通勤トラム;クリックすると大きな写真になります
64.キャラバンサライ
およそ1時間半ほど走って、スルタンハンという街にあるシルクロードの時代のキャラバンサライ=隊商宿に着いた。補修を施して観光客を迎えているようだ。10世紀頃からアナトリア(小アジア)地方に多く建てられ、ホテルやインとして の役割を果たす旅人達の宿のことをキャラバンサライという。キャラバンサライは一般的には中庭がある2階建ての建築物で、1階は取引所、倉庫、厩、管理人や使用人の住居にあてられ、2階は客人である隊商の商人たちの宿泊施設となっていたという。むかし、1970年代だったろうか、六本木に「キャラバンサライ」という超高級レストランがあったのを思い出した。いま、その姿はない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
キャラバンサライ;クリックすると大きな写真になります
65.入場料3トルコリラ(200円弱)
キャラバンサライの入口に男の子が二人立っていて入場料3トルコリラ/1人を受け取っていた。ツアー客の一人が「写真撮っていいか」とカメラを向けると、ちょっと照れながら頷いた。私も便乗。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
キャラバンサライ入口の男の子;クリックすると大きな写真になります
66.隊商宿の内部
門をくぐってキャラバンサライの中に入ると中庭があり、その両側にこういう部屋がいくつもあった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO800 ) 露出補正 なし
隊商宿の内部;クリックすると大きな写真になります
67.子猫
トルコへ来て、飼い主がいるのかいないのか分らない犬や猫が多いなと思った。このキャラバンサライにも数匹の猫がいて、とても愛くるしいルックスだった。ペットの写真はあまり撮ったことがないが、ついカメラを向けてしまう。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
子猫;クリックすると大きな写真になります
68.砂糖工場
車窓から大きな砂糖工場が見えた。原料となる砂糖大根を積んだトラックが荷捌きされるのを待っている。この辺一帯は砂糖大根の産地らしく収穫された砂糖大根を積んで走っている農家のトラックも多く走っている。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 42mm ISO400 ) 露出補正 なし
砂糖工場;クリックすると大きな写真になります
69.ハサン山
アクサライという街に近くなったころ、右手車窓に美しい山が見えてきた。海抜3268mの古い火山だそうだ。富士山によく似た山なので「トルコの富士山」と呼ばれることもあるのだとか。数億年前にこの山が噴火し、火山灰、溶岩が堆積、長い間を経て、カッパドキアの奇岩を作り上げたという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/1600秒 120mm ISO400 ) 露出補正 なし
ハサン山;クリックすると大きな写真になります
70.沿道のキャラバンサライ
さらにカッパドキアに向かって走る途中、また、違うキャラバンサライが見えてきた。ここにも観光バスが止まっている。しかし、我々の現地ガイドさんは「ここは保存が良くなく、補修が多くて良くない」という。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 36mm ISO400 ) 露出補正 なし
沿道のキャラバンサライ;クリックすると大きな写真になります
71.カッパドキア
  いよいよカッパドキアの地域に入ってきた。バスの車窓からそれらしき景観が眺められる。ここはウチヒサールのあたりだろうか。バスはまず、ギョレメの谷を見渡せる展望台に向かう。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
カッパドキア;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。

2010年11月13日

トルコ旅行 その1 イスタンブールからトロイへ


 10月30日から11月6日まで、阪急交通社が主催する「洞窟ホテルに泊まる!トルコハイライト周遊8日間」の旅に参加した。この秋は北イタリアか南イタリアへ行こうと考えていたが日程が合わず、第二次選択のトルコとなった。それはそれでイスタンブール、パレッカム、カッパドキアなど見どころもあり、楽しみにしていた。
  出発の朝、関東には台風が接近していた。雨は降っていたが、風はそれほどでもない。マイカーで成田へ向かった。

