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2016年7月28日

箱根湿生花園に咲く花々 7月19日

入園の際にいただいたパンフレットには、箱根湿生花園は、湿原をはじめとした川や湖沼などの水湿地に生育している植物を中心とした植物園であり、園内には低地から高地まで日本の各地に点在している湿地帯の植物200種のほか、草原や林、高山植物1.100種が集められ、その他珍しい外国の山草も含め約1,700種の植物が四季折々に花を咲かせているとある。
 この日は先に記したように蝶が少なかったので、花の写真を撮りながら歩いた。もちろん、撮った花のすべては網羅できないが、花の名前を添えて載せてみる。花の写真の撮り方の基本を知らないので、種が分かりにくいこともあると思うがお許しいただきたい。

18.箱根湿生花園を歩く
箱根湿生花園は箱根町仙石原にあって、「狭い」か「広い」かは人により感じ方が異なるが、広さはおおよそ17ヘクタールという。普通の足でゆっくり園内を一周するのに、40分ほどかかる。湿原が復元されている園内には木道が敷かれていて歩きやすい。もちろんその木道以外のところへ立ち入ることはできない。12月には閉園され、翌春の3月20日の開園日までは冬季休園となる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4 1/160秒 10mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
19.マツムシソウ 松虫草
信州の高原でよく見かけるマツムシソウが咲いていた。信州の池の平湿原でマツムシソウにベニヒカゲが群がるのは8月に入ってからだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.ハクサンフウロ 白山風露
この花も夏の高原で多く咲いている可憐な花だ。花の写真の撮り方の基本を知らないが、構図とどこにピントを合わせるかということは、何の写真を撮るにも共通のことだろう。もう一つ大事なのは「光線」だ。この写真のように日の光をいっぱいに受けている花を撮るのは難しい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
21.オオバギボウシ 大葉擬宝珠
ギボウシとは、蕾の形が日本の橋の欄干にある擬宝珠の形に似ていることによる。オオバギボウシの若葉はウルイと呼ばれ、山菜として賞味されるという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/1600秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.サワラン 沢蘭
湿原や湿った草原に生える多年草だ。オレンジ色が目を引く。手ぶれしてしまったのかピントが甘くなっているが、サワランを撮ったのはこのショットしかなく御容赦。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.5 1/125秒 48mm ISO250 ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.ヤマユリ 山百合
立派な花だ。カラスアゲハなど大形の黒いアゲハが頭を突っ込むようにして、このヤマユリの蜜を吸って、その黒い翅にオレンジ色の花粉を付けているのをしばしば見ることがある。 

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 64mm ISO140 ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.クガイソウ 九蓋草、九階草
この花は同定に迷った。ルリトラノオとよく似ているが、房にある小さな花の形がクガイソウのようだ。同定できない花を「この花の名は?掲示板」に投稿して教えていただくことがあるが、その際、しばしば、「葉が写っていないので確認できない」また、「茎の立ち上がりが見たい」などのご指摘を受けることがある。同定のための写真と、一般的な花の写真とは違うと思うが、同定の際には必要なポイントだ。クガイソウとルリトラノオも葉の付き方をはっきり撮っておけば後で同定しやすかったと思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4.5 1/400秒 14mm ISO100 ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.リアトリス 和名はキリンギク 麒麟菊
原産地は北米で日本には大正時代に渡来したそうだ。入園口近くの「外国の山荘と園芸種」というコーナーに植えられていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4.5 1/400秒 14mm ISO100 ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.タチギボウシ 立擬宝珠
前掲のオオバギボウシとよく似るが、背丈が低い。さらに小さいコバギボウシというのもある。暗いところで咲いていたのでP610のフラッシュを使った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/1600秒 4mm ISO100 ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
27.コオニユリ 小鬼百合 -1
山地の少し湿った場所に生える多年草とのことで、昨年、湯の丸高原へ行った時には、コオニユリに来たミヤマシロチョウを撮影できた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/1000秒 4mm ISO100 ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
28.コオニユリ 小鬼百合 -2
コオホネやヒツジグサの咲く池のほとりにコオニユリが咲いていた。気に入ったショットだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4.8 1/125秒 19mm ISO100 ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
29.エゾミソハギ 禊萩
近縁のミソハギより大型で、葉の基部が茎を抱き、毛が多いという。この写真では同定の役に立たないが、そばに種名の札が立っていたの確認できた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
30.ノカンソウ 野萱草
ニッコウキスゲの仲間。よく似たヤマカンゾウは舞岡公園でも見られる。ヤマカンゾウの花が八重なのに比べ、このノカンゾウは一重だ。カンゾウ(萱草)の意味はこの美しい花を見ていると物も忘れると言う故事からの漢名で、忘れ草とも言うとのこと。

  Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/800秒 4mm ISO100 ) ​ 露出補正 -0.3段 
;クリックすると大きな写真になります。
31.キキョウ 桔梗 -1
日当たりのよい草原に見られるが、国内ではそのような場所が激減したため絶滅危惧種になっているそうだ。キキョウは舞岡公園で見かける。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/160秒 4mm ISO100 ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
32.キキョウ 桔梗 -2
湿原植生復元区にすっきりと伸びた一本が爽快な花を咲かせていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 64mm ISO125 ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
33.ミヤマアズマギク 深山東菊 
中部地方以北の高山帯の乾いた礫地や草地に生える高山植物でアズマギクの亜種とのこと。コマクサやクロユリなどの日本の代表的な高山植物が集められているところに生えていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/800秒 4mm ISO125 ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
34.シャジクソウ -1 車軸草
シャジクソウとは、葉が車輪の軸のように付くからで、夏の高原を彩る代表植物の一つという。マメ科のシロツメクサなどの仲間で英語ではクローバーと総称されるとのこと。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/125秒 4mm ISO125 ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
35.シャジクソウ -6 車軸草
90mmマクロで撮る。ピントの合わせどころが難しい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/4000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
36.ハマナス 浜茄子
「知床旅情」の歌詞で聞くがどんな花なのか、よく知らなかった。みずみずしい美しい花が咲いていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
37.ハマナスの実
こんな実がなることも知らなかった。根は染料などに、花はお茶などに、果実はローズヒップとして食用になるそうだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
38.ホザキシモツケ 穂咲下野
涼しい気候の温地帯に生育するそうだ。円錐花序が密集して8~15cmの長い花穂となる。この花の特徴から「穂咲」と命名されたとのこと。日光の戦場ヶ原では群生する。

  Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5 1/400秒 21mm ISO125 ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
39.イタドリの実
何年か前、美ヶ原山麓の三城牧場に咲いていたイタドリの花にサカハチチョウの夏型が吸蜜に来ていた。ファインダーを通して見た、青空を背景にイタドリの花で吸蜜するサカハチチョウを忘れられない。

  Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
40.コウホネ 川骨、河骨
コウホネは、スイレン科の植物の1種である。湿生花園の池に咲いていた。 

  Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 108mm ISO160) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
41.オグラセンソウ 小倉仙翁 
ナデシコ科センノウ属の多年草。夏に引き裂いたような紅い色の花をつける。九州地方、岡山県以西の中国地方などの山間部の湿地帯に生育する。絶滅危惧種になっているそうだ。箱根湿生花園にはよく似たエンビセンノウの咲いているが、エンビセンノウに比べて花びらの裂け方が浅い。日が当たっている赤い花の色が飛んでしまった。

  Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/200秒 64mm ISO100) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
42.エゾリンドウ  蝦夷竜胆
葉の中に埋もれていて見つけにくく、上からしか見られなかったのでこんな写真になってしまった。この写真では同定に苦労する。 

