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2013年1月26日

年金生活者のe-Tax 備忘録:平成24年度分、古いパソコンでは要注意

 
 今回で6回目となる e-Tax(国税電子申告・納税システム)を、確定申告に必要な書類が国民健康保険の支払い証明を最後に揃ったので、作業を行い 1月24日に送信した。
 昨年の手続きと変わらないだろうとタカをくくっていた e-Tax に、今回は(平成24年度分)は手こずったので、備忘録として記録しておきたい。

 手こずったのは、次の2点である。
  1. Windows XP は、Srvice Pack 3 でないと申告書作成画面がでない。 下のスクリーンショットのようになり、前に進めない。 e-tax10.JPG
    SP2 は、2010年7月14日でサポートが期限切れになっているためのようだ。SP3 のバージョンアップしようとして上手く行かなかったが、あまり支障もなかったので、ずっと SP2 を使い続けてきたが、初めて障害がでた。 
    再度、SP3のインストールを試みた(かなりの時間がかかる)が、結局、「アクセスが拒否されました」とのウォーニングが出て、駄目だった。仕方なしに、家内が専ら使っている Windows Vista のパソコンですることにした。
  2. Internet Explorer 7 (IE7)では、電子申請はできない。書類郵送を求められる。
    セキュリティの弱さのせいのようだ。無償サポートが終了している。Windows Vista のパソコンは、まだIE7 だったので、IE8 にアップグレードした。これは、問題なく作業ができた。


 無事下のスクリーンショットような申告書作成画面が出てきて、ようやく昨年のように申告書作成を始めることができるようになった。ただし、昨年の順序の 2. に書いた、?e-Taxを行う際の確認事項(準備編)?は、今年は申告書作成画面(コーナー)を表示する前に、【事前準備】として求められる。
e-tax_102.JPG
 昨年度(23年度)は、「昨年メモしておいたファイル(22年所得申告データ.data)」を使ったが、今回は、パソコンを変えたので新たに、申告書を作成することにした。昨年のブログに「USB メモリにバックアップしておいた方がいい」と書いているのに、してなかった。まあ、環境設定に費やした時間を考えれば、新たに入力しても大した手間ではない。

その他は、ほぼ昨年と同じ順序である。今年から、医療費控除の入力方法が下のスクリーンショットのように少し変更になっている。
e-tax_103.JPG

 私は、「医療費の領収書を治療ごとに入力する」を選んで、昨年と同じように、事前に医療機関毎に金額を計算しておき、医療機関ごとの合計額を入力した。厳密には、もっと詳細に入力しなければならないのかもしれない。いままで、税務署から指摘を受けたことはないが。

 出来上がった申告書は、昨年と同じように確認し、送信した。受信されたかどうかは、一日ほどして「税務署からのお知らせ」というメールが届くが、送信してすぐには、【メッセージボックス一覧表示】で確認することができる。

(追記:20130/2/14):国税還付金振込通知書が、バレンタイン・デーの2月14日届いた。
【メッセージボックス一覧表示】で表示される「還付金処理状況確認」ボタンをクリックすると、2月8日に通知されてきている。
気にしていた医療費控除の入力には問題無さそうだ。大した金額ではないので、多めに見ているかもしれない。

国税還付金振込通知書 hagaki.jpg
【メッセージボックス一覧表示】で表示される「還付金処理状況確認」 kanpu-web.JPG

2008年8月 2日

隠居、WindowsXP SP3 の不具合で苦戦


 最近は、家内にとってもPCが使えなくなると困るようだ。
 デジカメで撮った写真を確認したり、わずかばかりの資産運用を確かめたり、ウェブ・ショッピングをしたりしている。また、孫のおもりにゲームをしたり、ペーパークラフトを印刷したりするのに必要だ。メールはもっぱらケイタイでしているので、必要性を感じていないようだが。

