初夏のような保土ヶ谷公園 ② チョウも飛び出す 2024年2月20日 横浜市保土ヶ谷区
今年の保土ヶ谷公園梅まつりは、この週の土曜日、2月24日に開催された。この暖かさで梅も満開になることだろう。河津桜はすでにほぼ満開であった。
越冬中だったキタテハ、キタキチョウが飛んでいた。
河津桜と子供たち 2024年2月20日 県立保土ヶ谷公園
YAMAKOの写真集です。蝶の写真を中心に、旅行したときに撮って気に入った写真を簡単なメッセージとともに掲載しています。
2024年3月29日
今年の保土ヶ谷公園梅まつりは、この週の土曜日、2月24日に開催された。この暖かさで梅も満開になることだろう。河津桜はすでにほぼ満開であった。
越冬中だったキタテハ、キタキチョウが飛んでいた。
河津桜と子供たち 2024年2月20日 県立保土ヶ谷公園
2024年3月25日
2月20日、初夏のように暖かくなるという予報のとおり、なんと横浜の気温は24℃まで上がったようだ。
河津桜や梅園の梅が満開になるだろうと思い、またメジロの写真を撮ろうと保土ヶ谷公園へ出かけた。歩くと汗ばむ。越冬中のチョウも飛び出すかもしれない。
白梅で蜜を吸っていたメジロが次の花へと移動する 2024年2月20日 県立保土ヶ谷公園 梅園
2024年3月 8日
夢中になって撮影を続けた。12時半を過ぎそろそろ引き上げることにした。
せっかく来たのだから動物たちも少し見ておきたい。見るとすればやはりネコ科の動物たちなので、昆虫園を出て、右(北)にあるアフリカ園へ向かった。その途中にサバンナキッチンというレストランがあった。もちろん、セルフサービスのところで、子供さんたちと一緒の家族連れが多く、賑やかである。ノンアルコール・ビールとパスタを注文して、受け取ったが、座る席が見つからない。やっと空いた席があって着席、落ち着いた。
食事を終え、ライオンバスの乗り場がある、ライオンの放し飼いされているフィールドを見た。残念ながら、台の上に♀ライオンが1頭休んでいるだけで、閑散としていた。そこへ子供たちを沢山乗せたライオンバスがやってきた。ライオンが横たわっている台に向かってくる。ライオンは立ち上がり、バスを迎える。バスからライオンに餌が与えられるのかと持ってみていたが、ライオンバスの車内からの餌やりは行っていないそうだ。そして、主にサハラ砂漠以南のアフリカ大陸に生息する、大きさ60cm~90cm程度のサーバルというネコと、チーターを見てきた。チータはこの2月にアメリカから3頭受け入れ、9頭になるそうだ。このほかネコ科では、ユキヒョウ、アムールトラが飼育されている。
午後2時、帰路に着いた。帰り、ナビは中央高速道に上がり高井戸から環八経由で帰る道を指示したが、時間的には早かった。
サーバル 2024年1月29日 東京都日野市 多摩動物公園
2024年3月 5日
時刻は11時半を過ぎた。汗をかいた身体を少し冷やそうといったん外に出る。
自然の環境を施した温室で、生きた蝶を見ることが1970年代からイングランドで盛んになったという。世界初の蝶園の一つに、1988年アメリカ合衆国のフロリダ州・ココナッツクリークに建てられた「バタフライワールド」がある。ネットで検索してみると「Butterfly World 最後の六日間」がヒットした。あれ、もうなくなったのかと思いきや、これは岡崎琢磨さん (著)の推理小説だった。さらに検索を続けると、「フォートローダーデールのバタフライワールドへの訪問は、リラックスした1日であり、目の保養になります。エキゾチックな植物や花でいっぱいのアトリウムで、何千もの蝶があなたの周りを舞うのを体験してください。バタフライワールドを訪れると、最大50種の蝶を見ることができます。いつでも少なくとも10,000匹の蝶が展示されています。もう1つの大きな魅力は、ハチドリの鳥小屋です。ここでは、座って小鳥が飛んでいるのを観察できます。カメラと追加のフィルムを忘れずに持ってきて、美しい蝶と一緒にポーズをとることができます。」という記述が見つかった。wikipediaで「蝶園」を検索してみると、アメリカ合衆国には30か所ほどの蝶園があり、その中の一つにその「Tradewinds Park Butterfly World, Coconut Creek, Florida」というのがあった。行ってみたいなという気持ちが募る。
アメリカ以外では、カナダ 4、ブラジル 1、コスタリカ 1、ヨーロッパ 10、オーストラリア 1、アジア 6、そして、日本には、ここを含めて8っの蝶園があるとされている。wikipediaのリストに含まれていないところも多くありそうだ。
私が海外旅行をしたときに寄ったことのある蝶園には、カナダのNiagara Falls Butterfly Conservatory、バリ島のタバナン・バタフライ・パーク、シンガポールのチャンギ空港 バタフライ・ガーデン、シンガポールのセントーサ島バタフライ・パーク、台北市立動物園の蝶園があるが、カナダのナイアガラ蝶園を覗いては、wikipediaのそのリストに含まれていない。
