Atelierで“TagCloud”タグの付いているブログ記事

2013年1月22日

隠居のパソコン備忘録: (続)ブログ(MT4.1)の表示レイアウトを変更する


 【隠居のパソコン備忘録: ブログ(MT4.1)の表示レイアウトを変更する】で記録したように、表示レイアウトを変えてから、色々なバグが出ている。今まで、当ページを訪問していただいていて、お気に入り(Bookmark)に登録していただいてような方が、登録しているURLをクリックすると表示が崩れてしまう。変更前のレイアウトのキャッシュを保持しているからである。一旦、古い登録や Cookie(キャッシュ) を削除して、新たにアクセスしていただくと上手く表示されるのだが、メールでもいただかない限り、それを案内する方法が思い当たらない。何かいい方法があれば教えてもらいたいと思う。

 その他にもいくつかの不具合があったが、中でもなかなか原因がつかめなかったバグ(?)は、右サイドメニューに置いている【このブログのキーワードページ】(TagCloud のページ)の表示である。ページの表示が崩れるのである。このページは、自分で乏しい知識をもとに行ったカストマイズである。このページを作った時の記録が、ブログに残っているのであるが、この記録が不完全であった。新たに、tagcloud ページ用のインデックス・テンプレートを作って対処していたのであるが、新たにインデックス・テンプレートを作るとの記述が抜けていた。
 スタイルシート(CSS)も、インデックス・テンプレートの一つであるが、これらを訂正した時には、ブログの再構築が必要である。上述の記録にある方法で、tagcloud 用のインデックス・テンプレートを作成し、再構築を行うと正常に表示されるようになった。
 5年も前のことは、すっかり忘れてしまっている。そのための記録なのだが。

(追記:2013/1/28)修復するのに、多大な時間を使った項目が2つあるので、記録しておきたい。
  1. 先にも記録したようにメインページのおかしなキャッシュが残っていて、ブログ・メインページ(http://n-shuhei.net/atelier/ )にアクセスすると、1月8日現在の形の崩れたページが表示された。
    原因をいろいろと探ったが分からずあきらめていたところ、インデックス・テンプレートのメインページテンプレートでの出力ファイル名が、index.php となっていなければならないところ、index.html となっていた。いつもそうだが、単純なミスである。
  2. いつも訪問していただいている友人の指摘で、ヘッダー部分にある横長カレンダーからエントリーへのリンクが機能していないことがわかった。原因を探ると、プラグインの横長カレンダーを導入した時に作ったアーカイブテンプレートが消失していることが判明した。過去の記録を見て修復することができた。



  

2008年7月22日

隠居のBlog備忘録:MT4.1 で TagCloud ページをつくる

 MT3.3 のときに、はじめて TagCloud を設置したときはかなり苦労した。

 MT4.1 では「小粋空間」さんのテンプレート・セットの "two-colomn-liquid-right" を使わせてもらっている。TagCloud は右サイドメニューの中で表示する仕様になっている。Msajii's Blog のようにタグ(キーワード)が多いと「小粋空間」さんの「タグクラウドの折りたたみ for Movable Type 4」を使わせてもらって、折りたたみができる。ただ、私の場合はメッシュを細かくしてタグ(キーワード)をつけたので700 ちかくになっているから、全てを表示すると縦に長くなってしまう。

 それで、MT3.3 のときのようにページで表示できないかネットをググッテみたが、適切なインストラクションがヒットしなかった。それでもいろいろなページを参考に、MT3.3 のときに使っていた「小粋空間」さんの「Movable Type 3.3 エントリー・タグ詳説」のコードを使って、TagCloud ページを作るとうまくいったので備忘録的に書き留めておきたい。

 わかってみれば設置は簡単である。
  1. 方法はインデックステンプレートを新しく作るのである。(追記:2013/1/22)。インデックステンプレートのメインページをまるまる C&P して、新しく名前は何でもいいのだが、TagCloud とでもし、出力ファイル名はこれも名前は何でもいいのだが tagcloud_page.php としてインデックス・テンプレートに保存する。
  2. このテンプレートページの下記の部分を削除し、
    <MTEntries>
       <$MTEntryTrackbackData$>
       <$MTInclude module="ブログ記事の概要"$>
    </MTEntries>
    

