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Studio YAMAKOで“湘南モノレール”が含まれるブログ記事

2016年8月 1日

世界鉄道博 2016 7月22日

7月16日から9月11日まで、パシフィコ横浜で読売新聞社、BS日テレ主催の「世界鉄道博 2016」が開催されていることを知った。子供たちが夏休みに入ってしまうと混むだろうと思い、7月22日に行ってみた。ネットで検索してみると、レイアウトの規模も大きく、原鉄道模型の未公開の車両も出されているという。
 1500円の入場料をお支払いする。入り口の係りの方に「写真を撮っていいですか」と聞いたところ、「OKです」とのこと。
​  左手のエントランス部の世界の鉄道写真ギャラリーはお馴染の櫻井 寛さんの作品​という。左回りに見て歩くが、その左側にZONE-1として、まっすぐに50mにも及ぶ「世界の鉄道模型コレクション」の陳列ケースが並んでいて、、37のケースに約1000両の模型が展示されていた。イギリス、ドイツ、フランす、スイス、イタリア、ベルギーなどのヨーロッパ各国、そして、アメリカ、 日本、オーストラリア、中国の鉄道車両模型が、各ケースにそれぞれ、おおよそ30両ずつ並べられている。原信太郎さんの6000輌にものぼるコレクションの中から、今回はこれまで未公開のHOスケール1150輌が展示されているという。これだけで見に来た甲斐があったと思う。
​  ZONE-2はZONE-1の右側をヨーロッパ、アメリカ、日本の3つのジオラマに分けた「世界の鉄道物語」というエリアがあった。それぞれのレイアウトをOゲージの鉄道模型が走る。
 ZONE-3は「シャングリ・ラ鉄道」の巨大レイアウトだった。実に線路延長650mにもおよぶこのシャングリ・ラ鉄道は、エンドレスを含む28の壮大なレイアウトで、レイアウト上の車輌数はなんと560輌(うち外国型160輌)だそうだ。実際に260輌もの車輌が同時に走るさまは鉄道模型ファンにとってまさに理想郷(シャングリ・ラ)といえるだろう。
  この日はG7Xを携えていった。会場は人工光線だけだが、レンズが明るいのでノーフラッシュで、プログラムオートで「シャッター速度速め」に設定しておいたら、1/500、1/1000でシャッターが切れた。しかし、ISOも6400を上限に上がっていくので画像は少々粗くなってしまった。「シャッター速度普通」で試しておけばよかった。

1.世界鉄道博 2016 エントランス
10時半、それほど入場客は多くない。子供たちが多いと思っていたが、まだ小学校は夏休みが始まっていないのか、母親に連れてこられた未就学児童がほとんどだった。​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.5 1/1000秒 16mm ISO6400) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.プロローグ
蒸気機関車、電気機関車、電車の鉄道写真に迎えられて中に入る。世界地図で描かれた路線図もあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1/1000秒 9mm ISO3200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.ZONE-2 世界の鉄道物語 ヨーロッパ
ZONE-1のHOゲージ、約1000両の車両模型は後で見ることにして、まず世界の鉄道物語のレイアウトを見ていく。最初はヨーロッパだ。入り口には「イギリスの鉄道のはじまり物語」として、1800年代初期の蒸気機関車の模型が展示されていた。これは実用蒸気機関車の始まりであるロケット号(1829年)だ。 ​​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2 1/1000秒 11mm ISO5000) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.20世紀の英国の鉄道
レイアウトの手前には、何枚かのパネルがあって興味ある解説がなされている。何といってもイギリスは鉄道発祥の国。しかし、20世紀に入るとドイツやスイスでは電化が進んだが、廉価で良質な石炭が採れ、切通しや橋梁技術など建築土木技術が進展した英国では電化の必要を感じなかったという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1​.8​​​ 1/1000秒 9​​​​mm ISO​3​​200​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.オーストリア、ハンガリー
19世紀にはプロイセン他小国に分かれていたドイツに比べハプスブルグ帝国のオーストリアは欧州屈指の大国だった。ハンガリーは1867年にオーストリアに併合され、オーストリア・ハンガリー帝国となっていた。オーストリアの鉄道では、1998年にユネスコより鉄道施設として最初の世界遺産に指定されたアルプス山脈のゼメリング峠を多数の長いトンネルと、大規模な橋で超えるゼメリング鉄道が有名である。右下の写真は、ヨーロッパ最初のブダペストの地下鉄である。 ​​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1​.8​​​ 1/1000秒 9​​​​mm ISO​4000​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.ヨーロッパの鉄道 0ゲージレイアウト
ヨーロッパの鉄道の0ゲージレイアウトでは、3本の列車が走行していた。一番外側をTGVが高速で周回する。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/500秒 22​​​​mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.待機するTEEの模型​​
