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2019年4月17日

隠居のドライブ:春爛漫 彦根城

近くに行くことはあるがまだ城内に入ったことのなかった彦根城に出かけることにした。4月12日、大阪あたりより少し遅れて桜が満開らしい。
 スマホの Google マップで所要を見ると片道 2時間くらいだ。その行程はほとんど高速道路なので気は楽だ。
 問題は、駐車場だが、ネットで調べてみると城内に結構あるようだ。それでも、到着が早いのにこしたことはない。あさ、6時半過ぎに自宅を出ると、最近慢性的に渋滞している近畿自動車道の門真JCTあたりで1KM程度の渋滞があっただけで、その他はスムーズに流れた。
 ネットでは、天守閣に一番近い駐車場は、二の丸駐車場で40台駐車できるとあったが、8時40分時点でほぼ満車のようだった。その先にも駐車場の案内がある。誘導されるまま入ってみると未舗装だが、広大な駐車場である。ネットで、彦根城保存用地となっている場所らしい。桜の時期だけ開放しているのかもしれない。一回 400円で一日おいておける。
   駐車場すぐ近くにある大手門橋から、天守閣を目指した。大手門橋あたりの満開の桜は、頭に描いていた城の春だ。
 最近は坂道は段々と覚束なくなってきている。天守閣への坂道は堪えるが、ゆっくり上がれば、和歌山城ほどのことはない。それより、三層になっている天守閣内の上層に上る急な階段の方がきつかった。
 折角来たからと、内堀を巡る屋形船に乗ることにした。1時間に一本でていて、料金は1300である。
 博物館の見学も終えて、案内図で昼食を蕎麦屋(つる亀庵)と決めて中堀の外を歩いた。朝と違って、人が俄然多くなった。昼時とあって15分ほど待たされたが、まあまあのてんぷらとおろし蕎麦ありつくことができた。
 腹ごなしにと少々気になる【夢京橋キャッスルロード】をぶらついてみた。昨秋訪ねた長野松本の中町通りに似た雰囲気である。

彦根城

190412_001.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
彦根城臨時?駐車場
まだ早かったので、ガラガラだった。カメラの記録には、08:44とある。いろいろと歩いて、2時前に、帰ってくるとびっしりと詰まっていた。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
18mm 1/350 f/8.0 ISO100 EV 0
190412_002.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
大手門橋左の石垣と桜
朝は早いので、清掃作業が行われていた。彦根城の桜は、地元にとっては、一大観光事業なのだろう。行政挙げての取り組みが感じられる。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
18mm 1/125 f/5.6 ISO100 EV 0
190412_003.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
内堀を泳ぐ黒鳥
城の堀に黒鳥が1羽いるというが、これがその黒鳥らしい。4羽いる白鳥とともに、飛んで逃げないように、毎年風切り羽を切るらしい。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
300mm 1/500 f/6.7 ISO100 EV 0
190412_005.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
天秤櫓と桜
大手門と表門からの道が合流する位置にある。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
28mm 1/45 f/16.0 ISO100 EV 0
190412_009.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
天守撮影スポット
ヒコニャンの人形が置かれている。これと天守をバックに写真を撮る人が多い。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
18mm 1/30 f/16.0 ISO100 EV 0
190412_013.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
天守から琵琶湖方面
天守からは、360度周辺の地域を見渡せる。琵琶湖の向こうは、比良山系である。昨日は寒く雨が降っていたせいか、山頂付近は白く冠雪していた。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
50mm 1/125 f/22.0 ISO100 EV 0
190412_014.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
西の丸あたりから天守を望む
玄宮園に向かう道から振り返ると桜の向こうに天守が青空に輝いていた。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
50mm 1/125 f/22.0 ISO100 EV 0
190412_016.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
西の丸あたりから比良山を望む
この時期に比良山の三町が白いのは珍しいのかもしれない。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
55mm 1/90 f/22.0 ISO100 EV 0
190412_020.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
内堀のオオバン
散った桜の花びらに埋もれるように泳いでいた。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
120mm 1/250 f/5.6 ISO100 EV 0
190412_024.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
白鳥と桜
黒門橋近く。白鳥は4羽いるようだ。
合成写真 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
40mm 1/250 f/9.5 ISO100 EV 0
190412_026.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
玄宮園から天守を見る
この庭園には桜はあまりない。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
35mm 1/90 f/11.0 ISO100 EV 0
190412_027.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
記念写真撮影
結婚記念の前撮り撮影と思われるカップルがいた。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
35mm 1/90 f/11.0 ISO100 EV 0
190412_029.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
屋形船
12名が座布団に座ると満員になる、小さな電動モータで動く船である。操舵を担当する船頭さんとは別に、史跡を説明してくれるガイドさんが一人乗っている。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
18mm 1/60 f/11.0 ISO100 EV 0
190412_032.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
堀にかぶさる桜を見る
水面から見上げる堀の石垣とその上に咲く桜は、なかなかの風情がある。表門橋近く。橋は屋形船が通れるように橋げたを広げているところがある。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
45mm 1/250 f/9.5 ISO100 EV 0
190412_039.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
西の丸三重櫓付近く
船はこの辺りでUターンする。キンクロハジロが泳いでいたりする。45分ほどの船からの花見である。
合成写真 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
55mm 1/60 f/11.0 ISO100 EV 0
190412_049.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
彦根城撮影スポット
博物館の見学も終えて、昼食の場所を求めて観光センターあたりで場所を物色した。カメラマンが多くたむろしている場所がある。ここで撮った一枚。満開の桜と堀の石垣の向こうに、彦根城の天守が見える。
合成写真 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
55mm 1/60 f/11.0 ISO100 EV 0
190412_053.jpg 2019/4/12 彦根城(滋賀県)
夢京橋キャッスルロード風景
中堀の京橋から続く古い町並みを整備している。彦根は、このようにして観光都市を目指しているようだ。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
35mm 1/90 f/11.0 ISO100 EV 0

