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2015年3月25日

一人旅 石垣島・竹富島そして那覇 3月9日~12日 (4) 3月12日 末吉公園と首里城


 3月12日、旅も最後の日となった。今朝も曇りで寒い。10℃そこそこしかないのではなかろうか。朝食を終え、ちょっと外を歩いてみる。沖縄県庁、那覇市役所がすぐそばにある。朝の国際通りは車の通りは多いが、さすがに人は少ない。
  チェックアウトをして、飛行機の時間まで大きな荷物を預け、ホテルを出た。今日はゆいレールで行ける末吉公園と首里城を散策する。ゆいレールの県庁前駅へ行き、首里行に乗って、市民病院前で降りた。

  市民病院前から首里方面に歩くと左側に末吉公園の入り口がある。この公園は、那覇で半日、蝶の写真を撮るのに適したところなのだ。10年前にも来た。ところが今日は全く蝶の姿を見なかった。山の上にある末吉宮へ行ってみることにしたが、公園の中には何も案内がなく、散歩をしている地元のかたに聞きながら石畳の坂を上がっていった。今日は寒いくらいだからよいが暑かったら汗だくになっていたことだろう。
 再び市民病院前まで戻り、ゆいレールに乗って首里まで行く。首里駅から首里城までは歩いて15分くらいの距離がある。ゆいレールの駅にはバスがあるようなことが書かれていたが、そのバスがいつ来るのかよくわからない。しばらく待っていたが、歩くことにした。
  歓会門から首里城に入り、時間をかけ観て回った。ただ、世界遺産の玉陵を見落としてしまったのがとても残念だ。

 ごご1時半ごろ、首里城公園のレストランで食事をし、1時間ほどゆっくり休み、ホテルに戻って、荷物を受け取って、那覇空港までゆいレールでたどり着いた。少々疲れた一日だった。帰りの16:50発のJAL920便が約20分遅れて那覇空港を離陸したときは、既に眠ってしまっていた。
  蝶の写真撮影を目的とした3泊4日の石垣島・竹富島そして那覇の旅は、あいにくの天候となり、残念な結果になってしまった。また行くことができるなら、10月の終わりか11月の初めにしよう。

1.沖縄県庁舎
黒川紀章さんの設計により、1990年に竣工した。地上14階、地下2階の堂々たる構えである。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 11mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
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2.那覇市役所
県庁の隣には那覇市役所がある。これも立派な建物だ。那覇は1945年6月に米軍により占拠され、市役所機能は停止したが、その年の11月に坪谷の民家に市役所事務所が設けられたという。1966年には首里に市庁舎が完成。さらに老朽化により、新庁舎が計画され、2012年に竣工した。地上12階、地下2階。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 6mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
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3.朝の国際通り
昨夜の賑わいはどこへやら。車は多いが歩く人は少ない。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 6mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
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4.末吉宮
チェックアウトしてゆいレールに乗り、市立病院前で降りた。ゆいレールの下を首里方面に10分ほど歩くと末吉公園の入り口があった。もちろん観光客などいやしない。公園に入ったところから川が流れる谷を挟んで向こう側の山の上に末吉宮が見える。琉球八社の一つで、第6代琉球国王尚泰久(しょうたいきゅう、1415年-1460年)の時代に熊野権現を勧請して創建されたという。社殿は戦前まで国宝の指定を受けていたが、戦災により焼失し、その後再建されたものだそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 ​1​07mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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5.ラッパバナ
末吉宮を目指して歩いていると、大きな黄色い花が何輪も咲いていた丈も3m位ある。この花は昨年、3月に南房パラダイスの温室で見たのを思い出した。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/450秒 ​71mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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6.やっと見付けた末吉宮の入り口
散歩をしている地元のかたに聞きつつ、やっとここに出た。ここから急な石畳の坂道を上がれば末吉宮に行きつく。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/58秒 ​10mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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7.急な石畳の階段
急だった。しかもでこぼこしている。ぬれているので滑りやすい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/125秒 ​8mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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8.末広宮 拝殿
やっと拝殿下に上りついた。賽銭箱のあるところまでは石段を上ることができるが、それ以上上がって拝殿を拝むには社務所で許可を得ることが必要なようだ。拝殿の後ろにある本殿は拝殿の下から仰ぎ見ないと見えない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/800秒 ​7mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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9.思い出のハイビスカス
