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Atelierで“ノビタキ”が含まれるブログ記事

2012年11月 5日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:ミゾソバは 苅田の隣 群れて咲き   


ミゾソバ;クリックすると大きな写真になります 兵庫県の最高峰氷ノ山に初冠雪があった翌日、11月4日泉北ニュータウンは快晴である。
 スタートが少し遅れたが、ご近所の散策に出かけた。8:30、気温は13.6℃である。長袖シャツの上にベストをきただけでは少し肌寒いので、薄いウィンドブレーカーを羽織った。陽が高くなるつれて暖かくなってきたので、すぐにウィンドブレーカーは丸めて、ウエストポーチにしまいこんだ。

 水鳥飛来の期待があるので、栂・美木多北部地区を歩いた。いつものように、和田川大森から歩き始めると、雑木林にヒヨドリがかしましい。そんななかで、野々井の畑に続く農家の庭先から、ヒヨドリの鳴き声に混ざって、ウグイスのさえずりが聞こえてくる。まさかと思ったが、録音を聴いてみてもウグイスに間違いない。先日、美木多の畑でもヒバリのさえずりも聞いた。ヒバリも、ウグイスも留鳥なのだ。
 もう中国南部やベトナムへの渡りの時期と思われるノビタキが、ススキの穂先などを飛び歩いて虫や蜘蛛などの餌を探している。雌は体が褐色なので、枯れ草のなかでピントが難しい。

 冬になるとキンクロハジロが飛来するヘラブナの養殖池の筆池は、水が抜いてあって池の底に溜まった水に残っている小魚を狙うコサギが10羽たむろしているだけだった。このコサギは、池がこのような状態の時には必ず姿をあらわす。どこで情報を得るのだろうか。
 隣の同じような大きさの尾美濃池には、ハシビロガモが15羽が、一羽ずつ採餌行動をしていた。先日見た時には、エクリプスだった雄は、東部は黒くなり、胸は白くなってきた。その横で、カイツブリも潜水を繰り返しているし、池の上に張られたカワウよけの網には、キセキレイもやってきた。

ヒヨドリ:野々井;クリックすると大きな写真になります ノビタキ♀:和田川;クリックすると大きな写真になります ムクドリ:野々井;クリックすると大きな写真になります ハクセキレイ:野々井;クリックすると大きな写真になります
ヒヨドリ:野々井(堺)
2012/11/4
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO320 F6.3)
露出補正 なし
ノビタキ♀:和田川(堺)
2012/11/4
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/640s ISO250 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ムクドリ:野々井(堺)
2012/11/4
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO280 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ハクセキレイ:野々井(堺)
2012/11/4
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO160 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
カイツブリ:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります ハシビロガモ♀:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります ハシビロガモ♂:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります キセキレイ:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります
カイツブリ:尾美濃池(堺)
2012/11/4
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO280 F6.3)
露出補正 なし
ハシビロガモ♀:尾美濃池(堺)
2012/11/4
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO720 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ハシビロガモ♂:尾美濃池(堺)
2012/11/4
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO360 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
キセキレイ:尾美濃池(堺)
2012/11/4
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO280 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


 この日は、気温が上がるにつれて、蝶も飛び出したが、以前ほど数は多くない。うす黒色の表翅をしたシジミチョウは、今までに撮ったことがなかったので、今まで知らない蝶と思ったが、YAMAKO さんに尋ねるとヤマトシジミの♀ということだった。

セイタカアワダチソウにヒメアカタテハ:野々井;クリックすると大きな写真になります セイタカアワダチソウにキタテハ:野々井;クリックすると大きな写真になります ヤマトシジミ♀:野々井;クリックすると大きな写真になります カナリヤ公園の紅葉:桃山台;クリックすると大きな写真になります
セイタカアワダチソウにヒメアカタテハ:野々井(堺)
2012/11/4
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO450 F6.3)
露出補正 なし
セイタカアワダチソウにキタテハ:野々井(堺)
2012/11/4
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO500 F6.3)
露出補正 なし
ヤマトシジミ♀:野々井(堺)
2012/11/4
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
240mm(35mm相当360mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO450 F6.0)
露出補正 なし
カナリヤ公園の紅葉:桃山台(堺)
2012/11/4
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
50mm(35mm相当75mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO1100 F22.0)
露出補正 なし


 

2012年10月31日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:カルガモの 群れに混ざりて マガモあり


 10月29日、二十四節気霜降の次候霎時施(こさめときどきふる)となって、立冬ももうすぐとなると。さすがに朝晩は寒くなってきた。
 いよいよ冬鳥の時期になって、水鳥ではコガモ・ハシビロガモに続いて、マガモも泉北ニュータウンにもやってきた。翼の白斑が特徴的なジョウビタキも近くに姿を現した。朝の散策が楽しい時間となった。

 軟式テニスクラブ朝練の掛け声が聞こえる筆池は、水がほとんど抜かれていて、浅くなったところの小魚を目当てに、カルガモの群れに混ざって、コサギも同じように餌を狙っていた。カルガモは、雑食性だそうで、植物場合によっては稲も餌にするようだ。二級河川の和田川には、カルガモに混じって、マガモのエクリプスが1羽泳いでいた。
 蝶は、モンキチョウ・モンシロチョウを見かけるくらいで、すっかり姿を見かけなくなった。