自然昆虫園の外に一旦出て、涼しい風にあたって一休みして、自然昆虫園の向かい側にある昆虫標本館に寄ってみた。
多摩動物公園入口付近から昆虫生態園ドームを見上げる 2024年1月29日 東京都日野市 多摩動物公園
61.ミカンの樹
アゲハ蝶の食草と説明されていたミカンの樹には大きな実が沢山なっていた。また、主にチョウの卵を採るために用意してい鉢植えのミカンを栽培している。鉢のままチョウのいる生態園におき、アゲハ類がある程度卵を産みつけたら引き上げるそうだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 39mm ISO160 ) | |
62.標本展示室入口 昆虫園本館に入り、標本展示室の入口にはチョウを形どって並べられた レテノール モルフォの標本があった。館内に展示されたチョウの標本は、モルフォとトリバネアゲハが中心だった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO1250 ) | |
63.生態昆虫園入口のモザイクアート 床(石畳)にはオオムラサキの、壁にはチョウやトンボの素晴らしいモザイクアートがあった。先にも記したが、これは梵寿綱さんの仕事もしている上哲男さんという人の作品だそうだ。右側が昆虫生態園入口である。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO160 ) | |
64.リュウキュウアサギマダラ♂ ランタナで吸蜜していたのは、素晴らしくきれいな完品だった。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラム優先オートで撮影 ( f3.0 1/500秒 105mm ISO280 ) | |
65.ランタナに来たツマムラサキマダラ♂ 和名からすると、♀が紫色のように思うが、漢字では褄紫斑と書き、褄(ツマ)、翅の先端の方が紫色というところに由来する。♀にも♂に比べると弱いながら、褄に紫色の光沢がある。この個体は比較的傷が少なかった。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラム優先オートで撮影 ( f3.0 1/500秒 105mm ISO110 ) | |
66.ツマムラサキマダラ♂ 裏面 -1 前の写真の個体の裏面である。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラム優先オートで撮影 ( f3.0 1/500秒 105mm ISO160 ) | |
67.スジグロシロチョウ求愛 -1 これは飼育されているチョウではなく、何かで紛れ込んだものだと思う。ホナガソウに止まっている♀に♂がアプローチしている。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 105mm ISO110 ) | |
68.スジグロシロチョウ求愛 -2 どうやら♀の方は尾端を上げて交尾を拒否していたようだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラム優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO110 ) | |
69.タイワンキチョウ♂ ホナガソウに止まろうとするタイワンキチョウ。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラム優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO100 ) | |
70.タイワンキチョウ -1 この個体は♀のように見えたが、雌雄を判別は難しい。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラム優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO110 ) | |
71.タイワンキチョウの吸水 タイワンキチョウが周回路のわきにできた湿った土で吸水をしていた。吸水するチョウはそのほとんどが♂と言われている。なぜ吸水行動をするかについては、2つの説がある。一つは体温調整のため、もう一つは吸水している蝶たちの殆どが♂で、しかもその多くが羽化したばかりばかりであり、♀が吸水していることはまれなことから、吸水行動はチョウの♂が羽化した後に、♂の体に必要な成分を補給するために行う行動とも考えられているという。羽化後の摂食(吸水)行動が彼らの繁殖(配偶行動)を成功させるために重要であることを示しているとも。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラム優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 105mm ISO100 ) | |
