このブログを検索

大文字小文字を区別する 正規表現

Atelierで“サインイン”が含まれるブログ記事

2016年7月19日

隠居のパソコン備忘録:パスワードを省略して、Windows10にログインする

Microsoftアカウントを登録してWindows10へサインインすると、必ずログイン時にパスワード(アカウントの登録には、8桁以上のパスワードが求められる)を求められて煩わしい。パスワードが求められる前の初期画面は、アクセスするたびに変わる美しい画面(全画面写真)で楽しいのであるが。
 初期設定では、Windows10 へのサインインは、前回パソコンを閉じるときに、シャットダウンしたか、あるいはスリープで閉じたたかのどちらかでもパスワードを求められる。使っているパソコンは、自分だけしか使わないデスクトップ・パソコンだから、そこまでの厳密なセキュリティは必要ない。 

 これらのパスワードを省略する方法は異なるので、二つの方法について、備忘録として記録しておきたい。

シャットダウンした次のサインインでパスワードを省略する設定

  1. 画面下のツールバー左にある検索アイコンlogin-01.JPGをクリックすると出てくるボックス下の「WebとWindowsを検索」の枠に、「netplwiz」と入力し、検索結果上部に出てきた「netplwiz」を選択する。

    login-04.JPG

  2. すると下のように、「ユーザーアカウント」ウィンドウが表示されるので、「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックをはずす。

    login-02.JPG

  3. チェックを外して「OK」を選択すると、下のような「自動サインイン」というポップアップが出るので、指定された枠に、Microsftアカウントの「ユーザー名・パスワード」を入力する。

    login-03.JPG

  4. 「OK」を選択して、再起動をかけるとパスワード無しに、Windows10 が立ち上がる。

スリープで閉じた時の次のサインインでパスワードを省略する設定

  1. 画面下のツールバー左にある windows アイコンlogin-12.JPGを右クリックすると出てくるポップアップから「コントロールパネル」を選択する。(このポップアップ画面には、今まで実行した操作の履歴も出てくるようだ。例えば、ここでは「プログラムと機能」「電源オプション」)

    login-11.JPG

  2. コントロールパネルをクリックすると、出てくる画面から、「ハードウエアとサウンド」を選択すると下のような画面が出てくるので、ここで「電源オプション」の<スリープ解除時のパスワードの要求>を選択する。

    login-13.JPG

  3. 出てくる下のようなシステム設定画面で、<現在利用可能でない設定を変更します>をクリックする。

    login-14.JPG

  4. 出てくる画面で、<スリープ解除時のパスワード保護>の項で<パスワードを必要としない>を選択する。

    login-15.JPG

    このように設定しておくと、スリープ解除時にパスワードを求められることはない。


2009年12月23日

隠居のMT備忘録:Google Account でコメント認証する

 Movable Type(MT)の最新バージョンは、MT5 になっている。バージョンアップに伴う煩雑さにかまけて、まだMT4.1 のまま使っている。今のところ、特段の支障はないし、MT4.25 にすると写真を拡大表示するのに多用している lightbox 2.0 が上手く動かないというトラブルも報告されている。

 私と同じように、MT を使ってブログを運営されている友人のエントリーにコメントを入れようとすると認証画面が変わっていて、Google Account でサインインできるようになっている。友人のMT は私よりバージョンは低い。何か新しいプラグインを導入したかと、それこそコメントで聞いてみたが、どうもそうではないようだ。

 ネットで調べてみると、MT4.25 になって標準で、Google 認証や mixi 認証などができる選択肢が増えているらしいが、それ以下のバージョンで動く特別なプラグインはないようだ。
 それで、私のMT4.1 でのブログでコメント認証の動きを再度調べてみると、なんと私のサイトでも、TypeKey でサインインしようとすると、screenshot のように友人と同じ認証画面がでてくることがわかった。


 これは、どうやら TypeKey の認証サービスが、TypePad Connect というコメントサービスに進化したためらしい。 TypeKey でサインインしようとするときに、http://www.typepad.com/services/signin というページにつながり、そこでいろいろな認証サービスを受けらられる仕組みがされているのである。

 このポップアップ画面のセレクトボックスで、Google を選択すると、下のように Google メールアドレスでサインインできる。これなら、コメント用だけのID を入力しなくていいので楽である。私はよく知らないが、Yahoo! や MIXI など他のID も選択できるようになっている。
 もちろん、今まで使っていた TypeKey の ID でもサインインできる。
なお、CTL キーを押しながら「サインイン」をクリックすると別のWindowタブでコメントすることができる。
GoogleAccountでの認証画面
 クラウド・コンピューティングというのであろうか、ネットのサーバー側でいろいろと処理してくれるのはいいが、知らない間に処理法が変わってくると、古い頭ではなんとなく危なっかしい気持ちになる。  