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/320秒 64mm ISO100) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
43.オオマツヨイグサ 大待宵草
  花は夕方に開き朝にはしぼむ黄色い一日花だそうだ。ただいま、9時56分。まだ、朝のうちなのだろか。北アメリカ原産の植物をもとに、ヨーロッパでつくられた園芸種といわれ、明治のはじめに渡来し、現在では各地に野生化しているとのこと。そういえば、春にツツジを見に葉山国際村へ行ったときに、この花、あるいは近縁種を見た記憶がある。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
44.エンビセンノオ 燕尾仙翁 -1
花びらの裂けた形が燕尾形に長いところから 「燕尾」と名づけられている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4 1/125秒 10mm ISO320) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
45.エンビセンノオ 燕尾仙翁 -2
90mmマクロで撮る。エンビセンノウは山地、高原に咲くナデシコ科の多年草であるというが、花の形がナデシコに似ている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
46.カライトソウ 唐糸草
唐の絹の紐糸に似ていることから、カライトソウ(唐糸草)という名前だが、純国産の高山植物で ワレモコウやシロバナトウウチソウの仲間だそうだ。ワレモコウとは似ていないように思うが。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 90mm ISO100) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
47.キリンソウ 麒麟草、麒輪草 -1 
想像上の動物である麒麟の胸が黄色であることから、という説と、黄色い花が輪になって咲くという説とで、漢字名が異なる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4.5 1/125秒 14mm ISO100) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
48.キリンソウ 麒麟草、麒輪草 -2
キリンソウの花は茎先に円錐花序を出し、10~30輪の黄色い小さな花をつける。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
49.キンロバイ 金露梅
標高の高い場所に自生する。 花は黄色でヘビイチゴに似た、花径2~3cm位の黄色い花が木に咲く。丈は低く15cmほどの高さで、 高山の岩場に生える落葉小低木。岩礫地や岩の間に咲く。葉は花より小さく毛が目立つ。白い花もあり、それをハクロバイともギンロバイとも言う。名の由来は花の形がウメに似ており、黄色であることからという。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
50.ニッコウキスゲ 日光黄菅
黄色の花を咲かせ、葉がスゲに似ていて、日光の山に多く咲くところからこの名がついたようだ。ニッコウキスゲ の名称の方が有名であるが、種の統合の結果、ゼンテイカ(禅庭花)の和名が適切との こと。この時期に蝶の写真を撮りに信州の高原に行くと咲いている。群落になって咲いていることが多いので一輪だけ咲いているのを見るとなにか違う花のように思える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/250秒 4mm ISO100) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
51.アミメヘイシソウ 網目瓶子草
サラセニア属の食虫植物の1種だそうだ。捕虫葉の先端部分に紅白の網目模様が入り、美しい。箱根湿生花園では、この8月1日から31日まで世界の食虫植物展が開催される。、世界各地に分布する食虫植物を約100 種700 点展示されるとのこと。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.1 1/125秒 54mm ISO110) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
52.ミツバウツギの実
春には蝶がよく集まる白い花を咲かせるミツバウツギの実は変わった形をしている。先のとがった軍配のようだ。長さ、幅とも2~3センチ。今はまだ緑色をしているが、9月になると熟して茶色くなる。中には4~5mmの種子が数個ずつ入っている。果肉を持たないこの実は、風に飛ばされることによって種子を運ぶのだろうか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
53.シシウド 猪独活
信州の高原でもよく見かける。山地のやや湿った向陽地に生えるという。高さ2mほどで、小さな花が傘状に集まった花序はセリ科の特徴である。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.1 1/125秒 54mm ISO110) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
54.ヌマトラノオ 沼虎の尾
この花の名を調べるのにはずいぶん手間取った。箱根湿生花園でもあまり多く咲いていない。 オカトラノオ が高原や山に育つ植物なら、ヌマトラノオは湿地に育つことからその名があるようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/400秒 4mm ISO110) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
55.この花の名は?
この花は何という花なのだろうかとネットでいろいろ調べたが、とうとう確信を持てなかった。前のオカトラノオにも似ているのだが。同定のためには茎の立ち上がりや、葉の形状、つき方が判るように撮っておかねばならないことがよくわかる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/320秒 90mm ISO110) ​ 露出補正 なし
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2014年10月 2日

