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Studio YAMAKOで“九寨溝”が含まれるブログ記事

2014年2月10日

蝶 自選年間ベスト10 (2) 2006年


 2006年は6月に韓国、7月に中国四川省、そして10月にはフランス旅行をした。特に蝶の撮影を目的とした旅行ではなかったが、チャンスがあれば、撮影を試みた。
  国内では、神奈川のギフチョウを撮り始めて3年目。やっと、思うように撮れた思いがある。
 6月の 韓国旅行までは、ファイルをCDに保存したが、7月の中国四川省へ行った時のファイルからは、外付けHDDに保存している。

ギフチョウ;クリックすると大きな写真になります。 1.ギフチョウ  2006年4月3日 神奈川県津久井郡篠原
2004年からこの地にギフチョウを求めて行くようになった。ここのギフチョウは昭和57年12月28日に神奈川県指定天然記念物に指定され、保護されている。勿論採集してはならない。

Nikon D100 Tokina 100mm F2.8 macro
データ不詳
ファイルをCDに落として保存していたが、その段階で撮影データが失われてしまっていた。
ギフチョウ 2.ギフチョウ  2006年4月3日 神奈川県津久井郡篠原
オオイヌノフグリという和名に似付かわしくない可憐な早春の花に、ギフチョウが下りて吸蜜する。

Nikon D100 Tokina 100mm F2.8 macro 
データ不詳
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります。 3.ベニシジミ  2006年4月22日 横浜市舞岡公園
春に生まれてくるベニシジミの春型は、オレンジ色が鮮やかで、黒っぽくなる夏型より魅力的だ。春を感じさせてくれる蝶の一つだ。

Nikon D100 Tokina 100mm F2.8 macro
データ不詳
モンシロチョウ♀;クリックすると大きな写真になります。 4.モンシロチョウ♀  2006年4月22日 横浜市舞岡公園
ヒメオドリコソウの可憐な花で吸蜜する。春らしい暖かさを感じる。

Nikon D100 Tokina 100mm F2.8 macro
データ不詳
テングチョウ;クリックすると大きな写真になります。 5.テングチョウ  2006年6月12日 韓国
2006年6月に5泊6日で韓国旅行をした。ソウルから慶州へ車で移動したが、途中、高速道路のサービスエリアにテングチョウが飛んでいた。ホソオチョウも見かけたが撮ることは出来なかった。

Canon PowerShot A620 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 7.1 Mega Pixels
データ不詳
ミヤマシロチョウの仲間;クリックすると大きな写真になります。 6.ミヤマシロチョウの仲間  2006年7月14日 中国四川省 黄龍
7月13日~22日には、中国四川省の 黄龍九寨溝四姑娘山 を旅した。ある旅行会社のツアーに参加したのだが、チベット族の人々が住まう秘境だった。海抜は3,000m~4,000mを超える高地である。蝶も多く見かけることが出来た。この旅行のために NIKKOR 18-200m を購入した。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/400秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ゼフィルスの仲間?;クリックすると大きな写真になります。 7.ゼフィルスの仲間? 2006年7月14日 中国四川省 巴朗峠
2008年の5月12日に中国四川省で発生したマグニチュード7.8の大地震で大きな被害が出たパンダ研究所のある臥龍から、四姑娘山の麓、日隆へは 巴朗峠という4,000mもある峠を抜ける。巴朗峠には、高山植物の花が咲いていた。これは見たこともない蝶だった。帰ってきていろいろと調べてみたが、同定できる資料は見つけられなかった。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
シジミタテハの一種;クリックすると大きな写真になります。 8. シジミタテハの一種  2006年7月20日 中国四川省 四姑娘山 長平溝
個体数が多かったが、このチョウも名前が分からなかった。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F8 1/500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヨーロッパアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 9.ヨーロッパアカタテハ 2006年10月7日 フランス パリ エッフェル塔の近くにあるシャンマルス公園
秋には10月5日~14日まで、娘たち夫婦とパリから南フランスを巡る旅をした。パリでエッフェル塔を見に行った時、公園の白い花に羽化したての初々しいヨーロッパアカタテハがいた。日本にいるアカタテハと違い、前翅の赤い紋がまっすぐになっているので区別ができる。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
Cacyreus marshalli (アフリカからの帰化蝶);クリックすると大きな写真になります。 10.Cacyreus marshalli (アフリカからの帰化蝶) 2006年10月12日 フランス コート・ダジュール
パリからTGVに乗って地中海へ抜け、コートダジュールを巡り、St.Jean.Cap.Ferrat というところに泊まった。地味な蝶だったが、ホテルの植え込みの花に飛んできていた。モナコの市街地でも見かけた。

