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2017年5月18日

多摩丘陵 長池公園 5月2日

今年のゴールデン・ウィークは、4月の29日(土)~5月7日(日)まで、9連休というが、そのうち5月1日、2日は一応平日であり、子供たちは学校へ行かなくてはならない。毎年、GWは人出が多く、車も混むので、出かけないようにしているが、5月2日にミツバウツギとアオバセセリの様子を見に、八王子市の長池公園へ行ってきた。 園内は子供たちは少なかったが、私たちのような年配のかたがたが、カメラを片手に、鳥、花、そして蝶の写真を撮りに来られている。最近はは一人で歩かれているご婦人も多い。
 まずは園内を一周する。武蔵嵐山の蝶の里でみたキンランも咲いていた。アオバセセリがやってくるミツバウツギの花は三分咲きといったところだろうか。この日の本命であるアオバセセリには、入園後1時間ほどして、やっと会うことができた。
 まず、園内の様子をご覧いただきたい。

1.ヤブデマリ 藪手毬
白い花の咲く樹に咲く花に、マクロレンズを付けたカメラを向けている方がいた。すわ、アオバセセリがいるのかと思い、近づいてみるが、チョウの姿はない。尋ねてみると、ミツバウツギと思っていたこの花は、ヤブデマリという花だそうで、毎年撮りに来ているのだと言われていた。ガクアジサイのような花だ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f6​​​​ 1/​250​秒 130mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.オオアマドコロ 大甘野老​​
Wikipediaによれば、人間との関りとして、茎や根茎には甘みがあり、山菜として食用にされる。根茎は特に晩秋が旬とされ、天ぷらにすると美味とされる。根茎を乾燥させたものは玉竹(ぎょくちく)または萎蕤(いずい)という生薬であり、滋養強壮に効果があるとされる。民間薬的なものであり、伝統的な漢方方剤ではあまり使われないし、日本薬局方にも収録されていない。また根茎を摺り潰して、打ち身の局部に塗ると記してあった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f6​​​​ 1/​250​秒 155mm ISO1250​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.エビネ 海老根
近くにサイハイランと記された札が立っていた。ネットで花の画像を検索してみると、サイハイランとは少し違うようだ。どうやらエビネのようだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f4.8​​​​ 1/​250​秒 56mm ISO1000​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.ジュウニヒトエ 十二単
名前の由来は、花穂に花が重なり合う様子を、平安時代の女官の衣装「十二単」にたとえたものであるという説が一般的だそうだ。ただ、この名がつけられたのは鎌倉時代に入ってからであるという説があるという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f​3​​​​​​​​.3​​​ 1/1​25​​​秒 ​4​​​​​mm ISO100)露出補正 ​-​​​​​​​​0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
5.田んぼ​​​
長池という池から、北東への林の中の道を登って、下ると、炭焼き小屋があり、田んぼがあった。オニタビラコの花が咲いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f3.5​​​ 1/640秒 ​5​​​​​mm ISO100)​​露出補正 ​-​​​​​​​​0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.オニタビラコ 鬼田平子
道端や庭に自生する雑草である。Wikipediaによると、オニタビラコ(鬼田平子)は、大柄なタビラコの意と考えられ、タビラコはコオニタビラコのことである。コオニタビラコは春の七草の「ほとけのざ」のことなので、混同されてオニタビラコも七草がゆに使われることがあるそうだ。間違いではあるが、食べられるようである。300mmで撮るが、風で揺れるのでピントが合わせにくい。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3​​​​ 1/​640​秒 300mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.ヘビイチゴ 蛇苺
和名の由来については、実が食用にならずヘビが食べるイチゴ、ヘビがいそうな所に生育する、イチゴを食べに来る小動物をヘビが狙うことからなどの諸説があるそうだ。毒があるという俗説があり、ドクイチゴとも呼ばれるが、無毒だそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f6.3​​​​ 1/​800秒 300mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.ミツバウツギ 三葉空木
この花はチョウの好きな花である。今の季節なら、アオバセセリや、クロアゲハ、カラスアゲハなどのアゲハ達が好んで訪れる。この日、ミツバウツギは三分咲きというところ。日当たりの良いところでは、咲いている花も多く、アオバセセリやカラスアゲハが、その白い花に飛来した。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f6.3​​​​ 1/​640秒 300mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.キンラン 金蘭 -1
4月28日に武蔵嵐山の蝶の里公園へ行ったとき、林床に咲くキンランを見た。ここでは、さらに数多く咲いていた。ギンランはなかった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6​​​​ 1/​250秒 102mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.キンラン 金蘭 -2​​
立ち姿が美しい。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3​ 1/250秒 300 ISO1000 ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.長池見附橋
長池公園の北東側には公園最下の池、姿池があり、その池に長池見附橋が掛けられている。かつて新宿区四谷にあった四谷見附橋を移設復元したものだそうだ。平成5年に完成している。大正時代に造られた四谷見附橋の再建にともない、1993年にこの地に移設され新たな役割を担うことになった。大正ロマンを感じさせるものとなっていると、パンフレットに記されていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f​4.5​ 1/​800​秒 ​12mm ISO100)​​露出補正 ​-​​​​​​​​0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.築池
長池公園の中央にある築池(つくいけ)は3つある池のうち、もっとも大きな池だ。静寂だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f​4.5​ 1/​640​秒 ​12mm ISO100)​​露出補正 ​-​​​​​​​​0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2012年5月20日

