Atelierで“MovableType”タグの付いているブログ記事

2018年12月30日

隠居のブログ備忘録:Movable Type のロゴを表示する

9月に、ブログ Movable Type のバージョンアップをしてから、ロゴ(マーク)が表示されないままになっていた。ロゴが表示されなくても、ブログの機能には全く影響ないのであるが、せっかく最新のバージョンになっているので、表示しておきたいと思っていた。
先日、このロゴマークのサーバ上のありかが分かったので、少し編集して文字で表示していた場所に置いてみることにした。
 Movable Type のロゴマークは、/n-XXXXXXX.net/public_html/cgi/mtXX/mt-static/images/logo のフォルダーにある。デザインの異なる5つのロゴがあるが、自分のサイトに一番適していると思われるロゴを選択して、Phoroshop でいじってみた。リンクボタンらしくするために、ロゴの周りに境界線をつけるなど新しい学習もした。何か行き詰まると、私が持っている知識だけでは限界があることも多いが、助けてくれる記事があるのは助かる。

2018年12月10日

隠居のPC備忘録:Xserver - Movable Type 7 での指定時投稿の方法

Movable Type をバージョンアップする前(MT4.0) にはできていたのに、7 にアップしてから指定日時投稿ができなくなった。普段あまりそのようなことをすることはないのだが、年賀状の記事投稿を元旦の早朝に上げるような時に使っていた。今年は 9月に Movable Type をバージョンアップしているので、一度試しておこうとテストしてみた。が、うまくいかない。
 MT の記事編集画面で公開日時を指定し、サーバー上で同時に(私は、MovableType の運用は、レンタル・サーバーの Xserver を使っている。)cron 設定で日時を指定することまでは覚えていた。cron を使う方法は変わっていないと思うのだが、以前は見よう見まねで、どこからかひらってきたコマンドでうまくいっていたのだ。こうなると基本的な知識がないから、原因がさっぱり検討がつかない。
 このようなページで、cronとは何かの学習から始めなければならなかったが、なんとか自力で公開日時投稿ができるようになったので、備忘録として記録しておきたい。歳とともに、記憶力は極端に減衰してきている。

【MT の記事編集画面で公開日時を指定する】
 編集画面の右カラムで、【公開】の「ステータス」で 日時指定 を選択する。その下の「公開する」で日付ボックスをクリックするとカレンダーが表示されるので、記事をアップしたい日付を選ぶ。その下の時刻表示では、時間(24時間):分(2桁):秒(2桁)で設定する。
【保存】ボタンをクリックして保存する。MT の記事編集画面でする作業はこれだけである。

【Xserver での cron 設定】

  • Xserverのサーバーパネルにログインする。
  • 【アカウント】のグループにある「⇒Cron設定」を選択する。
  • 【Cron設定】画面で、「CRON一覧」タブの、「予約投稿テスト」の「変更」ボタンをクリックする。
    一般的な解説ページでは、「CRON追加」タブを選択し、新たに、日時指定と実行するコマンドを入力するように説明されているが、一回限りの日時指定投稿では、すでに作成しているコマンドを利用する方が楽ちんである。
  • 出てきた画面で、下の表のルールで日時指定をする。例えば、1月1日午前1時ちょうどならば、分:0 時間:1 日:1 月:1 曜日:* という風に設定する。* は何曜日でも適応される。 

    cron-04.JPG

  • コマンド欄には、次のように入力する。
    cd /home/ユーザ名/ドメイン/public_html/cgi/mt77; ./tools/run-periodic-tasks
    「変更」の場合には、コマンドはすでに表示されているから、編集する必要はない。実は、つまづいたのはこの部分である。指定日時投稿を実行する run-periodic-tasks というスクリプトは、MT アプリケーションファイルが収納されているフォルダー(私の場合:/public_html/cgi/mt77 )にある tools というフォルダーにある。このフォルダーへのパスである /home/ユーザ名/ドメイン/public_html/cgi/mt77 の後ろに /(trailing slash) をつけているとうまくいかない。それと、./tools/run-periodic-tasks へのつなぎ(;)もよく理解できていない。Linux script の書き方らしいが。マネするしかしかたない。

    cron-03.JPG


【FTPで、run-periodic-tasks のパーミッション設定】
FFFTPを使って、ファイル [run-periodic-tasks] のパーミッションを 755 に設定した。ネットサーチをしていると、そのような記述があったので、修正しておいた。

