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2017年3月24日

河口湖へ1泊2日のドライブ旅行(4) 富士山北口本宮浅間神社 3月4日

「与 勇輝 館」で十分な時間をとって、布で創作されたノスタルジックな人形たちを鑑賞した。次は、富士山北口本宮浅間神社だ。
 今回は3っの浅間神社を巡ったが、富士山周辺に、また、全国にどれくらいの数の浅間神社があるのだろうか?wikipediaによれば、浅間神社とは、富士信仰に基づいて富士山を神格化した浅間大神(浅間神)、または浅間神を記紀神話に現れる木花咲耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)とみなして祀る神社である。富士山は​​奈良時代末から火山活動が活発化し、​​​​​​​​​​火山神(浅間神)としての信仰(浅間信仰)として全国に広がったとされる。​そして、浅間神と木花咲耶姫命が同一視されたのには木花咲耶姫命の出産が関係している。中には木花咲耶姫命の父神・大山祇神や、姉神・磐長姫命を主祭神とするものもあり、それらを含めて全国に約1,300社の浅間信仰の神社がある。これらの神社は、富士山麓をはじめとしてその山容が眺められる地に多く所在するという。横浜にも浅間神社はある。
 2013年に「富士山と信仰・芸術の関連遺産群」として世界文化遺産への登録勧告があった浅間神社は、静岡県に6っと山梨県に3っ、計9っがあげられている。今回、私たちが参拝した富士山本宮浅間大社、富士御室浅間神社、北口本宮富士浅間神社のほか、静岡県の富士宮市にある山宮浅間神社、村山浅間神社、人穴浅間神社、裾野市の須山浅間神社、駿東郡小山町の富士浅間神社そして山梨県の都留郡富士河口湖町にある河口浅間神社がある。
 富士山北口本宮神社を参拝したのち、早めの昼食だったが「不動」という店でほうとうを食べた。

50.富士山北口本宮浅間神社 表参道
ここは、2013年1月5日「富士午後周遊日帰りバスツアー」で来たことがある。その時は、バスは138号線沿いにある駐車場に停められたので、この参道の奥に見える鳥居の所から参道を歩いた。しかし、今回は、そのまま境内近くの駐車場まで入ることができた。境内手前の大鳥居から138号線からの参道を見る。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250​秒 35mm ISO400​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
51.参道から見る大鳥居
​​ 大鳥居から随神門を見る。この大鳥居は日本最大の木造鳥居だそうだ。扁額には「三国第一山」と書かれている。この大きな鳥居は、江戸時代後期より60年に一度、大きな改修が行われてきたそうだ。前回は2014年にその大改修が行われた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4 1/​250​秒 20mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
52.大鳥居
​​ 2014年の改修で、鳥居を支える8本の柱が取り替えられ、全体の色が塗り直された。4本の袖柱には、国産の桧が使われ、2本は東京のあきる野市より、残りの2本は埼玉県飯能市と島根県津和野町から調達されたとのこと。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f8 1/​250​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
53.随神門(山門)​​
市指定重要文化財になっている立派な山門だ。扁額には「富嶽」とある。北口本宮富士浅間神社のパンフレットによれば、享保18年(1733年)、江戸の富士講村上派を仕切る村上光清が、幣殿、拝殿、神楽殿、手水舎とともに随神門を造営したとある。 ​​

