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2019年1月17日

機関車トーマス 原鉄道模型博物館 1月11日

帆船日本丸の20年ぶりの大改修工事の現場を見たあと、久しぶりに原鉄道模型博物館へ行ってみた。  正月明けの平日でもあるので空いているかと思ったら、意外に多くのお客さんが入っていた。車いすの年配のご婦人たちが何人か介護士さんに引率されて来られていた。興味をお持ちの方もおられるようで、熱心にご覧になっていた。  2012年7月に横浜三井ビルディングにオープンした原鉄道模型博物館であるが、私はすでに5~6回は訪れている。いろいろと工夫を凝らしたイベントも開催されている。12月6日から1月21日まで「きかんしゃトーマス スペシャルギャラリー」が催されていたので、お母さんに連れられた子供達も多かった。  いちばんテツモパークと称される1番ゲージの大きなレイアウトを走る模型を、RX10M4で撮るのは初めてだったが、フォーカスが早く、連写した場合のピントの追従もいいようだ。もう少し、構図や撮影方法を習熟しなくてはならない。

1.パシフィック・エレクトリック鉄道1000形
ケースに展示されている模型車両は博物館オープン以来、あまり変わっていないようだ。私は路面電車が好きである。最近の路面電車は、どの都市でも同じような連接車両が走っているが、昔の車両はそれぞれ特徴があって興味がある。このケースには、10数台ものクラッシックな路面電車が展示されている。この車両は1913年のパシフィック・エレクトリック鉄道1000型の模型だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 29mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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2.DBの定番
いつ行ってもこのDBの機関車が牽く列車が走っていて、いわばこのジオラマの定番である。この西ドイツ国鉄103型電気機関車 (DB Baureihe 103) は、ドイツ連邦鉄道(西ドイツ国鉄、現・ドイツ鉄道)が保有・運行した特急旅客用交流電気機関車である。1970年~1974年に量産車が製造されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/100秒 60mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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3.DB V200形
この車両もいつも走っているなと思う。DBのディーゼル機関車の定番模型である。実車では初期に製造されたものはV200.0形と呼ばれ、1962年からは出力を増大したV200.1形が製造された。それぞれ、1968年に220形および221形と改称されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/160秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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4.阪神電気鉄道311形314
ジオラマの一角に、「いちばんテツモパーク」と称される1番ゲージの大きなレイアウトとは切り離されたエンドレスの小さなレイアウトがある。単行車両などがここを周回する。この車両は原信太郎さんが作ったいわゆる原鉄道模型と称される車両で、連結運転を実施するため、総括制御をめざして量産された木造車両と紹介されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 73mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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5.カーブを通過するDB103牽引列車
写真を撮るには良いカーブと思う。しかし、車両との間に入る構造物が多く、すっきりはしない。ピント合わせも難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 78mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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6.きかんしゃトーマスの仲間たち
きかんしゃトーマスが牽く客車の後ろ側を見て、"おやっ"と思った。機関車トーマスと一緒に走る仲間として、アニーとクララベルという客車がある。アニーは乗客を乗せ、クララベルは荷物と車掌も乗せるのだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 117mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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7.きかんしゃトーマス並走 -1
きかんしゃトーマスとなかまたち オフィシャルサイトを見ると、きかんしゃトーマスにはざっと18種類もの機関車がある。その「きかんしゃトーマスとなかまたち」の中でトーマスとその一番の仲良しというパーシーを並走させている。レイアウトで複線になっているいわばメインの線路を同方向に並走する。ブルーがトーマスでグリーンがパーシーだ。子供たちが大喜びで、フロアでトーマス達と並走する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 62mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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8.きかんしゃトーマス並走 -2
wikipediaによれば、きかんしゃトーマス(Thomas and Friends) は、鉄道模型及びCGアニメーションで制作されるイギリスの幼児向けテレビ番組である。 原作は、イギリスのウィルバート・オードリー牧師が1945年より創刊した「汽車のえほん」。 イギリスのアイリッシュ海に浮かぶとされる架空の島ソドー島に敷かれたノース・ウェスタン鉄道(ソドー鉄道)で働く、顔と意志を持った蒸気機関車や車両たちと、それに関わる人々を描く。1986年には第2シリーズの放送が始まり、以後、放送形態・制作会社・制作形態を変更しながらもシリーズは現在まで続いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 62mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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9.きかんしゃトーマス並走 -3
