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Atelierで“鳥取砂丘”が含まれるブログ記事

2017年7月27日

隠居のドライブ:山小屋 Hütte Hachi を起点に浦富海岸島めぐり遊覧船(2)

孫達とのBBQで満腹した翌朝早く、朝食を早々にすませて、娘家族は国道9号線経由で鳥取砂丘に向かって出発した。我々老夫婦は、以前に経験してことのある夏の砂丘の暑さには耐えられそうにないので、山陰のジオパークとして有名な浦富海岸で遊覧船に乗ることを選択した。
 海の日を含む3連休の中日とあって、車の数は多いが、渋滞するようなことはない。娘家族と別れて、鳥取県岩美町網代にある遊覧船乗り場に向かった。既に多くの家族連れなど乗船を待つ人たちが待合室は賑わっていたが、30分ほど待つだけで、乗ることができた。
 昨夏、兵庫県の香住海岸で遊覧船を楽しんだので、感激はもう一つであるが、夏の海は気持ちがいい。
 遊覧後、小さかったのでよく覚えていないのだが、戦中3~4歳のころ疎開していたという親父の養子先の家があった網代の漁師町に行ってみた。
 昼食は、娘家族と賀露漁港の海鮮市場という予定であったが、大きな駐車場があるのに駐められないほどの混雑である。どうやら、ここに車を駐めて、海水浴へグループもあるようだ。早々に退散した。この頃は、スマホで簡単に連絡が取れる。
 それぞれで、昼食は摂ることにして、我々は鳥取自動車道に向かって帰途についた。途中で、ショッピングモールにあるコメダ珈琲を見つけ、老人にはいささかボリュームが大きいカツサンドを食した。家内が注文したかき氷もまた大きかった。
 鳥取自動車道は高速仕様だが、中国自動車道に合流するまで殆どがトンネルで、いささか疲れた。

;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
船着き場-1
遊覧船乗り場は、日本海に注ぎ込む蒲生川の河口にある。待合室からは、道路下を通るトンネルでつながっている。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
35.0mm TV 1/500s f/4.5 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
船着き場-2
グループでの貸し切り船だろうか、同じ船着き場から小さな船も出ていった。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
35.0mm TV 1/500s f/4.5 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
鳥取砂丘
網代港を抜けると日本海からの鳥取砂丘が望遠される。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
135.0mm TV 1/1000s f/6.7 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
洞門-1
このような洞門がいくつもある。それぞれに名前がつけられているようだが・・

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
60.0mm TV 1/1000s f/5.6 ISO320 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
洞門-2
てっぺんに松が生えている小さな島もある。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
60.0mm TV 1/1000s f/5.6 ISO250 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
カヌー教室
小さな入江ではカヌー教室が開かれているようだ。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
160.0mm TV 1/1000s f/6.7 ISO200 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
海水浴場
海水浴ができるような小さな海岸がいくつかある。船は、海水浴客との事故を避けるために、入江の奥には入らない。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
60.0mm TV 1/1000s f/5.6 ISO400 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
釣り人たち
沖の小さな島で、釣りをする人たちが居る。格好の釣り場らしい。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
120.0mm TV 1/1000s f/5.6 ISO400 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
洞門-3
日本海の海はきれい。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
180.0mm TV 1/1000s f/5.6 ISO800 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
網代漁港
釣り船だろうか、コンクリート舗装された浜辺に、電動式のウインチで引き上げられている。エンジンは船外機である。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
45.0mm TV 1/1000s f/4.5 ISO640 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
ボラ
港に注ぐ溝河口にボラの群れが泳いでいた。食べてもまずいので誰も捕獲しないようだ。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
230.0mm TV 1/1000s f/6.7 ISO1000 EV 0


 

2017年7月22日

隠居のドライブ:山小屋 Hütte Hachi を起点に浦富海岸島めぐり遊覧船(1)

