Atelierで“MT4.1”タグの付いているブログ記事

2013年2月18日

隠居のブログ備忘録:InternetExplorer 9 で MovableType4 の記事編集ができないを修復する


 順調に動き始めた新しいパソコンの Windows 7 であったが、ブログに新しい記事を投稿しようとしてつまづいた。
 私が使っているMovable Type 4.1(MT4.1)のブログ管理画面で記事の本文を入力しようとしたが、どうしても入力することができない。このブログ記事の投稿作業は、ある意味ではクラウド型で、レンタルしているサーバー(私の場合、XSERVER )にネットからアクセスして、ブログ管理画面を開くことになっている。このアクセスの方法が間違っていたのかと思い、URL を再確認するなど何度もトライしてみたが、うまくいかない。

 "なんでやねん?" と思いを廻らしてみたが、原因が検討もつかない。きっとまた単純なミスをしているに違いない。こういうときは、早く休んで頭をスッキリさせるにかぎると、ベッドに入ってみたが、気になって寝付けない。

 よく早朝、リビングのこたつの上に置いているタブレット(XPERIA)で、ブログ管理画面に入ってみた。ブログの少しぐらいの修正なら、タブレットでもできるようにと設定してあったのを思い出した。そうすると、なんのことはない Android タブレットからすんなりと管理画面に入ることができ、記事の本文修正も問題なくできる。

 どうやら、新しいパソコンだけの問題のようだ。新しいパソコンでネットワークに関係するのは、Internet Explorer(IE) である。新しいパソコンでは、IE は version9になっている。"MT4.1" "IE9" でネットサーチしてみると、ヒットした。どうやら、IE9 では、MT4 や MT5 の管理画面が正常に機能しないらしい。

 ブラウザの問題であることが分かったので、新しいパソコンで、Gmail などのために設定している Google chrome からアクセスしてみると、問題なくブログ管理画面が表示された。結果論ではあるが、それなら焦る必要はなかったのである。

 IE9 での解決法をネットで探っていくと、いつもお世話になっている小粋空間さんから、対処のための「IE9でMovable Typeの管理画面を操作できるようにする「EmulateIEプラグイン」」というプラグインが用意されていることが分かった。
 新しいパソコンでのファイル転送ソフト:FFFTPの設定に、少々手間取ったが、早速、インストールした。ブログ管理画面は、問題なく機能するようになった。

 どうやら、市場占有率の高い IE だけの問題のようだ。CSS などでも微妙に異なるブラウザ間の互換性は早く統一してほしいものだ。

2013年2月16日

隠居のパソコン備忘録: ブログ(MT4.1)サイトにあるウェブページへリンクできない


 【隠居のパソコン備忘録: (続)ブログ(MT4.1)の表示レイアウトを変更する】に記録したように、表示レイアウトを変更してから、いろいろなトラブルが出てきた。
 MovableType(MT) で構成している私のブログ・サイトには、右サイドメニューに日付やカテゴリーで管理されない 野鳥日誌であるとか、Jazz Player のリストなどの独立したウェブページにリンクするボタンを置いている。これらのリンクボタンをクリックしても、「ページが見つけられません」という表示がでて、リンクできないようになった。ネットをサーチしてみたりして、いろいろと弄ってみたが、知識の乏しい老人では、原因がわからない。思い余って、テンプレート使わさせてもらっている「小粋空間」の荒木さんに、質問を投げかけてみた。だが、上っ面だけの知識では教えてもらったことが、よく理解できない。
 とりあえず、MT のサイトの外に、静的なウェブページを作成し、リンクすることで急場をしのいだ。

