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2016年6月 1日

足立区生物園(2) 大温室に舞う蝶たち 4月30日

この日の目的はもちろん、ツシマウラボシシジミだったが、それ以外にも多くの蝶が飛んでいた。この日ここで撮影した蝶は、ツシマウラボシシジミを含めて、20種以上に及んだ。先日、多摩動物公園の昆虫生態園で撮った蝶は10種ほどだったことを考えると、なかなかである。特に、コノハチョウや、ウスイロコノマチョウのように他の昆虫園では余り見ない蝶も飛んでいた。
 擦れてしまっている個体も多かったが、被写体にはこと欠かない。子供たちに混ざって、2時間余り撮影を楽しんだ。ここは素晴らしい蝶の生態園である。
 撮影した蝶を種別に載せる。

;クリックすると大きな写真になります。 12.足立区生物園
連休で天気も良く、11時ごろには生物園の中も、若いお父さん、お母さんに連れて来られた小さな子供さんでいっぱいになった。入口で写真をとる親子連れ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.5 1/640秒 5mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.大温室で飛んでいる蝶
生物園大温室の中に入ると、「大温室のチョウたち」というパネルがあった。キアゲハ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、リュウキュウムラサキ、コミスジ、ツマグロヒョウモンを除き撮影してきた。ただ、パネルにあるカラスアゲハの学名が Papilio bianor となっているが、それはヤエマカラスアゲハだ。しかし、このパネルの写真はミヤマカラスアゲハのようであり、温室でもカラスアゲハとともにミヤマカラスアゲハも見た。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.8 1/800秒 7mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.アゲハ -1
温室では多くのアゲハが飛んでいた。これは♂のようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.アゲハ -2
これは♀のようだ。ランタナには多くの蝶が集まる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.アサギマダラ
園内で見かけたアサギマダラはこの1頭のみだった。♀だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.イシガケチョウ
イシガケチョウは数頭飛んでいたが、擦れている個体が多い。擦れていないのを選んで撮影した。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ウスイロコノマチョウ
隅っこの薄暗いところに見慣れぬチョうがいた。ウスイロコノマチョウのようだ。きれいな個体だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO560 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.オオゴマダラ -1
何処の生態園でもオオゴマダラは多い。姿が大きいし、数も多いのでとても目立つ。子供たちが追いかけている。交尾中だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.2 1/1000秒 13mm ISO640) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.オオゴマダラ -2
涼しいところで羽を休めていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/125秒 9mm ISO400? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.オオゴマダラ -3
オオゴマダラはどの生態園でもこのように数頭がまとまってフアフアと飛んでいる光景が見られる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.オオゴマダラ -4
これも交尾シーンだ。フィールドでこのような場面に出会うと嬉しいのだが。オオゴマダラは翅の色や斑紋で雌雄の区別は難しい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.オオゴマダラ -5
お父さんの手にたくさんのオオゴマダラが寄ってきた。汗を吸いに来たのだろう。お嬢ちゃんの手にも乗っている。とても可愛らしい女の子だったので、ぼかしを入れたくなかったのだが・・・