72.ツマベニチョウ♂ 完品のツマベニチョウかと思ったが、翅の縁がだいぶ擦れていた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/800秒 220mm ISO100 ) | |
73.ランタナに来たタテハモドキ ランタナには多くのチョウが吸蜜に来る。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 42mm ISO100 ) | |
74.アオタテハモドキ♀ この♀は後翅に♂のような「青」の部分がある。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラム優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 105mm ISO100 ) | |
75.ツマムラサキマダラ♂ 裏面 -2 雌雄の裏面の模様は異なる。♀の裏面はリュウキュウアサギマダラに似ている。きれいな個体だった。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラム優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 105mm ISO100 ) | |
76.ツマグロヒョウモン♂ これも何処からか迷い込んだ個体だと思う。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラム優先オートで撮影 ( f5.0 1/500秒 105mm ISO100 ) | |
77.ベニモンアゲハ ベニモンアゲハがランタナの花に来た。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラム優先オートで撮影 ( f5.0 1/500秒 105mm ISO110 ) | |
78.タイワンキチョウ -2 タイワンキチョウはホナガソウ一辺倒である。他の花には見向きもしない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO100 ) | |
79.ツマベニチョウ♀ -1 ツマベニチョウの♀は♂に比べ全体が灰色を帯び、前翅の先端部のオレンジ色も渋い。後翅の外縁部に添って黒斑がある。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラム優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 105mm ISO110 ) | |
80.ツマベニチョウ♀ -2 前の写真と同じ個体である。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラム優先オートで撮影 ( f5.0 1/500秒 105mm ISO110 ) | |
81.ツマベニチョウ♀ -3 クササンタンカで吸蜜していた♀が、飛び立った。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラム優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 105mm ISO110 ) |
2024年3月 2日
入園してから約1時間経過した。撮影を続ける。汗をかくほどに暑い園内の気温には慣れた。昆虫生態園は上から見るとチョウが羽を拡げたような形になっていて、その中心部が温室になっている。1階から入って温室内に造られた緩いスロープを下りていくと地下1階のフィールドになっている。ここに、アオタテハモドキや、タテハモドキが多かった。そんな昆虫自然園の中を行ったり来たりしていたのだが、だんだん、余裕が出てきて少しでも姿の良い、つまり、翅が破れてなくて、鱗粉も落ちていない個体を探しては撮っていった。
集まって吸水するタイワンキチョウたち 2024年1月29日 東京都日野市 多摩動物公園
2024年2月27日
撮影し始めて30分もたたないうちに汗をかいてしまった。10時半くらいから子供たちを伴った家族連れの入園が多く、子供たちの嬌声が絶えない。撮影対象が多いので、撮りまくっているとアッという間に30分が過ぎてしまった。
撮影を続ける。緩やかなスロープを下りていくと、アオタテハモドキが姿を現した。個体数も多い。きれいな個体を選んで撮影する。今回の目的はアオタテハモドキの♂の「青」をきれいに撮ることだった。
クササンタンカの花で吸蜜するツマベニチョウ♂ 2024年1月29日 東京都日野市 多摩動物公園
2024年2月24日