 私が7年前に東京で単身赴任するときに求めたパソコンを、家庭内LANでつないで今居間で使っている。家内が使っているパソコンはこのパソコンだ。パソコンはほとんど自分で組み立ててきたが、このときはそんな時間的余裕もなく、富士通のデスクトップ(FMV deskpower)を購入した。OSは、WindowsMEであった。
 2004年に帰堺してから、WindowsXP HoemEdition にグレードアップした。そのグレードアップで、操作を間違って起動ドライブをC: ではなく、D: としてしまった。動いているので、まあーいいか!とそのまま放ってあった。

 先日、WindowsXP ServicePack 3 への更新メッセージのお誘いに乗って、ついインストールをはじめた。この手のインストールは時間がかかる。インストール途中で、買い物にでかけた。帰って画面を見るとインストールが終わっているようなので再起動すると、Windows起動ロゴは表示されたあとマウスカーソルが表示されてから停止してしまい、そのまま進まない。

 もう1台のパソコンで以前にも電源を変えたときにお世話になった「パソコンが起動しない!」ページに行くと、このようなときの対処法は、
 このプロセスまで進むのであれば、ハードウェア的な異常の可能性は低く、直前にインストールしたドライバやアプリケーションなどの影響による、OSの不調によるものと考えられます。セーフモードで起動が出来るかなどをテストしてみてください。

とある。
 ところが、フリーズするパソコンには、BIOS の変更と起動ドライブを変更するファンクションキーが表示されるだけで、他のF キーを叩いてもセーフモードで起動できない。XP のインストールCD も起動しない。このパソコンで修復することは無理である。万事休す!!

 家内は、これを機会に欲しがっていたかっこいいパソコンを買うつもりになっている。そこまで覚悟しているなら壊れてもいいので、最初からインストールしなおすことにした。HDD も中身がグチャグチャになっている。生きている他のパソコンも使って、以下のように再インストールしたら、また使えるようになった。グチャグチャになっていた HDD もすっきりした。
  1. FMV deskpower のマスターHDD を取り外す。メーカー製のパソコンはきっちりと狭い空間に取り付けてあるので、取り外すのに手間がかかる。
  2. クリックすると大きな写真になります 取り外したマスターHDD の jumper ピンを slave に差し替えて、写真のように自作パソコンの slave HDD と取り替える。自作パソコンのATXケースは空間が大きいので、このような場合は助かる。
  3. HDD からバックアップしておきたいデータを USB 接続している外付けHDDにコピーする。その前に、不必要なデータ(フォルダー)は削除しておいた方が、コピー時間が短くてすむ。完全なバックアップにするには、CD に焼い方がよかったかもしれない。
  4. バックアップしたら、このHDD を初期化する。初期化は、「マイコンピュータ」→「管理」→「ディスクの管理」で表示される該当ディスクの右クリックで出てくる「フォーマット」をクリックする。
  5. フォーマットした HDD の jumper ピンを master に変更し、元のPC(FMV deskpower)にとりつける。
  6. BIOS で優先起動順位を CD-ROM として、WindowsXP のインストールCD で初期インストールを行う。これは時間のかかる作業だが、インストールをし始めたらほおって置いてもいいようだ。
  7. XP をインストールしたときに買った Version は、SP1 だから、Microsoft が提供する SP2 をインストールした。SP2 にしておかないと、私が VirusScan で使っている McAfee はうまくインストールできなかった。
  8. あとは、バックアップしていた Documents and Settings, mail などを戻した。私は、メールは Gmail を使っている(ISPアドレスやレンタル・サーバーのアドレス宛は、転送している)ので、このような時は便利である。


 ネットでググッテみると、XP SP3 はまだまだ問題が多いようだ。安定してから導入したいと思う。

 パソコンの不具合については、ネットでサーチすれば大抵のことは解決策が載っている。だが、今回のような不具合は、パソコンが一台であればお手上げである。パソコンショップに持ち込むしかないであろう。パソコンは2台以上持つのがお薦めである。この頃は、家庭内コンセントを使って簡単に家庭内LANも構築できるらしいから、便利になっている。

 それと、ブラウザーは、InternetExplorer(IE) 以外に別のブラウザーも使えるようにしておいた方がいい。IEが駄目なときも、他のブラウザー(例えば、FireFox など)では、OK の場合が多い。