 今回、何が原因だったのかがよくわからないのであるが、なんとか修復することができたので、修復した方法を備忘録として記録しておきたい。 
  1. MT ではブログ作成作成画面と同じように、 ウェブページを作成・編集する画面があるのであるが、ブログ作成・編集では、表示するファイル名は、/blog-url/yyyy/mm/dd_HHMM.php (2013/02/06_1131:2013年2月6日11時31分の意)というフィル名が自動的に付けられる。(変更はできるようだが) これに対して、ウェブページのフォルダー名・ファイル名は自分でつける。例えば、、/blog-url/web/birds-diary-2012.php という具合に下線部分を自分で決める。
    ブログの公開で、「アーカイブテンプレートをダイナミックに構築する」を選択し、ファイル拡張子 .php としていると、ファイル名の拡張子はすべて php となる。
  2. このウェブページのファイルを、Blog URL フォルダーの直下に置くなどして、ファイル名を変更し、表示を確認(プレビュー)して問題がなければ、保存する。
  3. ウェブページへのリンクは、「テンプレート・モジュール」の「サイドバー」の中で指定しているので、上で指定したファイル名(例:/blog-url/web/birds-diary-2012.phpを間違えないように書き換える。書き換えた「サイドバー」テンプレートを保存し、サイトの再構築(すべてのファイルの再構築とした)をすると、ブログの右カラムに置いているリンクボタンのクリックで、ウェブページが表示されるようになった。ダイナミック・・パブリッシングになっているので、サイトの再構築はそんなに時間がかからない。

 修復できてみれば、大した作業ではないのであるが、それまでに同じような試みをして、上手くいかなかったのは、きっと入力文字の綴りを間違えるなど初歩的なミスをしていたせいかもしれない。

 MTサイト内のウェブページへのリンクにしておくと、MTサイトでカストマイズしている最新のカレンダーが使えるなど、体裁が良くなる。ただし、内容によっては、MTサイト外で表示したほうがいい場合もある。たとえば、DIY作品集などは、静的なウェブページのほうが、スッキリしていいようだ。

2013年2月 6日

隠居のパソコン備忘録: (続々)ブログ(MT4.1)の表示レイアウトを変更する

 【隠居のパソコン備忘録: (続)ブログ(MT4.1)の表示レイアウトを変更する】 で記録したが、友人の指摘で、ヘッダー部分にある横長カレンダーからエントリーへのリンクが機能していないことがわかった。原因を探ると、プラグインの横長カレンダーを導入した時に作ったアーカイブテンプレートが表示レイアウトを変更した時に、消失していることが判明し、過去の記録を見て修復することができた。
 と思っていたのだが、なぜか2月になって投稿した日の色が変わらないのとその日の投稿タイトルが表示されなく当然のことながら、該当エントリーにリンクしない。

 私が運営している Studio YAMAKO でも横長カレンダーではないが、同じ仕樣のテーブル型のカレンダー(Kinarie&May 作のFlash carender)を使っている。ただ、このカレンダーは正常に機能している。
 このカレンダーの仕樣をそのままコピーすれば、うまくいくはずと考え、横長カレンダーをやめて、通常型カレンダーを設置することにした。だが、かなり注意して、再設置したはずなのに、うまくいかない。Studio YAMAKO のアーカイブ・テンプレートなどあれこれと比較してみたが、原因がはっきりしない。ほぼ諦めかけて、もう一度仔細に、比較してみると、さして気にもしていなかったブログのテンプレートのうちアーカイブ・テンプレートの【ブログ記事】テンプレート行の右側にある「ダイナミックテンプレート」に、Studio YAMAKO の場合はチェックが入っているのに、私のブログ Atelier ではチェックが入っていないことがわかった。

archive-tmp-01_e.jpg これにチェックを入れる方法がわからない。「ダイナミックテンプレート」なるものがよく分かっていなかったので、ネットでサーチしてみたが、理解が進まないが。どうやら「ダイナミック・パブリッシング」という言葉を昔使ったような気がしたので、自分自身のブログをサーチしてみるとありました。
 2008年6月に、MovableType 3.3 から 4.1 にアップグレードしたときに苦労した事項の備忘録である。
 これらの記録を參考に、因果関係がよくわかっていないのだが、ブログ管理画面の【設定】⇒【ブログの設定】⇒【公開】の画面で、【公開方法】セレクトボックスから「アーカイブテンプレートのみダイナミックで構築する」を選択すると、「アーカイブテンプレート」の「ブログ記事」に、ダイナミックテンプレートのチェックが点くようになった。MT4.1にバージョンアップするときに、その辺りを学習したつもりであるが、5年も前のことは、さっぱり記憶が蘇らない。
 そのためにも、ささいなことでも記録していくようにしたいと思う。