日本では1990年よりフジテレビ系の子供向け番組「ひらけ!ポンキッキ」内のコーナードラマとして放送が開始された。10年以上前のことになるが、2007年現在で日本国内のきかんしゃトーマスのキャラクター商品の売上額は年間300億円に上った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 39mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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10.きかんしゃトーマス並走 -4
この日、トーマスとパーシーの並走は、11:30-12:00、14:10-14:40 の1回30分を2クール行われる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 106mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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11.きかんしゃのトーマスの仲間
原鉄道模型博物館の「きかんしゃトーマス スペシャル ギャラリー」のページには「イギリスで放送が始まったTVシリーズの撮影に使われていたトーマスたち(一番ゲージ鉄道模型、全16種類)が、冬のイルミネーションバージョンの装いで登場! 」とある。機関庫に休む機関車たちは、定かではないが、左からステップニー、オリバー、ジェームス、エドワードだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/25秒 129mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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12.DB E44形電気機関車
DB E44形電気機関車が牽引する貨物列車が駅を通過する。駅員やホームのベンチに座る乗客のフィギュアが良くできている。列車もさることながら、これらのフィギュアにフォーカスした写真も良いと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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13.C&O H8 1655 大型蒸気機関車 -1
この蒸気機関車は原信太郎さんが制作されたいわゆる「原鉄道模型」である。この動輪6軸の2-6-6-6型蒸気機関車は、チェサピーク・アンド・オハイオ鉄道(C&O)向けにライマ機関車製造会社で製造された。この機関車に付けられたアレゲニーの名称はC&Oの石炭を運搬する路線のアレゲーニー山脈に由来する。 2-6-6-6型は2クラスが製造されたのみで、1941年、チェサピーク・アンド・オハイオ鉄道の「アレゲニー」とバージニアン鉄道の「ブルーリッジ」である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/80秒 102mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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14.C&O H8 1655 大型蒸気機関車 -2
前の写真から連写で撮ってきた一コマである。フォーカスは良く追従していると思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/100秒 102mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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15.石垣の下のフィギュア
石垣の上の鉄路を貨物列車が離れていく。この写真は、その車両を入れて石垣の下のフィギュアを撮りたかった。いわばフィギュア中心のつもりだ。石垣の下は海辺になっていて、その砂浜で絵を描く人、語らう夫婦、本を読む人などのフィギュアが置かれている。次回来たときはフィギュアを主として、列車を従とする構図をもう少しうまく撮ってみたい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 76mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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16.きかんしゃトーマス並走 -5
トーマスとパーシーの並走は 間もなく終了する。ジオラマは時々夜間の照明になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 76mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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17.C57形蒸気機関車
C57 5という赤いプレートを付けた蒸気機関車が国鉄の当時の客車を牽いて停車していた。私が滞在している時間内での走行はなかった。実物のC57 5 は姫路市御立交通公園に保存展示されている。C57 5 は1937年(昭和12年)に産声を上げ、梅小路機関区に配属された。その後昭和17年から19年まで姫路機関区で働くなど、1974年(昭和49年)に引退するまで、37年間活躍した。昭和50年に姫路市御立交通公園に保存展示されることとなったそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 56mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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18.大阪鉄道デイ1形