Canon PowerShot A620 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 7.3mm ISOオート


2009年8月15日

蝶の写真集



 蝶の写真撮影を楽しんでいらっしゃる殆んどのかたがそうであるように、私も少年のころは捕虫網を持って野山を駆けた。小学校の林間学校で行った奥日光湯本でオオイチモンジを捕ったことや、中学のときに卓球の合宿で行った八ケ岳山麓の海の口牧場で、今は絶滅危惧種となったオオウラギンヒョウモンを捕ったことなどを思い出す。それからしばらくは、卓球に夢中になり、就職してからは仕事に一生懸命で、蝶のことは頭から消えていた。

 1990年ごろだろうか、オートフォーカスの一眼レフが普及し始め、私も Canon EOS 650 を手に入れた。それが蝶の写真を撮り始めるきっかけになった。ファインダーのなかに見る蝶の美しさに魅せられた。やがて、デジタルの時代になり、さらに手軽に蝶の写真を楽しめるようになった。といっても、私は写真は素人である。素人の割にはああだこうだと言って、写真そのものにも興味を持つようになった。旅行と蝶と写真は、私にとって今一番の楽しみだ。

 インターネットでは多くの方々が、蝶の写真のホームページやブログを立ち上げていらっしゃる。皆さん素晴らしく上手い。私などとても足元には及ばない。しかし、http://n-shuhei.net/atelier/のオーナーに勧められて、撮りためた蝶の写真をまとめることにした。