2008年11月10日

隠居のブログ備忘録:MovableType4.1 での Captcha 設定

 スパム・コメント対策のために、MovableType(MT)3.3 の時には Scode というランダムに発生させた6桁の数字をいれないとコメントできない仕様にしていた。
 MT4.1 にバージョンアップして、この Scode プラグインが使えなくなった。MT4 以降になって、Captcha がデフォールトで取り入れられたためかもしれない。

 しかし、これを機能させるためには、サーバーに Image::Magic という CGI スクリプトがインストールされている必要がある。私がブログを置いているレンタル・サーバー Xserver には当初見あたらなかったので、他のプラグイン(reCaptcha)を試してみたが上手くいかなかった。仕方なく、MovableType か TypeKey に登録してもらうことを推奨して認証できる方のみがコメントできるようにしていた。

 最近になって、ブログにあまり詳しくない友人からコメントをいただくことがでてきたので、再度MovableType 既定の Cpatcha の利用を調べてみると、Xserver に Image::Magic がインストールされていることが判明した。MT4 のガイドに従って、Captcha を active にしてみるとすんなりと機能するようになったので、手順について備忘録として記録しておきたい。

  1. 環境:Windows XP, Vista
       MovableType 4.1
       レンタル・サーバー:Xserver
       テンプレート・セット:「小粋空間」
  2. http://userdomain/cgi/mt/mt-check.cgi で、 Image::Magic がインストールされていることを確認する。
    「確認中: オプションモジュール」の項に「サーバーに Image::Magick がインストールされています(バージョン 6.0.7)。」とある。
  3. クリックすると大きくなりますNinsho_1.jpgMovableType 4 のドキュメント「コメントに CAPTCHA 認証を利用する」のガイドに従って、「ブログの設定: 登録 / 認証設定」を行う。
     右のスクリーンショットのように、該当ブログ管理画面→設定→ブログの設定→登録/認証 で「認証なしコメントにチェック」、私の場合「メールアドレスを要求」にもチェックをいれた。
    なお、MovableType または TypeKey の認証はそのままコメントが表示されるようにしている。
  4. 同じブログの設定→コメント で「コメントポリシー」→「即時公開する条件」 で「認証サービスで認証されたコメント投稿者のみ」にチェックをいれ、「表示オプション」→「CAPTCHAプロバイダ」 で「MovableType 既定」を選択している。
  5. 「テンプレートモジュール」の「コメント入力フォーム」でコメントをいただくときの注意事項をいささかくどいと思ったが、挿入した。


 MT4.1 での CAPTCHA の設定は、以上のように非常に簡単である。ネットサーチをしてみると MT4.0 ではいろいろとトラブルがあったようであるが、MT 4.1 では解消されている。先人に感謝しなければならない。

  

2008年8月24日

隠居のBlog備忘録: MT4.1 で エントリー部分のみを印刷する

 友人から、ブログのヘッダー部分や右サイドメニューを外して、エントリー部分のみを印刷できないかの質問を受けた。確かに、ヘッダー部分や右サイドメニューが印刷されるのは少々うっとうしい。

 方法をググッテみるといつもテンプレートを使わせてもらっている「小粋空間」さんに、「印刷用スタイルシート」というカストマイズがあることが分かった。このカスタマイズは、印刷をするときには、スタイルシートを切り替える仕様になっている。MT4.1、「小粋空間」さんのテンプレート(layout-two-column-liquid-right )の私のブログ環境に導入してみたので備忘録として書き留めておきたい。
 
  1. 印刷用スタイルシート追加を追加する。
     管理画面のデザイン→テンプレート→インデックス・テンプレートの表示で「インデックステンプレートを作成」クリックして、以下のように新しいインデックス・テンプレートを作成する。
    • テンプレートの名前:ForPrinting(なんでもよい)
    • 出力ファイル名:print.css
    • 再構築オプション:チェックを外す
    • このテンプレートにリンクするファイル:(空白)
    • テンプレートの中身:スタイルシート(styles-site.css)の中身を丸ごとコピー
  2. 印刷用スタイルシートの修正
    コピーしたスタイルシートで本体のヘッド部分と右サイドメニューが印刷プレビューで表示されないように、該当スタイルのID属性、クラス属性をいじった。
     私の場合、具体的にはスタイルシートの次の項目を青字で書いた部分を付加した。
    #header 
        {
         /* padding: 15px;
        border-bottom: 1px solid #669;
        color: #999;
        background-image: url("http://n-huhei.net/Libraly/Image/Wood_ipe_01.gif");   
        background: #8fabbe; 
       text-align: left;     */
       display: none;
    }
    
