山梨県日川渓谷を行く 7月8日
オオムラサキセンターへ行ったときは、後半に小淵沢の先の観音平へ行くことが多かったが、今回は勝沼まで戻って日川渓谷の林道を大菩薩方面へ登ってみた。
初めてのところなので、様子が判らない。まず、カーナビで日川渓谷レジャーセンターを目指した。土曜日とあって日川渓谷沿いのそのキャンプ場でバーベキューを楽しみ若人のグループがにぎやかである。1時少し前になっていたので、ベンチに座って、持参のサンドウィッチなどで腹ごしらえをする。
ここでは蝶の影はない。駐車場に車を停めたまま、上に歩くか、下に歩くか考えたが、日川の下流に向かって歩いてみる。10分ほど歩くと、日川渓谷竜門峡入口があり、日川に架かる竜門橋を対岸へ渡ってみる。木立の中に遊歩道があるが、歩いている人はいない。テングチョウと、ホシミスジが飛んでいるくらいで、蝶も多くない。10分くらい歩いて引き換えしてきた。
車に戻り、上がってきた県道218号線(大菩薩初雁野線)をさらに上に行ってみることにした。
やがてペンションがあって、広くなっていたので、そこに車を停めさせていただいた。すると、その駐車場の周りに複数のチョウが飛んでいる。フタスジチョウ、クモガタヒョウモン、クジャクチョウ、ヒメキマダラセセリなどを撮ることが出来た。フタスジチョウに会えたのがうれしい。
この日はここまでにして、次に来るときはもう少し上に入って見ようと思う。
23.日川渓谷レジャーセンター 山梨県甲州市大和町初鹿野から大菩薩嶺の方に登っていく山梨県道218号線大菩薩初鹿野線という道がある。初めてのところだが、あるヒントを得て行ってみようと思った。オオムラサキセンターから中央道に乗り、東京方面へ走り、勝沼インターで下りた。国道20号線を少し新宿方面へ行き、景徳院入り口というところを左折する。初めて来るところなので様子が判らないので、まず日川渓谷レジャーセンターの駐車場に車を入れた。
Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO 絞り優先オートで撮影( f5.6 1/600秒 48mm ISO200 )露出補正 -0.3段 | |
24.史跡 土屋惣蔵片手切 登ってきた来た途中で見かけた竜門峡へ行ってみようと県道を歩いて下る。竜門峡入口の手前にこんな遺跡があった。武田勝頼軍が織田勢と戦った折、勝頼軍の殿群を引き受けた土屋惣蔵は岩角の藤蔓を片手で掴み、太刀を片手で振るって寄せ来る敵を片っ端から斬り伏せ、崖底の日川に蹴落とした。川の水は三日間赤く染まったという。史跡夜話というサイトの土屋惣蔵片手切から。
Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 18mm ISO720 ) 露出補正 -0.3段 | |
25.竜門峡入口 写真にあるように日川渓谷竜門峡入口があった。景徳院に向かって右側が渓谷になっている。
Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 18mm ISO220 )露出補正 -0.3段 | |
26.竜門橋から峡谷を見る 日川渓谷にかかる竜門橋を渡る。峡谷は深い。橋を渡ると2.4kmの遊歩道がある。チョウはホシミスジとテングチョウくらいしか見かけない。少し先へ行ってみようと歩き始めたが、10分くらい歩いて、あまり期待できないので、引き返すことにした。
Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/400秒 18mm ISO200 )露出補正 -0.3段 | |
27.日川林道 「ペンションすずらん」 一旦、日川渓谷レジャーセンターに置いた車に戻り、こんどは県道を上に上がってみることにする。しばらく登っていくと、ペンションがあった。広い駐車場があったので止めさせていただく。
Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 28mm ISO220 )露出補正 -0.3段 | |
28.「すずらん昆虫館」 敷地内に「すずらん昆虫館」という建物があった。入館はペンションに申し込んでお願いするようだ。館長さんは沢井稔さんとおっしゃる。カミキリムシやオサムシだご専門のようで、数多くの種が棲息する大菩薩の自然に魅せられ、この地に「すずらん昆虫館」を設立したそうだ。
Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO 絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 18mm ISO220 )露出補正 -0.3段 | |
29.クモガタヒョウモン 駐車場の周りには複数のチョウが飛んでいた。このヒョウモンは何だろうと思ったらクモガタヒョウモンだった。近寄ると敏感に飛び立つ。ピントが合わせにくい。
Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO 絞り優先オートで撮影( f6.3 1/640秒 300mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段 | |
30.フタスジチョウ -1 きれいなフタスジチョウがいた。それほど会うのが難しいチョウではないのだろうが、こんなきれいな個体は初めてだった。7月上旬、まさに今が旬だ。
Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO 絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/250秒 300mm ISO360 )露出補正 -0.3段 | |
31.フタスジチョウ求愛 -1 そのフタスジチョウのところに、別の個体が飛んできて、求愛の舞を始めた。はじめに止まっていたのが♀と思うが、雌雄の区別は難しい。
Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO 絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/250秒 300mm ISO360 )露出補正 -0.3段 | |
32.フタスジチョウ求愛 -2 なかなか受け入れられないようだ。成就されなかった。
Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO 絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/250秒 300mm ISO360 )露出補正 -0.3段 | |
33.フタスジチョウ -2 別の個体だと思う。オカトラノオの葉に静止していた。
Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO 絞り優先オートで撮影( f6.3 1/250秒 300mm ISO250 )露出補正 -0.3段 | |
34.ヒメキマダラセセリ -1 オオムラサキセンターにいたのはコキマダラセセリだったが、これはヒメキマダラセセリだ。
Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO 絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/320秒 300mm ISO200 )露出補正 -0.3段 | |
35.ヒメキマダラセセリ -2 複数のヒメキマダラセセリが飛んでいた。
Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO 絞り優先オートで撮影( f6.3 1/250秒 300mm ISO200 )露出補正 -0.3段 | |
36.クジャクチョウ 昨年は一度も見ることが出来なかったクジャクチョウがいた。これからもっと多くなるのだろうか。駐車場の地面に止まるが、クモガタヒョウモンと同じように、近づくとすぐに飛び立つ。これは偶然に近くに飛んできて止まったのを逃さず撮った。
Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO 絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/320秒 300mm ISO200 )露出補正 -0.3段 | |
37.ヘリグロベニカミキリ ペンションの花壇に植えられた小木に咲く花(ムクゲのようだが、葉が違うようにも思う)に、紅い小さなカミキリムシが止まっていた。良く見ると触角が4本ある。交尾中だった。
Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO 絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/250秒 250mm ISO420 )露出補正 -0.3段 | |
38.ヒレハリソウ(鰭玻璃草)で吸蜜するヒメキマダラセセリ -1 英名コーンフリーで知られる可憐な花でヒメキマダラセセリがぶら下がっていた。こういう姿勢にならないと口吻を花に伸ばせない。
Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO 絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/250秒 300mm ISO800 )露出補正 -0.3段 | |
39.ヒレハリソウ(鰭玻璃草)で吸蜜するヒメキマダラセセリ -2 前の写真と同じ個体。コンフリーの花から花へ移って吸蜜していた。
Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO 絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/250秒 300mm ISO500 )露出補正 -0.3段 |