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2007年12月30日

隠居、システム・ディスクの交換に挑戦する

 年賀状を作成するなどでパソコンの便利さを感じる年末になって、パソコンの立ちあがりで、初めて経験する Warning が出るようになった。ハードディスクが持っている機能、SMART (Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)からのメッセージである。 ただ、私のパソコンに出たメッセージはWikpedia などで解説されているようなものではなく、以下のような Warning である。
SMART Failure Predicted on Primary Master :Maxtor 6Y160P0
Warning :Immediately back-up your data and replace your hard disk drive, A Failure may be imminent.

 どうやら、OS:WindowsXP をインストールしている自作PCでパーティションを128GBと32GBに分けて使っているディスクが「まもなくご臨終ですよ」との警告らしい。記録がないのではっきりしないが、このディスクの年齢は多分5年以上になる。そういえば、パソコンの立ちあがりが遅いし、MP3ファイルの再生で音割れがしたりする。

 ハードディスク(HDD)の増設は何回もしているが、システム・ディスクの交換はしたことがない。Web search してみると、システム・ディスクの交換事例の紹介は意外に少ない。IT関係の仕事をしておられると思われる方の「ラーメン雑記帳inMTO」のブログに記載されている方法が私のような初心者には簡単そうに思えたので、ここで紹介されている  Acronis True Image を使って、挑戦してみることにした。

 新しい内蔵ハードディスク(HDD)と先に紹介されているAcronis True Image Personal 2を量販店に探しに行った。外付けHDDは最近USB接続で簡単に増設できるので沢山陳列されているが、内蔵HDDの在庫は少ない。しかし、驚くほど安くなった。パソコンを弄り始めたころには、パソコンのディスクは1MB240円くらいした。今回求めた BUFFALO 内蔵HDD 250GBは14,000円 だった。計算すると4000分の1以下になっている。おまけに、Acronis True Image LE などのソフトまでついている。どうやら Acronis True Image Personal 2(¥1980) の限定版らしい。
 私の場合特殊かもしれないが、備忘録的に試行錯誤した経験を書き留めておくことにしたい。
  1. システム・パーティションにはOS関連だけではなく、いろいろなデータ・ファイルが入り込んでいて、使用領域が大きくなっていたので、OSとは関連なさそうなフォルダーを cut&paste で外付けHDDに移動した。
  2. システム・パーティション部分のディスクを綺麗にするために、「アクセサリー」→「システムツール」→「ディスクデフラグ」を実施した。今まで一度もしたことがない。時間がかかるとは聞いていたが、34GBを完了するのに9時間ほど要した。パソコンを立ち上げたまま、年末の買い物にはつきあえたが、その間にHDDが逝ってしまうのではないかと心配だった。結果は断片化されたファイルが整理されたようで、3GBていど圧縮された。
  3. 幸い外付けディスクに50GBくらいの余裕があったので、BUFFALO 内蔵HDD 250GBについていたCDにある Acronis Disk Director (自動起動では現れなくて、エクスプローラでCDのなかのファイルをのぞきに行くと、.exeファイルがある)で、パーティションを切り、そこへ True Image LE でシステム・パーティションのイメージ・ファイルを作成し保存した。どちらのソフトも丁寧なウィザードがあるので、使うのには問題はない。ただし、保存は圧縮しながら行うので、4時間くらいかかった。
  4. そのような準備をしたうえで、警告のでているディスクを外し、新しいディスクを取り付けた。そのディスクに、WindowsXP をインストールする段階でつまずいた。インストールするXPのディスクは、Windows2000のアップグレード版であることを忘れていた。それで操作を間違ったのか、"Press A key to reboot" という表示が出て、A キーを押してもインストール・ディスクが認識されない。もう1台のPCで、Web search をしてみたが、原因がよくわからない。CMOSクリアに望みがありそうだったので、マザーボードの CMOS checksum errorのときに交換した内蔵ボタン電池を外して、風呂に入るなどして1時間おいて再度試行してみたが、BIOSでカレンダーや時刻表示を訂正しなければならないだけで、同じ状況であった。
  5. CD-ROMドライブを、BIOS の boot sequence で Floppy→IDE Disk の次の3番目にしていたが、これを1番目に上げるとようやくインストール・ディスクを認識してくれた。(作業が完了した後で、BIOS の boot sequence を元に戻しておく必要がある) 年寄りの呆けた頭では、すぐに新しい試みができないらしい。今度は、Windows2000 を最低限だけ先にインストールし(途中で聞いてくるディスク・パーティションは、50GBに設定)、続いて WindowsXP をインストールすると今度は上手くいった。この時点では、画面は北海道美瑛のような XP default の画面である。
  6. 先ほどのシステム・ディスク イメージファイルを保存している外付けディスクをUSB接続し、インターネット家庭内Lanケーブルをつないだ。 True Image LE を新しい C:ドライブにインストールし、イメージの復元ウィザードにしたがって、新しいディスクに復元するとディスク交換前の状態に復元した。この作業中は、画面に残り時間が出るが、1時間15分くらいから減ると思うとまた残り時間が増える状況であったが、3時間ほどで完了した。元のディスクトップの背景画面(先日、奥日光に行ったときに撮った湯ノ湖畔の雪景色)に戻ったときは、危うく涙が出そうになった。歳をとって涙もろくなっているせいもあるが。時間はいつもはとっくに寝ている0時を廻っていた。
  7. 翌朝、新しいディスクの未割り当て領域(およそ190GB)を2つに分けた論理デスクにした。今後のことも考えて、システム・パーティション部分の肥大化は避けようと思う。