このページには、2006年4月からブログ: Studio YAMAKO に掲載してきた蝶の写真、および、それ以前に撮りためた写真、また、ブログには載せていない写真を含め、科別に分類し、アイウエオ順・種別にリストしている。科名をクリックするとその科の蝶を種別に分類したページにリンクする。また、種名をクリックするとその種が属する科別ページでその種のサムネイルが先頭に表示される。そのサムネイルをクリックすると写真が大きく表示される。ブログに載せた写真は、キャプションにある地名を右クリックし新しいタブで開くと、関連投稿にリンクし、写真データ・撮影日時など更に詳しい情報が得られる。
蝶の写真:科別リスト
アゲハチョウ科シロチョウ科ジャノメチョウ科シジミチョウ科
Revised on Aug. 20th, 2009
アオスジアゲハ 1
アオスジアゲハ 2
アオスジアゲハ 3
アオスジアゲハ 4
アオスジアゲハ 5
アゲハチョウ
ウスバシロチョウ 1
ウスバシロチョウ 2
ウスバシロチョウ 3
ウスバシロチョウ 4
オナガアゲハ
カラスアゲハ 1
カラスアゲハ 2
キアゲハ
キアゲハ ♀
ギフチョウ 1
ギフチョウ 2(連写)
ギフチョウ 3
ギフチョウ 4
ギフチョウ 5
ギフチョウ 6
ギフチョウ 7
ギフチョウ 8
ギフチョウ 9
ギフチョウ 10
ギフチョウ 11
ギフチョウ 裏面
クロアゲハ
クロアゲハ♀
ジャコウアゲハ
ジャコウアゲハ♀
ジャコウアゲハ 幼虫
ナガサキアゲハ ♀
ヒメウスバシロチョウ
ミヤマカラスアゲハ
モンキアゲハ
エゾシロチョウ
オオモンシロチョウ
キチョウ 1
キチョウ 2
スジグロシロチョウ
ツマキチョウ
ツマキチョウ♂
ミヤマシロチョウ 1
ミヤマシロチョウ 2
ミヤマシロチョウ♂
ミヤマシロチョウ(裏)
モンキチョウ
モンキチョウ♀ 1
モンキチョウ♀ 2
モンキチョウ 産卵
モンシロチョウ
クロコノマチョウ
クロヒカゲ 1
クロヒカゲ 2
コジャノメ
サトキマダラヒカゲ
ジャノメチョウ
ヒメウラナミジャノメ 1
ヒメウラナミジャノメ 2
ヒメキマダラヒカゲ 1
ヒメキマダラヒカゲ 2
ベニヒカゲ
ベニヒカゲ♂
ベニヒカゲ ♀
アカシジミ 1
アカシジミ 2
アカシジミ 3
ウラギンシジミ
ウラギンシジミ ♀ 1
ウラギンシジミ ♀ 2
ウラギンシジミ ♀ 3
ウラギンシジミ ♀ 4
ウラギンシジミ ♀ 5
ウラゴマダラシジミ 1
ウラゴマダラシジミ 2
ウラゴマダラシジミ 開翅
ウラナミアカシジミ
ウラナミシジミ
オオミドリシジミ 1
オオミドリシジミ 2
オオミドリシジミ 3
オオミドリシジミ ♀
オオミドリシジミ♂
コツバメ 1
コツバメ 2
コツバメ 3
ツバメシジミ 1
ツバメシジミ 2
ツバメシジミ♀ 1
ツバメシジミ♀ 2
ツバメシジミ♀ 3
トラフシジミ 春型
ヒメシジミ
ベニシジミ 1
ベニシジミ 2
ベニシジミ 3
ベニシジミ 4
ベニシジミ 5
ベニシジミ 6
ベニシジミ 7
ベニシジミ 夏型
ミドリシジミ ♂ 1
ミドリシジミ ♂ 2
ミドリシジミ ♂ 3
ミドリシジミ ♂ 4
ミドリシジミ ♀ A型
ミドリシジミ 開翅
ムラサキシジミ
ムラサキツバメ
タテハチョウ科セセリチョウ科マダラチョウ科海外の蝶
アカタテハ
アカボシゴマダラ 春型
アカボシゴマダラ 夏型
イチモンジチョウ 1
イチモンジチョウ 2
イチモンジチョウ 3
ウスイロヒョウモンモドキ
ウスイロヒョウモンモドキ 翅表
ウスイロヒョウモンモドキ(斑紋異常)
ウスイロヒョウモンモドキ 裏(斑紋異常)
ウラギンヒョウモン 1
ウラギンヒョウモン 2
オオイチモンジ
オオウラギンスジヒョウモン
キタテハ秋型 1
キタテハ秋型 2
キタテハ秋型 3
キタテハ秋型 4
クモガタヒョウモン
コヒオドシ
コミスジ 1
コミスジ 2
コミスジ 3
コミスジ 4
ツマグロヒョウモン 1
ツマグロヒョウモン 2
ツマグロヒョウモン 3
ツマグロヒョウモン 4
ツマグロヒョウモン 5
ツマグロヒョウモン 6
ツマグロヒョウモン 7
ツマグロヒョウモン 8
ツマグロヒョウモン 9
ツマグロヒョウモン 10
ツマグロヒョウモン ♂:裏面
ツマグロヒョウモン♀ 1
ツマグロヒョウモン♀ 2
ヒオドシチョウ
ヒメアカタテハ 1
ヒメアカタテハ 2
ヒメアカタテハ 3
ヒメアカタテハ 4
ヒメアカタテハ 5
ヒメアカタテハ 裏翅
ホソバヒョウモン
ミスジチョウ
ミドリヒョウモン 1
ミドリヒョウモン 2
ミドリヒョウモン 3
メスグロヒョウモン♀
ルリタテハ
キマダラセセリ
コチャバネセセリ 1
コチャバネセセリ 2
ダイミョウセセリ
ヒメキマダラセセリ 1
ヒメキマダラセセリ 2
ミヤマセセリ
アサギマダラ 1
アサギマダラ 2
アサギマダラ 3
アサギマダラ 4
アサギマダラ 5
上海
 キタテハ
グアム
 クロマダラソテツシジミ
 クロマダラソテツシジミ開翅
 シロオビアゲハ 1
 シロオビアゲハ 2
 シロオビアゲハ 3
 ウラナミシジミ
 マルバネルリマダラ
モンテネグロ
 キアゲハ
四姑娘山
 Polycaena princeps 1
 Polycaena princeps 2
 タイワンモンシロチョウ
 ギンボシヒョウモン?
 シロマダラウラジャノメ
 ヒメアカタテハ
 ギンボシヒョウモンの仲間
 タカネヒョウモンの仲間?
 ゼフィルスの一種?
 フィールドベニモンキチョウ1
 フィールドベニモンキチョウ2
 シルビアシジミかゴマシジミの仲間
 カバイロシジミ
九寨溝
 ミスジチョウの仲間
 チュウゴクコムラサキ
 ヒメシジミの仲間の♀
 モンシロチョウ
 フィールドベニモンキチョウ
 ミヤマシロチョウの仲間1
 ミヤマシロチョウの仲間2
アルブバッハ
 ヨーロッパキアゲハ
 スジグロシロチョウの仲間ゼーフェルド
 クモマベニヒカゲの仲間1
 クモマベニヒカゲの仲間2
 マエラチャイロジャノメ
 コヒョウモンモドキの仲間
 シジミチョウ?
 小型のヒョウモンチョウ1
 小型のヒョウモンチョウ2
 ジャノメチョウの一種
オーストリア
 シジミチョウの一種
パリ
 アカタテハ