    #links-left-box dl,
    #links-right-box dl {
      /*  margin: 0;
        padding: 0;   */
          display: none;
        }
    
    /* 2カラムリキッドレイアウト(右サイドバー) */
    .layout-two-column-liquid-right #content {
        /* margin: 0 250px 10px 0px;  */
        margin: 0 10px 0px;    
       /* border-bottom: 1px solid #669;
        border-right: 1px solid #669;
        background-color: #ffffff;  */
        border-style: none; 
    }

  3. テンプレートに link 要素追加
     次に、モジュールテンプレートの「ヘッダー」 <head> 部にあるスタイルシートを呼び出している部分を次の青字部分を追加した。
    実際には、この部分を先に付加しておいて、ブログのエントリーを表示し、ブラウザーのツールバー「ファイル」→「印刷プレビュー」で確認しながら print.css をいじる試行錯誤をした。
    
       <link rel="stylesheet" href="<$MTLink template="スタイルシート"$>" type="text/css" media="screen,tv" />
       <link rel="stylesheet" href="<$MTBlogURL$>print.css" type="text/css" media="print" />


  4. カスタマイズの結果
    ForPrintCSS.jpgForPrintCSS_2.jpg 左のスクリーンショットは、このカスタマイズをしていない場合とカスタマイズした後との印刷画面の比較である。
     カスタマイズした後は、ヘッダーと右サイドメニューが印刷画面に出てこないので、エントリー部分のみを印刷できる。




2008年8月18日

隠居のBlog備忘録:MT4.1 での lightbox による画像の挿入を簡略化する

 最近、友人の海外旅行の写真集をブログ Studio YAMAKO に作成していることもあって、画像の挿入する機会が増えた。MT4.1 で写真を掲載することは、MT3.3 のときに比べれば少し楽になっているが、まだいろいろと操作をしなければならない。

 私の場合、写真はブログ本文にサムネイルを掲載し、これをクリックすれば画面全体がブラックアウトして、ポップアップ的に原寸の写真が表示される lightbox というプラグインを使用しているので、その分も操作が多い。そこで、私の知識でもう少し手を抜くことはできないかググッテみた。

 MT4.1 で画像の挿入操作をしたときに自動的に貼り付けてくれるHTMLコードは下のようなコードである。
<form mt:asset-id="227" class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;">
<a href="http://n-shuhei.net/studio_yamako/xxxxxx/080818_001.jpg">
<img alt="080818_001.jpg" src="http://n-shuhei.net/studio_yamako/xxxxxx/080818_001-thumb-200x132.jpg" width="200" height="132" class="mt-image-right" style="float: right; margin:  0 0 20px 20px;" /></a></form>

今までは作成してくれたコードを、次の青字のように数カ所属性を追加したり、手を加えたりしていた。
<form mt:asset-id="227" class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;">
<a href="http://n-shuhei.net/studio_yamako/xxxxxx/080818_001.jpg" title="ABC" rel="lightbox[aa]">
<img alt="クリックすると大きな写真になります" src="http://n-shuhei.net/studio_yamako/xxxxxx/080818_001-thumb-200x132.jpg" width="200" height="132" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 5px;" /></a></form>


 このように手を加えることは挿入する写真が多くなると結構な手間になる。
 「モバイルタイプ備忘録」の関連ページなどを参考に、perl なんてこれから晩学するつもりで全く分からないが、画像の挿入時に使われるソース・プログラムを覗いて、「秀丸」でいじってみた。
 ソース・プログラムは、/cgi/mt/lib/MT/Asset フォルダーにある Image.pm である。この320行目あたりにある行を青字のように変えた。
# '<a href="%s"><img alt="%s" src="%s" %s %s /></a>',
'<a href="%s" title="" rel="lightbox[]"><img alt="%s" src="%s" %s %s /></a>'