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.カバタテハ
1頭しか見かけなかった。もちろん南西諸島にしかいないが、以前は迷蝶だったそうだ。私は2005年に竹富島で見つけ写真も撮ってきた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.カラスアゲハ
擦れてはいるが破損は少ない♂だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.キタキチョウ、あるいはミナミキチョウ
キタかミナミかどちらかわからない。多分、ミナミキチョウだろう。タイワンキチョウではなさそうだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.クロアゲハ -1
この個体は♂のようだ。この花は蝶が好んで吸蜜する。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.クロアゲハ -2
これも♂だ。前の写真と同じ個体だったかもしれない。今、フィールドでもクロアゲハの春型が飛んでいる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.クロアゲハ -3
これも♂。前の写真とは違う個体で、尾状突起がとれている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.クロテンシロチョウ -1
うす暗く低いところを地味に飛んでいる。しかし、なかなか止まってくれないので撮り難かった。飛翔を狙ったが難しい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO720 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.クロテンシロチョウ -2
やっと花に来たところを撮る。この花は南アメリカ原産で、日本では沖縄県南西諸島に生育する帰化植物でチリメンナガボソウ(縮緬長穂草)という。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO1000 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.コノハチョウ -1
温室のほぼ中央の見通しの良い葉の上でテリトリーを張っている。ここでコノハチョウを見られるとは思わなかった。昨年春にこの蝶が撮りたくて石垣島へ行ったが、気温が低く現れてくれなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/200秒 4mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.コノハチョウ -2
落ち着いて止まっていてくれるので、次にG7Xで撮った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/1000秒 37mm ISO640) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 34.コノハチョウ -3
次は90mmマクロで撮る。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 35.コノハチョウ -4
少し左に回り込んでみると右側の翅も見ることが出来た。石垣島でこの姿を見たかったのだが。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO560 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 36.コノハチョウ -5
少し翅を立てた姿。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 37.コノハチョウ -6
裏面は枯葉のようで、コノハチョウという和名がここにある。1960年発行の琉球切手でコノハチョウが描かれた。木に止まるとき頭を下にする習性があるが、発行時には頭を上にして止まっている裏面が描かれていた。1年後に図柄を改めて再発行されたことで有名だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 38.ジャコウアゲハ 
首に赤いマフラーをしている。ジャコウアゲハの♂だ。左の尾状突起が破損しているので、もっときれいな個体はないかと探したが、ジャコウアゲハはこの1頭のみだった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO900 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 39.シロオビアゲハ
チリメンナガボソウで吸蜜するシロオビアゲハの♂。右側の翅は破損している。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 40.スジグロカバマダラ -1
昨年春に石垣島、竹富島へ行った時には、この蝶を見ることが出来なかった。きれいな色のブーゲンビリアの花に来ていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/1000秒 37mm ISO640) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 41.スジグロカバマダラ -2
後翅に性標が見えるので♂のようだ。この花は何という花だろうか。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 42.スジグロカバマダラ -3
性標がない。♀のようだ。だいぶ擦れてしまっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 43.スジグロカバマダラ -4
上、スジグロカバマダラ♂、下、リュウキュウアサギマダラ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 44.タテハモドキ -1
ほとんどのタテハモドキは破損していた。これは比較的きれいな個体の方だ。G7Xの望遠端だが40cm位まで寄れる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/1000秒 37mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 45.タテハモドキ -2
この蝶は昨年の1月にバリ島へ行った時に多く撮影できた。裏面を撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 46.タテハモドキ -3
園内に個体数は多かったが、この個体も擦れてしまっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 47.タテハモドキ -4
破損は少ないが、この個体も擦れて鱗粉がとれている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 48.ツマベニチョウ -1
昨年、石垣島では見ることが出来なかった。大型のシロチョウ科の蝶で見栄えがする。園内の通路に止まった♀に♂が寄ってくる。♀は交尾拒否の体勢をとる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.2 1/1000秒 13mm ISO400) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 49.ツマベニチョウ -2
同じシーンだが日が射してくると色が違ってくる。G7Xの広角端で撮った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.5 1/1250秒 9mm ISO400) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 50.ツマベニチョウ -3
ほとんどの♀は擦れて、破損していた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 51.ナガサキアゲハ -1
ナガサキアゲハもきれいな個体はいなかった。比較的きれいだった♂。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 52.ベニモンアゲハ -1
この蝶は10年前に那覇の末広公園で左後翅が破損した1頭を撮影しただけだ。本土にはいない憧れの蝶だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 53.ベニモンアゲハ -2
♀のようだ。残念ながら左側の尾状突起がない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 54.ベニモンアゲハ -3
この花はホコバテキキンザクラ(鉾葉提琴桜)というようだ。グアム島のゴルフ場でこの花にマルバネルリマダラが集まっていたのを思い出す。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 55.ベニモンアゲハ -4
ベニモンアゲハの多くはこの花に寄ってくる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 56.ベニモンアゲハ -5
これも♀のようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 57.ベニモンアゲハ -6
これはとてもきれいな個体だった。チリメンナガボソウで吸蜜する。♂に違いない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO450 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 58.ベニモンアゲハ -7
これはこの日撮ったベニモンアゲハで最も美しい個体だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 59.ミヤマカラスアゲハ
後翅裏面の白い帯ははっきり見えないが、どう見ても私にはミヤマカラスアゲハに見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO560 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 60.リュウキュウアサギマダラ -1
この蝶は、昨年、気温が低くて蝶が少なかった竹富島でも、観察することが出来た。これは裏面。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 61.リュウキュウアサギマダラ -2
ブーゲンビリアで吸蜜するきれいな♂。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 62.リュウキュウアサギマダラ -3
ランタナで開翅して吸蜜する♀。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 63.リュウキュウヒメジャノメ -1
この蝶も昆虫園ではほとんど見ることのない蝶だ。南西諸島では普通種で、昨年3月に石垣島を訪れた時にも多く出会うことが出来た。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2 1/1000秒 9mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 64.リュウキュウヒメジャノメ -2
2頭が向かい合って、会話をしているように見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO1100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 65.リュウキュウヒメジャノメ -3
本土にもヒメジャノメ、コジャノメといった近縁種はいるが、裏面の白帯の太さや形で容易に識別できる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO720 ) 露出補正 なし