2008年9月 8日

クロアチア・スロベニア・モンテネグロを巡る旅(13) プリトヴィッチェ湖群国立公園

 プリトヴィッチェ湖群国立公園は今回のツアーの目的のひとつである。広大な森林に囲まれた大小16の湖と92箇所の滝が織り成す景観が美しいことを期待した。数千年もの年月をかけて自然が作り上げた幻想的な景観はまさに芸術であると言われる。世界自然遺産に登録されている。午前中約3時間の散策である。

クリックすると大きな写真になります 1.写真①
朝7時、朝食の前に散歩をして入り口まで来て見た。晴天を期待していたがどうやら無理のようだ。気温も低く、蝶も飛びそうにない。

Canon IXY900IS 
プログラムオートで撮影  ( F2.8 1/15秒 )
クリックすると大きな写真になります 2.写真②
朝食後、午前8時半、プリトヴィッチェ湖群巡りをはじめた。入り口を入って少し行ったところで、大滝を望む雄大な景色を見ることが出来た。晴れていればと残念がるが仕方がない。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 26mm )
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/200秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 3.写真③
湖の水の色が美しい。裏磐梯の五色沼のようである。木道を渡って、反対側に回る。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 40mm )
プログラムオートで撮影  ( F5.6 1/120秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 4.写真④
湖には魚がたくさんいる。鯉の仲間と、鱒の仲間という。カメラのプログラムオートがよく働いている。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( mm )
プログラムオートで撮影  ( F4.2 1/60秒 ASA1600 )
クリックすると大きな写真になります 5.写真⑤
歩き始めて2時間。一番大きな湖であるコジャック湖を電気遊覧船で渡る。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 70mm )
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/200秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 6.写真⑥
たくさんの滝がある。天気が良くて、この花に蝶でもとまってくれれば、と思うのだが。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 40mm )
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/160秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 7.写真⑦
標高650mにある一番上の湖から標高差150mに間に、大小16の湖と92の滝がある。上の湖から、下の湖へ、染み出すように流れる滝もある。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 17mm )
プログラムオートで撮影  ( F5.6 1/125秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 8.写真⑧
12時少し前に、約3時間の散策を終え、エコバス乗り場へたどり着いた。エコバスは電気自動車でベンツのマークが付いていた。 めぐり終わっての感想は、一昨年訪れた中国四川省九寨溝のミニ版だなということ。九寨溝はスケールが大きい。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 17mm )
プログラムオートで撮影  ( F4 1/125秒 ASA400 )


2008年3月24日

中国四川省の蝶-2)九寨溝

 黄龍を見た翌日、翌々日と、2日間かけて九寨溝をめぐった。15日は、朝、九寨溝の二つの谷のうち、入り口から見て左側になる則査窪溝を進み、一番奥の長海まで行き、谷の分かれるところまで戻ってきて昼食をとった。大規模な食堂と、みやげ物店が出来ている。午後は九寨溝が二つの谷に分かれる手前の樹正溝の樹正瀑布や、樹正群海を歩きながら眺め、16日は反対側の日則溝の美しい湖である五花海や珍珠灘瀑布などを見た。

クリックすると大きな写真になります1.今日は九寨溝のY字の左側のルート、その一番奥にある長海 海抜3,102m まで、いわゆるエコバスで行った。湖畔は凄い人である。民族衣装を着せて写真を撮らせる商売が大繁盛している。その人並みが入らないように人々の頭越しに撮ったのがこの写真で、ちょっとカナダのレークルイーズに似ている。
Nikon D100  NIKKOR VR 18mm-200mm
プログラムオートで撮影
クリックすると大きな写真になります2. 昼食後、犀牛海という湖へ行ったが、岸へ下りる途中で、ミスジチョウの仲間が飛んできて止まった。どうやら蜘蛛の糸にかかり、捕食されたようである。

