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Atelierで“Jazz”が含まれるブログ記事

2022年9月 9日

隠居のスマホ備忘録:曲名検索

最近は、新たに収録した音楽ファイルの収納よりも、過去に収録した音楽ファイルの整理に時間を費やしている。
 若い時に集めてファイル化した音楽(ほとんどは、カントリーソングやJazzであるが)には、ArtistsやAlbum名が抜け落ちているものも多い。ひどいのは、Title名が抜けて、Track1やTrack2としてファイル化したものもある。
 これらを、整理していくのには、Track の Title や Artist 名が欲しい。
 昔、音楽を鳴らすと曲名などを表示してくれるソフトが、PCにあったことを思い出し、探してみたが、適当なソフトがヒットしない。
 最近は、画像検索もスマホのほうが優れているので、スマホ(私は Android を使っている)にそのような機能がないかとググってみるとありました。

Google アプリで次のように曲名を調べる方法があることが分かった。

  1. Android スマートフォンまたはタブレットで Google アプリ Google 検索 を開きます。
  2. 検索バーでマイクアイコン 次の操作 [曲を検索] をタップします。
  3. 曲を再生するか、曲のメロディーをハミングする、口笛で吹く、または歌います。

  4. 私は、3.の部分は、スマホを、PCと接続したBluetooth スピーカーに再生した曲に近づけた。

    Banjo をかき鳴らしただけのような Bluegrass ではヒットしないこともあるが、かなり高い確率で曲名と Artist がヒットする。おまけに、場合によっては曲の歌詞まで表示してくれる。試しに、 Classic で試みると Artist までばっちりであった。

     例えば、次に示すのは、NHKFM を収録して、「NHKFM760103」というようなタイトルをつけてファイル化していた曲が、[Artist] が、[Ray Price] で[Title]が[Please Talk To My Heart] という曲であることが判明した例である。

    この画面で、音源にちかづける。 ヒットすると曲名を表示する。 歌詞が表示される場合もある。
    Screenshot_20220905-141148.png Screenshot_20220909-135159.png Screenshot_20220909-135219.png

2020年5月31日

隠居のMusic Library

NHK-FMでの音楽収集が毎日の慣習になるほど、病膏肓に入っている。これら収集した曲は、PC上では、MediaMonkey というデータベースを使って、PC のデスクに収納している。一部は、Google Drive を使って知人の方たちと共有しているが、収納容量が足らなくなってきた。
 15年ほど続いてきた Brog のために、サーバーをレンタルしているが、このサーバーの容量に、かなりの余裕がある。この空き地を利用して Music Libraly を設置することにした。
 収録した音楽を一般に公開することは問題があるので、ページに敢えて、訪問くださる方だけに楽しんでもらえたらいいのではと、このライブラリーを作成することにした。
 Google Chrome でも Microsoft Edge でも、下のリンクをクリックするとそれぞれのMusic Player が立ち上がり、音楽が流れるはずである。


 現在、InternetExplorer では、自動的に music player が立ち上がらないようです。Google Chrome か Microsoft Edge でアクセスください。