足利から渡良瀬渓谷沿いに日光へ 9月11日~12日 (4)快晴の奥日光 9/12


 翌9月12日は快晴になった。この日は戦場ヶ原の起点となる赤沼へ行き、低公害バスに乗り換えて、千手ヶ浜、小田代ヶ原へ行く計画だ。

 朝食の時間が朝8時と遅めだったので、それまで湯ノ湖畔を歩いてみる。釣り人がひとり、ふたりいるだけで湖は静寂そのものだった。温泉寺も見たかったが、食事の時間もあるので、赤沼へ行く途中に寄ってもらうことにし、湖畔でのんびりと湖と山を眺める。近くにある駐車場には大型バスがいっぱい駐車していた。けっこう泊り客があるのだなと思う。蝶も飛び始めている。

  予定より少し早く朝食を始めることができ、9時に出発した。荷物も車に積み込んでいる時に、近くに咲くアザミ(ニッコウアザミ?)の花に蝶が来ているのが見えた。クジャクチョウもいて、数ショットを撮った。

 温泉寺に寄って、赤沼車庫に向かう。千手ヶ浜へ行く次の低公害バスは10時20分発である。雲一つかかっていない男体山がきれいに見える。蝶も飛んでいて、発車までの時間が楽しめた。この日は低公害バスもそれほど混んでいないようで、ゆうゆう着席できた。1回300円である。
 低公害バスを終点の千手ヶ浜まで乗った。西の海まで歩くコースもあるが、まっすぐ中禅寺湖畔の千手ヶ浜に出た。周囲はシロヨメナの花がいっぱいだ。二人の御婦人方を湖畔に残し、私は蝶を追った。ウラギンヒョウモンとミドリヒョウモンばかりで、変化がない。D5300のバリアングル・モニターで湖と男体山を背景に入れた蝶をとろうと試みたが、蝶から45cmの距離をとらなくてはピントが合わず、思うようにいかなかった。HS50を車の中に置いてきたのが残念だ。

 千手ケ浜11時55分発のバスで、小田代ヶ原まで戻る。ここで2時間ほど滞在した。「休暇村日光湯元」で用意してもらった昼飯のおにぎりを小田代が原の木道に腰かけて食べた。小田代ヶ原を北へ進み、戦場ヶ原に沿って自然研究路を赤沼へ戻るトレッキング・コースもあったが、小田代ヶ原の木道が付け替え工事中で通行止めになっていた。
 再び、小田代ヶ原13時57分発のバスに乗り、赤沼車庫に戻った。いろは坂を下って、日光の町への車中で、天然氷のかき氷が食べたいということになり、どうせならと金谷ホテルに寄った。Cafeで友人の奥様が注文した宇治金時は最高に美味しかったそうだ。