この記事も、実験的に、12月10日13時に、予約投稿にしてみた。

2017年1月 6日

隠居のブログ:XServerでMovable Typeの日時指定投稿を設定する方法(備忘録)

MT4 で投稿日時指定をするときに、いつも「どのようにするんだっけ」と手さぐりになるので、手順を備忘録として残しておきたい。
  1. レンタル・サーバー Xserver のCon設定画面を開ける。(Xserver へのログインは、サーバーパネルからである)
  2. MT自動投稿とコメントしているコマンドはそのままで、日時を変更する。
    投稿月日を例えば、1月1日1時5分と指定したい時は、以下のように行う。曜日は、月曜が1で土曜日が6だが、日曜日は、0か7である。しかし、*印を入力すれば、何曜日でもOKである。

    cron01.JPG

  3. コマンドについては、以下のようなページを参考にしたようであるが、変更は不要である。
    XServerでMovable Typeの日時指定投稿を設定する方法

2016年7月15日

隠居のパソコン備忘録:全ブログ記事リストを表示する

私と同じサイトでブログ投稿を続けている YAMAKOさんから、今まで投稿したブログ記事のタイトル一覧 があれば便利ではないかとの提案があった。
 このようなときには、このサイトのブログを立ち上げるのに導入した MovableType を Version3 から Version4 にアップグレードした時に採用した「小粋空間」さんのテンプレート一式を老人のわずかばかりの知識を総動員して、エキスパートのコードをコピペするなどして対応してきた。
 今回も、いつもの様にネットで解決策を求めたが、うまくヒットしない。ようやく 「小粋空間」さんのサイトで、「ブログ記事に同一カテゴリーのブログ記事リストを表示(MT4版)」というページを探し当てた。ここに示されているコードをコピペしょうとしたが、どのテンプレートに挿入するかの記載はない。試行錯誤で、テンプレート・モジュールである「サイドバー」のここではないかと思われる個所に挿入すると、メインに表示している記事を分類したカテゴリーと同じカテゴリーを持つ記事タイトル一覧が、サイドバーに表示された。

 だが、どうもすっきりしない。いろいろなブログサイトを見ても、過去記事の一覧を簡単に見るページはたくさんある。
 いろいろと試行錯誤してみると、私のサイト環境で望む表示を実現できる方法が分かったので、老人の備忘録として記録しておきたい。

 方法は意外に簡単なことであった。私のサイトでも、最新の10投稿リストを表示するボタンがあった。(現在は、「過去記事タイトルリスト」に置き換えている) これを表示するコードは、次のようになっていた。


<!-- 最新の10投稿  -->
<div class="sidetitle2" id="entryname">
 最新の10投稿
</div>

<div class="side" id="entrylist">
<MTEntries lastn="10">

<MTDateHeader><ul><$MTEntryDate format="%y/%m/%d"$>
</MTDateHeader>
<li><a href="<$MTEntryPermalink$>" title="<$MTEntryTitle$>"><$MTEntryTitle$></a></li>
<MTDateFooter>
</ul>
</MTDateFooter>
</MTEntries>
</div>

<script type="text/javascript">
<!--
FoldNavigation('entry','off',false);
//-->
</script>
<script type=\"text/javascript">
<!--
generateNormalTree("entrylist");
//-->
</script>

 このコードの青字部分 lastn="10" は、参考書などによると出力する記事の件数を制限するモディファイア(HTML でいう属性)である。これが、表示する件数に関係していると思われたので、10 から 0 に変えてみると、見事に、この11年間に投稿した全記事のリストが表示された。
 (上のコードで使用されている JavaScript は、小粋空間さんが作成された「Movable Type サイドバー・メニューの折りたたみ」を応用したものである。)