    「Movable Type 3.3 エントリー・タグ詳説」の下方にある次のコードを挿入する。
    <div class="module-tagcloud module">
        <h2 class="module-header">Tag cloud</h2>
        <div class="module-content">
            <ul class="module-list">
                <MTTags>
                    <li class="module-list-item taglevel<$MTTagRank$>">
                        <a href="<$MTTagSearchLink$>"><$MTTagName$></a>
                    </li>
                </MTTags>
            </ul>
        </div>
    </div>
    <h2> Tag Cloud </h2> の部分には、TagCloud の説明などに変更できる。
  3. スタイルシートには、次のCSS を追加する。
    /* (タグクラウド用) */
    
    .module-tagcloud .module-content a {text-decoration: none; }
    .module-tagcloud .module-content {text-align: left; }
    .module-tagcloud .module-content .module-list { list-style: none; }
    .module-tagcloud .module-content .module-list .module-list-item { display: inline; }
    .module-tagcloud .module-content .module-list li.taglevel1 { font-size: 32px; }
    .module-tagcloud .module-content .module-list li.taglevel2 { font-size: 28px; }
    .module-tagcloud .module-content .module-list li.taglevel3 { font-size: 24px; }
    .module-tagcloud .module-content .module-list li.taglevel4 { font-size: 20px; }
    .module-tagcloud .module-content .module-list li.taglevel5 { font-size: 16px; }
    .module-tagcloud .module-content .module-list li.taglevel6 { font-size: 12px; }
    
    .module-tagcloud .module-content .module-list li.taglevel1 a{ color: #000000; }
    .module-tagcloud .module-content .module-list li.taglevel2 a{ color: #0000ff; }
    .module-tagcloud .module-content .module-list li.taglevel3 a{ color: #000000; }
    
    表示するフォントの大きさや色は、ここでいじれる。ランクの区分は6段階が初期値である。
  4. 作ったページへのパス(私の場合:http://n-shuhei.net/atelier/tagcloud_page.php )でブラウザに TagCloud ページが表示できれば成功である。
  5. あとは適当な位置に TagCloud ページへのリンクボタンを設定すれば終わりである。右サイドにボタンを置いたので、サンプルはそちらをみて欲しい。


2007年10月11日

タグはつけたけれど

 Tagcloud の設置に伴い、今までの 300 近くのエントリーにタグ(キーワード)を付加した。Tagcloud を設置したのは 9月13日だから、タグを付加するのに合間合間ではあるが一ヶ月近くかかったことになる。タグ付けには特に決まったルールを設けなかったから、終わって表示してみると、ご覧のようにメッシュが小さすぎたようだ。もう少し集約したほうが良さそうだ。
 ただ、このタグ付けは今まで掲載してきたエントリーを見直す良い機会になった。間違った投稿のままに放ってあったエントリーもあったし、追記をしておいた方が良いエントリーやリンクを追加した方が良いエントリーもあった。まだ、完全ではないが、訂正や追加で少し充実したと思う。
 個々のエントリーにタグ(キーワード)が表示されることでハイパーリンク的に関連エントリーをたぐることができるので編集者自身も便利である。最近、一日のアクセスが 100 を越えるようになってきている。その中には、Google や Yahoo! の検索で訪ねてくださる方も結構多いので、もし興味がおありなら関連エントリーを読んでいただくのも便利だと思う。ただし、Artisan のアクセス解析では直帰率が依然として高いのだが。
クリックすると大きな写真になります タグの整理は、MT編集管理画面の環境設定→タグでできる。先に書いたタグの集約は、ここで行う。タグの名前を変えると左のスクリーンショットのようなエラー画面となるが、正常に終わっているようだ。ただし、データーベースを再構築しているのか、かなりの時間がかかる。このあたり、調査が必要だ。また、タグの名前が英語の場合、一字を入力するとそのアルファを頭とする今までのタグ・ネームがドロップダウンで表示されるが、日本語では表示されない。このあたりを理解するには、高度の知識が必要なようだ。