久しぶりに多摩動物公園にある昆虫園の昆虫生態園(蝶園)へ行った。電車で行こうか、車で行こうかと考えたが、カメラ2台を持って行きたいので車にした。国道16号を鵜野森で右に曲がって、そこからしばらくの間、町田を抜けるのに時間がかかってしまった。公共交通機関を利用すると、横浜→武蔵小杉→分倍河原→高畑不動→多摩動物公園前というコースになり、4回の乗り換えを要する。マイカーでも1時30分かかり10時丁度に多摩動物公園に到着した。まっすぐ、昆虫園へ行く。既に入園者がいた。
蝶園に入ると眼鏡が曇る。生態園の中は20℃以上に保たれているので、少し歩くと汗ばむ。今日は晴天で、大きな天井からは日が燦燦と注ぐ。
タイワンキチョウがたくさん飛んでいる。この園内で羽化したのだろうか。それとも飼育室で羽化した個体が運び込まれ放たれているのだろうか。
多摩動物公園北側の丘の上に建つ昆虫生態園 2024年1月29日 東京都日野市 多摩動物公園
1.バッタのモニュメント 昆虫園の丘に上がると体長約3mのトノサマバッタのモニュメントが迎えてくれた。「巨大ステンレスアート彫刻」で昆虫園前の広場に設けられた彫刻家の中嶋大道さんによる作品である。多摩動物公園は1958年に開園した。そして、昭和41年(1966年)に昆虫園のバッタとチョウの温室が公開され、一年中ばったやチョウの姿が見られるようになったのだそうだ。現在の昆虫生態園の大温室は、開園30周年記念でオープンしたそうだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラム優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO110 ) | |
2.昆虫生態園入口回廊のモザイクアート 昆虫生態園(蝶園・大温室)に向かって歩いていくと。石畳に施されたオオムラサキのレリーフ彫刻が現れる。旨く言い表せないが、中央に立られたステンレスの柱に写るとその形を変える。そして、壁にはチョウやトンボの素晴らしいいモザイクアートがあった。梵寿綱さんの仕事もしている上哲男さんという人の作品だそうだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラム優先オートで撮影 ( f2.8 1/500秒 105mm ISO250 ) | |
3.右 ツマムラサキマダラ♂ 左 リュウキュウアサギマダラ♂ ツマムラサキマダラ♂の鮮やかなブルーが目に飛び込んできた。隣で翅を拡げているリュウキュウアサギマダラの♂とツーショット。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 114mm ISO640 ) | |
4.ツマムラサキマダラ♂ この色が撮りたかった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 146mm ISO500 ) | |
5.タテハモドキ NIKKOR 105mm のマクロレンズはシャープだ。九州南部以南には定着している。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/500秒 105mm ISO100 ) | |
6.ツマベニチョウ♂ ツマベニチョウも子供の頃に図鑑を見て憧れたチョウの一つだった。フィールドでは、那覇の末吉公園で見た。海外ではバリ島のウルワツ寺院でみた。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 105mm ISO110 ) | |
7.トウロウソウ(灯籠草) 大温室の中で澪たことのない花を見た。wikipediaによれば、セイロンベンケイというベンケイソウ科の植物であり、別名をトウロウソウといい、こちらを標準和名とする説がある。原産は南アフリカだが、現在では熱帯地方各地に帰化している。日本では沖縄や小笠原諸島に帰化している。チョウは来ていなかった。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラムオートで撮影 ( f3.0 1/500秒 105mm ISO280 ) | |
8.イシガケチョウ -1 特異な翅の紋を持つチョウだ。四国の高知へ行ったときに町のカレー屋さんの看板に止まっている本種を見た。北に分布を拡大していて島根県や岡山県、兵庫県南部までは定着しているという。珍しいチョウではない。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラムオートで撮影 ( f3.0 1/500秒 105mm ISO110 ) | |
9.イシガケチョウ -2 和名通りの石崖・石垣模様を持ち、ひらひらと紙切れが舞うように飛ぶ。地面に降りて吸水したり、花に来ることもある。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 105mm ISO160 ) | |
10.2頭のイシガケチョウ 2頭ともほぼ無傷の個体だった。2頭のチョウを撮る場合、両方にピントをぴったり合わせて撮るのはなかなか難しい。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 105mm ISO100 ) | |