現在の近鉄南大阪線である大阪鉄道が1923年の電化に際して製造した木造電車。これも「原鉄道模型」で原信太郎さんがお気に入りの車両だそうだ。ジオラマの中央の高架駅の下に路面電車の停留所が造らているが、その奥の線路に停められている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 114mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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19.仕事を終えたパーシー
14:40でトーマスと並走の仕事を終えたパーシーが高架線の箱根登山鉄道(箱根登山鉄道の雰囲気を撮り込んだシャングリラ・ラ鉄道による創作模型)の隣に停車した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 125mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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20.DB E03形
先ほどのDB 103とともにこのDB E03 も走行していた。機関車はよく似ているが、牽引する客車も違う。このE03型 は1965年に103形の試作車として4両が製造された。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 46mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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21.箱根登山鉄道 チキ2形 8
箱根登山鉄道の前身である1919年に開業した小田原電気鉄道が導入した電車だそうだ。チキとは、「チ」が地方鉄道線用車両を示し、「キ」は客車の意味である。チキ2形は1935年に製造されている。模型はレイアウトの一番手前の路面電車のルートを行ったり来たり、反復運転されていた。実車は、その後モハ108形となり、1956年6月には鋼製車体となった。2000年代に入ってから、2004年9月からはモハ108号が窓回りを黄色とし、それ以外の部分を水色とする塗装デザインに変更された。さらに2008年9月からは、1957年に登場したSE車と同様の塗装デザインに変更されている(wikipediaによる)。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/200秒 36mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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22.横浜三井ビル1階スペースのきかんしゃトーマスレイアウト 原鉄道模型博物館は横浜三井ビルの2階にあるが、2階に上がるエスカレータの手前の1階フロアにきかんしゃトーマスのレイアウトが設けられていた。お母さんと一緒の子供たちがプラレールで遊んでいる。ただし、ここで遊ぶには原鉄道模型博物館の入館券を見せなくてはならない。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/30秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
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2016年8月 1日

世界鉄道博 2016 7月22日

7月16日から9月11日まで、パシフィコ横浜で読売新聞社、BS日テレ主催の「世界鉄道博 2016」が開催されていることを知った。子供たちが夏休みに入ってしまうと混むだろうと思い、7月22日に行ってみた。ネットで検索してみると、レイアウトの規模も大きく、原鉄道模型の未公開の車両も出されているという。
 1500円の入場料をお支払いする。入り口の係りの方に「写真を撮っていいですか」と聞いたところ、「OKです」とのこと。
​  左手のエントランス部の世界の鉄道写真ギャラリーはお馴染の櫻井 寛さんの作品​という。左回りに見て歩くが、その左側にZONE-1として、まっすぐに50mにも及ぶ「世界の鉄道模型コレクション」の陳列ケースが並んでいて、、37のケースに約1000両の模型が展示されていた。イギリス、ドイツ、フランす、スイス、イタリア、ベルギーなどのヨーロッパ各国、そして、アメリカ、 日本、オーストラリア、中国の鉄道車両模型が、各ケースにそれぞれ、おおよそ30両ずつ並べられている。原信太郎さんの6000輌にものぼるコレクションの中から、今回はこれまで未公開のHOスケール1150輌が展示されているという。これだけで見に来た甲斐があったと思う。
​  ZONE-2はZONE-1の右側をヨーロッパ、アメリカ、日本の3つのジオラマに分けた「世界の鉄道物語」というエリアがあった。それぞれのレイアウトをOゲージの鉄道模型が走る。
 ZONE-3は「シャングリ・ラ鉄道」の巨大レイアウトだった。実に線路延長650mにもおよぶこのシャングリ・ラ鉄道は、エンドレスを含む28の壮大なレイアウトで、レイアウト上の車輌数はなんと560輌(うち外国型160輌)だそうだ。実際に260輌もの車輌が同時に走るさまは鉄道模型ファンにとってまさに理想郷(シャングリ・ラ)といえるだろう。
  この日はG7Xを携えていった。会場は人工光線だけだが、レンズが明るいのでノーフラッシュで、プログラムオートで「シャッター速度速め」に設定しておいたら、1/500、1/1000でシャッターが切れた。しかし、ISOも6400を上限に上がっていくので画像は少々粗くなってしまった。「シャッター速度普通」で試しておけばよかった。

1.世界鉄道博 2016 エントランス
10時半、それほど入場客は多くない。子供たちが多いと思っていたが、まだ小学校は夏休みが始まっていないのか、母親に連れてこられた未就学児童がほとんどだった。​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.5 1/1000秒 16mm ISO6400) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.プロローグ
蒸気機関車、電気機関車、電車の鉄道写真に迎えられて中に入る。世界地図で描かれた路線図もあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1/1000秒 9mm ISO3200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.ZONE-2 世界の鉄道物語 ヨーロッパ