2008年6月28日

コメント認証のためのTypeKeyエラー

 私の場合、スパム・コメントを防止するために、コメントをいただくときには面倒だが TypeKey の取得とその登録によるサイインインをお願いしている。ところが、MT4.1 を運営しだしてから、一見上手く機能していたように見えた TypeKey でもサインインできないと友人に指摘された。

 さっそく、ググッテ見ると MT3 でも起こる問題のようである。MT3 のときから認証問題には困ってきた。対処を施したところ、解決しているようなので、備忘録として記録しておきたい。

  • 問題:正確な TypeKey でサインインしても受け付けてくれない。
    対処:いつもお世話になる「小粋空間」さんの古いエントリー「TypeKeyの使い方」は、MT のバージョンが低いときの記述だが、ここからヒントを得た。
    クリックすると大きな画面になります  原因は、MovableType の設定ではなくて、TypeKey の設定である。
     既に TypeKey を取得している人が、コメントするときのログインではなくて、アドレスを指定するなどしてTypekey にログインするとTypeKey の設定画面が出てくるはずである。
     この設定画面の下部に、スクリーンショット(クリックすると大きくなります)のような、「コメント登録するウェブログの指定」枠がある。ここに記述するURLは、MT4.1 の場合 mt-config.cgi で指定した CGI Path (MT をおいたフォルダー)を指定しなければならない。ここが間違っていた。

  • 問題:上の修正をしても、ブログ管理者である人が、自分のブログにコメントするために、サインイン(はできる)し、コメントを投稿すると
    コメントの登録が失敗しました:
    というメッセージがでて投稿できない。
    対処:これもググッテみたが的確なサジェッションはヒットしなかった。
    クリックすると大きな画面になります いろいろと設定をいじって得た結果は、理屈はよく分からないが、MovableType の「ブログの設定」→「登録・認証」(スクリーンショット)に、認証方式を指定するところがあるが、ここで MovableType と TypeKey の両方にチェックを入れると先ほどのエラーはなくなった。 TypeKey のみのチェックでは、先ほどのエラーがでるようである。


 MT4 では、MT3 からはかなりの部分が改定されており、ようやく慣れた MT3 での操作が役に立たないことが多いが、新しい操作に慣れてくるとこちらの方が簡単なのかもしれない。いずれにしろ、老化で硬化した頭では、慣れるのにいじりまわすしか仕方がないかと観念している。 

2008年6月24日

隠居、MT4.1 でのコメント編集HTMLタグボタンを設置

 MT3.3 のときには、コメント入力ボックスの縁に、HTMLタグボタンをカストマイズで設置していた。MT4 にバージョンアップして、新たに「小粋空間」さんの MT4.1 テンプレートセットを導入したが、「コメント入力フォーム」には、このHTMLタグボタンがついていない。

 コメントも単純なテキスト文書でなく、冗長な絵文字までいらないが、文字の一部分を太字にしたりリンクを張ったりしたい。HTMLタグは使える設定にしているので、タグを書けばよいのだがいちいち面倒である。それで、新しい「コメント入力フォーム」にもHTMLタグボタンをつけることにトライすることにした。

 「MT4 コメント編集ボタン」でググルとすぐにでもありそうなのに的確にヒットしない。そこで、MT3.3 のときにお世話になった「小粋空間」さんの「コメントにHTMLタグ挿入ボタンをつける(改)」を参考にさせてもらって、MT4 に応用してみた。カスタマイズの記録として記しておきたい。

 「小粋空間」さんのエントリーの順に従って、変更した部分を書き留めたい。
  1. コメント欄でのHTMLタグの使用を有効にする。
    →MT4 では、「ブログの設定」→「コメント」→「コメントポリシー:HTMLを許可」をチェック
  2. 編集ボタン用画像のコピー
    →バックアップでおいてあった MT3.3 のときのファイルを <$MTBlogURL$> (私の場合:http://n-shuhei.net/atelier/ )に images フォルダーを作ってアップした。
  3. JavaScriptファイルの作成>
    →提供されている JavaScript のスクリプトを秀丸に文字コードを UTF-8 として Copy&Paste とし、ファイル名を commentButton.js として保存した。このファイルを <$MTBlogURL$> のフォルダーにアップした。
  4. 編集ボタン表示スタイルの追加
    →提供されているコードをスタイルシート(styles-site.css)に追加した。ただし、実際の表示をみて、以下のコードの赤字部分を修正した。
    /*  field buttons */
    .field-header {
        width: 400px; /* ボタンを配置するエリアの幅 */
        height: 30px; /* ボタンを配置するエリアの高さ */
        position: relative;
    }
     
