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2015年3月30日

石垣島・竹富島で撮った蝶 3月9日~11日 (2) 於茂登岳山麓の林道② 3月9日


 入口から林道を1.5~2km進んだところで折り返し、車のところまで戻る。 "キチョウ"が飛んでいた、石垣島にいるのはミナミキチョウとタイワンキチョウだ。両者の同定はきわめて難しい。
 午後1時、昼食にする。最初に行こうと思っていたところは、あいにくお休みだった。ここでは不意に休んでしまうらしい。仕方なく走っていると食事処があった。イタリアンの店だ。パスタのランチを食べる。
  1時間ほど休んで、次に案内されたところは、名蔵ダムの近くで親水広場というところだった。台風のためか荒れた感じがしたが、草が覆いかぶさっている小道を広場の方へ歩く。途中、シークゥワーサーの木があり、花が咲き始めていた。ここにミカドアゲハも来るという。残念ながら、吸蜜に来ていたのはイシガキチョウ、ジャコウアゲハだった。広場ではいっとき日が差すことがあり、そんなとき、ナミエシロチョウが飛び回る。

 最後に「ホリイコシジミでも探してみましょう」と県立青少年の家へ連れて行っていただいた。残念ながらホリイコシジミを探し出すことはできなかった。
 こうして、初日に予定していた昆虫観察ガイドさんとの同行を終了した。お蔭さまで、コンディションがあまり良くないにもかかわらず、初めて見る蝶を含めて15種以上の蝶を撮影できた。
  林道は暗いが手振れを恐れ、D5300では、シャッタースピードの下限を1/250秒にして、絞り優先f5.6で撮っている。変動するのはISO感度だ。

;クリックすると大きな写真になります。 21.ミナミキチョウ -1
ガイドさんによると、ミナミキチョウとタイワンキチョウとを斑紋で区別するのは難しいという。撮影した画像をモニターで見ていただいた。これはミナミキチョウだろうとのこと。後翅外縁がやや角ばるのがミナミキチョウだそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/240秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.ミナミキチョウ -2
これは外縁がやや角張っているのが分かる。後翅外縁の下辺がまっすぐになる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO560 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.タイワンキチョウ
これはタイワンキチョウのようだ。後翅外縁が円みをおびている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO2200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.クロアゲハ♂ -1
♀に比べると後翅の赤い紋は、内地にいるクロアゲハとあまり変わりはないが、尾状突起が短い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ヤクシマツリシジミ -1
擦れているが初めて撮る蝶だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO900 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ヤエヤマカラスアゲハ♂ -1
今回、撮りたいと思っていた蝶のひとつだ。以前、多摩動物公園の昆虫園で初めて見たとき、普段見ているカラスアゲハに比べ、輝くような美しさだったのを記憶している。まずは裏面から。沖縄本島にはオキナワカラスアゲハが生息するが、石垣島にはヤエヤマカラスアゲハのみが生息する。裏面前翅の白い帯がカラスアゲハ、オキナワカラスアゲハに比べて巾が広い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 75mm ISO1250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.ヤエヤマカラスアゲハ♂ -2 開翅してくれた。しかし暗くて輝きが見られない。カラスアゲハに比べて、黄色みを帯びた緑色で後翅の内室から前縁に掛けての鮮やかな青がきれいだ。内地でカラスアゲハを見慣れていると、この色は一瞬♀と思う。しかし、前翅には性標が見られ、♂だとわかる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 75mm ISO1100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ジャコウアゲハ♂ -1
腹部と後翅外縁の紅色は、内地産の本種より鮮やかだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ジャコウアゲハ♂ -2
開翅。これは内地で普段見ているジャコウアゲハとあまり変わりはない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO1600 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.ジャコウアゲハ♂ -3
裏面。腹部の紅色は、より発達しているように思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO2000 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.ジャコウアゲハ♂ -4
前の写真と同じ個体。前翅はより円みを帯びているように見える。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO1400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.タイワンクロボシシジミ -1
南西諸島では最も普通種の一つだそうだ。この日目撃したタイワンクロボシシジミはみんな擦れてしまっていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO560 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.ヒメウラナミシジミ♀ -3
やっときれいな個体に会えた。♀の裏面は黄色みを帯び、渋い金色にさえ見える。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
150330_034.jpg 34.アマミウラナミシジミ
これもヒメウラナミシジミかと思っていたが、帰ってきてから写真をみると少し感じは違うし、尾状突起もあるように見える。ファイルを送ってガイドさんに見ていただいたところ、アマミウラナミシジミとのことだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 130mm ISO720 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 35.イシガケチョウ -2
シークゥワーサーの花に来ていた。ちょっと日が差すと蝶の動きは活発になる。蝶までの距離がありすぎた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/450秒 185mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 36.ルリタテハ
ルリタテハは2頭いた。いずれも新鮮な個体で瑠璃色の帯が、いつも見ているルリタテハに比べ鮮やかで太いように見えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 185mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 37.イシガキチョウ -3
シークゥワーサーの花も写し撮ることができた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 185mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 38.リュウキュウミスジ
何頭か目撃したがなかなか撮れなかった。これも頭上の少々高いところ。コミスジととてもよく似ているが、コミスジは八重山諸島には生息していない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/450秒 185mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 39.ウスイロコノマチョウ -3
♀のようだ。ここでは1年中見られるようだが、裏面の眼状紋が未発達で、いわゆる秋型のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/70秒 185mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 40.ウスイロコノマチョウ -4
ウスイロコノマチョウは舞岡公園や裏高尾で出会ったクロコノマチョウと良く似ているが、ウスイロは九州以北には産しない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 41.ヤクシマルリシジミ -2
完全ではないが前の写真の個体よりは擦れていない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 42.ジャコウアゲハ♂ -5
この日はジャコウアゲハを多く見た。肩から首、頭のところまで紅色である。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO1600 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 43.ジャコウアゲハ♂ -6
関東で見るジャコウアゲハは前翅がもっと細長いように思う。後翅の赤い紋もこちらのジャコウアゲハの方がより鮮やかだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO1600 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 44.クロアゲハ♂ -2
きれいな個体のクロアゲハだった。尾状突起は確かに短い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO1600 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 45.ヒメウラナミシジミ♀ -4
きれいな個体だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 111mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 46.チャバネセセリ
何か珍しいセセリチョウかと思ったが、単なるチャバネセセリだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/120秒 167mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 47.ヒメウラナミシジミ♀ -5
止まったところは良くないが比較的きれいな♀の開翅シーンだ。薄日が当たっている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 48.タイワンクロボシシジミ -2
この日、タイワンクロボシシジミのきれいな個体を撮ることができなかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO350 ) 露出補正 なし