 乏しい知識で、これを応用してサイドバーのテンプレートなどの表示部分をいじってみた。これによって、投稿全記事リストを表示することができるようになり、おまけに副産物があることが分かった。
 副産物は、理屈はよく分かっていないのだが、サイドバーの「Category」ボタンをクリックすると展開されるカテゴリーの一つ(サブカテゴリーを含めて)を選択すると、そのカテゴリーに該当する過去記事のすべてのタイトルリストが、「過去記事タイトルリスト」ボタンをクリックすることで表示されることであった。
今までは、左メイン枠に、該当する記事の最新の10記事(表示するブログ記事の数は、ブログ管理画面ー設定ーブログ記事設定ーブログ記事の表示数 で増減できる)全文が表示されるだけであったので、修正によってタイトルを見て古い過去の記事全文を表示できるようになったので大変便利となった。
 要するに、Movable Type 固有のファンクション・タグなどが十分に理解できていないことが、色々の対応を困難にしている原因であるが、もうこの歳になっての学習は困難となっている。痴呆予防には、助けになるかもしれないが。

2013年8月23日

隠居のMT備忘録: テーブル作成時に上部に発生する意図しないスペースを削除する(IEの場合)


 2,012年3月に、【隠居のMT 備忘録:IE で表示した時に出現する意図しないスペースを削除する】で記録した同じ現象が、【24節気・七十二候】の Web page を作成していて発生した。
 この現象は、【隠居のMT 備忘録:テーブル(表)の形式を工夫してみる】で落着したと思っていたのだが、どうも間違っていたことが分かったので、改めて備忘録として記録しておきたと思う。

 起こった現象は、次のようなものである。
space-2_edited-1.jpg

 ネットで再度サーチしてみると、HTMLで table 記述するときに、Internet Explorerでは全角スペースが、<table>~</table> の表記のうち、</tr> や </td> の後ろに挿入されていると、これを認識してはじき出され、table 上部に表現されるためらしい。
 それで、現象を引き起こしたコードを、エディタの「秀丸」で、全角スペースの検索をしてみると、下のように、黄色く表示された。これは、コードを見やすくするために形を整えたときに、挿入したものだった。
space-1.JPG

 この黄色の部分すなわち全角スペースを削除すると、下のようにテーブル上部の余分なスペースはなくなった。ブラウザによって見え方が異なるのは困ったものだ。ページ作成のプロの人達は、いろいろと苦労をされているようだが。
space-3.JPG


2013年1月22日

隠居のパソコン備忘録: (続)ブログ(MT4.1)の表示レイアウトを変更する


 【隠居のパソコン備忘録: ブログ(MT4.1)の表示レイアウトを変更する】で記録したように、表示レイアウトを変えてから、色々なバグが出ている。今まで、当ページを訪問していただいていて、お気に入り(Bookmark)に登録していただいてような方が、登録しているURLをクリックすると表示が崩れてしまう。変更前のレイアウトのキャッシュを保持しているからである。一旦、古い登録や Cookie(キャッシュ) を削除して、新たにアクセスしていただくと上手く表示されるのだが、メールでもいただかない限り、それを案内する方法が思い当たらない。何かいい方法があれば教えてもらいたいと思う。

 その他にもいくつかの不具合があったが、中でもなかなか原因がつかめなかったバグ(?)は、右サイドメニューに置いている【このブログのキーワードページ】(TagCloud のページ)の表示である。ページの表示が崩れるのである。このページは、自分で乏しい知識をもとに行ったカストマイズである。このページを作った時の記録が、ブログに残っているのであるが、この記録が不完全であった。新たに、tagcloud ページ用のインデックス・テンプレートを作って対処していたのであるが、新たにインデックス・テンプレートを作るとの記述が抜けていた。
 スタイルシート(CSS)も、インデックス・テンプレートの一つであるが、これらを訂正した時には、ブログの再構築が必要である。上述の記録にある方法で、tagcloud 用のインデックス・テンプレートを作成し、再構築を行うと正常に表示されるようになった。
 5年も前のことは、すっかり忘れてしまっている。そのための記録なのだが。

