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Atelierで“メタセコイア並木”が含まれるブログ記事

2018年12月10日

隠居のドライブ:初冬の滋賀北部(1)メタセコイア並木

12月に入って夏のように暑くなったりして天候が不順だったが、ようやく冬らしくなってきた12月6日、前から気になっていた琵琶湖西岸北部に行ってみた。目的地は、マキノスキー場の近くにあるメタセコイア並木と鯖街道の熊川宿である。
 メタセコイア並木近くにあるマキノピックランドをカーナビで指定すると、第二京阪道から阪神高速京都線の山科から出て1号線から湖西道路へのルートを推奨する。地道の混雑がいやで湖西道路へのつなぎが楽と思う名神高速京都東出口経由を選んだ。近畿自動車道の終点吹田から名神高速に乗るのだが、第二京阪への分岐点となる門真を頭に渋滞である。知らなかったが、朝の出勤時間7時台は恒常的にどうも混むらしい。周りの車を見るとほとんどは、仕事に向かう車のようだ。景気が少しは回復しているのだろうか、最近の職人さんは、一人一台の世の中になってきているようだ。
 天気予報では、午後には雨になると言っていたが、紅葉はチャンスを逃すと1年待たなければならない。雑用で毎日が過ぎていく合間を縫って出かけることにしたのだ。
 名神高速の桂川 PA で一息入れて、京都東ICから湖西道路を走る。高島市の野鳥観察公園を右手にやり過ごして、カーナビの指示するまますこし北に走ったところから左折するとマキノ高原に向かう幅10mほどの直線道路が現れる。この道路の両側道に高さ15~20mほどのメタセコイアがトンネルを作っている。すべてが赤褐色に紅葉している。すごい。神戸の森林植物園にも、メタセコイアの並木があるが、比較にならない。
 マキノピックランドの駐車場に車をおいて側道を歩いた。この並木は2.4KMあって、500本のメタセコイアが植わっているらしいが、途中まで歩いたところで雨がぱらつき出したので、引っ返してきた。

181206_004.jpg 2018/12/6 マキノ(滋賀県高島)
メタセコイア並木 -1
この並木になるとみんなゆっくり走っている。貸しテニスコートの看板が見える。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
200.0mm 1/350 f/6.7 ISO16000 EV 0
181206_028.jpg 2018/12/6 マキノ(滋賀県高島)
メタセコイア並木 -2
かっこいいスポーツカーで走りたくなったのか。近くにレンタカーがあるのか、同じような車が2台走っていた。壁紙にして余韻に浸っている。

RICOH GRⅡ
18.3mm 1/40 f/2.8 ISO200 EV 0
181206_029.jpg 2018/12/6 マキノ(滋賀県高島)
メタセコイア並木 -3
バスも何台も走ってくる。滋賀の名残紅葉ツアーーなのかもしれない。先の連休に訪れたという京都長岡京に住む娘は、休日にはすごく渋滞するといっていた。

RICOH GRⅡ
18.3mm 1/40 f/2.8 ISO125 EV 0
181206_007.jpg 2018/12/6 マキノ(滋賀県高島)
メタセコイア
近くで見ると、このようにかなり猛々しい樹木である。当初、化石しか発見されていなかったため絶滅種と考えられていたが、1945年に中国・四川省の山奥で生きた個体がみつかり、「生きた化石」として話題を集めた。その後は苗木が増やされ、日本の公園でもふつうに見られる木になったと「葉で見分ける樹木」という図鑑に解説がある。ちなみに、ここのメタセコイアは昭和56年(1981)に初めて植えられてから年々増やしていったようだ。

RICOH GRⅡ
18.3mm 1/40 f/2.8 ISO125 EV 0
181206_027.jpg 2018/12/6 マキノ(滋賀県高島)
倒れたメタセコイアの根っこ
これも台風21号の爪痕だろうか。植えられてから37年くらい経つのに、初めての被害だろう。琵琶湖湖岸も結構吹いたようだ。

RICOH GRⅡ
18.3mm 1/40 f/2.8 ISO125 EV 0
181206_009.jpg 2018/12/6 マキノ(滋賀県高島)
並木道側道
並木道の両側の畑は、果樹園である。収穫が終わったブルーベリーやブドウと思われる。さりげなく、ベンチがおかれていたりする。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
50.0mm 1/90 f/4.5 ISO1600 EV 0
181206_010.jpg 2018/12/6 マキノ(滋賀県高島)
山麓の紅葉
ベンチに座ってみると、果樹園の向こうは山裾がこうようしていた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
70.0mm 1/125 f/5.6 ISO1000 EV 0
 

2010年11月27日

隠居の紅葉狩り:神戸森林植物園


 11月25日、近くに住む娘が会社に休みをもらったことで孫の世話から解放された。それで、前から行ってみたいと思っていた神戸の森林植物園に車を走らせることにした。
 カーナビの指示は、阪神高速道路神戸線生田川出口から神戸市街地を走り、再度山ドライブウェイから山に上るルートである。再度山ドライブウェイにはあちらこちらに楓の木があり、色の濃さを変えながらグラデーション様に紅葉している。この紅葉の中を熟年グループがハイキング・コースを登って行った。熟年の山登りはブームなのだ。
 入園料ひとり¥300と駐車料金¥500を払って車を駐めると、鮮やかに紅葉したメタセコイアの並木が眼に飛び込んできた。ここにきた目的のひとつは、変わった鳥でも見つけられるかもしれないという期待である。入り口でもらったガイドマップにある【野鳥の森】を目指して、坂を下って行くと紅い楓が陽の光を受けて鮮やかである。
 期待した野鳥は、植物園内にある【長谷池】には姿はなく【野鳥の森】近くでようやく、あまり見かけないスズメ大の小鳥をキャッチした。撮った写真を自宅に帰って【絵解きで野鳥が識別できる本】で確認するとどうやらヤマガラのようである。

 帰りは、曲がりくねった六甲山尾根道のドライブウェイを西宮夙川にでるコースをドライブした。若い時によく走ったことを思い出していた。先日、11月14日、23日には、須磨から宝塚にいたる全長 56km の六甲山全山縦走大会が開かれている。高校同期の友人が参加したようだ。 この距離を一日で歩き通すには、友人のように大学時代はワンゲルでならし、普段から歩き慣れている人でないととても無理であろう。だが、参加証をもらうには、早くから並ばないともらえないらしい。歩くことはブームなのである。

再度山ドライブウェイの紅葉;クリックすると大きな写真になります紅葉したメタセコイア並木;クリックすると大きな写真になります鮮やかな紅葉:森林植物園;クリックすると大きな写真になりますヤマガラ;クリックすると大きな写真になります
再度山ドライブウェイの紅葉紅葉したメタセコイア並木鮮やかな紅葉:森林植物園ヤマガラ:森林植物園


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