2016年4月 6日

多摩動物園(3) 昆虫生態園 3月17日

昆虫生態園へ入った。湿度の高い暑さを感じる。ガラス張りの天井から陽の光がいっぱいに取り込まれ、温室内はとても明るく、その中に多くの蝶たちが舞っている。2,000頭以上が飛んでいると表示されていた。まるで石垣島にでもいるようだ。オオゴマダラ、ツマベニチョウ、ツマムラサキマダラなどが目立つ。
  キチョウの類が多く飛んでいる。ミナミキチョウなのかタイワンキチョウなのか?温室の出口の近くにモクセンナという高さ3?4メートルのマメ科の植物が植えられている。葉がアカシアに似て、黄色い花が咲くという。このモクセンナは、タイワンキチョウの食樹なのだ。従って、少なくともタイワンキチョウはいる。でも、昨春、石垣島でも経験した通り、この両者の同定は難しい。
 数は少なかったが、シロオビアゲハ、カバタテハ、タテハモドキ、イシガケチョウ、スジグロカバマダラもいる。飛んでいたほとんどの種を撮影した。撮らなかったけれどもアオスジアゲハも飛んでいた。
 ただ、ちょっと残念だったのは、擦れた蝶が多かったこと。これはある程度仕方のないことだが、シンガポールのチャンギ国際空港内の蝶園にいた蝶たちはほとんどすべて完品だったのを思い出す。管理が良いのか、環境が良いのか・・・
  D5000+TAMRON90mmには LED Ring Light を装着したままにして、実際、試してみたが、ここでは環境が明るくて、その効果を確認することはできなかった。装着したままでもそれほど重くはなかった。付けたままで通常撮影ができる。
 G7Xは8.8mm(24mm相当)では5cmまで寄れるが、36.8mm(100mm相当)の望遠側でも、40cmまで寄れる。これは使いやすいと思う。首から LED Ring Light を装着したD5000あるいはD5300をぶら下げて、右手にハンドストラップでP610を持ち、ベストのポケットにG7Xを入れて歩くことが多くなるかもしれない。

39.昆虫生態園のドーム
入り口近くから昆虫生態園の温室ドームを見上げる。先にアフリカ園の方を見学して、ここには後で来よう。

Canon PowerShot ?G7X??????? f1????.8-?2.8???? ?8.8????-?36?.8???mm ?20.2???? Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4.5 1/1250秒 21mm ISO?125?? ?) ??露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。

40.お馴染みのオオムラサキ
昆虫生態園の入り口の敷石にはオオムラサキが描かれている。左手に見るステンレスの柱に、向こう向きにバランスの良い開翅したオオムラサキが映りこんでいる。

??Canon PowerShot ?G7X??????? f1????.8-?2.8???? ?8.8????-?36?.8???mm ?20.2???? Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/1600秒 4mm ISO?125?? ?) ??露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
41.オオゴマダラの蛹
昆虫園の入り口への細い通路を進むと、飼育室の展示があり、オオゴマダラの蛹が金色に輝いていた。

??Canon PowerShot ?G7X??????? f1????.8-?2.8???? ?8.8????-?36?.8???mm ?20.2???? Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f2.8 1/800秒 37mm ISO?800?? ?) ??露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
42.昆虫生態園の俯瞰
昆虫生態園温室への入り口は2階になっている。そこから、生態園の全体が眺められるが、多くの入場者は入口を入ると、飛びまわる蝶を見て感動の声を上げる。この日は天気が良く、ガラス張りの天井からは陽の光が温室いっぱいに取り込まれていた。