 
ノビタキ♀:和田川;クリックすると大きな写真になります ノモズ:野々井;クリックすると大きな写真になります ノカイツブリ:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります ジョウビタキ:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります
ノビタキ♀:和田川(堺)
2012/10/29
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1000 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
モズ:野々井(堺)
2012/10/29
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO220 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ノカイツブリ:尾美濃池(堺)
2012/10/29
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO220 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ジョウビタキ:尾美濃池(堺)
2012/10/29
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO250 F6.3)
露出補正 +1.0
トリミング


マガモ エクリプス:和田川;クリックすると大きな写真になります コサギ:筆池;クリックすると大きな写真になります ハシビロガモ 第一回冬羽:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります ハシビロガモ ♀:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります
マガモ エクリプス:和田川(堺)
2012/10/29
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1400 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
コサギ:筆池(堺)
2012/10/29
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO450 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ハシビロガモ 第一回冬羽?:尾美濃池(堺)
2012/10/29
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO450 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ハシビロガモ ♀:尾美濃池(堺)
2012/10/29
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO450 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


 

2012年10月18日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:コガモきて 二級河川も にぎやかに


 二十四節気の寒露、七十二候の五十侯菊花開となって、さすがに早朝は涼しくなった。冬鳥の飛来を期待して、近くの二級河川和田川を南に歩いた。
 カメラのセットをするまもなく、キセキレイが川面を低く飛んだ。ハクセキレイやセグロセキレイに比べると、かなり用心深い。留鳥ではあるが、夏の間には見かけたことはない。同じように、バンも和田川に戻ってきていた。
 カルガモに混じって、一回り小さな鴨が泳いでいる。近づくと、カルガモは驚かないが、この小さなカモは飛び立ってしまう。ようやく撮った写真をみるとコガモのエクリプスのようだ。コガモの雄は、頭が栗色で、尻の一部が黄白色できれいであるが、雌は全体に暗褐色で派手さはない。だから、この時期に見るコガモは雌ばかりと思ってしまいそうだ。
 畑作地の杭に、モズにしては少し小さい鳥が留まった。撮った写真を図鑑やネットなどで同定してみると、どうやらノビタキかオオルリの雌のように思われた。 いつもお世話になる野鳥識別掲示板に投稿してみると、向井三恵さんから、次のようご教示をいただいた。
 ノビタキとオオルリは、似ているけれども、種類が少し違います。
止まっているスタイルが違うと思いませんか?

ノビタキはコマドリと同じ仲間。
小型ツグミ類ヒタキ科ツグミ亜科で、スズメぐらいの大きさでクチバシは細く、足も細くて長め。

オオルリはヒタキ類ヒタキ亜科。
全長13~18センチの小鳥でクチバシの先はとがるが基部は幅が広い。足は短いのが特徴。

大体想像が付いたのではないでしょうか。
ということで、ノビタキとしたのだが。何れにしても、初めてのお目見えである。

バン コガモ・エクリプス;クリックすると大きな写真になります ムクドリ;クリックすると大きな写真になります カルガモ一家?;クリックすると大きな写真になります
バン:和田川(堺)
2012/10/13
NikonD7000
Σ 50-500mm 500 mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO12800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
コガモ・エクリプス:和田川(堺)
2012/10/13
NikonD7000
Σ 50-500mm 500 mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO2800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ムクドリの水浴び:和田川(堺)
2012/10/13
NikonD7000
Σ 50-500mm 500 mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO12800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
カルガモ一家?:和田川(堺)
2012/10/13
NikonD7000
Σ 50-500mm 116 mm(35mm相当174mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1400 F4.3)
露出補正 なし
アオサギ;クリックすると大きな写真になります ケリ;クリックすると大きな写真になります モズ;クリックすると大きな写真になります ノビタキ♀;クリックすると大きな写真になります
アオサギ:和田川(堺)
2012/10/13
NikonD7000
Σ 50-500mm 500 mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO400 F6.3)
露出補正 なし
ケリ:美木多(堺)
2012/10/13
NikonD7000
Σ 50-500mm 500 mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO900 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
モズ:美木多(堺)
2012/10/13
NikonD7000
Σ 50-500mm 500 mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO250 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ノビタキ♀:美木多(堺)
2012/10/13
NikonD7000
Σ 50-500mm 500 mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/640s ISO720 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


 温度が上がるにつれて、蝶の姿も見られるようになった。大阪府のアドプト・リバー・プログラムで造られた川岸の花壇に植えこまれたコスモスやケイトウの花に、ヒメアカタテハなどの蝶がよってきた。

ヤマトシジミ;クリックすると大きな写真になります ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります キタテハ;クリックすると大きな写真になります ツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります
ケイトウの古い花にヤマトシジミ:和田川(堺)
2012/10/13
NikonD7000
Σ 50-500mm 500 mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO720 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
コスモスにヒメアカタテハ:和田川(堺)
2012/10/13
NikonD7000
Σ 50-500mm 380 mm(35mm相当570mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO160 F6.3)
露出補正 なし
セイタカアワダチソウ?にキタテハ:和田川(堺)
2012/10/13
NikonD7000
Σ 50-500mm 460 mm(35mm相当690mm)
シャッター優先オート
(1/640s ISO400 F6.3)
露出補正 なし
コスモスにツマグロヒョウモン:和田川(堺)
2012/10/13
NikonD7000
Σ 50-500mm 290 mm(35mm相当435mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO220 F6.3)
露出補正 なし