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2010年12月14日

トルコ旅行 その12 アヤソフィアとブルーモスク


 ユネスコ世界遺産に登録されたイスタンブールの歴史地区の見どころは旧市街のスルタンアフメット地区に集中している。トプカプ宮殿の見学を終え、次にアヤソフィアに向かった。徒歩移動である。さらにスルタンアフメット公園を挟んでアヤソフィアの向かい側にはブルーモスクがある。地下宮殿もすぐ近くにあるが、今回のツアーでは残念ながら見学コースに含まれていない。

111.アヤソフィア
アヤソフィアはビサンチン時代の360年に、コンスタンチヌス2世により、コンスタンチノーブル総主教会として建てられた。404年に焼失、415年に再建されているが、523年にふたたび崩落している。537年に新聖堂は完成する。その後、地震で大ドームが崩れるなど変遷を繰り返す。そして、1453年にコンスタンチノーブルを征服したオスマン帝国のメフメット2世はここでイスラムの金曜礼拝を行った。アヤソフィアはモスクに改められ、偶像崇拝を禁じたイスラムの教えに従って、モザイクは漆喰で塗り込め、代わりにイスラム装飾が施された。トルコ共和国となった1934年、アヤソフィアは博物館として開放され、漆喰が取り除かれモザイクが蘇った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 38mm ISO400 ) 露出補正 なし
アヤソフィア;クリックすると大きな写真になります
112.モザイク 「祝福を与えるイエス」
このモザイクはアヤソフィアのドームへの入口である皇帝の門の上にある。右手の書物には「汝に平和を、我は世界のひかりなり」と書かれているという。ISO3200が威力を発揮する。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/100秒 35mm ISO3200 ) 露出補正 なし
モザイク 「祝福を与えるイエス」;クリックすると大きな写真になります
113.大ドーム 内陣
教会の中心部の広大な空間は、大ドームによってつくり出されている。直径約31m、高さ約56mで世界最大級だそうだ。幾何学模様で飾られたリブはモスクになった後の装飾とのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO2000 ) 露出補正 なし
大ドーム 内陣;クリックすると大きな写真になります
114.大ドームの天井
大ドームはロードス島の軽石で造られたという。モスクに改修される前はキリストを中心に弟子や祖先たちが描かれたモザイクがあったと言われている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/60秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
大ドームの天井;クリックすると大きな写真になります
115.鏡に映るモザイク
見学を終え、外へ出る通路へ来ると、ガイドさんが前方上を見よという。門の上に大きな鏡があり、そこに聖母子のモザイクが映っていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 48mm ISO400 ) 露出補正 なし
鏡に映るモザイク;クリックすると大きな写真になります
116.ユスティニアヌス1世が聖母子にアヤソフィアを献上するモザイク
振り返るとそのモザイクがくぐり抜けてきた通路の上にあった。前の鏡がないと気がつかないで外に出てしまう。なるほどと感心。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO2200 ) 露出補正 なし
ユスティニアヌス1世が聖母子にアヤソフィアを献上するモザイク;クリックすると大きな写真になります
117.似顔絵描き