 私の場合、lightbox は 2.0 を使っているので、グループ表示のための [] とキャプション挿入の title="" を付け加えた。日本語文字列の「クリックすると大きな写真になります」を入れようとしたが、これは上手くいかなかった。 perl の勉強が必要のようだ。この挿入は、「だい」→「クリックすると大きな写真になります」とIME に単語登録して簡単化することにした。
 初期値では、サムネイル写真を表示するボックスの周囲に余白を作る style の margin が私の場合適切ではないので、この部分も先ほどのソース・プログラムで見つけて(279・282行目あたり)、次のように改定すると上手くいった。
# ' $wrap_style .= q{style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;"};
    $wrap_style .= q{style="float: left; margin: 5px;"};

# ' $wrap_style .= q{style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;"};
 ' $wrap_style .= q{style="float: right; margin: 5px;"};

 ソース・プログラムが少しいじれるようになったので、ブログつくりも面白みが増えたが、リスクとは隣り合わせのようだ。しっかりとバックアップをとってからいじるようにしたいと思う。それにしても、学習しなければならないことが多いので、もうちょっとの間はボケの進行が止まっていて欲しいと祈念している。

2008年7月22日

隠居のBlog備忘録:MT4.1 で TagCloud ページをつくる

 MT3.3 のときに、はじめて TagCloud を設置したときはかなり苦労した。

 MT4.1 では「小粋空間」さんのテンプレート・セットの "two-colomn-liquid-right" を使わせてもらっている。TagCloud は右サイドメニューの中で表示する仕様になっている。Msajii's Blog のようにタグ(キーワード)が多いと「小粋空間」さんの「タグクラウドの折りたたみ for Movable Type 4」を使わせてもらって、折りたたみができる。ただ、私の場合はメッシュを細かくしてタグ(キーワード)をつけたので700 ちかくになっているから、全てを表示すると縦に長くなってしまう。

 それで、MT3.3 のときのようにページで表示できないかネットをググッテみたが、適切なインストラクションがヒットしなかった。それでもいろいろなページを参考に、MT3.3 のときに使っていた「小粋空間」さんの「Movable Type 3.3 エントリー・タグ詳説」のコードを使って、TagCloud ページを作るとうまくいったので備忘録的に書き留めておきたい。

 わかってみれば設置は簡単である。
  1. 方法はインデックステンプレートを新しく作るのである。(追記:2013/1/22)。インデックステンプレートのメインページをまるまる C&P して、新しく名前は何でもいいのだが、TagCloud とでもし、出力ファイル名はこれも名前は何でもいいのだが tagcloud_page.php としてインデックス・テンプレートに保存する。
  2. このテンプレートページの下記の部分を削除し、
    <MTEntries>
       <$MTEntryTrackbackData$>
       <$MTInclude module="ブログ記事の概要"$>
    </MTEntries>
    

    「Movable Type 3.3 エントリー・タグ詳説」の下方にある次のコードを挿入する。
    <div class="module-tagcloud module">
        <h2 class="module-header">Tag cloud</h2>
        <div class="module-content">
            <ul class="module-list">
                <MTTags>
                    <li class="module-list-item taglevel<$MTTagRank$>">
                        <a href="<$MTTagSearchLink$>"><$MTTagName$></a>
                    </li>
                </MTTags>
            </ul>
        </div>
    </div>
    <h2> Tag Cloud </h2> の部分には、TagCloud の説明などに変更できる。
  3. スタイルシートには、次のCSS を追加する。
    /* (タグクラウド用) */
    
    .module-tagcloud .module-content a {text-decoration: none; }
    .module-tagcloud .module-content {text-align: left; }
    .module-tagcloud .module-content .module-list { list-style: none; }
    .module-tagcloud .module-content .module-list .module-list-item { display: inline; }
    .module-tagcloud .module-content .module-list li.taglevel1 { font-size: 32px; }
    .module-tagcloud .module-content .module-list li.taglevel2 { font-size: 28px; }
    .module-tagcloud .module-content .module-list li.taglevel3 { font-size: 24px; }
    .module-tagcloud .module-content .module-list li.taglevel4 { font-size: 20px; }
    .module-tagcloud .module-content .module-list li.taglevel5 { font-size: 16px; }
    .module-tagcloud .module-content .module-list li.taglevel6 { font-size: 12px; }
    