2015年3月22日

一人旅 石垣島・竹富島そして那覇 3月9日~12日 (3) 3月11日 石垣島から那覇へ


  3日目の3月11日は石垣島でレンタカーを予約していた。今日も曇りで気温は低くく、蝶は期待できないが、川平湾を見て、バンナ公園、嵩田植物園へ行こうと思う。
 昨日、レンタカー屋さんへ電話したら、離島フェリーターミナルまで迎えに来てくれるという。朝9時に約束した。ホテルをチェック・アウトして、離島フェリーターミナルで待っていると、レンタカー屋さんの車がやってきた。私以外にもう一人お客さんがいて一緒に市内の営業所へ行く。NISSAN車を借りて出発、​返却​は空港だ。

 天気が悪く、輝く海は見られないだろうが、まずは石垣島で一番風光明媚なところと言われる川平湾へ向かう。途中で、たまたまバンナ公園南口入口を通った。それならば先に寄って行こうと駐車場に車を入れる。広いバンナ公園の中を南口から北口へ走っているバンナ・スカイラインというのがあり、途中に展望台がある。北口の近くには「昆虫館」もあるというので寄ってみたい。
 「昆虫館」では、日本麟翅学会にも席を置かれるYさんとおっしゃる方がおられ、いろいろと話をさせていただくことができ、楽しい時間を過ごせた。近くにリュウキュウアセビが開花していた。ミカドアゲハには会えなかったが、アオスジアゲハがリュウキュウアセビの花で吸蜜しているのを撮ることができた。

 「昆虫館」を出て、カーナビに指示を仰ぎながら、川平湾に着いた。浜に下りて海辺を歩いたあと、川平観音堂の方へ上がった。車にもどり、次の目的地である嵩田植物園を目指す。入り口の案内板を見つけたのは良いが、なんと火曜日、水曜日は定休日とのこと。残念だった。それでは、前々日に案内していただいた親水広場に寄って行こうと、名蔵ダムの方へ進み目的地を探したが、見つけられなかった。付近を少し歩き回ってみたが、リュウキュウヒメジャノメしか出てこない。嵩田植物園で昼食にしようと思っていたので、腹が減ってきた。新石垣空港で食事をしようと走り出す。レンタカーを借りた営業所で​指示​された通り、空港近くのガソリンスタンドで満タンにして車を返した。近くだが空港まではバンで送ってくれた。