1957年に登場し国際列車トランスヨーロッパエクスプレス(TEE)に使用され​​​た当時​​​​​​の西ドイツ製​​​​ ​DB VT11.5 (BR601) TEE ディーゼルカーが、オリエント急行で有名なプルマンの客車と並んで待機している。​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/320秒 37​​​​mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.有名な鉄道車両たちの写真
レイアウトのわきの「Shangri-la Railway since1937」というエンブレムの入ったパネルには、ヨーロッパの鉄道の有名な車両の写真が66枚展示されていた。これから見て歩くアメリカの鉄道、日本の鉄道のわきにもそれぞれ66枚の写真が掲示されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1​.8​​​ 1/1​000​​​秒 9​​​​​​​​mm ISO​2000​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9​.ヨーロッパの鉄道の機関車たち
レイアウトのわきには、有名な蒸気機関車、電気機関車、電車の模型が整列している。

​Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/320秒 37​​​​​​​​mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.アメリカの鉄道
ZONE-2、2番目のアメリカの鉄道のレイアウトに移動する。入り口にある「アメリカの鉄道の始まり物語」にある展示ケースには1830年アメリカ最初の蒸気機関車「トム・サム号」と、この写真の1932年のアメリカ最初の実用蒸気機関車「グラス・ホッパー号」が展示されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1/1000秒 9​​​​​​​​mm ISO​4000​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.アメリカの鉄道模型編成と子供たち
お母さんに伴われた幼い子供たちがアメリカの鉄道模型編成を熱心に見ている。夏休みに入ると小学生たちが大勢見に来ることだろう。子供たちにとって鉄道模型は憧れである。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/400秒 37​​​​​​​​mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.アムトラック
アメリカの鉄道のレイアウトには、アムトラックの車両があった。アムトラック(Amtrak)は、アメリカ合衆国で1971年に発足した、全米をネットワークする鉄道旅客輸送を運営する公共企業体とのこと。アムトラックの名称は、"America"と"Track"(線路、軌道などの意)の二つの語から合成されたものだそうだ。この電気機関車はAEM-7形といい、1978年から1988年にかけてアメリカ合衆国のアムトラックと通勤鉄道に投入された両運転台、車軸配置B-Bの電気機関車である。主要部品の大半はスウェーデンのASEA (現ABB) が製造しており、最終組立はアメリカのGM-EMDで行われたという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/400秒 24​​​​​​​​mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.日本の鉄道
アメリカの鉄道の次には日本の鉄道のレイアウトがあった。「日本の鉄道の始まり物語」には江戸時代の1853年、日本人が初めて作った鍋島藩の蒸気機関車の模型がった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1/1000秒 9mm ISO​5000​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.京成1600 開運号
レイアウトには珍しい車両の模型があった。京成電鉄の1600形電車は1953年(昭和28年)に特急開運号の専用車両として作られた車両だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.5 1/500秒 17mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.旧国鉄の蒸気機関車たち
流線型のC55を中心に旧国鉄の蒸気機関車のOゲージ模型も並べられている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 200秒 37mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.シャングリ・ラ鉄道
ZONE-3はシャングリ・ら鉄道の巨大なHOゲージレイアウトだ。原信太郎氏(1919-2014)が1937年に自宅で創設した鉄道模型の理想郷「シャングリ・ラ鉄道」に由来しており、「鉄道は世界をつなぐ 」の理念の下、国内外の車両の鉄道模型が縦横無尽に走行する。「サンライズ・エクスプレス」のHOゲージ編成が走行中だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1000秒 9mm ISO​3200​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.シャングリ・ラ鉄道 メンテナンス
シャングリ・ラ鉄道のレイアウトは広大であるが、ジオラマにはなっていない。その敷き詰められた線路のわきで走行する列車のメンテナンスをされているご高齢の方がおられた。鉄道模型がお好きな方なのだろうなと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.5 1000秒 15mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.シャングリ・ラ鉄道の車両