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO360​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
54.拝殿
随神門をくぐると、神楽殿があり、その先に立派な拝殿があった。北口本宮富士浅間神社のホームページによると、その由緒は「景行天皇40年(西暦110年)、日本武尊ご東征の折、足柄の坂本(相模国)より酒折宮(甲斐国)へ向かう途中で当地「大塚丘」にお立ち寄りになられ、そこから富士の神霊を親しく仰ぎ拝され「北方に美しく広がる裾野をもつ富士は、この地より拝すべし」と仰せになりました。そのお言葉に従い大塚丘に浅間大神と日本武尊をお祀りし、当社の創建となりました。」とある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 20mm ISO320​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
55.孫の結婚式?
拝殿の右側に、2本の桧が根本で1本になり、さらに頭上12mで再び、合着していることから「富士夫婦桧」と呼ばれている樹高33m、目通り幹囲(目の高さでの立ち木の幹の直径)7.6mの桧の大木がある。ここで挙式を済ませたと思われる2人が写真を撮られていたが、その傍で見守る、祖父母であろうかご高齢のご夫婦の姿が印象的だった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 50mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
56.「富士夫婦桧」
前出の「富士夫婦桧」だ。根張りが著しく発達し、漏斗を伏せたような形になっていて、見上げると、枝は四方に良く伸びて見事である。県下で最大のヒノキの巨樹だそうだ。1992年9月1日に富士吉田市指定天然記念物に指定されている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f4 1/​250​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
57.「富士太郎杉」
拝殿へ向かって左には「富士太郎杉」という巨木がある。こちらは杉だ。樹高は45m、目通り幹囲8.2m、推定樹齢は300年以上とされ、1958年6月19日に山梨県指定天然記念物に指定されている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
58.本殿
拝殿の脇から本殿の一部を撮らせていただいた。本殿は社記によれば元和元年(1615)に建立された。桁行1間、梁間2間、入母屋造、桧皮葺。桃山時代の装飾的技法の多様性を示すとともに、これが建築と一体をなしたすぐれた意匠を見せる顕著な遺構であるという。北口本宮冨士浅間神社本殿 附:棟札一枚 として 1953年3月31日に国指定重要文化財になっている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 50mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
59.東宮本殿
北口本宮浅間神社には本殿が3っある。拝殿に向かって左側の道を入っていくと、東宮本殿があった。貞応2年(1233年)北条義時造営ののち、永禄4年(1561)に武田信玄が再建したこの東宮本殿が現存する中では最も古く、一間社流造、檜皮葺屋根、室町・桃山様式で、明治40年、内務省にて国宝指定され、法改定により昭和25年に国指定重要文化財となっている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 22mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
60.富士山登山道吉田口 と末社のお社
再び拝殿前に戻って、今度は拝殿の右側へ行く。末社が並んでいた。写真の左手奥の鳥居の先から続く登山道の前に並んでいるのは、日之御子社、池鯉鮒社、倭四柱社、日枝社、日隆社、愛宕社、天津神社、国津神社、天満社だ。他にも境内には多くの末社が祀られていて、表参道​​​​​​沿いに青麻社、稲荷社、八幡社。諏訪神社前に三殿社、三神社、風神社、下諏訪社、子安社。本殿後ろに恵毘寿社。東宮隣に神武天皇社。登山道の鳥居の先​​​に祖霊社が鎮座している。これはすごい。とても全部お参りできない。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f9 1/​320​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
;クリックすると大きな写真になります。
61.西宮本殿
西宮本殿は拝殿の奥にある現本殿の西に北面して建ち、もとは太神宮と称された。文禄3年(1594年)谷村城主浅野左衛門佐氏重が浅間神社本殿として造営し、元和元年(1615年)の浅間神社本殿再建のさい移築し西宮となった。1間社流造、桧皮葺。正面に1間の向拝を設ける。この本殿はかつては本社本殿の建物であり、比較的木割も大きく、堂々とした力強さをみせる。とくに全体に施された装飾意匠にすぐれ、桃山時代建築の特色をよく示しているという。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​250​秒 35mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
62.拝殿と太郎杉、夫婦桧
舞殿の手前から拝殿を撮る。拝殿の左側に太郎杉、右側に夫婦桧が聳えるが、その手前にも綱をまかれた杉の大木があった。この杉には特に名前は付けられていないようだ。もう1本、本社殿の幣殿(舞殿との本殿の間)の脇に富士吉田市指定天然記念物の大スギがある。これは次朗杉というのだそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 38mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
63.大鳥居から参道を振り返る
11時半になった。そろそろ北口本宮をお暇しよう。随神門の段の上から大鳥居とその先にまっすぐ伸びた参道を眺めた。私は花粉症で目がかゆくなって仕方がない。ゴールデンウィークの前くらいまでは我慢しなくてはならないが、この杉並木の花粉のインパクトはどうなのだろうか?

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.5 1/​250​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。


2017年3月20日

河口湖へ1泊2日のドライブ旅行(3) 西湖湖畔、河口湖周辺 3月3・4日

「西湖 いやしの里 根場」を後にして、西湖の北側を走る。湖畔に下りられるところで車を停めた。少し傾き始めた太陽の光が雲一つない富士山に注がれている。誰もいない静かな湖畔だ。
 そして、今夜の宿である富士屋ホテルグループの「河口湖ビューホテル」に向かった。4時20分ごろ到着。さっそく5階にあるという展望室へ行って富士山とその反対側の河口湖を眺めた。富士山の眺めは西湖で見たそれにかなわなかった。
 ひと風呂浴びて、夕食になった。友人の奥様がフレンチを予約しておいてくれた。ワインは甲州の白にしたが、すっきりして旨い。
 翌朝、広大な「富士ビューホテル」の庭園を歩き、河口湖畔の散策路を歩いた。朝は雲が多かった。この日は、全く予定がない。どこを見て、どこを回って帰ろうかと朝食をとりながら話し合う。決まったのは、まず、河口湖畔の富士御室浅間神社を参拝し、ご婦人方のご要望で「与 勇輝 館」へ行き、布を素材とした人形を見ることになった。次にもう一つの浅間神社である富士山北口本宮浅間神社へ行くというところまで。