ZONE-1のHOゲージ、約1000両の車両模型は後で見ることにして、まず世界の鉄道物語のレイアウトを見ていく。最初はヨーロッパだ。入り口には「イギリスの鉄道のはじまり物語」として、1800年代初期の蒸気機関車の模型が展示されていた。これは実用蒸気機関車の始まりであるロケット号(1829年)だ。 ​​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2 1/1000秒 11mm ISO5000) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.20世紀の英国の鉄道
レイアウトの手前には、何枚かのパネルがあって興味ある解説がなされている。何といってもイギリスは鉄道発祥の国。しかし、20世紀に入るとドイツやスイスでは電化が進んだが、廉価で良質な石炭が採れ、切通しや橋梁技術など建築土木技術が進展した英国では電化の必要を感じなかったという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1​.8​​​ 1/1000秒 9​​​​mm ISO​3​​200​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.オーストリア、ハンガリー
19世紀にはプロイセン他小国に分かれていたドイツに比べハプスブルグ帝国のオーストリアは欧州屈指の大国だった。ハンガリーは1867年にオーストリアに併合され、オーストリア・ハンガリー帝国となっていた。オーストリアの鉄道では、1998年にユネスコより鉄道施設として最初の世界遺産に指定されたアルプス山脈のゼメリング峠を多数の長いトンネルと、大規模な橋で超えるゼメリング鉄道が有名である。右下の写真は、ヨーロッパ最初のブダペストの地下鉄である。 ​​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1​.8​​​ 1/1000秒 9​​​​mm ISO​4000​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.ヨーロッパの鉄道 0ゲージレイアウト
ヨーロッパの鉄道の0ゲージレイアウトでは、3本の列車が走行していた。一番外側をTGVが高速で周回する。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/500秒 22​​​​mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.待機するTEEの模型​​
1957年に登場し国際列車トランスヨーロッパエクスプレス(TEE)に使用され​​​た当時​​​​​​の西ドイツ製​​​​ ​DB VT11.5 (BR601) TEE ディーゼルカーが、オリエント急行で有名なプルマンの客車と並んで待機している。​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/320秒 37​​​​mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.有名な鉄道車両たちの写真
レイアウトのわきの「Shangri-la Railway since1937」というエンブレムの入ったパネルには、ヨーロッパの鉄道の有名な車両の写真が66枚展示されていた。これから見て歩くアメリカの鉄道、日本の鉄道のわきにもそれぞれ66枚の写真が掲示されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1​.8​​​ 1/1​000​​​秒 9​​​​​​​​mm ISO​2000​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9​.ヨーロッパの鉄道の機関車たち
レイアウトのわきには、有名な蒸気機関車、電気機関車、電車の模型が整列している。

​Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/320秒 37​​​​​​​​mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.アメリカの鉄道
ZONE-2、2番目のアメリカの鉄道のレイアウトに移動する。入り口にある「アメリカの鉄道の始まり物語」にある展示ケースには1830年アメリカ最初の蒸気機関車「トム・サム号」と、この写真の1932年のアメリカ最初の実用蒸気機関車「グラス・ホッパー号」が展示されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1/1000秒 9​​​​​​​​mm ISO​4000​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.アメリカの鉄道模型編成と子供たち
お母さんに伴われた幼い子供たちがアメリカの鉄道模型編成を熱心に見ている。夏休みに入ると小学生たちが大勢見に来ることだろう。子供たちにとって鉄道模型は憧れである。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/400秒 37​​​​​​​​mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.アムトラック
アメリカの鉄道のレイアウトには、アムトラックの車両があった。アムトラック(Amtrak)は、アメリカ合衆国で1971年に発足した、全米をネットワークする鉄道旅客輸送を運営する公共企業体とのこと。アムトラックの名称は、"America"と"Track"(線路、軌道などの意)の二つの語から合成されたものだそうだ。この電気機関車はAEM-7形といい、1978年から1988年にかけてアメリカ合衆国のアムトラックと通勤鉄道に投入された両運転台、車軸配置B-Bの電気機関車である。主要部品の大半はスウェーデンのASEA (現ABB) が製造しており、最終組立はアメリカのGM-EMDで行われたという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/400秒 24​​​​​​​​mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.日本の鉄道
アメリカの鉄道の次には日本の鉄道のレイアウトがあった。「日本の鉄道の始まり物語」には江戸時代の1853年、日本人が初めて作った鍋島藩の蒸気機関車の模型がった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1/1000秒 9mm ISO​5000​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.京成1600 開運号
