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Studio YAMAKOで“アゲハチョウ、クロアゲハ”が含まれるブログ記事

2014年8月19日

酷暑の舞岡公園 8月15日


 2、3日ぐずついた天気だったが、この日は朝から晴れていた。風が少し強いが、暑さを覚悟の上で、しばらく行っていなかった舞岡公園へ行ってみることにする。
  さすがに暑くて公園を歩く人は少ない。蝶の数も少ないような気がする。特に目的もなかったが、クサギの花が咲き始めていると思うので、それに集まる黒いアゲハを撮ろうと思ったのと、あわよくば、クロコノマチョウの夏型にでも出会えればと思って行った。

  瓜久保のかっぱ池の近くで、きれいなゴマダラチョウを見かけた。最近はアカボシゴマダラに押されてか見る機会がとても少ない。何とか撮ろうと機会をうかがったが、残念ながら飛んで行ってしまった。
  瓜久保も他に何も現れず、古民家のほうへ戻ることにし、歩いていると交尾中のウラギンシジミがいた。古民家の裏手に咲くクサギのところまで戻って、黒いアゲハを待つ。しばらくしてカラスアゲハがやってきた。しばらく粘って、撮った。
 駐車場の手前で、何か黒い蝶が飛んでいた。なんだろうと思って近づくと、ルリタテハだった。閉じていた翅も開いてくれ、何か得したような気分になった。

140819_001.jpg 1.アゲハチョウ
長久保池の先に炭焼き小屋に入る道があり、そこにカラタチが植えられている。そのカラタチにアゲハチョウの♀が産卵に来ていた。上手く翅を開いたところを撮れた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
アゲハチョウ 産卵姿勢;クリックすると大きな写真になります。 2.アゲハチョウ 産卵姿勢
腹端を曲げて産卵の姿勢をとる。しかし、産卵しているかどうかは確認できなかった。周りには蜘蛛が糸を張っている。それをかわすように新芽に近づく。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/280秒 89mm ISO100 ) 露出補正 なし
ナンバンキセル;クリックすると大きな写真になります。 3.ナンバンキセル
古民家の裏手に「ナンバンキセルが咲いています」という立札があった。しかし、どこに咲いているのかわからない。庭の手入れをされている方がいらっしゃたので、「どこで咲いているのですか」と尋ねてみると、群生するミョウガの葉をかきわけて、その下で隠れるように咲いている紫色の独特な形をした花を見せてくださった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/75秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
ムクゲに来たクロアゲハ;クリックすると大きな写真になります。 4.ムクゲに来たクロアゲハ
古民家の庭に咲いているムクゲ(ハチス)の花にクロアゲハが吸蜜に来た。この花で蝶を見るのは初めてだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
モンキアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります。 5.モンキアゲハ♂
舞岡公園には何本かクサギの木があり、花を咲かせ始めている。小谷戸の里にあるクサギの花にはモンキアゲハがやってきていた。新鮮な個体だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
モンキアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります。 6.モンキアゲハ♀
1頭が来ると、なぜか集まってくるようだ。こちらのモンキアゲハは大型の♀のようだ。だいぶ傷んでいる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
コミスジ;クリックすると大きな写真になります。 7.コミスジ
きれいな個体だった。なかなか敏感で近づこうとすると飛び立ってしまう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 148mm ISO100 ) 露出補正 なし
シオカラトンボ;クリックすると大きな写真になります。 8.シオカラトンボ
水田にはシオカラトンボがたくさん飛んでいた。複眼が青みがかってきれいだ。♀のムギワラトンボは少なかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO100 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。 9.モンシロチョウ
この白い花はヒヨドリバナの仲間だろうか。モンシロチョウが吸蜜に来ていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/600秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミの交尾 -1;クリックすると大きな写真になります。 10.ウラギンシジミの交尾 -1
ヒヨドリバナにいたモンシロチョウを撮って、しばらく行くと、道端の茂みに銀色が、しかもふたつ見えた。交尾中のウラギンシジミだった。上が♂のようである。♀のほうに focus する。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミの交尾 -2;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラギンシジミの交尾 -2
連写したシャッター音に驚いたのか少し飛び上がって、再びすぐ下の草に、つかまる様に止まった。今度はオスに focus して撮る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO640 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミの交尾 -3;クリックすると大きな写真になります。 12.ウラギンシジミの交尾 -3
今度はHS50で撮る。雌雄両方にピントを合わせる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/600秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ひまわり;クリックすると大きな写真になります。 13.ひまわり
夏らしい光景だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8.0 1/850秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタキチョウ HS50 で撮る;クリックすると大きな写真になります。 14.キタキチョウ HS50 で撮る
再び小谷戸の里に戻ってきた。歩いて汗をかいた。今日は風がある。古民家の裏庭に面した縁に座っていると、目の前に植えられているミソハギの花にキタキチョウが止まった。黄色は飛んでしまうことがあるので、露出補正をする。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/900秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
キタキチョウ D5300+NIKKOR 18-140 で撮る;クリックすると大きな写真になります。 15.キタキチョウ D5300+NIKKOR 18-140 で撮る
オリジナルのファイルを拡大してみると、目の下から首の部分まで、とてもシャープに撮れている。ボケもまあまあきれいだし、使いやすい優れた汎用ズーム・レンズだと思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
クサギの花を飛び回るカラスアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります。 16.クサギの花を飛び回るカラスアゲハ♂
先に撮ったモンキアゲハがいたクサギの花に、今度は2頭のカラスアゲハが来ていた。こちらの個体のほうがきれいなようなので、辛抱強くチャンスを狙う。花から花を落ち着きなく飛び回るので、捉えにくい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
カラスアゲハの輝き;クリックすると大きな写真になります。 17.カラスアゲハの輝き
連写で撮ったが、旨いタイミングで収まった。飛び上がって翅を開いたところに陽の光が当たり、美しく輝く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR阿
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
カラスアゲハ裏面;クリックすると大きな写真になります。 18.カラスアゲハ裏面
先日上高地で撮ったミヤマカラスアゲハと比べると、後翅裏面外縁の赤い紋はより明瞭だ。夏型はミヤマカラスアゲハとの区別が難しいことがある。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
クヌギの若い実;クリックすると大きな写真になります。 19.クヌギの若い実 暑い日が続くが、秋は近づいてきている。クヌギが若い実を付けていた。この中に、ミズナラやコナラと比べると、より丸く、ずんぐりとしたどんぐりがある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/250秒 74mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ルリタテハ 裏;クリックすると大きな写真になります。 20.ルリタテハ 裏
駐車場のほうへ歩いていくと、黒っぽい中型の蝶が独特のはばたきで飛んでいた。すぐにルリタテハだなと分かった。ちょっと近づけないところに止まってしまった。飛び道具(HS50の望遠端)で撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
ルリタテハ 表;クリックすると大きな写真になります。 21.ルリタテハ 表
「開いてくれ」と呟いたら、スーと翅を開いてくれた。HS50の望遠端で撮ったが、思ったよりシャープに撮れている。良い写真ではないが、最後に開翅したルリタテハを撮れたのはラッキーだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段