Nikon D100  NIKKOR VR 18mm-200mm
プログラムオートで撮影
クリックすると大きな写真になります3.樹正溝を戻り、樹正瀑布というところで、摩尼車(マニグルマ)をまわす水車がある小屋の板戸にチュウゴクコムラサキが止まっていた。暗いので少し手振れしている。
Nikon D100  NIKKOR VR 18mm-200mm
プログラムオートで撮影
クリックすると大きな写真になります4.7月16日、五花海はとてもきれいな湖だった。まさしくエメラルドグリーン。


Canon A620
プログラムオートで撮影
クリックすると大きな写真になります5.ここでも民族衣装を貸し出す商売がにぎやかだったが、その衣装を掛けておく竿にキイロミスジがやってきて止まってくれた。手にしていたコンデジで撮った。

Canon A620
プログラムオートで撮影
クリックすると大きな写真になります6.これはヒメシジミの仲間の♀である。ちょっと翅が傷んでいるのが残念である。

Nikon D100  NIKKOR VR 18mm-200mm
プログラムオートで撮影
クリックすると大きな写真になります7.日則溝の一番奥の原始森林と名がついているところ。標高は3,000mくらいだが、なんと菜の花にモンシロチョウという取り合わせに出会った。日本では里山風景の代表のようなものだが。

Nikon D100  NIKKOR VR 18mm-200mm
プログラムオートで撮影
クリックすると大きな写真になります8.珍珠灘瀑布にいたフィールドベニモンキチョウ。日本の高山蝶であるミヤマモンキチョウに似ているが、その名のとおり翅表はオレンジ色に近い。

Nikon D100  NIKKOR VR 18mm-200mm
プログラムオートで撮影
クリックすると大きな写真になります9.九寨溝にはいくつかの滝があるが、そのうちのひとつである珍珠灘瀑布。滝から流れ落ちる水が手前の方に集まり、激しい流れになっていた。

Nikon D100  NIKKOR VR 18mm-200mm
プログラムオートで撮影

2008年3月17日

中国四川省の蝶 1)黄龍

2年前になるが、2006年7月13日から22日まで、中国四川省の大自然を満喫するツアーに参加した。世界遺産の黄龍、九寨溝、そして四姑娘山の山麓をめぐった。高山植物の花も美しく、蝶は日本では見たことのない種がほとんど。帰国後、名前を調べては見たがよくわからない。標高が3,000m~4,000mのところがほとんどで、高山蝶というべき蝶達であった。

クリックすると大きな写真になります1.最初に訪れたのは、黄龍。最近ケーブルカーが出来て上までいけるようになったようだが、私が行ったときは入り口から、2時間ほど登るコースだった。空気も薄い。その途中に、いくつか美しいところがあり、行き着いたところは標高3,560mの五彩池。石灰岩の層が棚田のように連なり、そこに水がたまって作られた池が陽の光によって色を変える。
Nikon D100  NIKKOR 18mm-200mm
プログラムオートで撮影 以下同じなので省略する
クリックすると大きな写真になります2.同じく黄龍五彩池。中国人観光客が多い。女性はことごとく日傘を差していて、狭い木道をすれ違うときに邪魔になる。
クリックすると大きな写真になります3.気温が低く蝶の姿は少ない。標高3,000mくらいのところで白い蝶を見つけた。日本では高山蝶に入るミヤマシロチョウの仲間のようだ。雌に雄が求愛しているが、雌は尾を上げて交尾拒否している。カメラは Nikon の D100 とコンパクトデジカメを持参したが、蝶の写真は D100 で撮った。レンズはこの旅行のために購入した NIKKOR 18mm-200mm VR 1本だけしか持って行かなかった。
クリックすると大きな写真になります4.上と同じ蝶のようだ。陽ざしの当たるところで翅を開いてくれた。
クリックすると大きな写真になります5.これはアツモリソウ。唇弁は袋状で大きく,これを平敦盛が背負ったほろ(母衣)に見立ててこの和名がつけられた。今回はこの一輪しか見ることが出来なかった。