  金谷ホテルの120年を超える建物を眺め、帰路につぃた。夜7時半に横浜に到着。今回の走行距離は約500kmであった。

1.朝の湯ノ湖
朝、7時20分、湯ノ湖の空は雲一つない快晴だった。金精峠を背に中禅寺湖方面を眺める。男体山はこの左側になる。絞り優先オートの絞り値がf11になっているのを気づかずに撮ってしまっている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 27mm ISO200 ) 露出補正 なし
朝の湯ノ湖;クリックすると大きな写真になります。
2.朝の光が輝く湖面
昇り始めた太陽が湖面を射す。湖畔の朝がすがすがしい。男体山は前にある山の向こう側にある。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/640秒 31mm ISO200 ) 露出補正 なし
朝の光が輝く湖面;クリックすると大きな写真になります。
3.釣り人
朝の湖畔で釣りをする人がいた。ヒメマス、ホンマス、ニジマスが釣れるらしい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
釣り人;クリックすると大きな写真になります。
4.金精山
湯ノ湖畔から望む金精山は標高2,244m。群馬県片品村と栃木県日光市の境界にある。中腹の金精峠(2,024m)は、日光山の僧や修験者たちの修行の場として開かれたといわれ、峠の頂には金精神社が祭られている。金精峠の下を貫く国道は国道120号であり、日本ロマンチック街道の一部に属す。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
金精山;クリックすると大きな写真になります。
5.湯ノ湖畔のボート・ハウス
ボートがたくさん並んでいた。まだ、湖面にボートの影はない。今日は夏休みも終わった平日である。もう閑散としているのだろうか。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
湯ノ湖畔のボート・ハウス;クリックすると大きな写真になります。
6.日光山温泉寺
朝の散歩で見る時間がなかった温泉寺を観たかった。宿を出発して国道120号へ出る手前で温泉寺に寄ってもらった。日光山温泉寺(おんせんじ)は、世界遺産である日光山輪王寺の別院で、日光開山 勝道上人(しょうどうしょうにん)が、延暦7年(788年)に、この湯元温泉を発見し、病苦を救う薬師如来をお祀(まつ)りしたのがはじまりだそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 27mm ISO350 ) 露出補正 なし
日光山温泉寺;クリックすると大きな写真になります。
7.立ち並ぶ石灯籠
本堂(薬師堂)に向かう参道の脇には石灯籠が立ち並んでいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 27mm ISO350 ) 露出補正 なし
立ち並ぶ石灯籠;クリックすると大きな写真になります。
8.薬師堂
昭和41年の台風で、この薬師堂は倒壊してしまった。しかし不思議にも本尊である薬師如来は無事だった。その奇跡に感激した地元の人々と輪王寺の発願で、薬師堂は全国にも珍しい温泉の源泉からそのまま引かれた湯船を庫裡に持つ寺として、昭和48年11月に再建され、現在にいたっているという。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 35mm ISO1250 ) 露出補正 なし
薬師堂;クリックすると大きな写真になります。
9.赤沼車庫から眺める男体山
9時40分に千手ヶ浜、小田代ヶ原へ行く、低公害バスの乗り場がある赤沼車庫に着いた。男体山の全容が見える。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/400秒 34mm ISO200 ) 露出補正 なし
赤沼車庫から眺める男体山;クリックすると大きな写真になります。
10.林間の道
赤沼車庫10時20分発のバスは、ハイブリッド・バスロードと称される林間の1車線道路を、木漏れ日を浴びながら走る。一番前の席に陣取った。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 38mm ISO6400 ) 露出補正 なし
林間の道;クリックすると大きな写真になります。
11.ハイブリッドバス
我々を乗せた低公害バスは千手ヶ浜のバス停に着いた。ここが終点である。このバスはセレガといい、日野自動車製で画期的なクリーンディーゼルシステムを有する。クリーンエンジンと尿素SCRシステムを組み合わせ、NOx(窒素酸化物)・PM(ススなどの粒子状物質)を、また省燃費の達成によりCO2(二酸化炭素)の排出量を同時に低減するという。エンジンで使った空気は汚さずに自然に返し、地球にきれいな空気(AIR)の循環(LOOP)を保つことを目指しているそうだ。そして、バッテリーに蓄えられたエネルギーを効率よく併用する。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
