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2014年11月11日

江戸東京博物館 10月31日


 この日、上野の「藪蕎麦」で大学で同じクラス、そして卓球部でも同じ釜の飯を食った友人二人と飲もうと約束をしていた。この仲間とは年に一二度、「藪蕎麦」で飲む。初めはあと二人、卓球部ではないが同じクラスの仲間がいて、五人組だった。だが、その二人は、70歳を前に既に亡くなられてしまった。

  上野「藪蕎麦」は夕方5時に予約を入れていた。それまでの時間、久しぶりに上野方面へ出かけるので、江戸東京博物館へ行ってみることにした。実は前々日に、神奈川県立歴史博物館を見学した折、そこに張られていたポスターで、「東京オリンピックと新幹線」と「モダン都市銀座の記憶」という二つの企画展が江戸東京美術館で開かれているのを知り、是非、見たいなと思っていた。

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  3時少し前に、両国駅に着き、江戸東京博物館へ向かった。
  江戸東京博物館へは2010年9月に「大昆虫博」を見るために訪れている。その時は、常設展など他の展示はほとんど見ていない。

さて、シニア半額のチケットを購入し、中に入る。まず、3階の「東京オリンピックと新幹線」の企画展へ。残念ながら撮影は禁止だった。新幹線が開業し、東京オリンピックが開催されたのは私が、学校を卒業し、社会人となった年だった。これを契機として東京の街がどんどん変わっていくのを思い返さずにはいられない。

  「東京オリンピックと新幹線」の企画展を見終えて、6階の常設展へと向かう。「モダン都市銀座の記憶」へは常設展の入場券で入れる。まず、常設展を見て歩いたが、なかなか素晴らしい展示であった。スケールも大きい。6階の入り口から入り5階と吹抜けになっているところから見る、日本橋や、中村座の大きな模型には目を見張る。ここは、写真撮影がOKだったので、いろいろと撮って歩いた。フラッシュを使ってよいところは、フラッシュOKの表示もある。

  最後に、写真家・師岡宏次さんの写した50年「モダン都市銀座の記憶」を見た。子供のころに見た銀座の街を断片的ではあるが、思い出す。

 4時半に江戸東京博物館を退出し、総武線、山手線に乗り、上野に急いだ。約束の5分前に到着。二人もすぐに顔を見せ、飲み始めた。お開きにしたのは、このお店の閉店時間、9時だった。帰りの電車は運よく座ることができ、気がついたらノン・ストップ?で横浜に着いていた。
  江戸東京博物館に関わる記述は、そのパンフレットやホームページを参照させていただいた。

1.両国駅
この駅舎は1929年に完成したというのだから、もう古い。やがて建て直しをしなくてはならないだろう。両国国技館は目の前にある。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
両国駅;クリックすると大きな写真になります。
2.企画展「東京オリンピックと新幹線」
新幹線が開業した昭和39年前後の日本国有鉄道の各種列車や、最新の新幹線の模型、解説を楽しみながら見た。東京オリンピックは、私が社会人1年生のころ。ある方からサッカー準決勝のチケットをいただき、会社を休んで国立競技場へ見に行ったのを覚えている。入社早々で、オリンピックを見るために会社を休むことに逡巡はあったが、今思えば見ておいてよかったと思う。3階の企画展の出口へ来ると、こんなフォトスポットがあった。ちょっと、お粗末である。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/80秒 6mm ISO1600 ) 露出補正 なし
企画展「東京オリンピックと新幹線」;クリックすると大きな写真になります。
3.常設展入口
企画展「東京オリンピックと新幹線」を見終えて、6階の常設展示室入口へ移動した。下に観光バスが沢山止まっていたので、大勢の見学者、特に小学生たちがいると思っていたが、それほどでもなかった。小学生たちは、私が先に企画展を見ている間に帰ったのかもしれない。6階の入り口を抜けると、5・6階が吹き抜けになった空間が広がった。日本橋がかけられている。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/40秒 6mm ISO1600 ) 露出補正 なし
常設展入口;クリックすると大きな写真になります。
4.中村座
6階の常設展示室の入り口を入ったところから見渡すと、5階の展示スペースをまたいでかけられた日本橋の左側が「江戸ゾーン」、右側が「東京ゾーン」になっている。日本橋の途中から「江戸ゾーン」5階展示室のシンボル的な「中村座」を見下ろす。江戸堺町(現・中央区日本橋人形町三丁目)にあった歌舞伎の芝居小屋だ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/40秒 7mm ISO1600 ) 露出補正 なし
中村座;クリックすると大きな写真になります。
5.寛永の町人地 -1
日本橋を渡ったところも「江戸ゾーン」で、そこには、「寛永の町人地」という展示があり、精密に人物像が造られた模型があった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/40秒 12mm ISO1600 ) 露出補正 なし
寛永の町人地 -1;クリックすると大きな写真になります。
6.寛永の町人地 -2
説明書きによれば、ここは日本橋北詰付近の町人地で、敷地の広い大名屋敷に比べ、町人の家は一軒一軒がきわめて狭かったことが理解できるとされている。「江戸図屏風」「江戸名所図屏風」「武州豊嶋郡江戸庄図」などをもとに復元、作成さている。大勢の人々の模型が凄い。

  Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/40秒 30mm ISO1600 ) 露出補正 なし
寛永の町人地 -2;クリックすると大きな写真になります。
7.大名屋敷
江戸城本丸大手門の前に建てられた、越前福井藩主・松平伊予守忠昌(1597年~1645年)の上屋敷だそうだ。広大な敷地に桃山風の豪壮な建築が建っていたが、明暦の大火により焼失し、以後このような華麗な大名屋敷は姿を消したという。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/40秒 6mm ISO1600 ) 露出補正 なし
大名屋敷;クリックすると大きな写真になります。
8.棟割長屋
5階へ降りて、「江戸ゾーン」を見ていく。ほぼ実物大の棟割長屋の模型があった。棟の前後で部屋を分ける形のものは棟割長屋と呼ばれた。この模型は間口2間(約3.9m)、奥行き2間の規模で、居室部分は6畳の広さがある部屋の模型だ。模型はお産の風俗を再現している。ここはフラッシュ使用可になっていた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/60秒 10mm ISO1600 ) 露出補正 なし
棟割長屋;クリックすると大きな写真になります。
9.いろいろな錦絵
錦絵とは、浮世絵のうちの多色版画のこと。浮世絵には肉筆浮世絵(紙や絹に描いた巻物)など版画以外もある。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/60秒 10mm ISO1600 ) 露出補正 なし
いろいろな錦絵;クリックすると大きな写真になります。
10.江戸の商業 三井越後屋
越後屋の模型があった。三井財閥の源流である。言わずと知れた三越の前身であり、Wikipediaによれば、三越は「越後屋」の呉服店事業を引継いだため、「三井財閥(現三井グループ)の礎を築いた企業である」とされることも多いが、企業としての三越としてみるならば、三井の事業から呉服店部門のみを「合名会社三井呉服店」として分離したのが始まりであるとされている。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/30秒 10mm ISO1600 ) 露出補正 なし
江戸の商業 三井越後屋;クリックすると大きな写真になります。
11.銀座煉瓦街
「江戸ゾーン」から、「東京ゾーン」に入る。銀座煉瓦街は、明治5年2月の銀座一帯を焼き尽くす大火の後、近代国家にふさわしい街づくりとして、明治新政府によって計画、建設されたものだ。計画の中心は新橋ステーションから築地居留地や諸官庁を結ぶ銀座地域に不燃家屋(煉瓦造り)を建設し、道路を拡張、改良しようとするもだったとのこと。やがて、ウィンドウ・ディスプレイなどの近代商法が根付いたり、思潮をリードする新聞社や雑誌社が次々に集まったことも手伝って、文明開化を象徴する街として賑わったという。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/30秒 18mm ISO1600 ) 露出補正 なし
銀座煉瓦街;クリックすると大きな写真になります。
12.ニコライ堂
「東京ハリストス復活大聖堂」という正式名称がある。東京の人びとには、日本・ロシアの交流に尽くした宣教師ニコライにちなむ「ニコライ堂」という名で親しまれている。今も神田駿河台の丘の上に建つニコライ堂には2011年2月に訪れた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 6mm ISO1600 ) 露出補正 なし
ニコライ堂;クリックすると大きな写真になります。
13.ダットサントラック 222型
日産自動車が製造した小型トラックであるダットサントラックの2代目(Wikipediaによると4代目とされている)220シリーズで、1959年221型からマイナーチェンジされた222型である。この車はオーナーに2007年まで愛用された。荷台部分にNAKAJIMA-SHOTENの文字があり、自家用と書かれているのも懐かしい。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/25秒 7mm ISO1600 ) 露出補正 なし
ダットサントラック 222型;クリックすると大きな写真になります。
14.マイカー需要創出のトップバッター スバル360
通産省が国民車構想を打ち出したのは、1955年(昭和30年)。軽自動車の皮切りとして、製造、発売されたのがこのスバル360スバル360だった。私は1964年(昭和39)年に入社した企業で、営業用として初めてあてがわれて運転したのはトヨタのパブリカという、国民車構想に影響を受けて生産された、いわゆる大衆車だった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/50秒 7mm ISO1600 ) 露出補正 なし
マイカー需要創出のトップバッター スバル360;クリックすると大きな写真になります。
15.円タク
東京のタクシーは1912年(大正元年)に営業をはじめ、昭和に入って、市内は均一1円の料金で、"円タク"と呼ばれ、市民も利用するようになった。これはその"円タク"と同じ、フォードA型4ドアセダン(1931年製)である。1935年の統計では、タクシーの車種の約44%はフォード、約27%はゼネラル・モータースのシボレーで、両者は日本工場も設立し、右ハンドル車を生産したという。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/15秒 6mm ISO1600 ) 露出補正 なし
円タク;クリックすると大きな写真になります。
16.上野の飲食店街
上野藪蕎麦の閉店でお開きになった。時間は夜9時を回っている。上野駅の不忍口に向かって歩く。このあたりは、飲食店街になっていて、サラリーマンたちで賑わっていた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/60秒 6mm ISO1600 ) 露出補正 なし
上野の飲食店街;クリックすると大きな写真になります。
17.上野駅中央改札
上野駅のコンコースに入ってくると、正面に1951年に完成したの猪熊弦一郎作の壁画『自由』が掲げられており、当駅を代表する光景ともなっている。昭和59年6月、平成14年12月に修復されている。中学生のころ夜汽車に乗って尾瀬や信州の山へ行った時に、この中央改札口の前にかけられる列車名の札のところに並んで改札を待ったのを思い出す。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 21mm ISO1600 ) 露出補正 なし
上野駅中央改札;クリックすると大きな写真になります。