レイアウトには珍しい車両の模型があった。京成電鉄の1600形電車は1953年(昭和28年)に特急開運号の専用車両として作られた車両だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.5 1/500秒 17mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.旧国鉄の蒸気機関車たち
流線型のC55を中心に旧国鉄の蒸気機関車のOゲージ模型も並べられている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 200秒 37mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.シャングリ・ラ鉄道
ZONE-3はシャングリ・ら鉄道の巨大なHOゲージレイアウトだ。原信太郎氏(1919-2014)が1937年に自宅で創設した鉄道模型の理想郷「シャングリ・ラ鉄道」に由来しており、「鉄道は世界をつなぐ 」の理念の下、国内外の車両の鉄道模型が縦横無尽に走行する。「サンライズ・エクスプレス」のHOゲージ編成が走行中だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1000秒 9mm ISO​3200​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.シャングリ・ラ鉄道 メンテナンス
シャングリ・ラ鉄道のレイアウトは広大であるが、ジオラマにはなっていない。その敷き詰められた線路のわきで走行する列車のメンテナンスをされているご高齢の方がおられた。鉄道模型がお好きな方なのだろうなと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.5 1000秒 15mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.シャングリ・ラ鉄道の車両
シャングリ・ラ鉄道では560輌(うち外国型160輌)のHOゲージ車両模型が投入されている。実際に260輌もの車輌を同時に走らせることがあるようだが、鉄道模型ファンにとってはワクワクすることだと思う。手前にあるのはS-BAHNの車両。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 400秒 37mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.横浜および横浜近郊の鉄道会社
シャングリ・ラ鉄道のわきの壁面にはJR東日本や大手私鉄の京浜急行をはじめ、湘南モノレールなどの横浜および横浜近郊の鉄道会社のブースが設けられていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1000秒 9mm ISO​3200​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.鉄道ワンダー・ランド
シャングリ・ラ鉄道の広大なレイアウトの向こうにあるのはZONE-4の鉄道ワンダー・ランドだ。子供たちが楽しめるようになっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 320秒 37mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
21.きかんしゃトーマス
きかんしゃトーマスは1984年からイギリスで放送が始まった1番ゲージの鉄道模型を使用して撮影される人形劇、現在はコンピュータを使用して制作されるCGアニメーションとして放送されている幼児向けテレビ番組である。日本ではフジテレビで1990年から2007年まで放映された。​​​​​​​​​ここにはトーマスを中心にジェームスとステップニーの3台の機関車があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1000秒 9mm ISO​2500​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.最後に見たZONE-1の1000両の鉄道模型
さて、ZONE-2からZONE-4まで見終わって、いったん最初の「世界の鉄道プロローグ」まで戻ってきた。最後にZONE-1の「世界の鉄道模型コレクション」を見ることにする。会場の左サイドにまっすぐに陳列ケースが連なる。一つ一つの車両の説明はない。イギリスから始まって中国まで約1000両のHOゲージの鉄道模型が並べられていた。これはイタリアのケース。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2 1000秒 11mm ISO​400​​​​​​​) 露出補正 なし
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23.イタリアの鉄道模型
これはディーゼル機関車だろうか。とてもユニークな形をしている。D341形か。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1000秒 9mm ISO​500​​​​​​​) 露出補正 なし
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24.アメリカの蒸気機関車
この模型はニューヨーク・セントラル鉄道の5405蒸気機関車。日本のC62と同じ形式のハドソン型蒸気機関車である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1000秒 9mm ISO​800​​​​​​​) 露出補正 なし
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25.中国の電気機関車
「世界の鉄道模型コレクション」の最後の1台がこの模型だった。中国の鉄道模型はこの1台しかなかった。形式番号6Y209が読み取れる。Wikipediaによれば、この6Y2型はフランスのアルストムが製造した、中国の輸入電機で初の大型電気機関車である。1961年、中国で初の電化路線の宝鶏 - 鳳州間が完成、導入予定の中国初の国産電気機関車6Y1型が性能不足の為、1960年にフランスのアルストムから総計25両の本形式を輸入したとある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1000秒 9mm ISO​400​​​​​​​) 露出補正 なし
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