​  ​新石垣空港を16:10に出るJTA618便で那覇へ。那覇空港からはモノレール(ゆいレール)に乗り、今夜の宿がある県庁前まで行く。ゆいレールは明日も使うので24時間有効の切符を700円で購入した。ホテルは国際通りの入り口にあり、ゆレールの駅にも近く、とても便利なところにある。一休みして、暗くなり始めた国際通りへ出かけた。夕食はSAM'S の店でオリオンビールの生と、ステーキだ。野菜もたっぷり食べられた。

1.石垣島とマラリア
バンナ公園南口にあった八重山戦争マラリア慰霊碑。沖縄県の八重山諸島では古くからマラリアの発生する地域がいくつかあることが知られ、琉球王国時代からその地域に強制移住が行われては全滅する、という歴史があったそうだ。特に石垣島の北側(裏石垣)と西表島はその意味で恐れられた地域である。もちろん現在ではマラリアは一掃されているが、第二次世界大戦時にはまだ発生地域は多かった。太平洋戦争の末期、八重山地区においては軍の作戦展開の必要性から住民が悪性マラリアの有病地域である石垣島、西表島の山間部へ非難を強いられ、過酷な生活の中で相次いでマラリアに罹患し、3,000余名が終戦前後に亡くなったという。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.南口展望台
バンナ・スカイラインに入ってすぐのところに展望台があった​ので​登ってみた。南西の方向を見ると石垣港が見え、その右側にひらべったい竹富島が見える。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.バンナ公園北口
バンナ・スカイラインを3kmほど走ると北口駐車場があった。すぐそばに「昆虫館」が見える。「昆虫館」を見るのは後にして、蝶が飛ばないかと期待して、石垣ダムの方へ歩いてみる。橋のアーチにもオオゴマダラが描かれていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.リュウキュウアセビ
石垣ダムの貯水池にかかる橋の手前にリュウキュウアセビ「開花中」の立て看板が立っていた。​橋​を渡り切った少し先に咲いていた。​見た目で​アセビと区別​することは​難しい。アセビは毒を含み、馬が知らずにこの葉を食べるとしびれたり、苦しくなったりして動けなくなることから馬酔木という名がついたそうだ。この花にアオスジアゲハが吸蜜に来た。ミカドアゲハならなお嬉しいのだが。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
5.ハイビスカス
真っ赤ではない上品な絞りの入ったハイビスカスが咲いていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 75mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.「昆虫館」入口
駐車場に戻ってきて、「昆虫館」に入った。中には親子連れが一組いらっしゃって、​Yさん​が説明をされていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 18mm ISO1250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.「昆虫館」の展示標本
中に入ると石垣島、八重山諸島の昆虫のみでなく、世界の昆虫標本が展示されている。​特に蝶は​きれいな標本が​い​​くつもの​ケースに収められてい​た。数も多い。Yさんとお話しすることができた。千葉からこちらに移住され13年が経つという。北口周辺に囲いのない蝶園を​と活動されている。折角来たのに天気が悪くとぼやくと、「次回は10月の終わりか11月の初めに来てください」と言われた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 35mm ISO2800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.川平湾
バンナ公園北口の「昆虫館」にお暇をして、川平湾に向かった。天気は悪くて肌寒いが、さすがに国指定の名勝地にも選ばれているだけあって、観光客は多い。浜辺に下りてみた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/850秒 8mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.川平湾 展望台からの眺め
10年前に蝶の写真を​撮りに​来た時も、昼食のために川平湾に寄った。その時とあまり変わっていない。残念ながら日が差さないので、エメラルド色の海の輝きが見られない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/450秒 16mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.川平観音堂
川平湾を望む小高い丘に川平観音堂があった。川平湾は昔、首里王府への貢納物を集積する三大港のひとつで、石垣島から沖縄本島等へ向かう船の風待ちの港でもあったそうだ。その昔、川平湾で風待ちしている船があった。たまたまその船に乗っていた少年が上陸している間に順風となり、船が急遽出航した。村に取り残された少年は「戻ってこい」と祈ったところ、逆風となり船が戻ってきたという。少年は後に一人前の僧となり、この地に観音堂を建てたと言い伝えられている。17世紀の頃だそうだ。川平の下田原に流れ着いた仏像も、この観音堂に安置されたといわれている。川平公民館により由来が書かれた案内板が立っていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/160秒 10mm ISO250) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.名蔵ダム