シャングリ・ラ鉄道では560輌(うち外国型160輌)のHOゲージ車両模型が投入されている。実際に260輌もの車輌を同時に走らせることがあるようだが、鉄道模型ファンにとってはワクワクすることだと思う。手前にあるのはS-BAHNの車両。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 400秒 37mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.横浜および横浜近郊の鉄道会社
シャングリ・ラ鉄道のわきの壁面にはJR東日本や大手私鉄の京浜急行をはじめ、湘南モノレールなどの横浜および横浜近郊の鉄道会社のブースが設けられていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1000秒 9mm ISO​3200​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.鉄道ワンダー・ランド
シャングリ・ラ鉄道の広大なレイアウトの向こうにあるのはZONE-4の鉄道ワンダー・ランドだ。子供たちが楽しめるようになっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 320秒 37mm ISO​6400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
21.きかんしゃトーマス
きかんしゃトーマスは1984年からイギリスで放送が始まった1番ゲージの鉄道模型を使用して撮影される人形劇、現在はコンピュータを使用して制作されるCGアニメーションとして放送されている幼児向けテレビ番組である。日本ではフジテレビで1990年から2007年まで放映された。​​​​​​​​​ここにはトーマスを中心にジェームスとステップニーの3台の機関車があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1000秒 9mm ISO​2500​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.最後に見たZONE-1の1000両の鉄道模型
さて、ZONE-2からZONE-4まで見終わって、いったん最初の「世界の鉄道プロローグ」まで戻ってきた。最後にZONE-1の「世界の鉄道模型コレクション」を見ることにする。会場の左サイドにまっすぐに陳列ケースが連なる。一つ一つの車両の説明はない。イギリスから始まって中国まで約1000両のHOゲージの鉄道模型が並べられていた。これはイタリアのケース。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2 1000秒 11mm ISO​400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.イタリアの鉄道模型
これはディーゼル機関車だろうか。とてもユニークな形をしている。D341形か。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1000秒 9mm ISO​500​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.アメリカの蒸気機関車
この模型はニューヨーク・セントラル鉄道の5405蒸気機関車。日本のC62と同じ形式のハドソン型蒸気機関車である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1000秒 9mm ISO​800​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.中国の電気機関車
「世界の鉄道模型コレクション」の最後の1台がこの模型だった。中国の鉄道模型はこの1台しかなかった。形式番号6Y209が読み取れる。Wikipediaによれば、この6Y2型はフランスのアルストムが製造した、中国の輸入電機で初の大型電気機関車である。1961年、中国で初の電化路線の宝鶏 - 鳳州間が完成、導入予定の中国初の国産電気機関車6Y1型が性能不足の為、1960年にフランスのアルストムから総計25両の本形式を輸入したとある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1000秒 9mm ISO​400​​​​​​​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2012年1月 9日

江の島 1月5日 1/2


 1月5日 しばらく行っていなかった江の島へ出かけた。江島神社への初詣と、海を見ながら磯料理で昼飯、そして富士山を眺めることが目的である。この日は良い天気だった。富士山は全く雲に隠れることはなかった。お陰で楽しみにしていた夕焼けの富士は、ちょっとメリハリがない写真になってしまった。
 かみさんの提案で、往きはJRで大船まで出て、そこから初体験の湘南モノレールに乗った。モノレールの江の島駅に着いたのは12時少し前で、それから日没近くまで楽しんできた。

1.湘南モノレール大船駅
湘南モノレールに初めて乗った。今まで眺めることはあったが、なんだか遊園地の乗り物のようで、実用的な乗り物という感じはしなかった。しかし、実際に乗ってみてその先入観を改めた。湘南モノレールは1970年(昭和45年)3月7日に大船駅 -西鎌倉駅間が開業し、その翌年7月1日に大船駅-湘南江の島駅間が開通して全線開通となった。全長6.6km、全線単線で8駅ある。所要時間は13分45秒であるが、7分間隔で運行されている。全線単線なので、隔駅で上りと下りが交換する。大船から江の島までの運賃は300円だった。湘南モノレール株式会社は三菱重工の連結子会社。この車両は1988年(昭和63年)3月に登場した500型という。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
湘南モノレール大船駅;クリックすると大きな写真になります
2.とんび