    .module-tagcloud .module-content .module-list li.taglevel1 a{ color: #000000; }
    .module-tagcloud .module-content .module-list li.taglevel2 a{ color: #0000ff; }
    .module-tagcloud .module-content .module-list li.taglevel3 a{ color: #000000; }
    
    表示するフォントの大きさや色は、ここでいじれる。ランクの区分は6段階が初期値である。
  4. 作ったページへのパス(私の場合:http://n-shuhei.net/atelier/tagcloud_page.php )でブラウザに TagCloud ページが表示できれば成功である。
  5. あとは適当な位置に TagCloud ページへのリンクボタンを設定すれば終わりである。右サイドにボタンを置いたので、サンプルはそちらをみて欲しい。


2008年6月22日

隠居のMT4.1 バージョンアップ備忘録

 MT3.35 から MT4.1 へ「小粋空間」さんの「Movable Type 3 から へのアップグレード方法」を参考にアップグレードした。一見上手く成功したと思ったが、コメント入力での認証などで不具合が出て丸1日くらい調べてみても対処の方法が見つからなかった。

  MT3.35 を引きづりながら、素人があれこれいじっても時間ばかりかかるので思い切って 「小粋空間」さんの4.1 用(XHTML 1.0 Strict(utf-8 版):スタイル対応版)のテンプレートセット(この言葉も 4.1 から初めて使われている)に切り替えることにした。

 MT3 からは全面的に改定されているので、新しい構成や言葉になれるのが大変である。
 「Movable Type 4.1 テンプレートセット(スタイル対応版)」の設定方法に従ってインストールしたが、多くの問題に遭遇した。(している。)