末吉公園の中ほどに咲いているこのハイビスカスには思い出がある。10年前に来たときに、あこがれのツマベニチョウがこのハイビスカスを訪れていた。急いで近づいたが、花を離れる瞬間しか撮ることができなかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/320秒 ​29mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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10.ゆいレール 市民病院前駅
さて、首里城へ行こう。末吉公園を出て、左へ行くと同じくらいの距離で儀保駅もあるが上り坂である。市民病院前へ戻ることにした。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/250秒 ​51mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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11.首里駅から首里城へ
ゆいレールの終点、首里駅に降りた。改札口には「首里城までバスが便利」などとと書かれているが、どこからバスが出るのか、いつ来るのかわからない。1台のミニバスが止まったので首里城へ行くのかきいたところ、AEONのショッピングセンターへ行くシャトルバスだった。仕方なく歩くことにする。首里城の石垣の外を上っていき、15分ほどで入口の歓会門に着いた。写真は裏側から歓会門を眺めたところ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/480秒 ​41mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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12.円覚寺総門
歓会門の方向と反対側の下がったところに、門が見える。龍潭通りという道を下っていくと右側に円覚寺総門があった。円覚寺は王族(第二尚氏)の菩提寺で、1949年に鎌倉の円覚寺を模して建立された。総門裏(この写真の裏側)に国指定重要文化財の放生橋があり、まだ何か復元工事中のようであった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/280秒 ​8mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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13.円鑑池と弁財天堂
龍潭通りの円覚寺総門の反対側に円鑑池という池があり、弁財天堂があった。俯瞰する眺めが良い。1502年に朝鮮王から贈られた方冊経蔵を収納するために建立されたが、1609年薩摩軍による戦火で焼失、その後1629年、円覚寺の弁財天を移して弁財天堂とした。橋は天女橋という。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/160秒 ​8mm ISO125 ) 露出補正 なし
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14.何だこいつは
カモのようでもあり、アヒルのようでもある。顔が2つ重なったような恐ろしルックスだ。ネットで調べてみたら、この鳥は「バリケン」という鳥なんだそうだ。もともと南米原産の「野バリケン」という野生のカモの一種を家畜化したもので、タイワンアヒル、フランス鴨と呼ばれるもの。食用で導入されたが、食用として定着することなく野生化したみたいだという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 ​99mm ISO200 ) 露出補正 なし
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15.第32軍司令部壕
第二次世界大戦末期、1944年(昭和19年)3月15日に編成された第32軍は、沖縄本島に司令部を置き奄美群島から先島諸島をその守備範囲として連合国軍の上陸に備えた。司令部壕は、首里城の地下を南北に横断するように掘られており、全長1キ口から2キロの壕に、1000人以上の兵士がいたという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/27秒 ​12mm ISO400 ) 露出補正 なし
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16.世界遺産 園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)
国王が各地を巡行する旅に出る際、道中の安泰をこの石門前で祈願したといわれる。園比屋武御嶽石門は、1519年に第二尚氏の王統第3代王の尚真のときに造られた。園比屋武御嶽石門は1972年にあらためて国の重要文化財に指定され、2000年11月首里城跡などとともに、琉球王国のグスク及び関連遺産群としてユネスコの世界遺産(文化遺産)にも登録された。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/480秒 ​5mm ISO400 ) 露出補正 なし
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17.守礼門 裏側から
園比屋武御嶽石門に向かって左の方に守礼門が見えた。見えているのは守礼門の裏側である。守礼門は日本城郭でいう首里城の大手門に値する。柱は4本で二重の屋根を持ち、赤い本瓦を用いている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/950秒 ​15mm ISO400 ) 露出補正 なし
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18.守礼門 正面
尚清王時代(1527年~1555年)に創建された。扁額の「守禮之邦」とは、「琉球は礼節を重んじる国である」という意味だそうだ。第二尚氏王朝の時代、中国からの冊封使が琉球に来た際には、国王以下の高官らが守礼門まで出迎え三跪九叩頭の礼をとっていた。沖縄戦で焼失したが、1958年に再建され、1972年には沖縄県指定有形文化財となった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/900秒 ​7mm ISO400 ) 露出補正 なし
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19.歓会門