アヤソフィアを出てブルーモスクへ徒歩移動する。途中で似顔絵描きに書いてもらっている女性がいた。時間は午後4時を過ぎた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 44mm ISO400 ) 露出補正 なし
似顔絵描き;クリックすると大きな写真になります
118.夕陽を浴びるアヤソフィア
ここはアヤソフィアとブルーモスクの間にあるスルタンアフメット公園である。観光客で溢れている。振り返るとアヤソフィアが夕陽を浴びて美しかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 52mm ISO400 ) 露出補正 なし
夕陽を浴びるアヤソフィア;クリックすると大きな写真になります
119.ブルーモスク
ブルーモスクは逆光だ。イスタンブールを代表する巨大モスクであるブルーモスクの正式名称はスルタンアフメット・ジャミイという。モスクの内部を彩る青いイズニック・タイルの美しさで知られ、ブルーモスクの愛称で呼ばれているそうだ。アフメット1世が1609年に建造を命じ、7年の歳月を経て完成した。モスクを建造するスルタンにとってミナレットの本数や高さは権力の象徴である。ミナレットの本数は最大級のモスクでも4基であるという。6基あるのは例外的で他にはメッカの総モスクしかなかった。しかし、メッカと張り合うようなことは避けたいと思ったのか、アフメット1世はメッカの総モスクにミナレットを1基献上した。そのため、メッカの総モスクは現在、ミナレットは7基あるそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
ブルーモスク;クリックすると大きな写真になります
120.ブルーの大ドーム
中央にある大ドームの高さは43mでその直径は24mとのこと。そしてこの大ドームは4つの半円ドームで囲まれ、美しく調和している。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/60秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
ブルーの大ドーム;クリックすると大きな写真になります
121.礼拝堂
礼拝堂内部の広さは53mX51m。大きい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO1400 ) 露出補正 なし
礼拝堂;クリックすると大きな写真になります
122.メッカに向かい礼拝
礼拝はメッカの方向に向かって行われる。女性はこのフロアで礼拝することは出来ないという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/60秒 60mm ISO3200 ) 露出補正 なし
メッカに向かい礼;クリックすると大きな写真になります
123.スルタンアフメット公園
ブルーモスクの見学を終え、外に出た。スルタンアフメット公園にはまだ人が多い。パン売り、焼き栗売り、焼きトウモロコシ売りに人が集まる。4時45分、小腹が減る時間なのか。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 29mm ISO2200 ) 露出補正 なし
スルタンアフメット公園;クリックすると大きな写真になります
124.ホテルへ
今日の観光は終了した。バスはホテルへ向かう。我々の泊まるホテルは、空港の方に戻ったアタキョイというところにある。今夜の夕食は、ベリーダンスのディナーショウということで、8時にホテルロビーに集合して、そのレストランへバスで行くという。それまで時間があるので、ホテルの傍にあるショッピングセンターとスーパーマーケットへ行ってみることにした。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 200mm ISO2800 ) 露出補正 なし
ホテルへ;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。