2010年9月23日

「大昆虫博」 江戸東京博物館


 友人から両国の江戸東京博物館で9月5日まで開催されている「大昆虫博」の招待券が送られてきた。9月1日、暑いのでマイカーで出かけた。
 「大昆虫博」は6月22日から開催されていて、あと数日で終りになる。子どもたちが夏休みの期間は混雑したに違いない。なかなか立派な展示であった。受付のお嬢さんに、展示物の写真をとっていいかどうか尋ねたところ、一部撮影禁止と表示してあるところを除きノーフラッシュであれば撮影可ということだった。D5000のISO3200が頑張ってくれた。

  1時間半ほどかけて「大昆虫博」を見学したあと、車をここの駐車場に置いたまま、横網公園と旧安田庭園を見てきた。9月1日は関東大震災記念日である。横網公園の東京都慰霊堂では関東大震災遭難者慰霊大法要が行われていたので、お参りしてきた。その人出のためか江戸東京博物館から横網公園に至る清澄通りの舗道には、お祭りの時のような屋台が並んでいた。
  さらに国技館へ行き、相撲博物館を見学した。ところがここで眼鏡を落としてしまった。帰宅してから気がついたのでどこで落としたか解らなかったが、状況からして相撲博物館だろうと思い、事務室に電話をしてみた。眼鏡の特徴をいうと在るのこと。そして、親切に宅急便で送って下さるという。感謝するとともに、とてもうれしかった。