2014年9月 4日

隠居の散策:和歌山城・養翠園を訪ねる


 8月も終わりになった27日、前から一度行ってみたいと思っていた和歌山の養翠園へ行くことにした。その前に、まだ訪ねたことのない和歌山城を訪ねてみることにした。
 和歌山城は、和歌山市の真ん中にあり、市役所や県庁が隣接している。NaviCon を使ってカーナビで目的地として設定すると、堺市南区の自宅からは阪和自動車道を走って和歌山ICで降りると1時間ちょっとで到着できるようだ。和歌山は、近くにあるのだが、いつも白浜や南紀にドライブするときに、通り過ぎるだけで、市内の施設に訪れたことはなかった。

 和歌山ICを降りて和歌山城に至る道路は、さすがに市内の中心部に向かう道だけあって車の数は多く、とこどころノロノロ運転になる。乗用車の駐車場(和歌山公園駐車場)は、不明門から入った場内にある。バス専用の駐車場とは、天守閣を挟んでほぼ反対側にある。料金は、はじめの1時間が200円、あと1時間経過するごとに150円が追加される。このような場所としては安いほうだ。
 平日で暑いこともあって、駐っている車はまばらである。天守閣には、駐車場奥の新裏坂の少し急な階段を登るとすぐである。それでも、T-シャツと半ズボンにスニーカーという服装でも、汗をぐっしょりとかいた。
 天守閣入り口付近には、忍者のいでたちをした人がいる。別に何か商売をしている雰囲気ではない。何をする人かと聞いてみると、忍者の格好をして、和歌山城に来る人達をおもてなしするという。手持ち無沙汰にしていたので、家内と二人の写真を頼むと、天守閣を入れる撮影ポイントを知っていて、こころよく、その場で撮ってくれた。ボランティアかと聞くと、そうではなく和歌山市の委託を受けての仕事ということであった。