(追記:2013/1/28)修復するのに、多大な時間を使った項目が2つあるので、記録しておきたい。
  1. 先にも記録したようにメインページのおかしなキャッシュが残っていて、ブログ・メインページ(http://n-shuhei.net/atelier/ )にアクセスすると、1月8日現在の形の崩れたページが表示された。
    原因をいろいろと探ったが分からずあきらめていたところ、インデックス・テンプレートのメインページテンプレートでの出力ファイル名が、index.php となっていなければならないところ、index.html となっていた。いつもそうだが、単純なミスである。
  2. いつも訪問していただいている友人の指摘で、ヘッダー部分にある横長カレンダーからエントリーへのリンクが機能していないことがわかった。原因を探ると、プラグインの横長カレンダーを導入した時に作ったアーカイブテンプレートが消失していることが判明した。過去の記録を見て修復することができた。



  

2012年3月 3日

隠居のMT 備忘録:IE で表示した時に出現する意図しないスペースを削除する


 MT の Web ページである〘探鳥日誌(current) 〙を Internet Explorer で表示した時に、下のスクリーンショットのように、意図しないスペース(30行くらいの空白)表示されるようになった。ブラウザーを Google chrome に替えて表示してみると、このような現象は起こらない。Internet Explorer だけである。他の Web ページと同じようなコーディングをしているのに、このページだけ、テキスト文の終わりからテーブルの間に、このような現象が起きる。他のページとの違いといえば、テーブルの行(Row )を頻繁に追加していることである。

IE_CCS_1m.jpg

 色々とサーチしてみたが、解決してくれそうな適切なページがヒットしない。どうやら、私のMT Web ページに起こっている特殊な現象らしい。
 仕方ないので、はじめから作り直すつもりで、【ウェブページの編集】画面で入力した内容すべてを、HTML editor(私は、秀丸を使っている)にコピーして、再度【新しいウェブページの作成】で、新しく貼り付けてみたが、結果は同じである。どうも、入力したコードが問題のようであるが、丹念にチェックしても原因は見つけられなかった。
 ところが、入力していたテーブル部分の記述のみを秀丸からコピーして、先ず新しいウェブページに貼り付けてみると、テーブルの上部に空白行が表示されるようなことはない。次に、テキスト部分をコピーして、先程貼り付けたテーブル部分の記述の上に挿入し全体を表示してみると、空白行がなくなった。なんだか、狐につままれるたような気分だが、無事まともな表示にすることができたので、ホッとしている。
 少なくとも、Internet Explorer, Mozilla Firefox, Google Chrome ぐらいは統一の標準にしてほしいものだ。ただ、一番使われている Internet Explorer が標準から外れている部分が多いというのは困りものである。

2012年1月 3日

隠居のMT 備忘録:記事を日時指定してアップロードする

 年賀のブログを、1月1日の0時すぎにアップロードしたいと思い、【ブログ記事の編集】画面の右メニュウにある【公開ー公開状態】で、【未公開(原稿):公開:日時指定】と選択肢の中から 日時指定 を選択して、公開する日時を 2012-01-01 00:10:00 (2012年1月1日 0時10分)と設定した。これでうまくいくはずと思っていたが、元旦の未明にトイレに起きて確認すると公開ができていない。原因を探るのは後回しにして、とりあえずいつもの方法で公開した。

 上手く行かなかった原因をググッてみると、どうやら cron 設定をしなければならないということが分かった。cron 設定は、よく理解出来ないまま、アクセス解析サービス(Research Artisan Lite) を導入した時に、した覚えがある。
参照:隠居のパソコン備忘録:アクセス解析サービス(Research Artisan Lite) の導入について(続)
 このときは、Research Artisan Lite のインストール・マニュアルにお世話になり、分からない部分は開発者に質問を出して教えてもらった。
 今回も私の環境(レンタルサーバーは Xserver、ブログソフトは、Movable Type 4)も踏まえて【Xserver MT4 cron設定】のような言葉でネットサーチしてみると、【エックスサーバーでのMT(ムーバブルタイプ)自動投稿cronの設定方法】というページがヒットした。
 Xserver には、Cron 設定というサービスが提供されている。このサービスの中に、コマンドを入力する欄がある。このページに書かれているコマンド例は、次のようになっている。
コマンド:cd /home/【サーバーID】/【mtがインストールされているドメイン】/mt/; ./tools/run-periodic-tasks