2010年12月11日

トルコ旅行 その11 いよいよイスタンブール 最初にトプカプ宮殿


 我々の乗ったトルコ航空国内線は11時にイスタンブール空港にスムースに着陸した。今日の午後はトプカプ宮殿、アヤソフィア、ブルーモスクの見学をする。
 バスは空港からマルマラ海沿いに走る。魚市場を過ぎてしばらく行ったところに昼食をするレストランがあった。
 昼食後はトプカプ宮殿、アヤソフィア、ブルーモスクがあるスルタンアフメット地区へ。いよいよ楽しみにしていたイスタンブール観光が始まる。

98.イスタンブール空港
空港は混雑している。他のツアーの人たちも同じ便で到着し、迎えのバスに荷物を積み込んでいるが、我々を迎えにきたバスはなかなか来ない。聞くところによると少し早く来てしまい、停めるところがなくてぐるっと回ってくるとのこと。しかし、その道中も混んでいたようで到着が遅れたようだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/320秒 4.9mm ISOオート:125 )
イスタンブール空港;クリックすると大きな写真になります
99.マルマラ海沿いのケネディ通り
バスはマルマラ海沿いのケネディ通りを走る。海沿いの遊歩道があるようで、ジョギングをする人、釣りを楽しむ人が車窓を流れる。向こう側はいわゆるアジアサイドである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 52mm ISO400 ) 露出補正 なし
マルマラ海沿いのケネディ通り;クリックすると大きな写真になります
100.海沿いのレストラン
バスは海沿いの「SUR」というシーフードレストランに着いた。写真の右側は大きなガラス窓になっていてその先がテラス、そして道路があり、海になっている。明るい日差しが降り注ぐ。左側の壁は城壁をそのままにしているそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
海沿いのレストラン;クリックすると大きな写真になります
101.トプカプ宮殿 皇帝の門
トプカプ宮殿に着いた。1453年にコンスタンチノーブルを征服したオスマン帝国のメフメット2世は、当初、いまイスタンブール大学があるベヤズット地区に宮殿を建設した。しかし、1462年、岬の先に新しい宮殿の建設を命じ、1467年にトプカプ宮殿は完成したそうだ。これは1478年に建てられたかっての宮殿の正門である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F16 1/1000秒 36mm ISO400 ) 露出補正 なし
トプカプ宮殿 皇帝の門;クリックすると大きな写真になります
102.トプカプ宮殿側からアヤソフィアを望む
振り返るとアヤソフィアが見える。トプカプ宮殿見学の後、アヤソフィアを見学するが楽しみである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
トプカプ宮殿側からアヤソフィアを望む;クリックすると大きな写真になります
103.トプカプ宮殿 表敬の門
皇帝の門から進むと右手にチケット売り場があり、その先にこの表敬の門があった。トプカプ宮殿の中央門で、左右の尖がり屋根の塔が印象的である。この塔はスレイマン大帝が16世紀に増築したものだそうだ。この門を馬に乗ったまま通れたのはスルタン(イスラム世界における国王、皇帝)だけだったそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
トプカプ宮殿 表敬の門;クリックすると大きな写真になります
104.第二庭園
第一庭園は表敬の門の手前左側にあった。表敬の門を通って右側にあるのが第二庭園で、その向こうにヨーロッパ陶器と銀器の展示室がある。さらにその奥に宝物館があり、歴代スルタンにより集められた世界有数のコレクションを見ることができた。世界最大級の3個のエメラルドで飾られたトプカプの短刀は見事だった。残念ながら館内は撮影禁止。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 29mm ISO400 ) 露出補正 なし
第二庭園;クリックすると大きな写真になります
105.テラスからの眺め
宮殿の北の端は見晴らしの良い大理石のテラスになっていた。左側に見える海のさきはボスフォラス海峡で、かすかに第一ボスフォラス大橋が見えた。橋の左側はヨーロッパサイドの新市街で、右側がアジアサイドだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
テラスからの眺め;クリックすると大きな写真になります
106.トルコの小学生
トルコの小学生が見学に来ていた。引率の先生はちょっと恐そうだったが、子供たちはみんなとても可愛い。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/125秒 32mm ISO560 ) 露出補正 なし
トルコの小学生;クリックすると大きな写真になります
107.ムルト3世のサロン 廊下
ここのタイルは見事だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
ムルト3世のサロン 廊下;クリックすると大きな写真になります
108.ムルト3世のサロン 室内
それほど大きな部屋ではなかったがその美しさには息をのんだ。トプカプ宮殿で最も感動した建物だった。建築家スイナンによるドームのある部屋で、イズニック・タイルの装飾が素晴らしかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO2800 ) 露出補正 なし
ムルト3世のサロン 室内;クリックすると大きな写真になります
109.トプカプ宮殿 ハレム
時間がなかったのだろうかハレムの中は見学できなかった。ハレムは宮廷の女性たちの居住区であった。男性はスルタンと皇子、黒人宦官以外足を踏み入れることさえ禁じられたという。一夫多妻制だったオスマン帝国では、スルタンも4人の正妻をめとり、女官や、女奴隷など身の回りの世話をする女性たちもハレムに住まわせたという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
トプカプ宮殿 ハレム;クリックすると大きな写真になります
110.トプカプ宮殿の猫
見学を終え、表敬の門を出ると左側にミュージアム・ショップがあった。観光客が座っているベンチの後ろに猫がいた。さすが宮殿にいる野良猫で品が良く、器量もいい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/125秒 31mm ISO400 ) 露出補正 なし
トプカプ宮殿の猫;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。