近くに住む娘家族が、海の日の連休を利用して、山小屋に一泊して鳥取砂丘へ行きたいと言ってきた。オーナーとして、山小屋へは一緒に行くことにした。
 渋滞予測が出ている中国自動車道の宝塚東トンネルの混雑を避けるために、朝は5時30分に出発。それでも、6時半近くなった宝塚では、3KMの渋滞になった。早く出かけたおかげで、渋滞はそれだけで、あとはスムーズに流れた。
 夕飯の焼肉用の野菜は、途中の道の駅「まほろば」の産直売り場で手に入れる予定だったが、8時半開店のだいぶ前だった。こんなに早く、この道の駅についたのは初めてだった。
 いつものように、途中の羽渕精肉店で但馬肉を求めて小屋についたのは、10時前だった。来年には解体することにしている山小屋のデッキの床板は、雪害を避けるためにこの冬から外したままにしていた。一行の中では一番背が高くなった高1の孫にも手伝ってもらって、BBQができるように野ざらしにしていた床板をはめた。谷風が渡るデッキの上で飲むビールは格別だ。
 カレーライスで昼食を済ませた午後、虫取りに汗をかいた孫達は父親に連れられて、車で20分ほどのところにある日帰り温泉に出かけた。
 デッキの下に咲くオカトラノオやヒメジョオンに、スジグロシロチョウやヒョウモン蝶がやってきた。カメラを手に、近くを散策する。夜になると鹿が跋扈するというゲレンデは、以前はこの時期にはススキに覆われていたのに、今はそのような背の高い草は鹿の食事なっているらしく、背の低い草が生える草原になっている。
 ヒヨドリバナも、鹿が食するらしいが、ゲレンデのあちこちに花を咲かせていて、そこにいろいろな蝶が吸蜜していた。

;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 大久保(養父市)
スジグロシロチョウ
小屋のデッキの下には、オカトラノオとヒメジョオンが繁茂している。このオカトラノオに、スジグロシロチョウが吸蜜に来ていた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
230.0mm TV 1/800s f/6.3 ISO640 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 大久保(養父市)
オオシオカラトンボ♀
上と同じ場所の枯れ枝に、オオシオカラトンボが留まっていた。シオカラトンボと思っていたが、よく調べるとオオシオカラトンボのようだ。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
200.0mm TV 1/800s f/6.3 ISO6400 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 大久保(養父市)
ドクダミ
この薬草を鹿が食べるかどうかは、ネットでサーチしてみると食べる・食べないの記載が半々のように思うが、少なくとも、このあたりでは食べてはいないようだ。以前は生い茂っていたススキなど背の高い草は食草となっているようで、ゲレンデは背の低い草が繁茂する草原となっている。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
140.0mm TV 1/800s f/6.3 ISO500 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 大久保(養父市)
ウツボグサ
靭(うつぼ)とは矢を入れて、腰に付けて持ち歩く鎌倉、室町時代の筒型の容器のこと。名前の由来は花が落ちた花序の様子がうつぼ(靭)に似ているかららしい。鹿の食事対象ではないらしい。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
160.0mm TV 1/640s f/6.3 ISO1600 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 大久保(養父市)
ツバメシジミ
こんな田舎に来ても、ツバメシジミが健在だ。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
300.0mm crop TV 1/640s f/6.3 ISO320 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 大久保(養父市)
ウラギンヒョウモン
オカトラノオが好きなようだ。ウッドデッキから撮影した。ヒョウモンチョウの同定は難しいので、YAMAKOさんに助力を仰いだ。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
280.0mm crop TV 1/640s f/6.3 ISO6400 EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/7/15 大久保(養父市)
キアゲハ
ゲレンデのヒヨドリバナは鹿の食事の対象ではないらしく、そこここに花をつけている。この花に、アゲハやヒョウモンチョウが吸蜜に来ていた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
200.0mm TV 1/750s f/6.7 ISO1000 EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/7/15 大久保(養父市)
ヒメキマダラセセリ
ヒヨドリバナには、小さな蝶もやってきていた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
110.0mm TV 1/750s f/5.6 ISO500 EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/7/15 大久保(養父市)
オオウラギンスジヒョウモン
あちこちのヒヨドリバナでは、何頭ものヒョウモンチョウが吸蜜をしていた。裏翅の白い斑点が、ウラギンヒョウモンより少ない。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
300.0mm crop TV 1/750s f/6.7 ISO500 EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/7/15 大久保(養父市)
ウラギンヒョウモン
足元のオカトラノオに、ヒョウモン蝶が飛んできた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
230.0mm TV 1/750s f/6.7 ISO2000 EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/7/15 大久保(養父市)
キタキチョウ
オカトラノオには、キタキチョウもやってきた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
230.0mm TV 1/750s f/6.7 ISO2000 EV 0


2012年8月 6日

隠居、真夏の山陰旅行を楽しむ


 続けての休みがあまり取れない息子夫婦が珍しく8月のはじめに、3日続けて休むという。一泊は山小屋に泊まり、一泊は三朝温泉に泊まろうという計画になった。山でBBQ をして、日本海で泳ぎ、大山の高原にも行ってみるという欲張った計画である。

 息子は、小さい時から旅行と言えば、この山小屋に連れて来られて、飯盒炊さんをしたり、日帰りで日本海に釣りや海水浴に行ったのだ。その時の思い出を子供(私にとっては孫)にも経験させてやりたいらしい。
 山小屋は息子が過ごした30年前とは基本的に変わらないが、パートナとオジン二人で色々と手を入れたので、BBQ ができるウッドデッキもあり、トイレも浴室もきれいに便利になっている。一番良くなっているのは、簡易水道が通ったことである。水の心配がないのは、安心だ。
 飯盒炊さんをした残り火を、孫はよほど面白かったのか、近くに転がっている枯れ木を拾い集めては燃やし続けていた。そのファイアで点けた持参した花火の向こうには、樹々の間から満月が上っていた。

  
飯盒で飯を炊く;クリックすると大きな写真になります 樹木の間から満月が;クリックすると大きな写真になります 山陰海岸居組の砂浜;クリックすると大きな写真になります 山陰海岸居組の岩場;クリックすると大きな写真になります
飯盒で飯を炊く
2012/8/1
養父市大久保で
樹木の間から満月が
2012/8/1
養父市大久保で
居組の砂浜
2012/8/2
山陰海岸
居組の岩場
2012/8/2
山陰海岸


 翌朝、朝食を早々に、山陰海岸浜坂から先の居組漁港横にある砂浜に向かった。息子は、この日本海の砂浜の思い出が深いらしい。朝9時半すぎの渚は、ちらほらと海水浴客がいるぐらいで、波も静かである。私も、久しぶりに水着をつけて海水に浸かった。砂地の上を泳ぐキスが確認できるほど水は透き通っている。プールでの水泳は得意の孫が、水中メガネでのぞく海を楽しんでいた。
 めんつゆに朝ゆでたソーメンをつけて食べるだけの早めの昼飯は、妙に美味しかった。 

 一軒だけある海の家のシャワーで汐と砂を流して、熱さを覚悟で鳥取砂丘に向かう。砂丘は、熱中症注意報が出ていたくらいで、壮烈な暑さである。日本海が望める馬の背までの急な砂ばかりの坂道は、古希を過ぎた身にはいささか過酷であったが、なんとか頂上にたどりついてみると、おりからの強風で飛んでくる砂が半ズボン下の脛にあたって痛かったが、夏空の下に日本海が青く広がっていた。
 砂落とし用の水道で足を冷やしてから食した、梨の匂いがほんのりとするソフトクリームがなんとも爽快であった。

  
鳥取砂丘;クリックすると大きな写真になります 馬の背;クリックすると大きな写真になります 鳥取砂丘;クリックすると大きな写真になります 風紋;クリックすると大きな写真になります
入り口から西方面く
2012/8/2
鳥取砂丘
馬の背に登るく
2012/8/2
鳥取砂丘
日本海を望む
2012/8/2
鳥取砂丘
風紋く
2012/8/2
鳥取砂丘
 

 2日目の宿は、鳥取の倉吉に近い三朝温泉である。ホテルのプールには、夏休みで訪れている子供たちの声が賑やかであった。七階の部屋から見える夜空は、満月で明るい。
 翌早朝、朝風呂を浴びて、ホテル横を流れる天神川を散策してみた。河原には、ハクセキレイとダイサギかチュウサギが見られるぐらいで鳥の姿は少ない。10時のチェックアウトまでプールで遊んだ孫たちを乗せて、178号線から482号線で蒜山高原を経由し、米子自動車道大山に向かった。iPad で検索し、カーナビで設定した大山寺の蕎麦屋は、貸切で駄目だったが、近くの手打ちそばの看板に引かれて入った大山そばと栗おこわはなかなかだった。
 Montbell 大山店で、ご当地限定T-シャツを求めたあと、大山牧場へ。ここで、本場のソフトクリームを味うのも、今回の旅行の目的の一つなのだ。すべてが孫中心である。
 牛乳たっぷりのソフトクリームを味わって、牧場の向こうに広がる日本海を眺望すると、境港方面の弓ヶ浜が、真夏の太陽の下に見えていた。

  
満月;クリックすると大きな写真になります ダイサギ?;クリックすると大きな写真になります ハクセキレイ;クリックすると大きな写真になります プール;クリックすると大きな写真になります
満月
2012/8/2
三朝ロイヤルホテル
ダイサギ?
2012/8/3
三朝天神川
ハクセキレイ
2012/8/3
三朝天神川
プールからホテルを見る
2012/8/3
三朝ロイヤルホテル

  
手打ちそば;クリックすると大きな写真になります コスモスの向こうに大山;クリックすると大きな写真になります」 モンキチョウ♂♀;クリックすると大きな写真になります 日本海を望む;クリックすると大きな写真になります
手打ちそば
2012/8/3
大山寺
コスモスの向こうに大山
2012/8/3
大山牧場
モンキチョウ♂♀
2012/8/3
大山牧場
牧場から日本海を望む
2012/8/3
大山牧場