正しくはトビという(鳶、学名: Milvus migrans)は、タカ目タカ科に属する鳥類の一種だ。江の島弁天橋のたもとに来ると青空に多数のトビが舞っていた。時折、低いところまで滑空してくる。特に江ノ島では、トビの大群が見られ、観光客の弁当や肉まん、ハンバーガー等を狙われることが多いという。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
とんび;クリックすると大きな写真になります
3.弁天橋と江の島全景
江の島定番の写真である。時刻は12時10分。全くの快晴であった。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F13 1/640秒 40mm ISO400 ) 露出補正 なし
弁天橋と江の島全景;クリックすると大きな写真になります
4.弁天橋の途中から
弁天橋の舗道を歩いて江の島に渡る途中、右手に富士山が見える。海は相模湾で、対岸は所謂湘南海岸だ。左手に小さく茅ヶ崎の烏帽子岩が見える。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -1.0段
弁天橋の途中から;クリックすると大きな写真になります
5.青銅の鳥居
12時20分、江の島上陸。江島神社の参道へと進む。参道の入り口のある青銅の鳥居は、藤沢市指定文化財とのこと。文政4年(1821年)に再建されたものであるが、両方の柱には当時の多くの寄進者の名前が彫られている。江戸時代の信仰の広さが伝わる。額には江の島大明神と記されている。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 29mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
青銅の鳥居;クリックすると大きな写真になります
6.「岩本楼」
「岩本楼」は現在は旅館として営業されている。江戸時代までは岩本院と言われ、弁天社の本宮をあずかった一山の総別当ともいわれる由緒ある院だったとのこと。ちょっと長くなるが、江島神社のことを知る上で、Wikipediaに記されている概要を紹介する。江島神社は欽明天皇13年(552年)、神宣に基づき欽明天皇の勅命により、江の島の南側の洞窟に宮(岩屋)を建てたのに始まると伝える。その後、神仏習合により当社は金亀山与願寺と称する寺となった。そこには岩本坊・上ノ坊・下ノ坊の3つの別当があり、それぞれ岩屋本宮(現在の奥津宮)・上之宮(現在の中津宮)・下之宮(現在の辺津宮)を管理していた。その中で岩本坊は総別当とされ、江島寺とも称した。慶安2年(1649年)に京都・仁和寺の末寺となってからは、岩本坊のみ院号の使用が認められて岩本院と称するようになった。三坊は競って当社の縁起を説いて回り、参詣者を集めた。そのうちに利権争いが起こり、寛永17年(1640年)、岩本院は幕府からの朱印状を得て上ノ坊を吸収した。後に下ノ坊も支配するようになり、岩本院が全島の権益を握ることとなったという。その後、明治6年(1872年)、神仏分離によって仏式を廃して神社となり江島神社へ改称、県社に列せられた。同時に僧侶は全員僧籍を離れて神職となり、廃仏毀釈により多くの仏教施設や仏像などが破壊された。岩本院は参詣者の宿泊施設としても利用されていたことから、旅館となり「岩本楼」へ改称したとう。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/160秒 19mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
「岩本楼」;クリックすると大きな写真になります
7.江島神社 端心門
奥津宮・中津宮・辺津宮からなる江島神社の御神門。竜宮城を模して造られたといわれる。清々しい心で参拝してほしいと命名されたという。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F5.6 1/500秒 62mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
江島神社 端心門;クリックすると大きな写真になります
8.日本三大弁財天
琵琶を形取った板に「日本三代大弁財天 江島神社」と書かれているのが、気になった。江島神社は江戸時代までは弁財天を祀っており、江島弁天・江島明神と呼ばれたそうだ。現在の祭神(多紀理比賣命、市寸島比賣命、田寸津比賣命)は、先にふれたとおり、明治の神仏分離の際に改められたものとのこと。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/200秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
日本三大弁財天;クリックすると大きな写真になります
9.辺津宮
端心門を通って上に上がると辺津宮があった。江島神宮に祀られる宗像三女神(海の守護神)のうち、田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)が祀られる辺津宮は、かっての下之宮である。現在の社殿は昭和51年に改築されている。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/160秒 32mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
辺津宮;クリックすると大きな写真になります
10.奉安殿
辺津宮境内にある奉安殿には八臂弁財天と妙音弁財天が安置される。この江島弁財天は安芸の宮島、近江の竹生島と並んで日本三大弁財天とのこと。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F5 1/125秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
奉安殿;クリックすると大きな写真になります
11.八坂神社