    .field-label {
        position: absolute;
        bottom: 30px;
        left: 0px;
    }
     
    .field-buttons {
        position: absolute;
        bottom: 0px;
        right: 0px;
    }
     
    .field-buttons img {
        border: 0;
        margin: 0px 0px 0px 3px;
    }
    

  5. テンプレートの修正(JavaScriptファイルのインクルード追加)
    →モジュール・テンプレート 「ヘッダー」の </head> 直前に、
    <script type="text/javascript" src="<$MTBlogURL$>commentButton.js" charset="utf-8"></script> 
    
    を挿入した。

  6. テンプレートの修正(個別エントリーアーカイブへ編集用ボタン設定)
    →モジュール・テンプレートの「コメント入力フォーム」の次の部分をコメントアウトし、その直後に提供されているコードを挿入した。
     <!--<p id="comments-open-text"><label for="comment-text">コメント:<MTIfAllowCommentHTML>(スタイル用のHTMLタグが使えます)</MTIfAllowCommentHTML></label>-->
    
    <div class="field-header">
    コメント:
    <div class="field-buttons">
    <a title="太字" href="#" onclick="return formatStr(document.comments_form.text, 'strong')"><img class="button" src="<$MTBlogURL$>images/html-bold.gif" alt="太字" width="22" height="16" /></a>
    <a title="イタリック" href="#" onclick="return formatStr(document.comments_form.text, 'em')"><img class="button" src="<$MTBlogURL$>images/html-italic.gif" alt="イタリック" width="22" height="16" /></a>
    <a title="アンダーライン" href="#" onclick="return formatStr(document.comments_form.text, 'u')"><img class="button" src="<$MTBlogURL$>images/html-underline.gif" alt="アンダーライン" width="22" height="16" /></a>
    <a title="ハイパーリンク" href="#" onclick="return insertLink(document.comments_form.text)"><img class="button" src="<$MTBlogURL$>images/html-link.gif" alt="ハイパーリンク" width="22" height="16" /></a>
    <a title="引用" href="#" onclick="return formatStr(document.comments_form.text, 'blockquote')"><img class="button" src="<$MTBlogURL$>images/html-quote.gif" alt="引用" width="22" height="16" /></a>
    </div>
    </div>
    
    

以上で、「コメント入力フォーム」にコメント編集ボタンは表示されるようになった。MT4 では、「コメント入力フォーム」がモジュール化されているので、コメントの「確認」画面でも、コメント編集ボタンは表示される。
(追記:2009/3/2)サインインなしのコメントのための Captcha を設定したときに、HTMLタグのアイコンが消えてしまっていたので、修正した。また、一部の記述を変更した。

2008年5月13日

隠居、reCAPTCHA をインストール


 前回、<レンタル・サーバーの引っ越しし>で書いたように、lolipop で使っていた spamcomment 対策に導入していた Scode が Xserver ではうまく作動しなかった。今回、reCAPTCHA というプラグインを導入すると上手くいったので備忘録的に書き留めておく。

 Scode の修復は諦めて、Xserver MT3.3 で動く何かよい Captcha はないかとググッてみると MagicBox というサイトの 「CAPTCHA によるコメントスパム対策」というページがヒットした。

 このページでは、Tinny Gimpy というプラグインを紹介しているが、これではなしに、Gimpy というところからたぐると英語のサイトだが、 The Official CAPTCHA site というところに行き当たった。
 "Get a Free CAPTCHA For Your Site" をクリックすると "Use reCAPTCHA on Your Site!" というページの説明となり、さらに"easy-to-install plugins" というリンクをクリックすると "Resources" というページとなり、そのページの "Application Plugins" の中に、MovableType 用のプラグインがあることを示している。

 この MovableType をクリックすると "Adding reCAPTCHA to Movable Type" というページにたどりついた。MT4.1 用のものも用意されている。
"Installing in Movable Type" の説明とおりにインストールすると、ブログ管理画面の「設定」→「プラグイン」で表示される。作動するためには、事前に"Use reCAPTCHA on Your Site!" というページで Sign Up しておく必要がある。 Sign Up すると Public Key と Private Key がもらえる。これらの Key がブログのプラグイン設定で必要である。