1.台風14号
台風14号が関東に接近していた。成田空港第一ターミナルの集合時間は午前11時35分。朝8時半に自宅を出発し10時半に空港に到着し、車を預けた。集合場所へ行くとすでに旅行社の係の方が来ていたので予定通り催行されるようである。ただし、イスタンブールから成田へ飛んでくる便が遅れており、その機材を利用するため、出航時間が約1時間半遅れるとのこと。午後1時半、その遅れていた我々を乗せるトルコ航空機が着いた。雨が激しく降っている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/100秒 18.5mm ISOオート:500 ) 
台風14号;クリックすると大きな写真になります
2.搭乗口
午後1時50分、クルーも乗り込んでいったので2時半ごろには機内に入れると思う。予定では15時出発となっている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/30秒 4.9mm ISOオート: 500 ) 
搭乗口;クリックすると大きな写真になります
3.イスタンブール着
さらに離陸には時間を要したものの、現地時間で10月30日午後8時頃、イスタンブール空港に着陸した。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.5 1/30秒 4.9mm ISOオート:125 ) 
イスタンブール着;クリックすると大きな写真になります
4.イスタンブール新市街のホテル
今夜は泊まるだけであるが、空港から小一時間で新市街のホテル スルメリに着いた。途中新市街の賑やかなところを通る。日本時間では午前5時ごろなので眠い。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/30秒 4.9mm ISOオート:800 )
イスタンブール新市街のホテル;クリックすると大きな写真になります
5.トルコでの初めての朝
どうしても早く目が覚めてしまう。トルコは昨日まではサマータイムであったが、今日10月31日からは冬時間になった。従って日本との時差は7時間である。この写真は現地時間で朝7時に撮っている。従って日本では午後2時といことか。ホテルの近くを散歩してみた。新聞スタンドも店を開いた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/80秒 14.2mm ISOオート:640 )
トルコでの初めての朝;クリックすると大きな写真になります
6.見慣れぬ車
見慣れぬマークを付けたTAXIが停まっていた。顔はホンダ車に似ているが、マークはDACIAとなっている。帰国して調べてみると、ダチア (DACIA) はルノーグループのルーマニアの自動車メーカーが生産してことが解った。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.9mm ISOオート:125 ) 
見慣れぬ車;クリックすると大きな写真になります
7.トロイへ向かって出発
朝7時30分、これから6日目のカイセリ空港まで利用する横3列でシートピッチも余裕があるバスで、トロイへ向けホテルを出発した。今日は、1923年にトルコ共和国となった記念日とのこと(トルコ共和国成立は1923年10月29日)。沿道のビルには大きなトルコ国旗が掲げられていた。車窓より

Nikon D5000 NIKKOR Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
トロイへ向かって出発;クリックすると大きな写真になります
8.イスタンブール郊外
出発からいわゆるヨーロッパ側を約1時間走った。郊外に出るとこのように広大な大地が拡がる。車窓から

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
イスタンブール郊外;クリックすると大きな写真になります
9.ヨーロッパからアジアへ
バスはヨーロッパ側をイスタンブールからマルマラ海の北を西へ走り、テキルダーSAで休憩した後、まっすぐ進めばギリシャというところを左に曲がってゲソボルという港に着いた。ここからフェリーに乗ってダーダネルズ海峡をアジアサイドに渡る。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 32mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヨーロッパからアジアへ;クリックすると大きな写真になります
10.フェリー
このフェリーは地元の人たちも日常利用しているとのこと。バス、トラック、マイカーがどんどん乗り込んでくる。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
フェリー;クリックすると大きな写真になります
11.かもめ
船が出向するとしばらくかもめがついてくる。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
かもめ;クリックすると大きな写真になります
12.ダーダネルズ海峡
ゲソボル港から35分で対岸のアジアサイドであるラプセキ港に着いた。着岸前にバスに乗り込み、再びトロイへ向けバスの旅が始まる。イスタンブールからトロイまでの距離は345km。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 26mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ダーダネルズ海峡;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR Σ17-70mmとあったのは、Σ17-70mmが正しいので訂正しました。