2007年9月28日

TagCloud による検索結果概要の文字数を変更する

 TagCloud の設置に手こずった経験を前々回のエントリーで書いた。それに付随して得た経験を備忘録的に書き留めておきたい。
 TagCloud をクリックしたときに現れる画面に、該当するエントリーの概要が表示されるようになっている。概要は、エントリー編集画面で入力しておれば、その概要が表示される。概要の入力を省略されているときには、エントリーの冒頭からN文字(英語ではN-wordsのようだが)が表示される。この文字数(N)は、default では40である。
 話は少しそれるが、メインページの概要表示で、文字数を設定するのは、MTの管理画面 「環境設定」→「設定」→(「詳細設定」)→「全般」→「表示に関する初期設定」→「概要にいれる文字」で指定ができる。メインページのテンプレートを見ると、<$MTEntryExcerpt$>のテンプレート・タグが使われている。
 この<$MTEntryExcerpt$>のテンプレート・タグが、TagCloud での検索結果画面テンプレートにも該当するエントリーの概要の表示に同じように使われている。ところが、上のMTの管理画面での設定では表示される文字数をコントロールできない。この件については、いつもお世話になっている「小粋空間」さんの「検索結果画面の表示文字数を変更する」のエントリーで発見した。そこに示されているように、/cgi/mt/mt-config.cgi の中の ExcerptWords 40 がある行頭の # を削除し、文字数を変更すれば良い。なお、私の場合、ExcerptWords がある行を探すような場合は、テキスト編集で使っている「秀丸」で検索をして探している。「秀丸」の良さが最近少しずつ分かるようになった気がする。

2007年9月13日

隠居、MT Tag Cloud 設置にてこづる

 この頃、ブログのサイドバーなどに Tag Cloud (タグ・クラウド) なる表示が目立つようになってきた。 Tag Cloud (タグ・クラウド)は、そのキーワード(タグ)をAlphabet順に列挙し、文字の大小でその出現頻度を示したものである。例は、このブログの右サイドトップ・ページに表示している。興味があるキーワードがあれば、そのキーワードをクリックしてみてください。そのキーワードが設定しているエントリーの一覧が見られるはずである。
 導入は簡単に考えていたが頭が固くなった老人には、ここまで来るのは時間を要する作業だった。ブログにあらたなカスタマイズをするときには、いつも Google Search をする。このサーチで、いつもお世話になっている「小粋空間」さんのエントリーがヒットした。まず、目についたのは「Tag Cloud のページを作る」である。このエントリーは、2005年8月に書かれており、その後加筆修正されている。その加筆修正部分をじっくりと読むべきであったが、そこに紹介されているのが、Movable Type の先進的なプラグイン作成で有名な Ogawa:さんのプラグインだったので、一も二もなく飛びついてしまった。紹介通りに設定していくと、確かに Tag Cloud らしきものは表現することができたが、頻度によって字の大きさが変化しない。いろいろと調べてみたが解決できない。その調査中に、「小粋空間」さんの「Movable Type 3.3 エントリー・タグ詳説」というエントリーがあることが分かった。そのエントリーは Movable Type 3.3 から追加されたタグ機能の利用方法を解説している six apart 社の英語のページ「Everybody loves tags!」を訳して紹介いただいている。このエントリーの解説に基づいて、紹介されているエントリー・タグの設定方法を試してみた。一見上手くいっているようであるが、肝心のタグ(キーワード)の表示がない。今までのカスタマイズ失敗経験から得た知識で、最初にインストールしたプラグインを全て削除してやり直して見るとようやく求めていた Tag Cloud (タグ・クラウド)が表示された。「小粋空間」さんの「Tag Cloud のページを作る」エントリーの加筆修正には、赤字で「3.3 以降はエントリー・タグが標準機能として用意されています。」と書いてある。人生残る時間が少ないのに無駄をしたものだ。
 ところがもう一つの難関が待っていた。 Tag Cloud (タグ・クラウド)に表示されているタグ(キーワード)をクリックすると、そのタグがあるエントリーを表示するページが現れる。このページ、全く役に立たないほどの表示である。このページのテンプレートがなかなか特定できなかったが、Google で"検索結果画面テンプレート"でサーチしてみると「小粋空間」さんが、2004年9月に投稿された「検索画面テンプレー」というエントリーがヒットした。ここで指示されている "mt.cgi が配置してあるところに'search_templates'というディレクトリがあり、その中の'default.tmpl'というファイル"を置き換えて見たが変化はない。だが、ソースコードから推定してどうやら検索結果を表示する画面らしいことが分かったので、ブログのメインメニュー→テンプレート→システム→検索結果のテンプレートを上のファイルで置き換えてみるとほぼ期待通りの表示がされることが分かった。私は、早い時期(2006年4月)にデフォールトのサイト内検索をGoogle検索ボックスに置き換えているので、検索結果のテンプレートを変更することなしにきていたため、表示がおかしかったらしい。この検索結果のテンプレートを弄って、見やすい表示に変更した。
 今までTag Cloud を意識していなかったので、各エントリーにタグを挿入していない。時間のあるときに、ボチボチと追加していくつもりである。カテゴリーから検索するよりも、よりハイパーリンク的になるので、自分にとっても便利なると思う。