Atelierで“HTML_code”タグの付いているブログ記事

2009年2月25日

隠居のパソコン備忘録:IE7 でLink 先を新しいタブにWindow を開く方法

 Internet Explorer 7 (IE7)になってから、「タブ」という新しい機能がついた。Mozilla Firefox 3 ではかなり前からこの機能がある。
 このタブは、一度開いた同じウィンドウに新しいウィンドウをひらくことができる機能である。
 MoZilla 系の Google Chrome は、新しいタブのURL入力ボックスは、検索ボックスも兼ねている。ブラウザーも覇権争いでどんどん進化する。

 ところが、このタブ機能がブラウザによって異なる動きをする。
 Firefox 3 では、HTMLコードでリンク先のページを新しいウィンドウに表示する指定が、以下のように target="_blank" という指定があると同じウィンドウに「Radio Senboku」という新しいウィンドウが開かれる。
 <a href="http://www.live365.com/stations/nshuhei" target="_blank">Radio Senboku</a>
 
クリックすると大きくなりますクリックすると大きくなりますTab_01.jpg ところが、IE7の初期設定では、また、右のスクリーンショット(左)のように新たにブラウザが開く。 
 ブラウザに「タブ」という新しい機能ができたから、HTML コードに新しいタブ・ウィンドウに表示させる target="_blank" というようなコードがないかとサーチしてみたが、ないようだ。
そのかわり、IE7 では初期の設定を変えることで、Firefox 3 と同じく、右のスクリーンショット(右)のように新しいタブ・ウィンドウに新しいページを開くことができることがわかった。


クリックすると大きくなりますクリックすると大きくなります IE7 の「ツール」→「インターネット・オプション」のポップアップ画面下にある「タブ」設定ボタンをクリックする。でてくるポップアップ画面で、右のスクリーンショットのように、
ポップアップの発生時は、「ポップアップを開く方法を InternetExplorer で自動的に判定する」を選択し、
他のプログラムのリンクを開く方法で「現在のウィンドウの新しいタブ」を選択しておくとよい。
 ここで表示しているようなポップアップ画面は、新しいタブの表示とはならない。

2007年4月23日

XHTMLstrict に Flash を表示する

隠居のFlash:<object> と<embed>で書いたように、どのブラウザでも動くように Flash をHTMLに埋め込むには、<object> と<embed>という同じようなタグを書かねばならない。最近はHTMLをもっと厳密(strict)に書いて、どのブラウザでも動くようにしようということで、W3C(The World Wide Web Consortium )は、XHTML strict を推奨している。この XHTML strict では、<embed>タグは使えない。現在MovableTypeで使っている「小粋空間」さんのテンプレートは、移行段階のXHTML Transitional なので現状で困っているわけではないが、Flashを XHTMLstrictで表示させる(embedタグを使わずに表示させる)コードが紹介されていたので、ブログのヘッダー部分の Flash を変更してみた。

続きを読む "XHTMLstrict に Flash を表示する"

2006年12月11日

隠居のFlash:&lt;object&gt; と&lt;embed&gt;

 先日来、右サイドメニューに Flash リンクボタンを置くことを試みている。Flash8 Basic で、日本語表示のFlash リンクボタン・ファイル(xxx.swf)をいくつか作って設置してみる作業である。この作業の中で、エキスパートの方なら常識と思うが、初心者には新たな発見があったので備忘録的に書き留めておくことにした。
 メインページおよびエントリー・カテゴリー・日付各アーカイブのテンプレートでは、リンク用のテンプレートを別に作って readfile している。このリンク用テンプレートでの flash file の設置するためのコードは、引用のように、Flash のエキスパートが提供してくれているものをコピペし、 flash file のありかなどを指示するなどの必要箇所を訂正して使っている。
<!--泉北近辺私的観光地図-->
<span align="left"> <object classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=6,0,29,0" width="120" height="30"> <param name="movie" value="http://xxxxxxxxxx/xxxxx/map_03.swf" /> <param name="quality" value="high" />
<!-- LiteboxでFlash を隠す -->
<param name="wmode" value="transparent" />
<embed src="http://xxxxxxxxxx/xxxxx/map_03.swf" quality="high" pluginspage="http://www.macromedia.com/go/getflashplayer" type="application/x-shockwave-flash" wmode="transparent" width="120" height="30"></embed></object></span>

   この HTML には、<object>と<embed>という同じようなタグが使われている。この経緯については、高橋 登史朗さんのAllAboutの解説に詳しい。この解説でも分かるように、ブラウザーによって表示が変わる。私の場合、主として編集は Firefox2.0 を使い、サイトの確認は使用している人が多い IE7 で行う。この確認作業で、Firefox と IE では表示が異なることに気が付いた。<object>と<embed>タグ部分で同じような名前の swf ファイルを使っていて分かったのであるが、 IE7 では<object>タグでのファイルが使われ、Firefox2.0では<embed>タグでのファイルが使われる。Netscape でも<embed>タグでのファイルが使われるようである。
 どちらのタグ部分でも同じファイル名にするのは当たり前の話であるが。

2006年4月 2日

abbrとacronym

 今日は朝から雨。桜見の散歩は中止して、PCの前に座っている。 先日からCSSをもうちょっと深く学習する状況になって、3年ほど前に買っていた「HTML&スタイシート辞典」を見ていたら、今まで使っていなかったタグを使いたくなった。この頃、特にMTのカスタマイズ投稿で、ITがらみの略語が増えてきたので、これらのフルスペルを abbr を使ってマウスがonされたときに表示したいとおもってやってみた。どうも上手くいかないので、Googleのサーチでよくよく調べてみると、abbr はIEでは機能しないことが判明した。本を丁寧にみてみると対応ブラウザは、IE5-Mac となっていた。(Win Netscapeでも機能する) Win IE では、acronym を使わなければならない。Netscapeでは、どちらも使えるが、ほんとは abbreviation と acronymとに使い分けるのだそうだ。この投稿のように、英語:日本語でも使えちゃうから、そんな厳密な使い分けは考えなくても良いと思う。
 NetscapeとIEの争いを垣間見る思いだ。