この例示通りに、【サーバーID】/【mtがインストールされているドメイン】を入力しても上手くいかない。先のResearch Artisan Lite のインストールをしたときに設定したコマンドと比べてみると、私の場合 /mt/ へ至るパスが異なることがわかった。実際には、以下のように入力してみると、上手く動くことが分かった。
cd /home/【サーバーID】/【mtがインストールされているドメイン】/public_html/cgi/mt/; ./tools/run-periodic-tasks 

このように設定しておくと、今後は Xserver のインフォパネルを開いて日時の数字を変え、ブログ編集画面で日時指定を行えば、投稿日時を指定することができる。
試しに、この記事を2012年1月3日朝6時に、アップロードする指定にして見ることにした。

(追記:2012/1/3) 今朝確認すると、朝6時に公開されていた。あまり、公開日時を指定するような記事を書くことはないが、MT での技がひとつ増えたと思っている。

2011年3月27日

隠居のMovableType:データベースをMySQL4 から MySQL5 へ 


 今までのブログ以外にサイトを開設する気になった。新しいサイトをつくるにあたっては、最新の MovableType5(MT5) を導入して見ようと考えた。MT5 では、ブログだけでなくウェブページも管理しやすくなっているらしい。早速、【基本からしっかりわかる Movable Type 5】という参考書を購入して、これに倣ってトライしてみることにした。

 新しいサイトのために、独自ドメインをレンタル・サーバー先の Xserver から取得した。サーバーは、今のところに余裕があるので、これを使うことにした。
 MT5 の導入については、また別のエントリーで記録することにして、今回は MT5 で使用する推奨データベース MySQL5 を設定したときに気をつけねばならない事項を備忘録として記録することにした。
 Xserver では、ドメインが異なっても、同一アカウントではデータベース MySQL のバージョンは複数では運用できないようだ。同じサーバーを使うのだから当然なのかもしれないが。
 知識のない人間がデータベースをいじるので、いささか勇気がいるが、Xserver には MySQL4 から MySQL5 への移行サービスがあるので、これを使って移行した。
 移行の結果、ブログのページを見ると、一見うまく移行しているように見えたが、次のページへリンクできなくなっていた。
  • ブログ内で作成した Webpage
  • ブログ編集画面が開かない
  • アクセス解析の Research Artisan Lite の表示(再設定を求められる)

 対処をネットでググってみると、MT4 のインストール以降いじったことのない mt-config.cgi というファイルにある DATABASE SETTINGS で指定しているデータベース MySql の項にある DBHost をXserver で移行したときに示されたホスト名(私の場合、localhost ⇒ mysql14.xsever.jp )に変更しなければならないことが分かった。
 FFFTP でホストにある mt-config.cgi ファイルを ローカルにダウンロードして、【秀丸】で該当箇所を修正して、再度ホストにアップロードした。すると、今までのブログ編集画面( http://xxxxxx/cgi/mt/mt.cgi )が開くようになった。ここで、ブログごとに再構築を行うと、Webpage へのリンクは復活した。
 また、再設定を求められる Research Artisan Lite は、【「public_html(ドキュメントルート)」ディレクトリの下の階層にある「setting」ディレクトリ】のアクセス権(パーミッション)を書き込み可能("777")に変更する必要があるが、再設定画面でホスト名を変更(他の項目は変更なし)すると、結果が表示されるようになった。
 DB を移行すると文字化けがよく起こるようであるが、文字コードを MT の基本である UTF8 に指定したためか、今のところ文字化けは起こっていない。
 今後も、いろいろと問題が起こるかもしれないが、それぞれで対処していくことになるだろう。これで、MT5 を設定する環境は整った。

   
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2008年5月18日

隠居、MT3.3 でのDB 移行:SQlite→MySQL

  Movable Type 4.1 を勉強しようとMovable Typeの世界ではそうそうたるメンバーが執筆した「Movable Type プロフェッショナル・スタイル」を奮発して購入した。テンプレートなどを使わせてもらっている「小粋空間」の管理者 荒木勇次郎さんも一部を執筆されている。