11.リュウキュウアサギマダラ♂ 本種は奄美大島以南に生息する。石垣島や竹富島では多く見られる。♂は翅脈の間の白く見えるところが青みを帯びる。この個体は傷がなくきれいだった。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 105mm ISO110 ) | |
12.イシガケチョウ -3 カメラをSONYのRX10M4に持ち換えて、その広角側で撮った。この昆虫生態園は2,486㎡あり、テニスコート約10面分ある。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/640秒 9mm ISO100 ) | |
13.シロオビアゲハ♂ -1 アゲハチョウ科のチョウはシロオビアゲハとベニモンアゲハしか飛んでいなかった。傷のない、きれいな個体を狙っていたが、なかなか現れない。吸蜜している花は、wikipediaによれば、同じ科に属するサンタンカの花と姿が似ている為、和名をクササンタンカ(草山丹花)と言う。原産地は熱帯、東アフリカからイエメンで、暑さに強いが耐寒性は低いそうだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 105mm ISO100 ) | |
14.シロオビアゲハ♂ 2頭 もう1頭飛来したが、この個体も尾状突起がない。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO100 ) | |
15.シロオビアゲハ♂ -2 なんとか切れたところが目立たないように撮る。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/500秒 105mm ISO110 ) | |
16.ツマムラサキマダラ♂と♀ -1 ニチニチソウ(日日草)の赤い花に止まって吸蜜している♀のところへ肩越しに♂がアプローチしている。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 105mm ISO110 ) | |
17.ツマムラサキマダラ♂と♀ -2 盛んにアプローチするが、♀は相変わらず吸蜜している。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 105mm ISO110 ) | |
18.ツマムラサキマダラ♂と♀ -3 ♀は知らん顔のようだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 105mm ISO110 ) | |
19.ツマムラサキマダラ♂と♀ -4 この間1分もたたないわずかな時間であったが、やがて♂は鮮やかなブルーを見せて飛び去ってしまった。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 105mm ISO125 ) |
2024年2月20日
やっと昨年秋から暮れにかけての積み残しをアップし終えた。ひと月以上後追いになっている。
昨年、オナガガモが飛来してこなかったので、どうしたのかなと思い、帷子川へ見に行った。この日は朝は寒かったが、日中は14℃になるそうだ。オナガガモは例年、星川駅につながる星川下橋から常盤橋の間に縄張りがあるようだが、そこには姿がなかった。だが、常盤橋から愛染橋の間にキンクロハジロ、ホシハジロに混じって2~3羽のオナガガモがいた。この冬初めて見た。
さすがに、昨秋はきれいだったサクラの紅葉も、すべて落ちてしまっていた。横浜ビジネスパークのプラタナスは、色は褪せてしまってはいたが、葉が数葉しがみつくように付いていた。
この冬初めて見たオナガガモ♂ 2024年1月12日 横浜市保土ヶ谷区帷子川
2024年2月17日
この先、ムラサキツバメや、ウラギンシジミなどの越冬個体を見ることがあるかもしれないが、チョウの撮影はそろそろ終了と思い、ここのところ頻繁に通っていた保土ヶ谷公園へ行ってみた。まだ、セイタカアワダチソウは咲き残っていて、相変わらずの秋のチョウたちが集まっていた。傷のないアオスジアゲハが元気に飛んでいた。
セイタカアワダチソウに飛来したアオスジアゲハ♀ 2023年11月8日 横浜市保土ヶ谷区 県立保土ヶ谷公園
2024年2月13日
撮影を続ける。セイタカアワダチソウの群落に飛来したのは、やや大型のキタテハ、ツマグロヒョウモン、アオスジアゲハで、あとは小さな、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、ベニシジミ、ウラナミシジミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ、そしてシャッターを押せなかったクロマダラソテツシジミの10種だった。
ウラナミシジミ 交尾 2023年11月3日 横浜市保土ヶ谷区県立保土ヶ谷公園