首里城の正門である。中国皇帝の使者である冊封使など、訪れる人への歓迎の意を込めて名前が付けられたとのこと。第二尚氏統第3代尚真王の時に造られたと言われ、第二次世界大戦で焼失してしまったが1974年に復元された。石積みの城門の上に木造の櫓が組まれたもので、朱に塗られていない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/240秒 ​7mm ISO100 ) 露出補正 なし
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20.日影台
歓会門を通り、立派なめでたい泉という意味の瑞泉門、櫓の中の水時計で時刻を図ったことで名付けられた漏刻門を抜けて広福門へ上がる左側に日影台があった。1739年から使われ始めたといわれ、1879年の廃藩置県まで王国の時を刻み続けたという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/240秒 ​7mm ISO100 ) 露出補正 なし
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21.奉神門
正殿の前の「御庭」に続く最後の門である。3っの入り口があり、中央の門は国王や身分の高い人だけが通れるもんだったそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/680秒 ​8mm ISO400 ) 露出補正 なし
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22.奉神門のシーサー 阿
奉神門の石段に上がる両側にシーサーがある。シーサーは阿吽になっていて、こちらは向かって左側の「阿」。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/220秒 ​8mm ISO200 ) 露出補正 なし
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23.奉神門のシーサー 吽
こちらは向かって右側の「吽」のシーサー。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/200秒 ​8mm ISO200 ) 露出補正 なし
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24.首里城 正殿
奉神門を入ると「御庭」があり、その向こうに堂々とした正殿がある。約500年にわたり琉球国王の居城として政治、経済、文化の中心であった。正殿の壁などの彩色塗装には、桐油が塗られている。下地の一部は漆だそうだ。10年前に来たときは人が多く、正殿の前の「御庭」に誰もいない状態で写真を撮ることなどできなかったが、今日はなぜか空いていた。正面石段の両脇に大龍柱も見える。この大龍も阿吽になっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/900秒 ​7mm ISO400 ) 露出補正 なし
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25.御差床(うさすか)
外から正殿を見た後、靴を脱いで正殿に続く南殿に上がる。南殿は撮影禁止になっていたが、正殿に入ると撮影できた。御差床とは国王が座る玉座のこと。御差床背後の障子戸を開くと、奥に国王専用の階段(おちょくい)がある。国王はその階段を使って2階から御差床に出御した。御差床左右の柱には龍が描かれ、そのまわりには雲が配色されている。なお、国王の椅子については、1477年~1526年まで在位した尚真王の御後絵(肖像画)をもとに再現したものだそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/15秒 ​5mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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26.首里城 遺構
戦争や戦後の琉球大学設置により破壊しつくされた首里城の遺構であるが、わずかな遺構を確認できるところがあった。世界遺産は再建された建物ではなく地下に眠るこの遺構なのだ。石垣は450年前から残る貴重なもので、復元された正殿はこの遺構を守るためにかさ上げした上に建てられているそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/15秒 ​6mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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27.朝拝御規式(正月儀式)の模型
正殿を見たあと、一旦外に出て北殿に上がる。ここには、正殿や御庭で行われた朝拝御規式(正月儀式)や冊封儀式(国王の任命儀式)の模型が展示されていた。朝拝御規式は琉球王国時代、元旦に首里城で執り行われた正月儀式 だそうだ。 国王をはじめ琉球の役人が御庭に整列し、 中国風の厳粛で壮大な儀式を執り行われたという。今年も正月三が日の間、朝拝御規式を再現した催しが行われたそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/18秒 ​8mm ISO400 ) 露出補正 なし
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28.野鳥
首里城公園にはこの野鳥が多くいた。少し小型だがシロハラのように見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/160秒 ​79mm ISO100 ) 露出補正 なし
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29.西のアザナ
首里城の石垣の上にあった西のアザナなという展望台からは那覇の市内、そして慶良間諸島が見渡せた。「アザナ」とは、遠くを見渡すために設けられた物見台のこと。標高約130mだそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/850秒 ​51mm ISO100 ) 露出補正 なし
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30.番所
私はここから首里場外へ出たが、首里城見学コースの入り口である木曳門の手前に番所があった。若い男女の観光客が琉球の官僚の衣装を着た守衛さんと、棒の先に付けたカメラで自分撮りをしていた。木曳門は王朝時代首里城の建物の建設や修理、石積修復工事の資材搬入時に使用され普段は石を詰めて閉じられていたという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/120秒 ​44mm ISO400 ) 露出補正 なし