ハイブリッドバス;クリックすると大きな写真になります。
12.千手ヶ浜と男体山
千手ヶ浜バス停で降り、中禅寺湖畔に歩く。10分くらいで千手ケ浜に着いた。ここからも男体山が眺められた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/500秒 26mm ISO200 ) 露出補正 なし
千手ヶ浜と男体山;クリックすると大きな写真になります。
13.低公害バス 「わたすげ号」
千手ヶ浜で小一時間を過ごし、再び11時55分発のバスで、小田代ヶ原に向かう。どうやら1台のバスが行ったり来たりしているらしい。運転手さんも同じ人だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 105mm ISO450 ) 露出補正 なし
低公害バス 「わたすげ号」;クリックすると大きな写真になります。
14.シカ除けの回転扉
小田代ヶ原もシカにより多くの植物が激減したそうだ。これまでたくさん見られたクガイソウが減ったため、それを食草としているコヒョウモンモドキが絶滅してしまったという。平成9年に栃木県が小田代ヶ原全体を電気柵で囲い、シカによる食害から植生を守る試みを行っている。シカの絶対数が増加しているので、部分的に電気柵で囲うことは奥日光全体のシカ食害に対して抜本的な対策にはならないが、植物群落の中でもとくにデリケートで希少価値の高い湿原植物群落の保護は緊急に必要な施策であり、人はこの電気柵で囲まれた小田代ヶ原へ、この扉から入ることになる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250秒 18mm ISO3600 ) 露出補正 なし
シカ除けの回転扉;クリックすると大きな写真になります。
15.小田代ヶ原
回転扉の中に入ると、小田代ヶ原が広がっていた。白樺の木=貴婦人の左側に見えるのが山王帽子山(2,077m)、そのすぐ右側が太郎山(2,367m)、ちょっと雲に隠れているのが、小真名子山(2,323m)、大真名子山(2,375m)、そして裾野しか見えていない男体山(2,486m)だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/400秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
小田代ヶ原;クリックすると大きな写真になります。
16.貴婦人 -1
小田代ヶ原の広さは戦場ヶ原の約4分の1。湯川の西側に広がる周囲2キロの草原で、 ミズナラの林に囲まれている。 そして小田代が原には有名な1本の白樺の木が あって、貴婦人と呼ばれていることは知っていた。貴婦人の写真を見る機会は多い。後ろに見えるのは、太郎山。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
貴婦人 -1;クリックすると大きな写真になります。
17.小田代ヶ原の草原
草原には、ウマノアシガタ(6~7月)、ホザキシモツケ(7~8月)、ニッコウアザミ(7~8月)などの高山植物が咲くという。初夏から夏にかけて花を見られるが小田代ヶ原は、秋も味わい深いが、特に、ミズナラの黄葉や、草原の草紅葉は絶品だといわれる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 32mm ISO220 ) 露出補正 なし
小田代ヶ原の草原;クリックすると大きな写真になります。
18.木道
この日は、比較的観光客が少なく、まだ新しい木道を歩く人も少なかった。「休暇村日光湯元」で調達した昼飯のおにぎりを、木道に腰かけ、足を草原に投げ出して、広々とした草原と男体山を眺めながらて食べた。人が多い時にはひんしゅくを買う行為だが。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/640秒 20mm ISO200 ) 露出補正 なし
木道;クリックすると大きな写真になります。
19.貴婦人 -2
貴婦人という愛称を持つ白樺は、ハイカーばかりか、プロ・アマ問わずカメラマンたちの人気の的で、その良きモデルとなってくれる。朝霧に浮かぶ貴婦人の写真は見る機会が多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
貴婦人 -2;クリックすると大きな写真になります。
20.男体山と貴婦人 -1
小田代ヶ原の周囲を回るコースを歩きはじめた。しばらく行くと工事中になり、行き止まりとなってしまった。そのあたりから貴婦人を見ると、男体山が背景になる。雲一つない男体山に雲の影がかかる。絞り優先オートの絞り値がとうとう f14 になってしまっていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250秒 56mm ISO800 ) 露出補正 なし
男体山と貴婦人 -1;クリックすると大きな写真になります。
21.男体山と貴婦人 -2
小田代ヶ原の周りには白樺の木が生え、木道から小田代ヶ原を眺めると、こんな風景になる。キベリタテハが修理中の木道に止まっていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250秒 35mm ISO320 ) 露出補正 なし