Canon PowerShot ?G7X??????? f1????.8-?2.8???? ?8.8????-?36?.8???mm ?20.2???? Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/800秒 9mm ISO?125?? ?) ??露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
43.ツマベニチョウ♂
昨年の春、石垣島へ行った時にはツマベニチョウを見ることが出来なかった。日本にいるシロチョウ科の蝶では最も大きなチョうで、しかも色鮮やかである。きれいな個体だった。G7Xで初めて、マクロで蝶を撮ったが、期待通りである。

Canon PowerShot ?G7X??????? f1????.8-?2.8???? ?8.8????-?36.8???mm ?20.2???? Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/1250秒 9mm ISO?125?? ?) ??露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
44.ツマベニチョウの食樹
入り口近くだったと思うが、ツマベニチョウの食樹であるギョボクが植えられている。鉢に植え替えたギョボクも置いてあり、それにも♀がまとわりついている。産卵の写真が撮れるかと少し粘ってみたが駄目だった、

Canon PowerShot ?G7X??????? f1????.8-?2.8???? ?8.8????-?36?.8???mm ?20.2???? Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/800秒 22mm ISO?125?? ?) ??露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
45.ツマベニチョウ♀
ギョボクの傍にツマベニチョウの♀が止まっていた。

Canon PowerShot ?G7X??????? f1????.8-?2.8???? ?8.8????-?36?.8???mm ?20.2???? Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/800秒 9mm ISO?125?? ?) ??露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
46.スジグロカバマダラ G7X
スジグロカバマダラが開翅して止まっていた、まず、G7Xで撮る。これは、ほとんど望遠端で撮ったが、40cmまで蝶に寄れる。一眼レフを持っていないときでも、カバーできそうだ。35mm版相当では100mm弱になる。

Canon PowerShot ?G7X??????? f1????.8-?2.8???? ?8.8????-?36?.8???mm ?20.2???? Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/500秒 37mm ISO?125?? ?) ??露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
47.スジグロカバマダラ 90mmマクロ
G7Xで撮ったのと同じくらいの大きさになるように撮ってみた。当たり前のことだが、やはりG7Xで37mmmで撮った方は被写界深度が深く、90mmマクロで撮った方がボケがきれいになる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
48.ツマベニチョウ♂
この個体もとてもきれいだった。G7Xの広角端で撮影。もっと寄れる。

Canon PowerShot ?G7X??????? f1????.8-?2.8???? ?8.8????-?36?.8???mm ?20.2???? Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f2.8 1/1250秒 9mm ISO?125?? ?) ??露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
49.オオゴマダラ
園内にはたくさんのオオゴマダラがフアフアと飛んでいる。ランタナの花は蝶たちが好きだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F4.5 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
50.羽化したてのツマベニチョウ♀
園内のギョボクで羽化したのだろうか、あるいは飼育室で羽化して園内に放たれたのだろうか。じっとして動かないでいる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F5 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
51.クササンタンカの花にツマベニチョウ♂
ツマベニチョウは紅い花が好きだ。赤いハイビスカスが良く似合う。少し擦れている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
52.シロオビアゲハ♂
今日、園内で飛んでいたシロオビアゲハはみんな擦れた個体だった。これも尾状突起が傷んでいたので、そこは外して撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F3.2 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
53.オオゴマダラの横顔
葉の上で休んでいるオオゴマダラは翅を閉じていることが多い。このショットはLEDライトのフラッシュを使ったかどうか、ファイル情報に記録されないので定かではない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F4.5 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
54.ツマムラサキマダラ♂ 表側の前翅の先が紫色に輝く美しい蝶だ。以前に多摩動物公園昆虫園飼育係りの方が「昨年(2007年)12月から今年1月にかけて、昆虫生態園では、ツマムラサキマダラの食樹であるガジュマル、キョウチクトウ、オオイタビに幼虫が大量自然発生しまた。そこで、大きく育った終令幼虫を集め、育ててやると短期間で蛹になりました。 2008年1?2月には 200以上の個体が羽化。成虫は昆虫生態園に放しました。しかし、どうしたわけか、明るく暖かい日でも、薄暗い場所に生えた植物の葉の裏にとまっていることが多く、あまり飛び回るすがたが見られませんでした。たくさん放したわりに目立ちたないと思っていたところ、3月に入ると少しずつ飛ぶ個体が増え、ランタナの花から吸蜜するすがたが見られるようになりました。 」と記されていた。この日も多くのツマムラサキマダラが飛んでいたが、きれいな個体は少なかった。このショットはLEDライトのフラッシュを使ったように思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F3.2 1/250秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
55.イシガカチョウ -1
黄色いランタナでイシガケチョウが吸蜜していた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
56.タテハモドキ
タテハモドキの表翅で雌雄を見分けるのはとても難しい。この蝶は昨年1月にバリ島で撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
57.シロオビアゲハ♀ -1
紫色のクササンタンカにベニモン型のシロオビアゲハ♀が来ていた。残念ながら擦れていて尾状突起がない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
58.シロオビアゲハ♀ -2
しばらくこの花に留まっていたので、何回かシャッターを切った。少し寄って、傷んだ尾状突起が映らないように撮ったが、左前翅の先端も切れている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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59.♀に求愛するツマムラサキマダラ♂
出来れば♂♀ともにピントが来ている写真にしたかったが。ツマムラサキマダラ♂の開翅はこういうシーンしか撮りにくい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F4 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
60.イシガキチョウ -2 
黄色いランタナに来ていたイシガケチョウが開翅して吸蜜していいる。??