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31.沖縄県立芸術大学のシーサー
さて、そろそろ帰路に就くことにした。ゆいレールの首里駅に向かって歩く。帰りは龍潭通りを通って広い道に出た。通り道の沖縄県立芸術大学の門にシーサーがいたが、さすが芸術大学のシーサーは一味違う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1000秒 ​5mm ISO400 ) 露出補正 なし
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32.ゆいレール首里駅
モノレールだから当然かも知れないが、ゆいレールの駅はすべて高架上にある。現役で仕事をしていた時代に何回か訪ねた琉球大学病院が懐かしかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/800秒 ​10mm ISO400 ) 露出補正 なし
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33.ゆいレール
ゆいレールは首里駅で折り返しになる。駅のホームには誰もいなかった。観光客もあまり利用しないようだ。今回、ゆいレールにはお世話になったので、記念のポートレートを撮っておいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/240秒 ​6mm ISO200 ) 露出補正 なし
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34.那覇空港 全日空機
那覇空港にポケモンのラッピングがされたANAのB777-300が止まっていた。那覇→羽田はJALが12便、ANAが11便、SKYが6便の計29便が飛んでいる。凄い。私は出発が20分ほど遅れたJALの920便 16:50発に乗り、無事羽田に戻ってきた。気温が低く、蝶の写真撮影は思うに任せなかったが、充実した3泊4日の一人旅を楽しむことができたのは幸いであった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 21mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
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2014年3月11日

南房総ドライブ(1) 海ほたると南房パラダイスの温室植物 3月4日


 年に数回、ご一緒する機会があるご夫妻と南房総をドライブした。そもそも「はとバス」の日帰りバスツアーにお誘いしたのだが、それなら、マイカーでドライブしようということになった。幸いこの日は、連日、天候がすぐれない中、唯一、晴れた日だった。
  自宅に朝6時に来ていただいた。友人のご主人と私とで運転をしたが、昼飯の時に私にビールを飲ませてやろうとのご主人のご厚意から、最初は私がハンドルを握った。
  コースは、海ほたる→富津岬→南房パラダイス→相浜(昼食)→白間津花畑→鴨川オーシャンパーク→笠森観音→東京ドイツ村→海ほたる→横浜で、まず、アクアラインの海ほたるで朝食にした後、房総半島の西側を南下し、房総半島最南端に近い相浜で昼食の後、東側を走る。後半、鴨川の先の安房天津から81号線を北上し、養老渓谷の脇を通って、笠森観音に出た。409号線(房総横断道路)木更津へ向かう途中、東京ドイツ村に寄った。7時ごろ、帰路に着き、木更津北ICから、館山自動車道に再びアクアラインを通って、自宅まで送っていただいたが、約340kmの走行となった。
 まずは海ほたるから南房パラダイスまで。

1.海ほたる
7時少し過ぎに海ほたるに着いた。ここで朝食にする。私はあさりうどんにした。少し甘めのだしだったが、美味しかった。快晴で東京のビル群が眺められる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/850秒 12.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
海ほたる;クリックすると大きな写真になります。
2.海ほたるから 東京ゲートートブリッジ を望む
お台場方面を望むと、その手前に東京ゲートブリッジが見えた。晴れてはいるものの、空気は重そうだ。すっきりとは見えない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/480秒 61.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
海ほたるから 東京ゲートートブリッジ を望む;クリックすると大きな写真になります。
3.海ほたるから 東京スカイツリー を望む
35mm版1000mm相当というHS50EXRの望遠端で東京スカイツリーを撮った。霞んでしまう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/450秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
海ほたるから 東京スカイツリー を望む;クリックすると大きな写真になります。
4.羽田に降りる日航機
海ほたるからは、羽田空港を離着陸する飛行機が頻繁にみられた。この機はどうやらJALのボーイング767のようだ。着陸に備え車輪が出ている。早朝の到着便だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/800秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
羽田に降りる日航機;クリックすると大きな写真になります。
5.南房パラダイス
海ほたるからアクアラインを進み木更津南IC出て、富津岬に寄った。風が冷たくて寒い。富津岬は東京湾のくびれたところに突き出た岬で、対岸は横須賀だ。その右手に横浜が見える。長居はせず、富津館山道に出て南房パラダイスに向かった。カーナビに惑わされて、農道に入ってしまい、時間をロスしてしまった。南房パラダイスは昭和45年に開園した。シンガポール国立植物園と27年前から姉妹提携しており、園内の各所にシンガポールのシンボル「マーライオン」の像が設置されているのはそのためだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/800秒 5.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
南房パラダイス;クリックすると大きな写真になります。
6.連続温室
