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2013年10月 5日

曼珠沙華の巾着田 9月27日 その2


 時刻は10時30分。だんだんと人が多くなってきた。わたくしたちは、西武池袋線の高麗駅から歩いて来たが、JRの八高線、川越線の高麗川駅から来る人も多い。バスが出ている。
 いったん巾着田曼珠沙華公園から出て、巾着田の中ほどを歩いてみた。コスモス畑があったが、これから最盛期を迎えるのだろう。巾着田の真ん中を歩いて、高麗川が「きんちゃく」状に迂回して、先ほどの県道川越・日高線に掛かるもう一つの橋である天神橋の方へ向かう。再び、先ほどとは別の巾着田曼珠沙華公園への入り口があり、前の入場券を提示して、遅咲きの曼珠沙華の群生地がある一帯に入った。「あいあい橋」という高麗川に掛かる橋の上から、曼珠沙華の群生を眺めた。

  巾着田曼珠沙華公園の散策を終え、高麗神社へ行ってみようと思い、県道川越・日高線を先ほど渡ってきた、鹿台橋の方へ歩く。
  小腹がすいたので、通りすがりにあった手打ち蕎麦屋「玄蔵」に入った。乾いた喉に良く冷えたビールが浸みる。
 高麗神社までは遠かった。片道30分以上はかかった。
 昔、この地に高麗郡という郡がおかれていた。紀元前37年頃から668年まで、中国北東部から、朝鮮半島にかけて高句麗という国が栄え、長い期間をかけて多くの高句麗人が日本に渡ってきて、渡来人として暮らすようになった。716年大和朝廷は、律令制のもと、関東一円に住んでいた高麗人を集め、武蔵の国に高麗郡が設置された。高麗郡は1200年近く続いたが明治29年(1896年)、入間郡に編入され、その名を消した。この地には多くの高麗人の文化が残っているという。

12.曼珠沙華は最盛期
どうやら、幸運にも、曼珠沙華の開花最盛期に当たったようだ。赤い絨毯がびっしりと広がる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/350秒 11.5mm〈Equiv.135?63mm〉 ISO200 ) 露出補正 -1.0段
曼珠沙華は最盛期;クリックすると大きな写真になります。
13.黒いイトトンボ
ハグロトンボと思う。♂は胴体の色が光沢のある青緑色だが、雌は黒褐色だというので、これは♀だろう。赤とのコントラストが強烈だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/750秒 160.5mm〈Equiv.135?875mm〉 ISO100 ) 露出補正 -1.0段
黒いイトトンボ;クリックすると大きな写真になります。
14.曼珠沙華 木々の緑を背景に
群落の向こうの木々の緑を背景に、びっしりと咲く曼珠沙華の赤が映える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/400秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
曼珠沙華 木々の緑を背景に;クリックすると大きな写真になります。
15.白花曼珠沙華
ここにも白い曼珠沙華が咲いていた。写真を撮る人が多い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/278秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
白花曼珠沙華;クリックすると大きな写真になります。
16.コスモス畑
少し戻って、いったん、曼珠沙華公園を出て、桜堤の先にある観光バスの駐車場を横切り、巾着田の中ほどへ下りる。そこにコスモス畑があった。春は菜の花が咲くという。コスモスの花はまだそれほど多くはなかったが、曼珠沙華のシーズンが終わるころには、畑がコスモスの花で埋まるのだろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/750秒 7.9mm〈Equiv.135?43mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
コスモス畑;クリックすると大きな写真になります。
17.アマクリナム
淡いピンク色が美しいこの花はヒガンバナ科のアマクリナムというらしい。アメリカで作られたアマリリスとハマユウの交配種だそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 7.9mm〈Equiv.135?43mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
アマクリナム;クリックすると大きな写真になります。
18.遅咲き群生地
巾着田を横切って、東側に出ると再び曼珠沙華公園のゲートがあり、今朝、最初の入り口で購入したチケットを見せて、中に入った。遅咲き群生地と案内されているが、ここでも見事に開花していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/526秒 9.7mm〈Equiv.135?53mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
遅咲き群生地;クリックすると大きな写真になります。
19.あいあい橋
遅咲き群生地の終わりに、高麗川にあいあい橋がかけられている。おそらく、観光目的で造られたのだろう。ユニークな形をしている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/640秒 9.7mm〈Equiv.135?53mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
あいあい橋;クリックすると大きな写真になります。
20.案内板
公園内のところどころに、現在地を示す、写真のような札が立てられていた。とてもわかりやすい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/923秒 6.8mm〈Equiv.135?37mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
案内板;クリックすると大きな写真になります。
21.あいあい橋を渡る
そろそろ巾着田曼珠沙華公園を出ようと、あいあい橋がかけられている道に上がり、高麗川を渡った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/750秒 11.1mm〈Equiv.135?60mm〉 ISO200 ) 露出補正 -1.3段
あいあい橋を渡る;クリックすると大きな写真になります。
22.あいあい橋の上から
あいあい橋の上から、遅咲き群生地を眺める。この左側を高麗川の清流が流れる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/400秒 25.0mm〈Equiv.135?136mm〉 ISO200 ) 露出補正 -1.0段
あいあい橋の上から;クリックすると大きな写真になります。
23.手打ち蕎麦
巾着田曼珠沙華公園を切り上げて、高麗神社へ行ってみようと、県道川越・日高線を鹿台橋の方へ歩き始める。時刻は11時半を回り、小腹がすいてきた。右側に手打ち蕎麦「玄蔵」という店があった。何とか座れるところがある。しかし、おかみさんから、「30分くらい時間をいただきますがよろしいですか」と声がかかる。歩き疲れたし、ビールを飲みながら待つのも良しとして、「もり」を注文した。細い蕎麦がうまかった。食べ終えて、店を出たのは12時10分ごろだったが、「売切終了」の札がかかっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/800秒 7.9mm〈Equiv.135?43mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
手打ち蕎麦;クリックすると大きな写真になります。
24.高麗神社
高麗神社までは遠かった。途中聖天院を歩いたりしたが、たっぷり40分はかかっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/949秒 6.2mm〈Equiv.135?34mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
高麗神社;クリックすると大きな写真になります。
25.高麗神社本殿
高麗神社は高句麗の王族・高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)を祀る神社だ。若光は高麗軍の郡司に任命され、武蔵野の開発に尽くし、この地で没したという。以来、現在に至るまで若光の直系の子孫が神主を務めているそうだ。平成28年(2016年)には、武蔵野国に高麗郡が置かれてから1300年を迎える。「高麗郡建郡1300年記念事業」が推進されている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 90mm ISO1400 ) 露出補正 なし
高麗神社本殿;クリックすると大きな写真になります。
26.ザクロ
参拝を終え、もと来た道を高麗駅へ戻る。高麗神社から県道川越・日高線への道は、カワセミ街道と名付けられた、車の往来こそ多いが、のんびりとした道だった。農家の庭にザクロが生っていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ザクロ;クリックすると大きな写真になります。
27.ひまわり
遅咲きのひまわりが咲いていた。ひと口にひまわりといってもいろいろな種類があるようだ。午後2時少し過ぎに、西武鉄道の高麗駅に戻った。各駅停車で飯能へ、飯能から準急で小手指まで行って、副都心線・東横線直通の快速急行・急行・特急で横浜へ。思ったより早く着いた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro 絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
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2011年1月15日