 この本の最後の章「設置・運用に関するTIPS」(Online Digital Clock Works:丹羽章さん担当)に、
セキュリティやパフォーマンス、管理ツールの充実度で MySQL を推奨します。
とある。MT4.1 では、データベースは MySQL がいいらしい。
MT3.3 から MT4.1 へのアップグレードの準備として、現在使用している MT3.3 でのデータベース移行を実施した。
移行手順を自分用の備忘録として書いておきたい。

 上の丹羽章さんの「設置・運用に関するTIPS」では、小川宏高さんの移行ユティリティ(MTデータベースの相互変換CGI スクリプト)が紹介されている。データベース変換をググッテみると、皆さん、このスクリプトを使用されている。私の場合、レンタル・サーバーはXserver なので、この環境での実施順を書き留めておく。実際は試行錯誤したが。

1. まず、Xserver のサーバーパネルにログインし、「DATABASE」→「MySQLの設定」を選択し、新たに MySQL Database を設定する。MySQL Database の設定は、小川宏高さんのインストール手順にはない。そんなことは、当然のことかもしれない。

2. 「MySQLの追加」で、例えば nshuhei_mt33 を追加する。

3. 「MySQLユーザーの追加」で、例えば nshuhei_mt33 を追加する。ホスト名は、localhost をそのまま使う。(変えない) 適宜なパスワードを設定する。

4. 「MTデータベースの相互変換CGI スクリプト」で指示されている方法で、[mt-db-convert.cgi] をFFTP で mt.cgi と同じディレクトリーにアップロードする。FFTP では、名前を変えてアップロードするという機能があるので、[mt-db-convert33.cgi]の"33"部分をはずしてUPし、パーミッション(属性)を 700 とする。

5. ブラウザーのアドレス部分に、[http://xxxxxxxx.xxx/cgi/mt/mt-db-convert.cgi] を入力し実行すると左のスクリーンショット(クリックすると大きな図で別画面に表示されます)のような画面が現れる。(この画面は、レタッチソフトでいじっている)

6. 画面の指示に従って、必要な事項を入力する。Source DB が SQLite の場合、フルパスが既に表示されている。DBUser, DBPassword, DBHost は入力しない(できない)。

7. 右側のDestination DB には、MySQL を選択し、DataSource 欄は空欄のまま(入力できない)で、DataBase, DBUser, DBPassword, DBHost をそれぞれXserver のサーバーパネルで MySQL を設定したときの name などを使う。DBHost は、 Xserver では、初期値が localhost となっているのでそのまま使用した。

8. 左下の [convert] ボタンをクリックすると変換が始まる。何か設定が間違っている場合は、エラー・メッセージが表示され変換は中止する。
 途中で、Warning がでたりするが大丈夫のようだ。上手くいくと "Done copying data from DBI::sqlite to DBI::mysql! All went well." というようなメッセージがでる。

9. 無事にデータ移行が完了したようなので、mt/mt-config.cgi を「秀丸」で修正してアップロードした。修正する部分は、MySQL Configuration の設定と SQLite DB をコメントアウトするところである。それぞれ以下のように修正する。
### MySQL Configuration - Add the name of your database, username
# password and, optionally database host given to you by your web
# hosting provider.
#
ObjectDriver DBI::mysql
Database nshuhei_mt33
DBUser nshuhei_mt33
DBPassword xxxxxxxxxx
DBHost localhost

### SQLite Configuration - SQLite requires only the path to your SQLite
# database file.
#
#ObjectDriver DBI::sqlite
#Database /home/xxxxxxxx/n-shuhei.net/public_html/cgi/mt/db/sqlite.db

 これで完了である。見た目は変わらないが、ページ展開などが早くなったような気がしている。なによりも、MT4.1へのアップグレード準備が一つできたので喜んでいる。歳をとっての作業はなにをしても時間がかかる。困ったもんだ。

 なお、DB変換にあたっては、「MOvableType備忘録」の下のページを参考にさせて頂いた。ありがとうございました。http://bizcaz.com/archives/2006/08/02-065216.php#復旧手順