男体山と貴婦人 -2;クリックすると大きな写真になります。
22.男体山の山肌
小田代ヶ原を13:57に出る低公害バスに乗り、赤沼に戻る。また、同じバス、同じ運転手さんだった。再び男体山を仰ぎ見る。男体山は中禅寺湖北岸の二荒山神社から登るのが一般的なようだ。中腹で林道歩きが挟まるが、それ以外はほぼ一直線の単調な登り。樹林帯を抜けるのは山頂が間近に迫ってから。晴れていれば、眼下に雄大に広がった中禅寺湖や戦場ヶ原の景観を目にして感動を覚えるという。男体山は何ヵ所も大規模な土砂崩れが起きていて山肌はボロボロ、悲惨な状態 だという。土砂崩れの筋は遠くからでも見える。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250秒 116mm ISO280 ) 露出補正 なし
男体山の山肌;クリックすると大きな写真になります。
23.日光白根山 標高2,578m
赤沼車庫のバス停の前にある売店のかたに「ここから白根山は見えますか?」と尋ねてみた。親切に見える場所まで連れて行ってくれ、「あの山頂が3つに割れているのが白根山です。」と教えてくれた。白根山は草津にもあるため、区別するために日光白根山と呼ばれる。草津白根山(2,160m)より高い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
日光白根山 標高2,578m;クリックすると大きな写真になります。
24.日光金谷ホテル入り口
帰路、天然氷のかき氷を食べるために日光金谷ホテルに寄った。現存する日本最古の西洋式ホテルで120年を超えるホテルの建物は、平成17年11月に国の有形文化財として登録された。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250秒 48mm ISO3200 ) 露出補正 なし
日光金谷ホテル入り口;クリックすると大きな写真になります。
25.日光金谷ホテル 玄関と本館
正面の建物が本館であり、1階は昭和11年建設、そして2階、3階は明治26年の建設だそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 なし
日光金谷ホテル 玄関と本館;クリックすると大きな写真になります。
26.日光金谷ホテル フロント
ここは玄関を入って右側にあるフロントだ。決して豪華ではなく、むしろ質素であるが格調を感じる。f14 には困ったものだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/15秒 18mm ISO6400 ) 露出補正 なし
日光金谷ホテル フロント
27.日光金谷ホテル 別館
この建物は本館に向かって右側に立つ別館だ。昭和10年の建設であるが、見たときは一瞬、本館よりも古いのかなと思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/15秒 18mm ISO2500 ) 露出補正 なし
日光金谷ホテル 別館
28.日光金谷ホテル 別館の玄関
別館は木造、一部鉄筋コンクリート造りの3階建てで、その玄関の前には、「天王皇后ご宿泊記念」と彫られた石碑があった。玄関の扉の脇には、左右に尾長鳥のような彫刻がされていて、その下にも左右に獅子の彫刻があった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/160秒 18mm ISO6400 ) 露出補正 なし
日光金谷ホテル 別館の玄関;クリックすると大きな写真になります。
29.日光金谷ホテルの庭園
別館の脇から、庭園に行くことができた。「どうぞご覧ください」と案内されたので踏み入ってみる。右側が別館である。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 250/秒 18mm ISO1000 ) 露出補正 なし
日光金谷ホテルの庭園;クリックすると大きな写真になります。
30.日光金谷ホテル 庭園から見た別館
銅板葺きの屋根に風格を感じる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 250/秒 18mm ISO900 ) 露出補正 なし
日光金谷ホテル 庭園から見た別館;クリックすると大きな写真になります。
31.日光金谷ホテル 庭園から見た本館
この2階、3階部分が明治26年の建設という。この右側に明治34年建設の新館が続く。友人のご主人が駐車場から車を回してきてくださった。午後3時40分出発、一路、横浜に向かう。どこで夕食にするか相談したが、途中はトイレ休憩だけにして、横浜まで行って夕食にしようということになった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 250/秒 18mm ISO720 ) 露出補正 なし
日光金谷ホテル 庭園から見た本館;クリックすると大きな写真になります。


 訪れた地点については、奥日光旅行地図を参照ください。