30.西湖
こんなにきれいに晴れた西湖を見るのは初めてだ。wikipediaによれば、西湖の​​面積は富士五湖では4番目の大きさで、最大水深は2番目の深さの​​​ 71.7m。山梨県指定天然記念物フジマリモの群落地である。かつて富士山北麓には、剗の海(​こせのうみ)​​​という広大な湖があった。やがてその西部に溶岩流が流れ込んで分断され、本栖湖が生まれた。さらに平安時代初期の貞観6年(864年)に富士山が大噴火(貞観大噴火)を引き起こし、流れ出た膨大な量の溶岩流によって剗の海は大半が埋め尽くされた。この時に埋め残された東端が現在の西湖で、精進湖は北側の湾の一つである。現在でも雨水による増水時に、それぞれの湖で水位が一定して同じく推移するため、3つの湖は地下でつながっていると考えられている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f9​​​ 1/​320​秒 28mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
31.逆さ富士くずれ
​​ この写真の前に4人で交代しながら記念写真を撮っていたら、富士山が西湖の湖面に白い姿を映していた。それに気が付いて、逆さ富士を撮ろうとと位置を変え、ファインダーを覗いたら、風が吹いたのか、もう湖面の富士山の姿はくずれてしまっていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f9​​​ 1/​320​秒 46mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
32.河口湖 -1​​
​​ 西湖から河口湖の南側に入って、今夜の宿である「富士ビューホテル」に到着した。チェックインをして、部屋に案内してくれた係りの人が最上階の5階に展望室があり、南に富士山、北側に川口が眺められるという。荷物を部屋に入れてもらって、その足で展望室とやらへ行ってみた。富士山の眺めは光線も悪く、良くなかったが、河口湖は日を浴びた湖面を見せていた。ここは河口湖の中央部で、河口湖大橋はもっと右の方にある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f10​​​ 1/​400​秒 44mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
33.河口湖 -2​​​​
​​ 河口湖は富士五湖の中で最も長い湖岸線を持ち、最も低い標高地点にある。面積は富士五湖で最も大きな山中湖(6.80㎢)に次ぐは2番目の大きさ(5.70㎢)で、最大水深は精進湖とほぼ同じ 14.6m の深さという。2013年6月22日には「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の1つとして世界文化遺産(日本の文化遺産としては13箇所目)に登録された。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f10​​​ 1/​400​秒 44mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
34.2日目の朝 「富士ビューホテル」の庭園
​​ 「富士ビューホテル」には広い庭園があり、河口湖の湖畔散策路に続いている。ゆっくり休んだ次の日の朝、朝食前に歩いてみた。野鳥のさえずりが聞こえる。

Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
​​ プログラムオートで撮影 ( f3.1 1/160秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
35.朝の河口湖畔
​​ どんよりとした雲が垂れ込めた湖畔は静寂だった。

Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
​​ プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
36.雪が残る湖畔散策路
​​ 「富士ビューホテル」の庭園内を歩き、車が走る湖畔道路へでる。「敷島の松」というバス停があるところを湖畔側に渡る。写真に残さなかったが、平成8年10月14日 除幕された田中冬二の詩碑があった。昭和18年に河口湖を訪れたときの田中冬二の作品にちなみ、スープに浮かんだ逆さ富士をモチーフにしたデザインの詩碑になっている。

Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
​​ プログラムオートで撮影 ( f3.1 1/250秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
37.河口湖畔
​​ 湖畔の散策路を西の方へ歩いていくと、こんどは谷崎潤一郎文学碑がある。谷崎潤一郎は昭和17年秋に河口湖畔に滞在して名作「細雪」を執筆。ここの文学碑には「細雪」の一説が谷崎の直筆で刻まれていた。

Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
​​ プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/400秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
38.「富士ビューホテル」玄関前から眺める富士山
​​ 9時過ぎにチェックアウトしたが、朝のうちは雲に覆われていた富士山が見えるようになった。出発を前に宿泊客が順番を待って富士を背景に記念写真を撮っていく。我々もそれに従った。富士山は北側斜面を見せている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f8​​​ 1/​400​秒 70mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.富士御室浅間神社
​​ 第2日目はまず、今回訪れる2つ目の浅間神社である富士御室浅間神社を参拝した。ここは初めての所だ。備えられている案内板には1300年以上の歴史を有する富士山最古の神社であると記されていた。富士御室浅間神社のホームページによれば、本宮は「文武天皇3年(699年)に藤原義忠によって霊山富士二合目に奉斉されたと伝えられる。その後708(和銅1)年に祭場の形を造り、720(養老4)、807(大同2)年に雨屋、社殿を創建された。富士噴火のため焼失したが、その後、しばしば再興、増設された。社名の「御室」は、かつて祭祀を石柱をめぐらせた中で執り行っていたことによるものである。 天徳2年(958年)には、村上天皇により、氏子の祭祀の利便のため河口湖の南岸に里宮が創建された。」とある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f9​​​ 1/​320秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
40.随神門、里宮社への参道​​
​​ 広い境内には、富士山を背にする、昭和49年に富士山二合目から、ここに移築復元された本宮(国指定重要文化財)と河口湖を背にする里宮(町指定有形文化財)が建てられているが、この写真は随神門から里宮社へ続く参道である。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.3​​​ 1/​320​秒 98mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
41.モズ​​
​​ 参道を歩いていると、野鳥が飛んできて、木の枝にとまった。モズのようだ。トリミングしている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3​​​ 1/​250​秒 300mm ISO450​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
170319_041.jpg
42.里宮社の随神門​​​​
​​ 質素だが、落ち着いた随神門だった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6​​​ 1/​250​秒 22mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
43.里宮社
​​ 随神門を抜けて境内に入る。958年(天徳2年)村上天皇が、崇敬者の礼拝儀祭の便を図るため、老松繁る現在の場所へ建立された。以来武田家、小山田家、徳川家からあつい信仰や手厚い庇護を受けて来た。現在の建物は、明治22年に再建されている。河口湖に面し、喧騒と離れた静寂の中にある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f7.1​​​ 1/​250​秒 35mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
44.本宮 昭和49年にこの地に移築 -1
​​ 再び富士御室浅間神社のホームページによれば、本宮は「富士山最古の社。699年(文武天皇の御世)藤原義忠公が霊山富士二合目へ奉斉。722年(養老4年)雨屋建立。807年(大同2年)に坂上田村麿郷が蝦夷征伐の御礼として社殿を創建。噴火のための数次にわたる炎上と、自然条件厳しい場所のための不朽激しく、そのつど皇室及び、武田家をはじめとした有力な武将等により再興が 重ねられてきた。 富士山二合目にあった本宮本殿は、1612年(慶長17年)に徳川家の臣で当時当地方の領主鳥居成次が 造営、その後4回の大改修を経たものを、永久保存のため昭和49年に現在地へ 遷祀したものである。構造は、一間社入母屋造り、向拝唐破風造り、屋根は檜皮葺形銅板葺きで桃山時代の特徴をもったすぐれた建造物である。」と書かれている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4.5 1/​250​秒 28mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
45.本宮 昭和49年にこの地に移築 -2
​​ 本宮本社殿前の説明札には、昭和39年スバルラインの出現により、旧登山道が荒廃を極めるとともに、あまりにも厳しい自然状況の中にあり、永久保存が至難であるため、昭和48年にここに移築復元し、昭和49年5月完工、重要文化財の指定を受けたと記されていた。このように本宮本殿は永久保護のため、ここ里宮の地に移築されたが、本宮の拝殿は当時のまま、富士山二合目に奥宮社として新たに建立されているそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.8 1/​250​秒 26mm ISO450​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
46.富士御室浅間神社 里宮拝殿
​​ もう一度、里宮拝殿に戻ってきた。現在の建物は、明治22年に再建されたとあるが、静かな佇まいに建つこのお宮は落ち着いた趣きがある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.​5​​​​ 1/​250​秒 ​18​mm ISO​22​0​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
47.里宮拝殿の扁額
​​ 里宮拝殿の扁額には大石次郎右衛門の文字が読み取れるが、どういう人なのかはわからなかった。​​

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​4​​​​.​5​​​​ 1/​250​秒 ​44mm ISO​140​0​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
4​8.稲荷神社
​​ 里宮拝殿の周囲にはいくつかの末社があったが、左手(西側)​に稲荷神社があった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f​5​​.6​​​​​​​ 1/​250​秒 ​26mm ISO​20​0​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
49.「与 勇輝 館」
​​ 河口湖の南側湖畔にある「与 勇輝 館」に寄った。ここは布を素材とした日本の創作人形作家の第一人者である与 勇輝 氏の作品を常設展示する美術館として平成5年に開館した。ご婦人方のご要望で見学したが、そのノスタルジックな人形は時代の流れを感じさせる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f​6.3​​​​​​​ 1/​250​秒 ​35mm ISO​20​0​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。