1.江戸東京博物館の雄姿
立派な建物である。1993年3月に開館し、東京都歴史文化財団が管理運営する。地上7階、地下1階でこの写真の右側にある階段を上がった平らなところは3階になる。 5階と6階が吹き抜けの構造になっており、常設展示になっている。 大昆虫博は1階で行われていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
江戸東京博物館の雄姿;クリックすると大きな写真になります
2.大昆虫博入口
駐車場から歩いて、外付けのエスカレーターを上がらずに建物の中に入ると、チケット売り場があり、その先にこの入口がある。立派な展示場での開催である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 24mm ISO2200 ) 露出補正 なし
大昆虫博入口;クリックすると大きな写真になります
3.世界の珍虫奇虫
正面に岐阜の名和昆虫研究所付属名和昆虫博物館から出展されている世界の珍虫奇虫と題した標本があった。蝶、蛾、甲虫などが収められている。蝶は上段に主としてアマゾン流域に棲むモルフォ、下段に主としてインドネシアに棲むトリバネアゲハが見事にレイアウトされていた。子どもの姿はなく、大人が真剣に見入っていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO2200 ) 露出補正 なし
世界の珍虫奇虫;クリックすると大きな写真になります
4.トリバネアゲハ
3.の標本を切り出してみた。中央に収められているメガネトリバネアゲハのオスは、これらの標本のように金橙赤=アカメガネトリバネアゲハ、金緑色=メガネトリバネアゲハ、真珠光沢を帯びた青色=オビトリバネアゲハの3系統に大別される。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO2000 ) 露出補正 なし トリミング
トリバネアゲハ;クリックすると大きな写真になります
5.あい方は?
こんなクイズが出されていた。左側にあるのは4種の♂であり、その雌はそれぞれ右側のどれかという問題である。1-3(アナクシビアモルフォ?)、2-4(コウトウキシタアゲハ)、3-1(ビクトリアトリバネアゲハ)、4-2(アカエリトリバネアゲハ)となる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/100秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
あい方は?;クリックすると大きな写真になります
6.モルフォチョウ属
南アメリカを代表する極めて美しいチョウの一群で、その空色の輝きは自然界の驚異といわれている。アマゾン川流域からコロンビア、ペルー、ボリビアに多くの種が集中して生息する。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.8 1/125秒 20mm ISO3200 ) 露出補正 なし
モルフォチョウ属;クリックすると大きな写真になります
7.飛ぶ宝石たち 美を競う虫
パネルは名和昆虫博物館から出展されている「原色に彩られた中南米の蝶たち」の説明。南米のアマゾン川流域には世界の蝶の約半分の種である1万種が棲息しているといわれている。標本は下にあって写真では見えない。左側の標本のほうは、アキリデスの仲間で、インドから東南アジア、オーストラリアにかけて棲息する黒字に青や緑の金属色に輝く鱗粉を持つアゲハチョウの仲間である。大人の入場者が熱心にメモをとる姿があった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/60秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
飛ぶ宝石たち 美を競う虫;クリックすると大きな写真になります
8.象虫
小檜山賢二氏はゾウムシのマイクロプレゼンスの写真集の出版で第41回講談社出版文化賞を受賞されたが、何点かの写真の展示とともに、「小檜山賢二の驚異の3D映像コーナー」というのが設けられていて、3D画像のビデオが上映されていた。写真に撮るとこんな絵になるが、メガネをかけてみると足が飛び出してくる。小檜山氏のほかにも、奥本大三郎、養老孟司、池田清彦の各氏の興味ある展示があって、興味深く時間が経つのを忘れてしまった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 55mm ISO2200 ) 露出補正 なし
トリミング
象虫;クリックすると大きな写真になります