自宅から見たダイアモンド富士 3月7日
私が住んでいる集合住宅の外廊下から富士山が眺められるのは何回も記してきたが、3月7日の夕方は特別の富士山だった。昨年は3月8日に同じく夕日が沈んでいく富士山を撮った。その時は山頂の少し右側(北側)に落日したが、今年の適日はその前日の3月7日かなと思いつつ、外廊下に出てみると、やや左側だったが、ほぼ山頂の中央に落日した。
夕日は大きなダイアモンドだ。
YAMAKOの写真集です。蝶の写真を中心に、旅行したときに撮って気に入った写真を簡単なメッセージとともに掲載しています。
2017年3月29日
私が住んでいる集合住宅の外廊下から富士山が眺められるのは何回も記してきたが、3月7日の夕方は特別の富士山だった。昨年は3月8日に同じく夕日が沈んでいく富士山を撮った。その時は山頂の少し右側(北側)に落日したが、今年の適日はその前日の3月7日かなと思いつつ、外廊下に出てみると、やや左側だったが、ほぼ山頂の中央に落日した。
夕日は大きなダイアモンドだ。
2016年3月26日
2月26日、横浜で開催されている CP+ 2016 を見に行こうと自宅のドアーを出て、エレベータへと歩いていくと、たまたまお隣の奥様と顔を合わせた。「今日は快晴で、富士山がきれいに見えますね」と挨拶したら、「もう何日かすれば、ここからでも、ダイアモンド富士が見えますよ」と教えてくださった。このマンションに住まうようになってもう13年になるが、今までダイアモンド富士のことを考えたことがなかった。お隣の奥様の話では、春は3月の4日から8日くらいのはずとのこと。沈んでいく夕陽のダイアモンド富士は、少々撮りにくいかもしれないが、挑戦してみようと思った。
第一条件は天候である。3月3日、雲一つない富士山の夕景が見えていた。その日の夕陽は富士山の三合目あたりに沈んでいった。それから、3月7日まで富士山はまったく見えない天候が続いた。
そして3月8日、朝のうちは雲が多かったが、昼過ぎには晴れてきた。そして夕方、5時15分、マンションの外廊下へ状況を見に行った。晴れている。太陽がまったく雲に遮られていない。太陽の光線が強すぎて富士山の輪郭がはっきり見えない。しかし、陽が落ちていくにつれて、富士山もその輪郭がはっきりしてきた。太陽は山頂めがけて下りてきている。そして山頂の右側に落ちて、右側の稜線に沿って下りて行った。もう少し、左だったら頂上に姿を消す太陽が観られたかも知れない。残念だった。でも、良く晴れてくれた。次は10月だ。
夕陽はなぜ大きく見えるのだろうか。「月や太陽が天頂にあるときは近く、地平線上にあるときは遠くに感じる。同じ視角で見えるものは遠い方が大きいと感じるので、月や太陽が地平線上にあるときに大きく見える」ということを何かで読んだ記憶がある。それは人間の心理・錯覚によるとも書いてあった気がする。
それは朝陽でも同じことだろうが、なぜかダイアモンド富士の写真は朝陽であることが多い。