 天守閣への入場は、大人410円である。徳川家にまつわる品々が陳列してあるのだが、浅薄な知識では有り難みが分からない。館内は、すべて撮影禁止となっているので、記録も残せない。最近、海外のルーブル美術館や大英博物館でも、フラッシュ無しなら撮影がOKとなっているらしいのだが。
 天守閣最上階3Fは、周囲が幅1mほどの回廊になっており、そこからは和歌山市の周囲を見下ろすことができる。
 天守閣からゆるやかなダラダラ坂を下りて、お堀のそばに出る。このお堀には柵がなく石垣の10m下は、いきなり深い水である。水鳥は合鴨家族が泳いでいるだけだった。冬場にはカモ類が来るのだろう。
 駐車場の方に歩いて行くと、ツキノワグマやフラミンゴもいる小さな動物園がある。無料である。城内は広い。

残暑厳しき和歌山城
背景は和歌山城天守閣;クリックすると大きな写真になります。 背景は和歌山城天守閣
おもてなし隊が撮ってくれた
2014/8/27
Fujifilm HS60EXR
4.4mm 1/900s f/8.0 ISO400
Photoshop で加工
天守閣への入り口;クリックすると大きな写真になります。 天守閣への入り口
2014/8/27
Fujifilm HS60EXR
4.8mm 1/3800s f/8.0 ISO400
お城は、和歌山市の真ん中にある;クリックすると大きな写真になります。 お城は、和歌山市の真ん中にある
2014/8/27
Fujifilm HS60EXR
7.9mm 1/800s f/6.4 ISO400
県立美術館;クリックすると大きな写真になります。 南隣りには、黒川紀章の設計による県立美術館がある。
2014/8/27
Fujifilm HS60EXR
11.9mm 1/2500s f/7.1 ISO400
表坂の石垣;クリックすると大きな写真になります。 表坂の石垣
2014/8/27
Fujifilm HS60EXR
4.4mm 1/800s f/7.1 ISO400
城内の森の向こうに天守閣が見える;クリックすると大きな写真になります。 城内の森の向こうに天守閣が見える
2014/8/27
Fujifilm HS60EXR
8.5mm 1/1100s f/5.0 ISO400
城内には、巨木の楠などがある;クリックすると大きな写真になります。 城内には、巨木の楠などがある
2014/8/27
Fujifilm HS60EXR
4.4mm 1/950s f/6.4 ISO400
お堀の合鴨家族;クリックすると大きな写真になります。 お堀の合鴨家族
2014/8/27
Fujifilm HS60EXR
138.4mm 1/1000s f/8.0 ISO400


 和歌山市に来た目的は、紀州徳川家の別荘であった養翠園を訪れることが大きな目的である。
 和歌山市街を抜け出すのに少々手間取ったが、養翠園は市街から雑賀崎に向かう道途中和歌山南港の近くにある。道路脇に整備されていない大きな駐車場があるが、そここから細い道を下ると最近整備された思われる養翠園の乗用車が8台ほどおける専用駐車場がある。無料である。こんな暑い日は、誰も来ないのか1台も停まっていない。
 質素な門構えを抜けると、古い邸の一角と思えるところに受付があり、600円の入園料を収める。もともと花は少ない庭園であるが、この時期には全くない。海水を取り入れた池の周りに植わっている松が売りものである。立て葉ずかしと言われる剪定がされて、手入れがよく行き届いている。ネットで「立て葉ずかし」をググったが、一件もヒットしなかった。この日も、雑草刈の作業が行われていた。

残暑の和歌山養翠園
養翠園の庭園;クリックすると大きな写真になります。 養翠園の庭園:池の周りに松が植えられている
2014/8/27
Fujifilm HS60EXR
6.4mm 1/800s f/4.0 ISO400
140827_022.jpg 養翠園の庭園:背後の天神山と章魚頭姿山(たこずしやま)を借景としている
2014/8/27
Fujifilm HS60EXR
6.4mm 1/900s f/4.5 ISO400
御船蔵;クリックすると大きな写真になります。 御船蔵:藩主の船を停めておくドック
2014/8/27
Fujifilm HS60EXR
4.4mm 1/900s f/5.6 ISO400
湊御殿;クリックすると大きな写真になります。 湊御殿:庭園の敷地内にある
2014/8/27
Fujifilm HS60EXR
4.4mm 1/800s f/5.6 ISO400