八王子市長池公園 5月7日


 連休明けの5月7日、多摩丘陵の西部、東京都八王子市の東南部に位置する 長池公園へ行って見ることにした。八王子市と多摩市、町田市とが接するところで、自宅から車で1時間少々のところにある。国道16号を右に入り、相模原の駅前から横浜線の向こう側に出て、米陸軍相模総合補給廠の脇を通って行く。やがて、長池公園の駐車場に辿り着いた。
 まず、インフォメーションセンターである長池公園自然館に寄る。わずかながら協力金を箱の中に入れ、公園内の地図をいただいて、さっそく、歩き始めた。蝶は多くはなかったが、アオバセセリに会えたのは大きな収穫だった。長池公園生き物図鑑というサイトによれば、80種くらいの蝶が生息しているようだ。隣接する連生寺公園にも寄ってみたが、ここでは全く収穫がなかった。次回、長池公園では地味にゴイシシジミなどを狙ってみたい。

築池;クリックすると大きな写真になります 1.築池
駐車場から長池公園自然館に寄り、地図をいただいた。地図を見ながら、北へ進むと二つの池があった。北側にあるのが姿池、手前にあるのが築池という。この写真は姿池と築池の間に立ち、振り返って築池を眺めたところ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 8.9mm ISO200 ) 露出補正 なし
長池;クリックすると大きな写真になります 2.長池
築池に沿って南に歩く。「つくいけの道」と名付けられた散策路を炭焼き小屋に出る。そこから良く手入れされた林の中を下りていくと、長池の端に出る。この写真はそこから長池を眺めたところだが、ここから先は特別保存ゾーンとなっていて、入ることができない。ミドリシジミの食樹であるハンノキの林もあるとのことだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ベニシジミ
長池の浄瑠璃姫の碑のあるところから観察路となっている「ながいけの道」を築池の方へ戻る。この道は陽当たりのよい、蝶のいそうな道だ。しかし、道端に咲くハルジオン(ヒメジオンかもしれない)の花にいるのは、春の蝶の定番ベニシジミとコチャバネセセリくらいだ。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/3200秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 4.アオバセセリ -1
咲き始めた道端のミツバウツギの花の周りをハチ達と一緒にアオバセセリが飛んでいた。少なくとも2頭はいる。ミツバウツギの花に止まり、飛び立ってはまた、花に止まる。ここでアオバセセリに会えるとは思っていなかった。写真を撮るには少し距離が離れている。白い花に露出が影響されるので、+補正した。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ASA400 ) 露出補正 +1.0段 トリミング
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 5.アオバセセリ -2
やや近くの花に止まってくれた。少し露出はオーバーになってしまった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 ASA640 ) 露出補正 +1.0段 トリミング
アオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります 6.アオスジアゲハ
アオスジアゲハもミツバウツギの花を訪れる。蝶も花もピカピカに新鮮である。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 なし トリミング
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 7.アオバセセリ -3
ミツバウツギの木は全部で6~7本あっただろうか。やはり蝶は日当たりの良い木を訪れる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ASA400 ) 露出補正 なし トリミング
コチャバネセセリ 開翅;クリックすると大きな写真になります 8.コチャバネセセリ 開翅
「ながいけの道」の道端には、ベニシジミとコチャバネセリが多かった。時折、コミスジが飛ぶ。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります 9.コチャバネセセリ コンパクトデジカメで撮影
前の写真と同じ個体、同じ場所で余裕があったので、G12に持ち替えて撮った。周囲の環境が解かる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ;クリックすると大きな写真になります 10.ツバメシジミ
ツバメシジミは地表すれすれの草花の中を飛ぶことが多く、止まっても上から押さえつけるように撮ることになってしまう。余裕があるとローアングルで背景を工夫できるのだが、敏捷に飛び立ってしまうことが多い。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ASA400 ) 露出補正 なし
連生寺公園 展望台;クリックすると大きな写真になります 11.連生寺公園 展望台
一旦、長池公園から離れ、姿池の長池見附橋から1km弱ほど北の方にある連生寺公園へ行って見た。公園は小高い山になっていて、鬱蒼とした林に散策路が造られている。メインであろうと思われる道のつきあたりに展望台があった。写真は京王相模原線の堀之内駅の方向と思う。蝶は全く見かけない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 18.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
連生寺公園 さえずり橋;クリックすると大きな写真になります 12.連生寺公園 さえずり橋
展望台から、今来た道を戻る途中を右下に下りて行くと、このさえずり橋という吊り橋があった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 13.アオバセセリ -4
連生寺公園から再び長池見附橋へ戻り、その近くにあったイタ飯屋さんで昼食にした。食後、駐車場へ戻るまえに、もう一度、さっきのミツバウツギのところへ行って見た。アオバセセリはまだいた。最後にちょっと気に行った写真が撮れたので、満足して帰路に付く。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ASA400 ) 露出補正 なし トリミング