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Atelierで“コメント認証”が含まれるブログ記事

2009年12月23日

隠居のMT備忘録:Google Account でコメント認証する

 Movable Type(MT)の最新バージョンは、MT5 になっている。バージョンアップに伴う煩雑さにかまけて、まだMT4.1 のまま使っている。今のところ、特段の支障はないし、MT4.25 にすると写真を拡大表示するのに多用している lightbox 2.0 が上手く動かないというトラブルも報告されている。

 私と同じように、MT を使ってブログを運営されている友人のエントリーにコメントを入れようとすると認証画面が変わっていて、Google Account でサインインできるようになっている。友人のMT は私よりバージョンは低い。何か新しいプラグインを導入したかと、それこそコメントで聞いてみたが、どうもそうではないようだ。

 ネットで調べてみると、MT4.25 になって標準で、Google 認証や mixi 認証などができる選択肢が増えているらしいが、それ以下のバージョンで動く特別なプラグインはないようだ。
 それで、私のMT4.1 でのブログでコメント認証の動きを再度調べてみると、なんと私のサイトでも、TypeKey でサインインしようとすると、screenshot のように友人と同じ認証画面がでてくることがわかった。


 これは、どうやら TypeKey の認証サービスが、TypePad Connect というコメントサービスに進化したためらしい。 TypeKey でサインインしようとするときに、http://www.typepad.com/services/signin というページにつながり、そこでいろいろな認証サービスを受けらられる仕組みがされているのである。

 このポップアップ画面のセレクトボックスで、Google を選択すると、下のように Google メールアドレスでサインインできる。これなら、コメント用だけのID を入力しなくていいので楽である。私はよく知らないが、Yahoo! や MIXI など他のID も選択できるようになっている。
 もちろん、今まで使っていた TypeKey の ID でもサインインできる。
なお、CTL キーを押しながら「サインイン」をクリックすると別のWindowタブでコメントすることができる。
GoogleAccountでの認証画面
 クラウド・コンピューティングというのであろうか、ネットのサーバー側でいろいろと処理してくれるのはいいが、知らない間に処理法が変わってくると、古い頭ではなんとなく危なっかしい気持ちになる。  

2008年6月28日

コメント認証のためのTypeKeyエラー

 私の場合、スパム・コメントを防止するために、コメントをいただくときには面倒だが TypeKey の取得とその登録によるサイインインをお願いしている。ところが、MT4.1 を運営しだしてから、一見上手く機能していたように見えた TypeKey でもサインインできないと友人に指摘された。

 さっそく、ググッテ見ると MT3 でも起こる問題のようである。MT3 のときから認証問題には困ってきた。対処を施したところ、解決しているようなので、備忘録として記録しておきたい。

  • 問題:正確な TypeKey でサインインしても受け付けてくれない。
    対処:いつもお世話になる「小粋空間」さんの古いエントリー「TypeKeyの使い方」は、MT のバージョンが低いときの記述だが、ここからヒントを得た。
    クリックすると大きな画面になります  原因は、MovableType の設定ではなくて、TypeKey の設定である。
     既に TypeKey を取得している人が、コメントするときのログインではなくて、アドレスを指定するなどしてTypekey にログインするとTypeKey の設定画面が出てくるはずである。
     この設定画面の下部に、スクリーンショット(クリックすると大きくなります)のような、「コメント登録するウェブログの指定」枠がある。ここに記述するURLは、MT4.1 の場合 mt-config.cgi で指定した CGI Path (MT をおいたフォルダー)を指定しなければならない。ここが間違っていた。

  • 問題:上の修正をしても、ブログ管理者である人が、自分のブログにコメントするために、サインイン(はできる)し、コメントを投稿すると
    コメントの登録が失敗しました:
    というメッセージがでて投稿できない。
    対処:これもググッテみたが的確なサジェッションはヒットしなかった。
    クリックすると大きな画面になります いろいろと設定をいじって得た結果は、理屈はよく分からないが、MovableType の「ブログの設定」→「登録・認証」(スクリーンショット)に、認証方式を指定するところがあるが、ここで MovableType と TypeKey の両方にチェックを入れると先ほどのエラーはなくなった。 TypeKey のみのチェックでは、先ほどのエラーがでるようである。


 MT4 では、MT3 からはかなりの部分が改定されており、ようやく慣れた MT3 での操作が役に立たないことが多いが、新しい操作に慣れてくるとこちらの方が簡単なのかもしれない。いずれにしろ、老化で硬化した頭では、慣れるのにいじりまわすしか仕方がないかと観念している。