入口を入って右手に進むと、南房パラダイスの‛売り'である全長300mという全11棟の連続温室が始まる。最初の温室に入ると、メガネが曇ってしまった。これはクワ科のフィクス パーセリーという植物。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/120秒 61.0mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
連続温室;クリックすると大きな写真になります。
7.フィクス パーセリー の実
クワ科のフィクス パーセリー の葉の付け根に可愛い実がなっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/140秒 23.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
フィクス パーセリー の実;クリックすると大きな写真になります。
8.白いバラ マチルダ
バラの花が咲くのは、通常、木立ち性のバラは5月~11月の間、つる性のバラは春だけ花を咲かせるが、ここでは日本ばら会の協力で冬に花を咲かせる実験をしているとか。昨年3月から四季を通じてバラを楽しめるようになっているという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/900秒 15.0mm ISO200 ) 露出補正 -1.0段
白いバラ マチルダ;クリックすると大きな写真になります。
9.リウビンタイ
シダのコーナーには、大きなリウビンタイがあった。リウビンタイ科は、大型の常緑性シダで、熱帯・亜熱帯の森林に自生する。日本では本州南岸以南に2属5種自生する。塊状の地下茎から複葉を出すという。その科のリュウビンタイ(Angiopteris lygodiifolia)は本州南岸(伊豆半島以南)から台湾に自生し、観葉植物としても栽培するそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/160秒 11.0mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
リウビンタイ;クリックすると大きな写真になります。
10.ビカクシダ 別名 コウモリラン 鹿の角
樹木などに着生するシダで、性質が強く丈夫なため世界の熱帯、亜熱帯地域で広く栽培されている。寒さにも強く、関東南部でも条件の良いところでは戸外でも越冬することがあると記されていた。この写真ではわかりにくいが、本当に鹿の角のような形をしてた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/120秒 9.7mm ISO400 ) 露出補正 なし
ビカクシダ 別名 コウモリラン 鹿の角;クリックすると大きな写真になります。
11.大温室
途中に高さ25mに及ぶ大温室があり、アンスリウムの花が咲いていた。ところが、この花に見える赤い部分は苞(仏焔苞)という。そして、黄色く見えるところを肉穂花序といい、そこに沢山の花が付いている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/80秒 20.8mm ISO800 ) 露出補正 なし
大温室;クリックすると大きな写真になります。
12.大温室の滝とアンスリウム
大温室には小さな滝が設けられ、ジャングルのムードを演出している。アンスリウム属には600種以上もあるそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/105秒 5.2mm ISO400 ) 露出補正 なし
大温室の滝とアンスリウム;クリックすると大きな写真になります。
13.サトイモ科のモンステラの葉
直径1mほどになる大型の葉には、不規則な穴や切れ目が入っている。熱帯アメリカに分布する。淡黄色の実は炭酸カルシウムを含むが、バナナとパイナップルの中間的な味で食用にするという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/105秒 5.2mm ISO400 ) 露出補正 なし
サトイモ科のモンステラの葉;クリックすると大きな写真になります。
14.バナナ
バナナとはバショウ科バショウ属のうち、果実を食用とする品種群の総称。花は下に向かってぶら下がる。Wikipediaによれば、花序は1本の果軸に複数の果房(果段)がつき、各果房には10本から20本程度の果指から成っている。大きな花房に見えるのは苞葉で、果指の部分が本当のバナナの花である。果指一つ一つが一本のバナナに成長し果房がバナナの房となる。この説明を知って、改めて写真を見ると、どれがどこだか解ったような気がする。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/420秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
バナナ;クリックすると大きな写真になります。
15.カカオ
ココアやチョコレートの原料となる中南米産のカカオの木。樹高10m位になるという。この赤褐色の実を割ると5室に分かれていて、20~60粒のカカオ豆と称される種子が入っている。この種子を発酵させて、ココアやチョコレートの原料となるとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/75秒 29.2mm ISO400 ) 露出補正 なし
カカオ;クリックすると大きな写真になります。
16.カタバミ科 ゴレンシ スターフルーツ
原産は熱帯アジアだそうだ。実を横に切った形がきれいな星形をしていることから、スターフルーツとも呼ばれている。生で食べるほかに砂糖漬けにして食べるそうだ。いろいろな食べ方があるらしい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/140秒 43.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
カタバミ科 ゴレンシ スターフルーツ;クリックすると大きな写真になります。
17.キンシャチ
サボテンコーナーには、キンシャチという大きなサボテンがあった。直径1m位あったように思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/400秒 7.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
キンシャチ;クリックすると大きな写真になります。
18.ナス科 ラッパバナ
連続温室の最後に熱帯花木コーナーがあった。いろいろな花の中で一際大きく目立ったのが、このメキシコやジャマイカ原産のラッパバナだった。花の直径は15~20cmはあったと思う。ラッパ状の大きな花は咲き始めは白で翌日黄色になるという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/850秒 22.4mm IS0 400 ) 露出補正 なし
ナス科 ラッパバナ;クリックすると大きな写真になります。