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F4 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
61.タイワンキチョウ
モクセンナを食樹とするタイワンキチョウ。ミナミキチョウと思われるのも飛んでいるが、この個体は後翅の外縁が円く弧になっているので、タイワンキチョウだと思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
62.抱き合うオオゴマダラ
♂が♀に求愛している。♂の方が小さい。♂のヘアペンシルが見える。マダラチョウ科の蝶には腹部の先端にヘアペンシルという毛束を持つものがいる。アサギマダラにもあるようだ。通常は腹部に納められていて、見ることが出来ないが、♀に遭遇したときや捕らえたときなどに見ることが出来る。ヘアペンシルには、独特の臭い(フェロモン)があり、交尾の時にこれを使い♀に交尾を促すと考えられている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F4.5 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
63.カバタテハ
最後に見たのがカバタテハだった。フィールドでは10年ほど前に竹富島で一度カメラに収めたことがある。蝶園では良く見る機会が多い。昨年訪れた足立区生物園の温室にも放たれていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2015年2月27日

足立区生物園と西新井大師(3) 2月10日 足立区生物園大温室の蝶


 話は戻るが、2月10日、ちょうど正午ごろ、足立区生物園の大温室に入った。かけていた遠近両用のメガネが曇る。D5300に付けたレンズも曇ってしまっていた。レンズ拭きで拭いたが、またすぐ曇る。機材が大温室の気温に温まるまで、しばらく待たねばならなかった。

 大温室は2層になっていた。上の、高いほうを眺めるとオオゴマダラが多く飛んでいるほか、リュウキュウアサギマダラ、イシガキチョウ、カバタテハ、ナガサキアゲハ、シロオビアゲハなど、南方系の蝶に交じって、アゲハ、アオスジアゲハ、キタキチョウ、クロアゲハなど、普段よく見る蝶たちも飛んでいる。ジャコウアゲハもいる。蝶の個体数は多い。残念ながら、ヤエヤマカラスアゲハ、ベニモンアゲハ、コノハチョウ、ツマベニチョウなど、南西諸島に生息する美麗種は見られない。
 40分ほど撮影して、退出した。外の冷たい空気が気持ちよかった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.曇ったレンズ ナガサキアゲハ
大温室に入ると、外の寒冷な空気から一変して、亜熱帯の気候になった。早々にナガサキアゲハ♂が止まっているのを見つけ、ファインダーを覗く。ぼやっとした像だったがピントは合ったようで、シャッター・ボタンを押してしまった。撮れたのはこんな写真。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ナガサキアゲハ♀ 今の時期、飼育室ではナガサキアゲハが多く羽化しているようだった。これは♀。前翅の付け根・中室にある赤い△が目をひく。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 122mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ナガサキアゲハ♂
前翅中室の鱗粉が落ちて、透き通って見える。後翅も傷んでいる。きれいな個体を撮ることができなかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 122mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.アゲハ♂ -1
ランタナの花に春型のアゲハが吸蜜に来ていた。小さくてクリーミーな地色がきれいだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.アゲハ♂ -2
前の写真とは違う個体と思うが、これもきれいだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.アオスジアゲハ
アオスジアゲハが飛んでいた。もちろん今の時期、外界では見ることができない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.イシガキチョウ -1
この蝶は、ずいぶん前に石垣島で集団吸水しているところを見た。高知の市内でも見かけたし、台湾の陽明山でも会った。しかし、蝶園では見たことがなかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.イシガキチョウ -2
同じくイシガキチョウ。別の個体。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.オオゴマダラ -1
日本の蝶園では必ず飛んでいるオオゴマダラ。飼育しやすいのだろうか。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO900 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.オオゴマダラ -2
オオゴマダラは2~3頭群れて飛んでいることもある。雌雄の区別は難しい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO5600 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.カバタテハ
この蝶は、2005年に竹富島で撮ったことがある。以前は迷蝶だったようだが、1967年に石垣島と西表島で記録され、その後継続的にみられるようになったとのこと。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.カバタテハ 開翅
きれいな個体だった。雌雄の差を見分けるのは難しいが、これは♂のように見える。俊敏に飛び回り、葉上で休む。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.リュウキュウアサギマダラ -1
リュウキュウアサギマダラが多く飛んでいた。いま、石垣島でもリュウキュウアサギマダラが多く見られると「昆虫愛ランド in 石垣島」のオーナーから情報をいただいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.リュウキュウアサギマダラ -2 開翅
アサギマダラに比べて小さく、地味な感じの蝶だ。八重山諸島では最も普通種のマダラチョウである。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 100mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.リュウキュウアサギマダラ♂ -3 お見合い中
上が♂で下が♀だろうか。♂は首を曲げて♀を見ている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.リュウキュウアサギマダラ -4 開翅
前翅の先が丸みを帯びていて♀のように感じるが良くわからない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ツマムラサキマダラ
ちょっと離れたところに止まっていて、翅の模様も判別できなかったが、あとでモニターで拡大してみたところ、ツマムラサキマダラの♂だった。前翅表は青紫色に輝く。八重山諸島では継続的に発生しているという。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし

2014年3月17日

南房総ドライブ(3) 南房パラダイス 蝶館 3月4日


南房パラダイスで楽しみにしていた蝶館に入る。オオゴマダラがぱらぱらと飛んでいる程度かなと思っていたが、思っていたより、蝶の数は多い。
 日本の南西諸島に生息する蝶たちだが、まず目に付くのが、オオゴマダラ、カバタテハ、ツマ ムラサキマダラだ。ツマベニチョウ、シロオビアゲハはいなかった。個体数は多かったが、種類は今一つ少なかった。
  友人のご主人に作っていただいた行程表では、11時には南房パラダイスを出発する予定になっていたが、少々、道に迷ってしまったことと、ここが意外と充実した内容だったために、約1時間遅くなってしまった。そろそろ腹もすいてくる。

35.レンズが曇る オオゴマダラ
蝶館の中に入ると遠近両用メガネが曇ってしまった。目の前の紫色の花にオオゴマダラがいたので、さっそく撮ったが、レンズも曇っていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/90秒 25.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
レンズが曇る オオゴマダラ;クリックすると大きな写真になります。
36.ツマムラサキマダラ♂ 開翅
ツマムラサキマダラは台湾や、バリ島で撮ったことはあるが、なかなか開翅して撮らせてくれない。少し傷んだ個体だったが、きれいな紫色だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 52.8mm ISO320 ) 露出補正 なし
ツマムラサキマダラ♂ 開翅;クリックすると大きな写真になります。
37.カバタテハ -1
この蝶は2005年に竹富島で撮ったことがある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 154.7mm ISO100 ) 露出補正 なし
カバタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。
38.ツマムラサキマダラ♂
これはきれいな個体だったので開翅を待ったが、開いてくれない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/200秒 99.2mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツマムラサキマダラ♂;クリックすると大きな写真になります。
39.リュウキュウアサギマダラ
2005年に石垣島へ行った時には、たくさんのこの蝶を見ることが出来た。南西諸島ではもっとも普通に見られる蝶の一つのようだ。この日はこの1頭しか、見かけなかった。大分擦れている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/125秒 31.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
リュウキュウアサギマダラ;クリックすると大きな写真になります。
40.オオゴマダラ開翅
フワーと飛んできて花につかまり、吸蜜する。オオゴマダラは飼育しやすいのだろうか。見栄えがすることとあいまって、どこの蝶園でも貴重な存在となっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/240秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオゴマダラ開翅;クリックすると大きな写真になります。
41.オオゴマダラ乱舞
羽の模様は雌雄同じようで区別が付け難い。腹部先端のオレンジ色の交尾器が見えるので、右2頭は♂のようだ。多分3頭とも♂だろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 29.2mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオゴマダラ乱舞;クリックすると大きな写真になります。
42.カバタテハ -2
蝶館の中では、小さいながらオレンジ色がきれいな蝶で、活発に飛ぶので良く目立つ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/320秒 39.3mm ISO200 ) 露出補正 なし
カバタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。
43.ツマムラサキマダラ♀
後翅の模様が明らかに違うので雌雄の区別は容易である。♀の開翅シーンを撮れなかったが、前翅表は♂と似ているものの、その紫色の光沢は弱いく、先端部に限られる。ツマムラサキの「ツマ」は妻ではなく、物の先を表す「ツマ」のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/640秒 38.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツマムラサキマダラ♀;クリックすると大きな写真になります。
44.オオゴマダラ 葉の裏表
葉の裏表に止まっているオオゴマダラが何か妙だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 19.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオゴマダラ 葉の裏表;クリックすると大きな写真になります。
45.蝶館の外観
20分くらい蝶館の中で撮影を楽しんだ。あまり広くはなかったが、良く管理されていると思う。オオムラサキやナガサキアゲハの羽化を見られる季節もあるという。いろいろなバタフライ・パークを見てきたが、意外とよかったのがシンガポールのチャンギ国際空港内にあるバタフラー・ガーデンだった。  