同じく境内にある八坂神社は、京都の八坂神社と同様に、祇園精舎の守護神である牛頭(ゴズ)天王を祀る社だそうだ。江戸時代は天王社と称した。入母屋造の社殿は弘化元年(1844年)に再建され、さらに現在の社殿は、江島神社御鎮座1450年記念事業の一環として平成14年に改築されたと案内板にあった。この写真の鳥居を上がった左側にその小さな社がある。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/200秒 21mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
八坂神社;クリックすると大きな写真になります
12.ヨットハーバー 湘南港
八坂神社の鳥居をでたところから、ヨットハーバーが見下ろせた。江の島の東側に位置している湘南港は、1964年、東京オリンピックのヨット競技場として整備された。オリンピックでは参加国40カ国、参加選手281人、参加艇数109艇がフィン級からドラゴン級までの5種目を戦ったという。以来、湘南港は公共ヨットハーバーの草分けとして、数々のヨットレースが開催され、日本のヨット活動の普及に貢献してきているそうだ。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヨットハーバー 湘南港;クリックすると大きな写真になります
13.中津宮
植物園があり、展望タワーがある「江の島サムエル・コッキング苑」の方へ歩くと右手に中津宮が見えた。中津宮は市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)を祀る。仁寿3年(853年)創建。権現造の社殿は元禄2年(1689年)に改築された。そして昭和55年に改修。その後、平成8年9月に大改造され、元禄2年の権現造を再現したのが現在の社殿だそうだ。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F5 1/125秒 24mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
中津宮;クリックすると大きな写真になります
14.水琴窟
中津宮の境内の脇に水琴窟があった。左に見える立て札に、柄杓で水鉢から水をすくい、水鉢の手前にある円く置かれた玉石の中心部にその水を注ぐとあった。試してみたが、小さいがきれいな音が聞こえた。水琴の音に含まれる高周波が心身の浄化、運気向上と幸運を招いてくれるそうだ。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F3 1/125秒 21mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
水琴窟;クリックすると大きな写真になります
15.「サムエル・コッキング苑」
この辺りが江の島で一番高いところと思う。1880年(明治13年)に横浜在住のアイルランド人貿易商のサムエル・コッキングが金亀山与願寺(現在は神仏分離され江島神社)の敷地3800坪を買収し、菜園を設けたのが始まりであるここ「サムエル・コッキング苑」は、現在は国際交流をテーマに藤沢市の姉妹友好都市コーナーが設けられている庭園だそうだ。南洋植物園があり、四季折々の花が植えられているというが、この時期、花は少ない。展望台も含めて入場料は500円。中へは入らなかった。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 45mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
「サムエル・コッキング苑」;クリックすると大きな写真になります
16.御岩屋通り
江の島の南側にある岩屋への道である。ここからは下りだが、また、上ってこなくてはいけないと思うと辛い。正面に富士山が見えた。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 50mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
御岩屋通り;クリックすると大きな写真になります
17.御岩屋通りの商店
御岩屋通りには歴史を感じさせる商店が並ぶ。この「中村屋羊羹店」は明治35年(1902年)の創業で今年で110年にもなる。三代目の中村助次郎が、島の岩場一面に、付着する海苔に思いつき、東京のお菓子屋に、海苔の入った羊羹を製造してもらい、「弁天海苔やうかん」と名付けて、岩屋参道名勝「山二ツ」のところで販売を始めたのが起源だそうだ。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/160秒 45mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
御岩屋通りの商店;クリックすると大きな写真になります
18.奥津宮
旧本宮である。江島神社の起源である岩屋に一番近い。三人姉妹で一番上の女神である多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)を祀る。入母屋造の社殿は天保13年(1842年)に再建された。源頼朝が養和2年(1182年)に奉納した石鳥居があったという。写真の鳥居は昭和16年の台風で破損し、補修されたもの。手前に拝殿があり、奥に本殿がある。拝殿は昭和51年(1976年)に新築されたもので、社殿は平成23年に全面修復された。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/320秒 34mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
奥津宮;クリックすると大きな写真になります
19.八方睨みの亀
奥津宮の拝殿の天井に、江戸時代の画家、酒井抱一作の八方睨みの亀が描かれている。ただし、これは模写である。原画は潮風と年月で、金箔等はすべて剥がれ落ち、傷みが激しいので江島神社に保存されているという。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F4 1/125秒 45mm ISO1400 ) 露出補正 -0.3段
八方睨みの亀;クリックすると大きな写真になります