 元通りになったパソコンは、立ちあがりも早くなり、MP3ファイル再生の音割れもなくなった。HDDへのアクセス音もなく静かになった。これで、安心して年を越せるというものだ。
BUFFALO HD-H250FB/M 3.5インチUltraATA内蔵HDD7200rpm
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2006年11月17日

ローズアーチ用ツルバラの苗が届きました

パレードフェルスィテ・エ・ペルペチュクリックすると大きな写真になります クリックすると大きな写真になります クリックすると大きな写真になります







 DIYで作ったローズアーチに絡ませたいとインターネットモールで注文していたツルバラの苗が届いた。注文した時点で書籍などで見ていた欲しかった苗はすべて売り切れていた。在庫のあるものの中から育てたいと思うピンク(パレード)と白(フェルスィテ・エ・ペルペチュ)のそれぞれの大苗を1ヶ月ほど前に発注した。園芸好きの家内も通販で注文したことはないらしく、もの珍しく配達されてきた荷姿などを見ていた。苗がいつ来てもいいように教科書に書いてあるとおり、赤玉土6:牛糞4の土は準備していた。苗をポットからはずし手製木製プランタに植え込み、水をたっぷりかけた。少し伸びたツルが始めからついているフェルスィテ・エ・ペルペチュは、アーチに誘引した。来春何輪咲くか楽しみである。アーチになるには、数年かかるだろう。

2006年11月 4日

水コンロを楽しむ

 炭火でいろいろな食材を焼いて食べると雰囲気もあるのだろうが、ついついアルコールの度が過ぎるくらい美味い。だが、秋が深まり夕方の気温が下がるとウッドデッキでの七輪炉辺焼きを楽しむには寒くなってきた。屋内では、煙がでてとてもできない。
 先日、友達の家で飲み会をしたときに卓上に置いて炭火焼ができるコンロでエイノヒレなどを炙って楽しんだ。このコンロ、なかなか洒落ているし煙もあまりでない。このコンロの名前は水コンロということを友に教えてもらった。Googleで調べてみるといろいろな製品が販売されている。京都の高級料亭で使われるものもあるようだ。早速、インターネット・ショッピングをした。選んだのは、三河水コンロである。
tubo.jpg konro2.jpg 発注して3日ほどで届いたので早速試してみた。外観もよくいろいろと工夫がしてある。詳細については発売元のページを見て欲しいが、珪藻土で作った中コンロは白いので縁がすぐに汚れそうである。奥さんの発案でアルミホイルを巻いた。(珪藻土のため水では洗えない。) 使う炭は少々高いが岩手の切り炭と前から決めている。煙も出ないし、はぜない。これをガスコンロの上においた火起こしでいこし、中コンロに前の七輪BBQのあと火消し壺に残しておいた消し炭を置き、その上にいこった炭をおいた。この鋳物の火消し壺も雰囲気でインターネット・ショッピングしたものである。近くの生鮮食料スーパーの改築売り出しで安売りしていた中国産のハマグリやアジのみりん干し、ししとう、ししゃもなどを焼いて食した。旨い!病みつきになりそうである。ただし、実験的に トントロ を焼いてみると見事に煙が出る。焼き肉はやめておいた方がいいようである。

2006年9月 1日

隠居のインテリセンス血圧計

 この夏で介護保険1号被保険者になった。今のところ介護保険のサービスを申請する必要はないが、自覚症状のないメタボリック・シンドロームの診断を受けてから、かれこれ15年以上になる。2ヶ月に1回定期的に受診している大学病院に支払う医療費(ほとんど薬剤代だが)は結構な額である。最近ドクターから、血圧が高いからできれば家庭で測って記録をつけるように言われた。血圧計は昔、誰かにもらってどこかに置いてあると思っていたが思い間違いだったらしく見あたらなかったので、インターネット・モールで買うことにした。Googleでサーチしてみると迷うくらい沢山の製品がある。自動血圧計には、上腕式と手首式、最近では指で測れるものもあるようだ。夏場はほとんど半袖なので上腕式で問題ないが、冬場になって袖をめくるのは面倒くさいから手首式にすることにした。注文してからGoogleでサーチしてみると手首式は避けた方が良いというページが多い。次回、診察時に持って行ってドクターの測定値と比較させてもらうことにするつもりだ。大きさが小さいのでこのような携帯には便利である。
 オプションでPCとUSB接続して使うソフトも発売されているが、EXCELで記録していくことにした。 
OMRON 手首式自動血圧計 HEM-637IT
オムロン (2002/05/27)
おすすめ度の平均: 4
4 携帯式血圧計では一番だと思います!!

2006年4月18日

雀のさえずり

 「堺自然ふれあいの森」のエントリーで、ウグイスの鳴き声の音録について触れた。小鳥の啼き声を録音したいというのは、退職後にやりたいと思ってリストしていた中の一項目であった。さきの里山の散策でこの想いが一段と募った。Googleで、”小鳥の鳴き声を録音する”という文章で検索してみるとローランド エディロールR-1というのとSONY PCM-D1が良い製品と分かった。会議や講演の録音には、OLYMPUSのVoice Trekが売れているようだが、小鳥の啼き声には向いていないようだ。SONY PCM-D1はプロがLiveを録音するような代物だし、価格的に手が出ない。結局、WAVEまたはMP3で録音でき、野鳥の会のメンバーも使っているという説明につられて、少し高い買い物であるがEDIROL R-1をweb-shoppingした。
 本日午後品物が届いた。開梱ももどかしく取説をざーと読んで、鳥の鳴き声がいつも聞こえる近くの公園に録音テストにでかけた。音源が梢の先で少し小さかったけれどもどうやら録音OKのようなので、帰宅して聴くに堪えるものなのか再生してみた。予想通り録音レベルが-36dBくらいなので、音楽を聴くボリュームレベルではほとんど聞こえない。例のSoundEngineで音量を平均-17dBに調整すると雀のさえずり(と思っているのですが)が明快に聞こえるようになった。録音ファイル・フォームが、waveまたはMP3という使い慣れた形式であるのが嬉しい。上空を飛ぶ飛行機の音や犬を散歩させている人の声なども混ざるが、これは使えそうである。また、遊びのタネが増えた。まるで幼児である。
 Webで求めたPodCastPickleというFlash FreeSoftで聴いてみてください。このソフトについてはまだよく理解していないが面白そうなので、こんどの機会にエントリーしようと思っている。









(追記:2006/4/20) とほほのWeb入門にHPに動画を載せる方法が紹介されていたのでPodCastPickleから変更した。IEのWindowsMediaPlayer7.0用である。Netscapeでは機能しないようだ。 







<追記:2006/9/19> 最近はMP3再生ボタンは、<新しいFlash MP3 Playerを導入>で紹介したようにPlay Tagger by del.icio.usを専ら使っている。ちなみに、雀のさえずりは、左のPlayボタンをクリックすれば聞こえてくる。