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/850秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
蝶館の外観;クリックすると大きな写真になります。


2010年6月26日

多摩動物公園 昆虫生態園


 6月3日、多摩動物公園へ行ったときに同行の人たちに少々自由時間を頂き、昆虫生態園で写真を撮った。5?6年前にも来たことがある。
 良く整備されていて、温室の中で飛び回る蝶たちを楽しむことができる。
 温室では季節を作ることが難しい。したがってその多くは南方系の蝶になる。この日も沖縄や南西諸島に生息する蝶たちが舞っていた。
アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 1.多摩動物園にもアカボシゴマダラが
ここは園内で昆虫生態園の外。いわば自然な環境の中の蝶である。他にはアカシジミ、テングチョウなどを見かけた。アカボシゴマダラの侵攻ぶりは凄いとしか言いようがない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 200mm ISO560 ) 露出補正 なし
昆虫生態園入口;クリックすると大きな写真になります 2.昆虫生態園入口
昆虫生態園の入口である。磨かれた柱に敷石に埋め込まれたタイルで描かれたオオムラサキが映っている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオゴマダラの幼虫と黄金の蛹;クリックすると大きな写真になります 3.オオゴマダラの幼虫と黄金の蛹
生態園に入る手前の飼育室では、オオゴマダラの幼虫と蛹が、成虫になって温室(生態園)に放たれるのを待っている。幼虫の大きさの割に蛹は小さく、見事な金色に輝いている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 105mm ISO3200 ) 露出補正 なし
リュウキュウアサギマダラ;クリックすると大きな写真になります 4.リュウキュウアサギマダラ
この蝶は2005年に石垣島へ行ったときに撮影している。アサギマダラに比べるとやや小型である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 5.オオゴマダラ
オオゴマダラは昆虫園のシンボル的存在で、全国どこの昆虫生態園でも飼育され、温室内に放たれている。2005年に沖縄と石垣島を訪れたときにも撮影することができた。破損のない美しいこの蝶を自然の状態で見ることは少ないように思う。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
オキナワカラスアゲハ ♀;クリックすると大きな写真になります 6.オキナワカラスアゲハ ♀
今日はこの蝶に出会えてうれしかった。日本のどこにでもいるカラスアゲハの亜種なのか、あるいは別種なのか解らないが、そのカラスアゲハの♀に比べ、後翅の青と緑の輝きははるかに美しい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツマムラサキマダラのペア;クリックすると大きな写真になります 7.ツマムラサキマダラのペア
♂の前翅の表は紫色に輝く。日本では西表島などの南西諸島で採集さることはあるが、それは迷蝶であり、土着はしていないと言われている。主な生息地は、台湾、マレー半島、フィリピンなど。♂の裏面はグアムで撮ったマルバネルリマダラに似ている。広角側で温室の雰囲気を出そうと試みた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
カバタテハ;クリックすると大きな写真になります 8.カバタテハ
2005年5月に石垣島で撮った。この蝶も迷蝶と言われていたが最近は土着しているらしい。これらの蝶のほかにツマベニチョウやベニモンアゲハも飛んでいたので撮りたかったが、傷んでいる個体がほとんどであった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/400秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし