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2012年5月13日

川根温泉と大井川鉄道 4月17日~18日 5/5 南アルプスあぷとライン


 閑蔵駅は南アルプスアプトラインの終点、井川の一つ手前の駅である。我々が乗るのは、12:46井川発、ここ閑蔵発13:05発の上り千頭行きだ。千頭着が14:32なので、約1時間半乗っていることになる。南アルプスあぷとラインは大井川に沿って迂回するのだ。タクシーではまっすぐ来れば20分足らずであろう。途中、長島ダム駅で先頭に電気機関車を付け、国鉄の旧信越本線碓氷峠越えのアプト式区間がなくなった今、日本で唯一のラック式鉄道区間である路線を走る。このアプト式区間は次のアプトいちしろ駅までのひと駅間、約1.5kmだが、1000分の90という日本一の急勾配である。長島ダム建設に伴い一部区間(旧線)が水没することになったが、補償金を受け、廃止することはせず、湖岸に新線を建設した。
  トロッコ列車の旅を十分に楽しみ、千頭に着き、マイカーで静岡に向かった。途中、道幅が狭くなる区間もあり、注意して運転した。新東名のインターチェンジは、まだ、カーナビでは表示されないが、案内に従って、静岡SAスマートICから新東名に乗ることができた。清水SAに立寄った後、御殿場のプレミアム・アウトレットで夕食にして、無事、横浜に帰着したのは夜7時だった。いつもながら、いろいろと計画を立ててくれた友人夫妻に感謝する。

68.閑蔵駅に入る下り列車
この駅は、この小さな車両の列車を撮影するのにお誂えむきと思った。まず、井川行きの下り列車が杉林の間から入線してきた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/320秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
閑蔵駅に入る下り列車;クリックすると大きな写真になります
69.停車中の下り列車
この駅で、私たちが乗車する上り列車と交換する。「すまた」というヘッド・マークを付けている。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 24mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
停車中の下り列車;クリックすると大きな写真になります
70.トンネルの中から現れた上り列車 -1
今度はトンネルの中にヘッド・ライトの灯りが見えて、上り列車が現れた。こちらは「関の沢」というヘッド・マークを付けている。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 50mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
トンネルの中から現れた上り列車;クリックすると大きな写真になります
71.トンネルの中から現れた上り列車 -2
連写モード(4コマ/秒)にして、コンティニュアスAFで撮った1枚。列車のスピードは遅い。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 50mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
トンネルの中から現れた上り列車 -2;クリックすると大きな写真になります
72.閑蔵駅で交換する上下列車
井川側の先頭車はいずれも動力機関のない制御装置のみのクハである。より重量のあるディーゼル機関車は、傾斜の下側に付き、支えている。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
閑蔵駅で交換する上下列車;クリックすると大きな写真になります
73.関の沢橋梁
上り「関の沢」号に乗車。しばらく走ると、まもなく「関の沢」鉄橋を渡りますと車内アナウンスがあった。川底からの高さは約71mとのこと。列車は速度を落としてゆっくり走った。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/400秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
関の沢橋梁;クリックすると大きな写真になります
74.先頭を走るディーゼル機関車
客車の窓は開けることが出来る。カーブする時、窓からカメラを差し出して撮る。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/320秒 60mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
先頭を走るディーゼル機関車;クリックすると大きな写真になります
75.杉林
列車は深い谷に沿って走るが、川への斜面にはまっすぐに杉が伸びる。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/125秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
杉林;クリックすると大きな写真になります
76.トンネルに入る列車
大井川に沿って列車は走るが、小さなトンネルも多い。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 50mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
トンネルに入る列車;クリックすると大きな写真になります
77.アプト式電気機関車の連結
列車は長島ダム駅に着いた。ここで先頭のディーゼル機関車の前にアプト式の電気機関車が連結される。左側がディーゼル機関車の運転手さんで、右側が車掌さん。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 19mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アプト式電気機関車の連結;クリックすると大きな写真になります
78.アプト式電気機関車
ED90型電気機関車だ。長島ダム駅と次のアプトいちしろ駅のひと駅間だけのアプト式区間を牽引する。ディーゼル機関車に比べて、背が高い。アプト式区間以外ではトンネルにつかえてしまう。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アプト式電気機関車;クリックすると大きな写真になります
79.連結
DD20型のディーゼル機関車と大きさの違いが解かる。DD20型ディーゼル機関車は高さが2.7mなのに比べ、ED90型電気機関車の高さは3.86mある。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 32mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
連結;クリックすると大きな写真になります
80.長島ダム全景
アプト式区間を走る列車から長島ダムの全景が見られた。長島ダムは特定多目的ダムといわれ、目的は洪水調節、不特定利水、灌漑、上水道供給であり、水力発電目的は有しない。堤高は当初112.0mを計画していたが後に修正されて109.0mとなったそうだ。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
長島ダム全景;クリックすると大きな写真になります
81.鉄橋を渡り、トンネルに入る
アプト式電気機関車が牽引する列車は大井川を渡り、トンネルに入る。アプトいちしろ駅は近い。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 32mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
鉄橋を渡り、トンネルに入る;クリックすると大きな写真になります
82.アプトいちしろ駅
1959年(昭和34年)8月1日に川根市代駅として開業したときは、現在の位置より奥泉駅寄りにあったそうだ。1990年(平成2年)10月2日長島ダム建設に伴う新線上に移転し、アプトいちしろ駅と改称された。アプト式機関車用の留置線と検修設備を有する。ED901が点検中だった。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/320秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アプトいちしろ駅;クリックすると大きな写真になります
83.奥泉駅
アプト式電気機関車を開放した列車は、再びディーゼル機関車に牽かれ、千頭に向け出発する。次の駅は奥泉駅だった。この駅は寸又峡温泉行きのバスの乗換駅になっていて、寸又峡温泉まではバスで30分とのこと。若い女性駅員さんがいた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
オートで撮影 ( F5 1/100秒 40mm ISO400 ) 露出補正 なし
奥泉駅;クリックすると大きな写真になります
84.千頭駅で出発を待つSL急行「かわね路2号」
千頭駅には14:32に到着した。向こう側のホームを見ると14:50発金谷行きのSL急行「かわね路2号」が入線していた。昨日、笹間渡川根温泉で撮影した列車だ。昨日はC10型蒸気機関車が牽いていたが、この日はC56型が頭に付いている。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
千頭駅で出発を待つSL急行「かわね路2号」;クリックすると大きな写真になります
85.C5644
このC56型44号機は、昭和11年、三菱重工業神戸造船所製造。札幌地区で活躍後、昭和16年徴用されてタイへ送られ、映画「戦場にかける橋」で有名な泰緬鉄道で使用された。終戦後はタイ国鉄の所属となったが、現地で廃車とされ、放置されていた本機を日本へ復員させる計画が持ち上がり、昭和54年6月、靖国神社に保存されている31号機と共に再び祖国の土を踏んだ幸運の機関車であるとされている。私は中学生のころ、ポニーという愛称で呼ばれていたC56型をが牽引する小海線の列車に、小諸から海の口まで乗った記憶がある。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 32mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
C5644
86.三菱 神戸造船所 製造
運転台の銘板には、三菱神戸造船所製造、製造番号179号、昭和11年とあった。C56型は、三菱重工のほか、川崎車両、汽車製造、日立製作所、日本車両で計160両が製造された。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 40mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
三菱 神戸造船所 製造;クリックすると大きな写真になります
87.懐かしい客車
オハ35435という客車。大井川鉄道の車両たちとうサイトを参照させていただくと、この客車は昭和16年、日本車輌(名古屋)製の旧スハ35174だそうだ。金沢周辺で使用された後、昭和53年に大井川入りしたという。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 24mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
懐かしい客車;クリックすると大きな写真になります
88.E10型電気機関車 -1
昨日「かわね路2号」は、電気機関車501号機がバックアップしていたが、今日はE10型2号機だった。E10型は昭和24年、大井川本線電化開業時に同線唯一の自社発注により3両製造された電気機関車。E101とE102は三菱電機の製造で、千頭駅に置かれていたE103は日立製作所製造だそうだ。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 24mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
E10型電気機関車 -1;クリックすると大きな写真になります
89.E10型電気機関車 -2
かって、貨車牽引等に従事してきたE10型電気機関車は、その需要の減少とともに、SL列車の補機として、その後押しをするとともに、途中で蒸気機関車にトラブルが発生しても、運行不能にならぬよう、安全の意味で付いていく役目を担っている。大井川鉄道のエンブレムが誇らしげである。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 34mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
E10型電気機関車 -2;クリックすると大きな写真になります
90.新東名 清水PA
千頭駅の近くにある道の駅に停めさせてもらっていたマイカーに戻り、国道362号線で新東名の静岡スマートICを目指した。国道とはいうものの、途中の山道は道幅が狭くなりカーブが多く、注意を要する運転となった。カーナビにはまだ、新東名は出てこなかったけど、道路に設けられた案内に従って、無事、静岡スマートICを入った。清水PAに立ち寄った。(ここはSAではなくPAとなっている)

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 +0.3段
新東名 清水PA;クリックすると大きな写真になります
91.清水PAの内部
アウトレットを思わせるような店が入っていて、お客さんも大勢入っている。SAやPAが目的で新東名を利用する人も多くなると思う。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 +0.3段
清水PAの内部;クリックすると大きな写真になります
92.清水PAのコンシェルジェ
センスの良いユニフォームを着たコンシェルジェさんがいた。SAやPAではインフォメーションに案内係の人がいることが多いが、コンシェルジェ、しかも3人というのは初めてだ。午後4時半、清水PAをあとにした。駿河湾沼津の上りSAにも寄ろうとしたが、アプローチのところから混雑していたので、そのまま御殿場へ向かった。御殿場のプレミアム・アウトレットで食事をして、横浜に着いたのは夜7時頃だった。とても楽しい小旅行だった。計画を立て、宿や、食事処の予約をしてくださった友人夫妻に感謝する。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/30秒 13.8mm ISO200 ) 露出補正 +0.3段
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2012年5月11日

川根温泉と大井川鉄道 4月17日~18日 4/5 千頭


 川根温泉から1時間ほどで大井川鉄道の千頭駅に着いた。千頭駅はおもちゃ箱のような駅だった。駅構内にはいろいろな鉄道で活躍した機関車や電車が動く気配もなく停められていた。駅の改札に行って、写真を撮りたいのだけど、構内に入れて欲しいと頼んだところ、150円の入場券が用意されていた。150円を有効に活用しようと、構内を動きまわって写真を撮った。
 我々は千頭駅の近くの道の駅にマイカーを置かせていただき、タクシーで大井川鉄道の南アルプスあぷとラインの閑蔵駅に行くが、タクシーの予約は12時だ。しばらく時間があったので、駅に併設されたSL資料館をみた。11:11にSL列車が到着するらしいので、写真を撮ろうと待機したが、これは臨時列車のためこの日は運行されていなかった。
 奥がた達は、別行動で千頭駅前を散策、洋品店で何やらお買い上げになっていた。駅前のベンチで、途中のミニ・ストップで買った昼食を食べ、予約通り、12時に来てくれたタクシーに乗り、閑蔵へ向かった。タクシーの運転手さんが、長島ダムや、奥大井湖上駅を見下ろせるポイントを案内してくれた。 

50.西部鉄道のおふる 312系
千頭駅の構内を見渡すと、このオレンジ色とクリーム色のツートン・カラーの車体が眼に着いた。そばに寄ってみる。ご覧の通り、ボロボロだ。
以下、大井川鉄道の車両たちというサイトを参考にさせていただくと、この車両は昭和29年から、西武所沢工場製造された。西武鉄道では戦後初の新製車だが、足回りは戦災で焼けた旧型国電の流用だそうだ。大井川鉄道へは昭和52年と55年に計2編成4両が移籍、3扉ロングーシートの車体は2扉化され、西武特急レッドアローのお古(笑)の座席でクロスシート化された。正面は当時流行の「湘南スタイル」と言われる大きな2枚窓で、塗装はこの形式のみが大井川オリジナルの塗装で残っている。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
西部鉄道のおふる 312系;クリックすると大きな写真になります
51.ステンレス車両
もと岳南鉄道のモハ1105型だそうだ。岳南鉄道には東急のデハ5000系が投入された際に大井川鉄道へやって来たが、今は廃車となって千頭駅で倉庫代わりとなっている。確かに車内にゴチャゴチャいろいろなものが置いてあるのが見える。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 24mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ステンレス車両;クリックすると大きな写真になります
52.南アルプス表登山口の立て札と旧型電気機関車
入場券を買って駅構内に入る。後ろに見えるオレンジ色とクリーム色に塗り分けられた、やや新しそうな電気機関車は、2010年9月に西武鉄道を引退し、大井川鉄道へ譲渡されたE31型である。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
南アルプス表登山口の立て札と旧型電気機関車;クリックすると大きな写真になります
53.E31型電気機関車
このE31型電気機関車は1986年(昭和61年)から翌1987年(昭和62年)にかけて、西武鉄道の所沢車両工場で、E32 - E34とともに4両が製造された。大手私鉄としては最後に導入した電気機関車だという。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 29mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
E31型電気機関車;クリックすると大きな写真になります
54.元近鉄名古屋線 特急車両6421系
構内の一番遠くに置かれていた。スマートな車体だが、塗装はボロボロだ。今はもう使われていないのだろう。この電車は昭和28年、日本車輌製の元近鉄名古屋線の特急用車両6421系だそうだ。昭和35年には近鉄で一般車に格下げ、同37年には3扉化され、最初付いていた冷房装置も撤去されてしまった。(中央扉のみ両開きという変わり種である。)近鉄電車の養老院とも言われるその名も養老線で細々と最後のご奉公をした後、大井川鉄道に拾われ、平成7年に移籍、塗装だけは赤一色の近鉄一般塗色から、いにしえの近鉄特急塗装に近いものに戻されたとのこと。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 34mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
元近鉄名古屋線 特急車両6421系;クリックすると大きな写真になります
55.9600型蒸気機関車とE10
先日、青梅鉄道公園で見てきたが、ここにもキューロクがいた。すでに退いていて、展示保存されている。この49616は大正9年の川崎車両製で昭和51年に北海道北見機関区より大井川鉄道へ来た。隣のE10系電気機関車は昭和24年12月の大井川本線電化に伴い新造した電気機関車だそうだ。この写真のE103はどうやら廃車となっているようだが、E101とE102はまだ活躍中。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 34mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
9600型蒸気機関車とE10;クリックすると大きな写真になります
56.南アルプスあぷとラインの車両
大井川本線の終点はここ千頭で、ここから大井川上流の井川まで南アルプスあぷとライン=井川線が走る。その小型の車両たちが構内に憩う。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 21mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
南アルプスあぷとラインの車両;クリックすると大きな写真になります
57.元西武鉄道と元近鉄の車両
元西武鉄道の312型と元近鉄の421型を改めて見る。先日、原信太郎さんの「究極の鉄道模型展」を見て、私鉄車両に興味を持つようになった。この車両たちもなかなか素晴らしいと思う。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
元西武鉄道と元近鉄の車両;クリックすると大きな写真になります
58.キューロク
先ほどの49616型である。形式9600の416号だ。この車両の脇に説明板があって、そこには、「9600型SLは大正時代の代表的な貨物列車用SLとして800両近く製作され、日本全国および台湾、カラフトで使われたが、うち250両は軌間を変更して中国大陸へ送られ、昭和57年ごろまで使用された。」とあった。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/400秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
キューロク;クリックすると大きな写真になります
59.千頭SL資料館
タクシーが来る12時までの間、少々時間があったので、千頭駅に併設されているSL資料館に入った。展示されていたSL列車等のヘッド・マークが興味深かった。「青春号」ヘッド・マークの絵は、「青い山脈」の時代を感じさせる。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F3 1/125秒 19mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
千頭SL資料館;クリックすると大きな写真になります
60.南アルプスあぷとライン
千頭駅を出発した井川行き南アルプスあぷとラインの列車が、千頭駅前の踏切を通る。先頭車は運転装置のある客車、いわば「クハ」で、ディーゼル機関車は最後尾に付いて、プッシュしている。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 45mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
南アルプスあぷとライン;クリックすると大きな写真になります
61.長島ダム
予約したと通り、12時ちょうどに千頭駅前にタクシーが来てくれた。さっそく乗り込み、閑蔵へ向かう。まっすぐ行くと30分足らずで着いてしまうが、閑蔵から乗る予定の千頭行き南アルプスあぷとラインの列車は、閑蔵を13時05分発なので、少々時間が余る。それではと、タクシーの運転手さんが、 長島ダムと奥大井湖上駅の絶景ポイントを案内してくれた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
長島ダム;クリックすると大きな写真になります
62.芝桜
長島ダム駅の方を眺めると芝桜が植えられていた。大樽公園と呼ばれている。無味乾燥のコンクリートの壁より遥かに良い。上には南アルプスあぷとラインが走り、長島ダム駅が見える。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 45mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
芝桜;クリックすると大きな写真になります
63.接岨湖(せっそこ)
長島ダムによって形成された人造湖で、2001年(平成13年)に接岨湖(せっそこ)と命名された。これは大井川上流部の峡谷・接岨峡に因み命名されたものである。接岨湖は総貯水容量7,800万立方メートルであり、井川湖(井川ダム)、畑薙湖(畑薙第一ダム)に次ぐ大井川水系の大貯水池である。接岨湖ではカヌーをする人の姿が多い。これは2003年(平成15年)に開催された'NEW!!わかふじ国体'で漕艇会場として競技が実施された事による。以後接岨湖カヌー競技場が設置され、多くのカヌーイストが練習をしている。写真の左手前に見えるのは、噴水である。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 40mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
接岨湖(せっそこ);クリックすると大きな写真になります
64.奥大井湖上駅とレインボーブリッジ
奥大井湖上駅は長島ダムのダム湖で ある接岨湖に浮かぶ湖上の駅。タクシーの運転手さんがこの景観が見られるポイントへ案内してくれた。接岨湖に架かる橋はレインボーブリッジという。台場にあるレインボーブリッジより先に命名されたと運転手さんは説明してくれた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
奥大井湖上駅とレインボーブリッジ;クリックすると大きな写真になります
65.接岨峡を渡る
タクシーは、閑蔵駅の手前で接岨峡に架かる新接岨大橋を渡った。本川根町と静岡市との境界になっている橋の中央で停めてくれた。道路が良いのはここまででこれから先、井川方面は細い道になるという。感覚的にはここから静岡市に入るというのが逆のように思えるが川根本町は静岡県榛原郡になり、閑蔵から先は静岡県静岡市葵区に入る。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
接岨峡を渡る;クリックすると大きな写真になります
66.新接岨大橋
一旦、タクシーで閑蔵駅まで行き、時間を確かめて、また、さっき渡った新接岨大橋まで歩いてみた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
新接岨大橋;クリックすると大きな写真になります
67.閑蔵駅入り口
さっき渡った新接岨大橋からの道は、ここ、閑蔵駅の入口でこのような状態になった。井川方面への道は舗装はされているが道は狭くなる。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
閑蔵駅入り口;クリックすると大きな写真になります

2012年5月 7日

川根温泉と大井川鉄道 4月17日~18日 3/5 2日目 川湯温泉から千頭へ


 食事前に、温泉施設になっている「ふれあいの泉」へ行った。ここは48.7℃の源泉が毎分730リットル自噴している。従って、温度の違う浴槽がいくつもあり、広い露天風呂もある。もちろんすべてかけ流しだ。この日は平日のためかすいていて、ゆっくりと楽しむことができた。食事はコテージで囲炉裏の炭火を使って、山女の塩焼きや鴨の串焼きを食べ、そのあとに鍋が用意されていた。持ち込みは自由であるらしく、それなら、もう少し、いろいろと食べたいものを持ちこみたかったところだ。6人用のコテージだが、ベッドルームが3っあり、プライバシーも保てる。何よりも素晴らしいのは、専用の露天風呂があったこと。その露天風呂は広さといい、お湯といい、申し分ない。
  この日はまず、車で大井川鉄道に沿って北上し、大井川上流の千頭駅へと向かった。

33.朝の列車
朝は6時に起き、皆が起きてくる前に、昨夜入らなかったコテージの露天風呂にひとり浸かった。そして、笹間渡川湯温泉駅に6時56分に到着する列車があるので、朝の散歩がてら大井川の河原に出てみることにした。残念ながら、出掛けるのが少し遅れてしまい、列車とは「ふれあいコテージ」の駐車場で出くわしてしまった。
大井川鉄道はSLだけでなく電車列車も懐かしい車両が走る。これは元近鉄の16000系で昭和40年、近畿車輛製造。元近鉄南大阪線・吉野線特急車16000系である。平成8年に大井川鉄道に移籍、平成10年から活躍を始めている。型式番号ばかりか、外観もまったく近鉄時代と変わらないスタイルだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/160秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
朝の列車;クリックすると大きな写真になります
34.川根温泉ふれあいの泉
大井川の河原から、川根温泉「ふれあいの泉」の全景を眺める。昨日の夕方は「ふれあいの泉」の露天風呂から、鉄橋を渡る大井川鉄道を眺めた。コテージはこの左側に続く。宿泊施設はこの「ふれあいコテージ」一か所しかない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 8.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
川根温泉ふれあいの泉;クリックすると大きな写真になります
35.大井川の河原
空は晴れて朝の暖かな日差しが降り注いできた。上流の山々を眺める。河原を歩きながら次の列車を待つ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 21.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
大井川の河原;クリックすると大きな写真になります
36.鉄橋を渡る下り列車
7時34分笹間渡川湯温泉駅着の下り列車が、大井川の鉄橋を渡る。この電車も元近鉄の16000系だった。下流側から上流に向け、明るい背景に電車が負けない様にプラス露出補正をして、シャッターを切った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 15.7mm ISO200 ) 露出補正 +0.3段
鉄橋を渡る下り列車;クリックすると大きな写真になります
37.列車は笹間渡川湯温泉駅へ
列車は2両編成と短い。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 15.7mm ISO200 ) 露出補正 +0.3段
列車は笹間渡川湯温泉駅へ;クリックすると大きな写真になります
38.朝日を浴びる山々
列車を見送った河原から上流の方を眺める。まだこの辺はそれほど標高の高い山はないが、さらに上流には、赤石山脈からなる南アルプスの高峰が連なる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
朝日を浴びる山々;クリックすると大きな写真になります
39.「ふれあいの泉」玄関
昨日は素通りした「ふれあいの泉」の方へ行って見た。早朝なのでまだ営業していない。入浴料は500円で、温泉プールが併設されている。入浴料+プール使用料では1,000円だ。玄関前に丸太から切り出されたSLが置かれていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
「ふれあいの泉」玄関;クリックすると大きな写真になります
40.笹間渡川根温泉駅
朝、7時50分、同行者が朝飯前にコテージの露天風呂を楽しんでいる間に、笹間渡川根温泉駅へ行って見た。無人駅だが、駅舎の脇に「ひぐらし」という喫茶店があった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 9.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
笹間渡川根温泉駅;クリックすると大きな写真になります
41.コテージの露天風呂
これが我々が泊まった6人用のコテージに着いていた専用の露天風呂だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
コテージの露天風呂;クリックすると大きな写真になります
42.下り電車 旧南海電車ズームカー -1
朝食を済ませ、出発の準備をし、管理棟で支払いをしている間、笹間渡川根温泉駅に8:33 に到着する下り電車が来た。この車両は旧南海電車の高野線を走っていた21000系。今は南海高野線の電車は、特急こうや号も新しくなり、一般の急行もステンレスカーになっているが、昔、高野山へ行ったときに、このグリーンの電車を見ているので懐かしい。平成6年~7年にかけて2編成4両が大井川鉄道に移籍した。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
下り電車 旧南海電車ズームカー -1;クリックすると大きな写真になります
43.下り電車 旧南海電車ズームカー -2
南海高野線の山岳区間に介在する、50パーミルの急勾配を自力走行するために1958年(昭和33年)から製造された車両で、顔は、いわゆる湘南型をしている。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
下り電車 旧南海電車ズームカー -2;クリックすると大きな写真になります
44.下り電車 旧南海電車ズームカー 笹間渡川根温泉駅到着 -1
  目の前を通り過ぎた電車は、まもなく笹間渡川根温泉駅に到着する。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
下り電車 旧南海電車ズームカー 笹間渡川根温泉駅到着 -1;クリックすると大きな写真になります
45.下り電車 旧南海電車ズームカー 笹間渡川根温泉駅到着 -2
  電車はほぼ定刻に笹間渡川根温泉駅に到着した。乗降客の姿はない。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
下り電車 旧南海電車ズームカー 笹間渡川根温泉駅到着 -2;クリックすると大きな写真になります
46.ベニシジミ
蝶はほんとに少なかった。「ふれあいコテージ」管理棟の前で。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります
47.ベニシジミと菜の花
「ふれあいコテージ」管理棟の前に菜の花が植えてあった。ベニシジミの春型は前翅のオレンジ色が美しい。夏型はオレンジ色が暗くなってしまう。オレンジと黄と緑の採り合わせがきれいだ。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
ベニシジミと菜の花;クリックすると大きな写真になります
48.「うりや」という店
コテージの朝食に出された木のこの佃煮が美味しかったので、管理棟で何処で売っているか尋ねたところ、「うりや」から仕入れているという。「うりや」とはなんとストレートな名前ではないか。もうひとつ「たばこや食堂」というのがある。これは、その店を周囲の住民がそう呼んだからに他ならない。目的の木のこの佃煮は、ここでは小売はしていないということで売っていただけなかった。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 17mm ISO400 ) 露出補正 なし
「うりや」という店;クリックすると大きな写真になります
49.防霜ファン
牧之原でもそうだったが、茶畑には写真のような扇風機様のものが立っている。何のためのもか良くわからなかったが、これは防霜ファンという。風のない良く晴れた日に放射冷却で地面がもっとも冷え、空気中の水蒸気が凍って地面に霜が降りる。その為、空気を攪拌して地面付近が冷えるのを防ぎ、霜を防止するのだ。茶畑で使用する際にはサーモスタットによる起動設定温度は 4℃あたりに設定しておくという。それ以下の気温になった 場合にファンが自動的に回る。(霜が降りる気温はおよそ 2℃くらいだそうで、0℃以下にならないと降りない訳ではないそうだ。) 間近で見ると結構大きい。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 +0.7段
防霜ファン;クリックすると大きな写真になります


