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2021年9月27日

隠居の散策:コロナ禍の曼殊沙華

秋のお彼岸になると曼殊沙華が咲く。宿根草だから、決まった場所に咲く。だから、訪ねるのは、簡単である。
 だが、近くに家などが建設されると根こそぎ掘り返されるので、みあたらない場合もある。
 アゲハ蝶がよく飛んできていた株も、今年はみあたらない。蝶が来るのは、もっと気象条件が違うのかもしれない。
 遅くなったが、記録としてアップしておきたい。

DSC07730.JPG 2021/9/19 野々井(堺市) 畔の曼殊沙華
地下の鱗茎(球根)に強い毒性を有する有毒植物で、昔は田んぼを荒らすモグラ除けとして植えられたという説もある。
Sony α7Ⅱ + FE 90mm macro
90mm 1/400 F2.8 ISO:100
DSC07729.JPG 2021/9/19 野々井(堺市) 曼殊沙華(2)
花茎の先に強く反り返った鮮やかな赤い花だけを咲かせ、秋の終わりに葉が伸びて翌年の初夏に枯れる。同じ場所を歩いても、彼岸のころだけ赤い花を咲かせている。(白い彼岸花もあるが)夏に歩いても気づかない。
Sony α7Ⅱ + FE 90mm macro
90mm 1/400 F2.8 ISO:100
DSC07726.JPG 2021/9/19 野々井(堺市) 曼殊沙華(3)
花をアップしてみた。
Sony α7Ⅱ + FE 90mm macro
90mm 1/400 F2.8 ISO:125
DSC07706.JPG 2021/9/19 大森(堺市) ヒメジャノメ
歩く人が少ないのか、膝あたりまで伸びた雑草の中をかき分けていく。目立たない蝶が飛んでいるので、久しぶりにカメラを向けた。
Sony α7Ⅱ + FE 90mm macro
90mm 1/800 F2.8 ISO:800


 

2019年10月25日

隠居の散策:泉北ニュータウン 初秋(秋の蝶なんぞを)(2)

年々、見かける蝶の種類がすくなくなったような気がする。毎年、秋の彼岸ごろは、曼殊沙華にアゲハが飛来するのが楽しみであるが、今年は花が遅い。おまけに、いつも満開になる野々井に田んぼの畔では、春先から新築の工事が始まっていたので、彼岸花の畔もなくなっているのではないかと心配したが、彼岸花は依然と同じように、田んぼの畔で満開だった。しかし、いつも飛んできていたアゲハの飛来はない。季節が少しずつずれているのかもしれない。

190930_002.jpg 2019/9/30 和田川
アカミミガメ(ミドリガメ)
和田川には、数多く繁殖している。
190930_004.jpg 2019/9/30 大森(堺)
ツマグロヒョウモン♂
今シーズンはなぜか、ツマグロヒョウモンが多い。
190930_006.jpg 2019/9/30 大森(堺)
オオオナモミ
もう70年も前のガキの頃には、この【引っつき虫】を投げ合って遊んだものだ。今時、そんな子供に出くわしたことはない。
190930_007.jpg 2019/9/30 大森(堺)
ヒメウラナミジャノメ
花にはあまり止まらないが、よくみかかける蝶である。
190930_008.jpg 2019/9/30 大森(堺)
トウカエデ
枝についているひらひらのものが何かよくわからなかった。樹木の名前が分からないときにも【このきなんのき】という掲示板があり、ここで教えを乞うと、「トウカエデ」という回答がすぐに得られた。
190930_010.jpg 2019/9/30 野々井(堺)
アキノノゲシ
アキのノを入れないと正式名ではない。名前は「のげし」に似ていて秋に咲くことからきている。夕方には、花を閉じるようだ。
190930_020.jpg 2019/9/30 野々井(堺)
イボクサ
「水田の雑草ですが、名前はその昔イボをとるのに使ったことによります。」とボタニックガーデンにはある。可憐な3弁花であるが、今まで気がつかなかった。
クリックすると大きな写真になります。 2019/9/30 野々井(堺)
オオイヌタデ
弓なりに下垂する花穂は、淡紅色のものもある。
クリックすると大きな写真になります。 2019/9/30 野々井(堺)
コノハチョウ(閉翅)
飛翔しているときの表翅は鮮やかだったが、木の枝にとまり閉翅すると木のはと区分ができなくなった。開翅をしばらく待ったが、飛び去ってしまった。
クリックすると大きな写真になります。 2019/9/30 野々井(堺)
秋の野草
彼岸花が咲く草地にアキノノゲシとそれに絡みつくホシアサガオ
190930_016.jpg 2019/9/30 野々井(堺)
彼岸花群落
チョウがよく現れていた近くの草地で邸宅の新築が完成近くになっている。