定休日だった嵩田植物園の前を通り過ぎて奥へ進むと名蔵ダムを見渡せる広場に着いた。名蔵ダムは、1998年に完成した沖縄総合事務局農林水産部が管理する灌漑用水専用ダムだそうだ。堤高38.7m、堤頂長1,449mの横長ダムである。 石垣島にあるダムでは一番新し。石垣島は年間降雨量が2,000mmを上回るものの、降雨のほとんどが梅雨時期あるいは台風時期に集中し、河川も短いためその大部分は未利用のまま海へ流出していた。また、一部水田を除いて灌漑施設は皆無に等しく、これまで雨水に依存した農業を余儀なくされ、毎年のように干ばつの被害を受け、恒久的な用水対策が望まれてきたという。昭和46年3月~9月(1971年)石垣島は大干ばつに見舞われ農業は壊滅的打撃を受けた。(連続干天日数191日)そして平成10年1月(1998年)名蔵ダムが完成​し​ている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/900秒 4.4mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.台湾農業者入植顕頌碑
1930年代に台湾から石垣島に入植し、パイン産業や水牛の導入で八重山農業の発展に貢献した台湾人の苦労や功績をたたえ、後世に継承していくために、2011年3月に期成会が結成されてこの入植顕頌碑が建立されたという。碑の右側には中国語翻訳付きの説明文が書かれている。また、左側には琉球華僑総会が寄贈した銅製の水牛が設置されている。台湾農業者約60世帯330人がパインの苗とともに石垣市名蔵に入植したのは1935年。その後、水牛​30​頭も導入した。​38​年には沖縄初のパイン缶を製造し、本土に出荷したそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 6mm IS100) 露出補正 -0.3段
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13.ハナミノカサゴ
昼食をしようと、少し早めに新石垣空港へ行くことにした。2013年3月7日に開港した新石垣空港は南ぬ島(ぱいぬしま)石垣空港という愛称が付けられている。ロビーには水槽があって熱帯魚が泳いでいた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/40秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
14.新石垣島空港
私が乗るJTA618便が到着した。クジラを思わせるラッピングがされている。手前の車はピンクのクジラ​か​。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/320秒 25mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
15.那覇のスクランブル交差点
40分ほどの飛行で那覇に着いた。2003年に開通した「ゆいれーる」というモノレールに乗って、今夜の宿がある県庁前に向かう。ゆいレールは明日も複数回利用するので700円で24時間有効という切符を購入した。通常は1区間230円~330円だからお得だ。ホテルはとても便利なところだった。窓からスクランブル交差点が見える。左が県庁、右手前が国際通りの入り口だ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/120秒 21mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
16.国際通り入り口
午後7時、那覇の目抜き通り、国際通りを歩き始めた。国際通りは県庁北口交差点から、安里三叉路までの1.6kmのことをいう。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/60秒 30mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
17.国際通りの賑わい
縁日のように大勢の人が歩いている。ちょうど卒業旅行のころなのだろうか学生さん風の人たちが多い。ここは沖縄料理の店。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/0秒 6mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
18.市場本通り入り口
国際通りを県庁の方から牧志へ向かって歩いていくと、むつみ橋交差点から右に入るアーケード通りがある。沖縄のお土産や雑貨、また沖縄の食材が豊富にある牧志公設市場がアーケード通りの中間地点にある。ごちゃごちゃした感じが表通りとは違う。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 12mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
19.牧志公設市場の鮮魚店
牧志公設市場の1階は主として食料品の店が並んでいる。夜なので半分ぐらいは店じまいになっているが、​2​偕の食堂フロアへ上がる階段​の​そばの鮮魚店は大勢の人だかりがあり、50cmほどあろうかと思う大きな活きた五色海老が並べられていた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.​5 1/​160秒 14mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
20.牧志公設市場の2階は食堂街
まだ、夕食を食べていない。牧志公設市場の2階は食堂街になっている。にぎやかな声も聞こえてくる。どんな店があるのだろうかと上がってみた。これは台湾へ行った時の士林の夜市のようだ。お客さんは中国の観光客、台湾の観光客であふれていた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/160秒 12mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
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21.平和通り
公設市場を反対側に抜けると平和通​り​がある。それを国際通りの方へ戻った。さあ、そろそろ晩飯にしよう。申し訳ないが沖縄料理には食指が動かない。結局、安直なところでSAM'Sというチェーン店の鉄板焼きになった。ここは圧倒的に学生​さん​風の若い男女の客が多かった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/60秒 16mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
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