 後はエントリー・アーカイブを再構築すれば、コメント画面に現れる。このとき、default では英語の表示になるから、エントリー・アーカイブのテンプレートに挿入する(私の場合、従来Scodeを表示させていたところ)ときに、日本語表示にするようにHTMLを修正すればよい。(下図)
 また、システムのコメント・プレビュー・テンプレートも同様に修正した。

 ただ、TypeKey との相性が悪い。TypeKey でサインインしても、reCAPTCHAの文字を入力しなければならない。それに、管理者の承認がなければ表示されない。これでは、TypeKey サイイン・インの意味がないので、TypeKey サイイン・インの方には申し訳ないが、reCAPTCHA だけにさせてもらった。
 しかし、おかげで spam comment はおさまったようだ。  

2007年5月24日

隠居のMT備忘録:mt-site.js の文字色を変える

 プロ並みの写真を撮る友人のブログを構築した。同じML仲間でMTでのブログ製作の先輩から、ブログの背景などのスタイルを異なるデザインした方がいいのではというアドバイスを受けて、スタイルシート styles-site.css を弄って背景色などを変更した。背景色を変えるとヘッダーなど色々なスタイルで文字が見えない状況がでてくる。普通にはスタイルシートを修正したり新たに class を作ったりして文字色を変えれば文字が見えるようになるが、エントリー・アーカイブ中のコメント投稿部分の Typekey に関するメッセージの「サインイン」「サインアウト」文字色は変えられなかった。この部分は、ブログ毎に再構築時に再生成される mt-site.js という JavaScript テンプレートにある文字が表示される。(実は、昔学習したことがあるのに、これを見つけるのに時間がかかった。) 

続きを読む "隠居のMT備忘録:mt-site.js の文字色を変える"

2006年5月27日

SCodeによるコメントスパム対策

 前エントリーでコメントスパムの攻撃を受け、とりあえず英語のコメントは全て shut off したことを記載した。それによって、ひとまずスパムは治まっているがいつ再遇するか分からないので、もう少し良い方法はないかを探した。いつもお世話になっている「小粋空間」のカスタマイズに<SCode プラグインでコメントスパムを制限する>という項目があったので導入することにした。
 プラグインのインストールまではすんなりといったのに、エントリーアーカイブの再構築を行うと「Undefined subroutine &SCode::scode_tmp called at /home/~/cgi/mt/plugins/SCode.pl line 143. 」というエラーがでる。先の「小粋空間」さんのエントリーでのコメントの一つと同じメッセージである。てっきり同じエラーと考え、セキュリティコードを保存するためのディレクトリ(Temp Directory)指示が間違っていると思いこんだ。先のエントリーにトラックバックされている、私と同様に lolipop ユーザーの magnet さんのエントリーを参考にして、Temp Directoryを指示したが、同じエラーがでる。諦めかけたがもう一度最初からやり直すことにした。今度は上手くいった。
 原因はいつものミスと同じように単純な思いこみである。

ダウンロードしたアーカイブを解凍すると php および plugins ディレクトリがありますので、そのままMTの php ディレクトリおよび plugins ディレクトリへ、下記の構成になるようにアップロードします。

php/plugins/~
plugins/SCode/~
アップロード後、plugins/SCode/mt-scode.cgi のパーミッションを 755 等に変更してください。


 「小粋空間」の上記の説明(特に太字部分)をよくよく解釈すればいいのに、それぞれのディレクトリに、解凍したファイルを3つづつ入れていた。DLしたzipファイルのLHUT32解凍ウィザードでの解凍の仕方がまずかったようだ。SCodeのディレクトリ構造が残らず6つのファイルに解凍してしまって、SCode.pmもSCodeディレクトリのすぐ下に入れてしまった。本来は、SCodeディレクトリの下に lib というディレクトリがありその中に、SCode.pm のファイルがなければならなかった。お恥ずかしい限りである。私と同じようなミスをされる方はないかもしれないが、記すことにした。もう一つの excuse は、LolipopのFTPサービスではディレクトリごとのアップロードはできないことにある。FTPサービスでディレクトリを作り、そこにファイルをアップロードすることになる。lib ディレクトリを完全に無視したため(気づかなかったため)無駄な時間を費やしてしまった。歳をとってなんでも素直に受け入れることができなくなっているのかもしれない。
 私のエントリーにコメントしてくださる方に、SCode(セキュリティコード)を入れていただくことになるが、これでロボットを使ってのスパムから防衛しているのでお許しを。なお、TypeKeyでサインインしてくださる方には、SCodeのインプットは要求されない仕様を同じように「小粋空間」で用意してくれているのでインストールしている。

続きを読む "SCodeによるコメントスパム対策"