2007年11月 9日

寸又峡

11月5日 某旅行社が催す「大井川アプト式鉄道と紅葉の寸又峡・夢の吊り橋」と題する日帰りバスツアーに参加した。寸又峡への山道が狭いとのことでマイクロバスになり、しかもフルシートで往復8時間以上の乗車は少々疲れた。紅葉は10日ほど早いとのこと。

クリックすると大きな写真になります1.これは寸又峡の「夢の吊り橋」。渡ってみたが一度に橋に入れるのは10人という制限がある。結構ゆれる。湖水は含まれる微粒子のため、青く見えるのが美しい。この青く見えるのをちんだる現象と言うらしい。
これはコンデジで撮ったが、コンデジはどうも風景写真がパリッと撮れない。

Canon PowerShot A620
プログラムオートで撮影 ( F4.1 1/250秒 )
クリックすると大きな写真になります2.上の写真をレベル補正でレタッチしてみた。メリハリがつき結構見られるようになった。

Phtoshop Elements 2.0 で補正
クリックすると大きな写真になります3.10日ほど早いという紅葉はイマイチだった。PLフィルター(偏光フィルター)を付けて撮ると青空がクリアになり、コントラストも高くなる。

Nikon D100 Nikkor 28mm-105mm  PLフィルター使用
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/180秒 )
クリックすると大きな写真になります4.大井川鉄道南アルプスアプトラインの列車。機関車は小さい。運転手が窮屈そうに見える。大井川鉄道はJR東海道線の金谷から千頭までSLが走ることで有名であるが、千頭から大井川上流の井川ダムがある井川まではこのディーゼル機関車が小さな客車を牽く南アルプスアプトラインになる。途中、アプト式区間があり、そこは電機が付いて牽くが信越線碓氷峠がなくなったあと日本唯一のアプト式を売りにしている。
NikonD100 NIKKOR 28mm-105mm 
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 )
クリックすると大きな写真になります5.プログラムオートで撮った上の写真は機関車のヘッドライトのため露出がアンダーになった。曇りなので色の鮮やかさも無い。私はレタッチはまったくの初心者だが、レベル補正し、彩度を高めてみた。

Photoshop Elements 2.0 で補正
クリックすると大きな写真になります6.キタテハ秋型、秋の蝶の代表である。夏型に比べて赤みを帯びた褐色が美しく、翅のくびれも大きくなる。子供の頃は家の近くでよく見かけたが、このごろはちょっと郊外へ出ないと見ることが出来ない。このレンズはおまけのマクロが付いていて、結構近くへ寄れる。

NikonD100 NIKKOR28mm-105mm
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/200秒 )