益子・那須・日光東照宮 2/3 那須高原の紅葉


 11月15日は昨年の5月にも泊まったことがあるゲストハウス「もみの木」に泊まった。翌16日の朝は、起きると明るい日が差していた。朝食前に外を歩いてみた。紅葉には少し遅かったようだが、まだ見ることが出来る。
 この日は日光へ廻って帰ろうということになったが、中禅寺湖まで上がるより、紅葉が残っているのではないかという期待と、また、あまり遅くならずに帰りたいという時間的に考えても、東照宮周辺が良いだろうということになった。

9.那須連山を望む
朝、ゲストハウス「もみの木」の裏庭を歩いた。そこから眺めた那須連山は黒い雲に覆われているが、畑の向こうの紅葉した木々は朝日をいっぱいに浴びて輝いていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/242秒 16.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
那須連山を望む;クリックすると大きな写真になります
10.紅葉 -1
朝食は8時からである。それまで、付近を歩いて紅葉の写真を撮りたいと思った。密ではないが、いろいろな木々がそれぞれの色に紅葉している。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/212秒 25.7mm ISO100 ) 露出補正 なし
紅葉;クリックすると大きな写真になります
11.紅葉 -2
植物の知識がないので、なんという木かわからないが、この紅葉も渋い。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/75秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
紅葉;クリックすると大きな写真になります
12.紅葉 -3
やはりモミジは色鮮やかである。時期的には少し遅い。同じモミジの木の葉であっても、赤く染まる葉と黄色く染まる葉がある。なぜだろうか。黄色く染まっている葉もやがて赤くなるのだろうか。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/198秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
紅葉;クリックすると大きな写真になります
13.ザクロ
新鮮な野菜とフルーツがいっぱいの朝食を終え、9時半前に「もみの木」を出発した。まず、街道沿いに野菜センターへ行って、同行のご婦人がたは高原野菜を買う。そこにザクロがあった。トルコで見たザクロより肌がきれいである。農作物まで日本製品のエレガンシーさは際立っている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/500秒 7.8mm ISOオート )
ザクロ;クリックすると大きな写真になります
14.日光宇都宮道路
那須から東北自動車道を行き、宇都宮から日光へ向かった。車の数は少ない。道路の両側には時々、綺麗な紅葉が広がる。もうすぐ清滝の終点である。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 13.1mm ISOオート )
日光宇都宮道路;クリックすると大きな写真になります