 忘れないうちに(もう忘れていることもあるが)、遭遇した問題と対処したことがらを備忘録として思いつくまま記録しておきたい。

 
  •   問題:MT3.35 では、ファイルを php としてきたが、MT4 での設定がよく分からない。
    対処:我楽さんの「Movable Type 4.0 新規インスコ覚書」を参考にというかそのまま利用させてもらって、ファイル名を書き換えた。
  •   問題:メインページから、(例えば最近のエントリーのリストから)アーカイブページが開かない。また、MT4 から MT3 では Plugin で対処していた Preview 画面がディフォールトで編集画面の「確認」ボタンで用意されているが、 Preview 画面が表示されない。
    対処:「ブログの設定」→「公開」→「公開に関するオプション」の公開方法で「アーカイブのみダイナミックで構築する」を選択する。
    原因推定:MT3 のときから、php化をしていたからと思われる。なお、このことによって、ファイルの再構築が劇的に速くなった。
  •   問題:FFFTP で確認しても投稿したファイル名が見えない。
    対処:「ダイナミックパブリッシング」の理解が十分でなかった。「小粋空間」さんの「Movable Type の再構築を不要にする「ダイナミック・パブリッシング」(その1:概要)」を読んで納得。
    注意点:リンクするページのURL特定は、「ブログ記事あるいウェブページの編集」での公開にある出力ファイル名でする。
  •   問題:右サイドメニューのカテゴリの中身が空白となる。
    対処:HTML 記述部分に、<MTTopLevelCategories > テンプレートタグを挿入。詳細は、「小粋空間」のエントリー「カテゴリーアーカイブで全サブカテゴリーリストを表示」を参照。
  •   問題:「小粋空間」さんのテンプレート・セットでは、「Category」「Recent Entries」 などは折りたたみやツリー表示になっていない。
    対処:「小粋空間」さんのプラグイン:サイドメニューの折りたたみ (V4.0) を導入。基本的には、MT3.35 のコードを利用して、テンプレートモジュールの「サイドバー2」 の既存のコードと置き換える。
    注意点:スタイルシートへの追加項目が忘れがちである。
  •   問題:MT3.35 では、[Kinarie&May]さんのフラッシュカレンダーを愛用してきたが、アーカイブテンプレートに設置するXML ファイルの設置方法がよく分からないので、「小粋空間」さんのテンプレート・セットのカレンダーを使うことにしたが、月送りできず十分ではない。
    対処:プラグイン:「Ajax 月送りカレンダー(MT4版)」を導入。
    注意点:「デザイン」→「テンプレート」→「アーカイブテンプレート」→「ブログ記事リスト」を選択し、アーカイブマッピングの「新しいアーカイブマッピングを作成」をクリックして、「日別」を選択して「追加」をクリックしておかねばならない。
  •   問題:私は、スタイルとして two-column-liquid-right を使っているが、画面の解像度を 1024x768 にしていても機種によっては、右サイドメニューと本文部分のカラムが重なるようである。
    対処:「小粋空間」さんのテンプレート説明エントリーの下の方にある FAQ を参考に、スタイルシートをいじって修正した。
    注意点:友達などのPC でうまくいっているか確認してもらう必要がある。
  •   問題:MT3.35 ではCategory 表示順を「藤本壱」さんの cutfirstchar のプラグインを利用して、カテゴリー名の頭に3桁数字をつけて表示順を決めてきたが、MT4 では上手くいかない部分がある。
    対処:カテゴリー名の頭3桁の数字を外した。表示順は、数字→英語→ひらがな→カタカナ→漢字の順となるが、あまり違和感もないので当分この表示でいくことにした。
    展開:「藤本壱」さんが、「カテゴリーとフォルダを並べ替えるプラグイン(MT4以降用)」のカスタマイズを発表されているので、これを導入するつもりである。
  • 問題:MT3.35 ではインデックス・テンプレートとしてホームページの変更履歴を整理していたが、MT4 ではそのようなテンプレートは作成できないようである。
    対処:MT4 ではウェブページのテンプレートが用意されており、これを利用してページの変更履歴を記録していくことにした。
  •   問題:MT3.35 で表示していた「パンくずリスト」のMT4 では上手く動かないようにみえる。
    対処:MT4 のものをサーチしてインストールしたが、サブカテゴリーが表示されないのはMT3.35 と同様なので、古いコードをブログ記事(旧エントリーアーカイブ)とブログ記事リスト(旧カテゴリーアーカイブ)にインストールして使用した。
  •   問題:list-style-type が、circle 表示となり変えられない。
    対処:style-cite.css の ul 定義している部分をコメント・アウトし、ブログ記事編集画面で直接 <ul type="square">というように指定した。ブログ記事の編集画面は、フォーマット 「なし」を選択し、HTML タグを使っている。
    発展:list mark をリスト画像にできる id属性をCSS に設定した。画像は「シェルの素材工場」からいただいた。 ここで使っているように画像を自分で作ってみた。
  •   問題:ブログ記事を書く編集画面が小さい。
    対処:気がつかなかったが、記事を書く枠下のラインをドラッグすることによって、広げたり小さくしたりできる。


 MT4.1 での「小粋空間」さんのテンプレート・セット導入はまだまだ苦戦しているが、なんとか形となった。悪戦苦闘のサイド・プロダクトとして、Version4の理解も少し進んだ。今後は、MT4.1 の進化しているところを取りいれて充実していきたいと思っている。

2008年6月10日

(続)隠居、MovableType 3.35 から 4.1 へのアップグレード(全面改定)

 MovableTYpe3.35 から MOvableType4.1 へのアップグレードは、3.35 でのテンプレートをそのまま引き継いで実行した。一見上手く成功したかに見えたが、コメント入力での認証で不具合が出て丸1日くらい調べてみても対処の方法が見つからなかったので、思い切って 4.1 用のテンプレートに切り替えることにした。

 新しいテンプレートは、従来と同じように「小粋空間」さんの MovableType4 用のテンプレートセットを導入した。これはこれで、分からないことの連続であったが、同じ苦労でも今後につながると思っている。

 手を入れなければならないことがたくさんあるが、一つずつ勉強しながら治していくつもりである。いくつかの新しい発見があったり、これからも出てきそうなので、詳細についてはぼちぼちと記録していくつもりである。