【2020/6/4】 音楽DB(MediaMonkey)から、ハイドンの交響曲を集めてみました。100番(軍隊)、33番(めんどり)、98番、104番(ロンドン)、103番(太鼓連打)、45番(告別)の全曲が流れます。
【2020/6/5】 Classic Cafeで収録したシューベルトの曲を集めてみました。全曲収まりませんがとりあえず第1集です。
【2020/6/10】 NHKラジオ深夜便で 2020/5/30 に特集のあった雨を題材にしたPop の特集がありましたので、2015年に録音していた同様の曲と合わせて連結してみました。雨の季節になるようです。
【2020/6/18】 今までに収集している Louis Armstrong の曲からめぼしいものを20曲集めてみました。
【2020/6/26】新たに収録したもので、再度聞きたいと思うものを、ランダムに追加しています。関連イメージをクリックすると Player が立ち上げるはずです。26日に収録した Rafael Aguirre というギタリストのコンサート録音はなかなかいいと思います。(個人的な感想です。)
【2020/7/20】深夜便で ちあきなおみの特集がありました。過去に収録していた曲と合わせて、31曲をアップしました。歌はうまいですね。
【2020/7/28】7月23日に、classic のリクエスト特集放送がありました。6時間35分にわたる長時間番組です。収録した33曲をアップしました。容量の関係で途中までですが。
【2020/9/26】ずいぶんのご無沙汰なんですが、9月22日に【今日は一日ショパン三昧!】という番組がありました。司会をしているのは、"ぶら、タモリで"おなじみのNHKアナウンサーの林田理沙さんと吉田真人というアナウンサーでした。林田さんは東京芸大出身でピアノが得意らしく、ショパンに関する卒論を書いたらしいんです。冒頭に二人のピアノ演奏がジングル的にあるのですが、なかなかのものです。さすがNHK、多彩な人間をそろえています。
それはさておいて、6時間35分におよぶ録音から、曲部分のみを抜き出す作業は時間を消費しましたが、曲紹介部分など変なところもありますが、なんとか36曲をファイル化しました。
【2021/3/14】長らくさぼっていました。時間が過ぎるのは早い。最終更新してから早くも6か月たった。ただ、この間にもNHK FMから収録は継続していた。特に、音楽の泉クラシックカフェは、ほぼ毎回収録した。その中で、懐かしいナンバーにもであった。それらをこのページにアップロードして、BGMとして聴こうと想う。
 最近、ヴィヴァルディの四季が、音楽の泉で、春・夏・秋・冬と全曲放送される機会に恵まれた。放送は、四季ごとに別々だったが、収録したものを連結してみた。通して聴ける機会はなかなかない。
 3月に入って、ロッシーニの歌劇序曲の特集が、音楽の泉で放送された。セビリアの理髪師ウィリアム・テル序曲など4曲、若かりし頃から聴きなれた曲をつないでみた。
 同じころに、ペールギュント組曲1番・2番が放送された、クラッシクカフェは、放送時間が1時間50分と長いので、交響曲など全曲が長い曲でも放送されることが多いので、このような収集にはありがたい。
 日本人アーティストの演奏が、クラッシクカフで放送されるこは少ないが、2月に田部京子さんの特集があったので、収録した。
【2021/3/19】3月18日のクラッシックカフェで放送されたベートベンのバイオリン・ソナタ第5番「春」は、懐かしいメロディーである。
【2021/4/17】4月11日の深夜便で放送されたトランペット特集が良かったので、収納してみた。アンカーは、森田美由紀さん(深夜便の放送は、ベテランアナウンサーが務めている。)で、余計なおしゃべりがないので、録音を分断せずに、番組まるまるをアップしてみた。
【2021/4/19】4月13日のクラシックカフェで、ドボルザークの交響曲第9番「新世界から」の放送があった。この第二楽章は、お馴染みの「家路」のメロディーとして親しまれている。もう60年も前に、カウンセラーをしていた教育キャンプ場で夜9時になると就寝を促す音楽として流れた。何度聴いても懐かしい。
【2021/5/11】5月2日に、昼の0時15分から夜の9時(夕方ニュースなどの時間があるが)まで長時間のクラシック・ファンからのリクエストを放送することがあった。クラッシク音楽にうん蓄深いMCの工藤アナのおしゃべりはいささか鼻についたが、これを録音した。理由はよくわからないが、夕方の時間に録音ミスがあって8曲ほど抜けてしまったが、36曲を収録することができた。これをこのライブラリーに収納した。ついでに、昨年春のリクエスト集も収納した。
4月11日に名演ライブラリーとして放送された、ピアニストのブライロフスキーの録音も収納した。
【2021/6/6】先日、田部京子リサイタルの放送を録音したので、追加した。小品だが、ピアノ用に編曲したシューベルトのアヴェマリアはなかなかいい。
【2021/8/8】ひと月以上も前に録音していた 編集ができていなかった Classic Cafe の「ジョプリンのエンターテイナー 他」という特集をアルバムに収録してみた。20曲以上の小品であるが、Scott Joplin の「エンターティナー」など、気分転換にいい曲が収録されていた。何回聴いても心癒されそう(個人的感想です)なので、Web Albumに収載してみた。
【2022/7/6】収納する曲目が明示される方がいいのではないかと特集のサブページを作ってみた。とりあえず、モーツアルトの曲から、10曲選んでサブページにした。曲は、You Tube で公開されている動画から、【ラジ録12】で音声のみを抜き出して、mp3ファイル化したものと、FMから録音したライブラリーに収納されているものとを使った。モーツアルトの曲は、ケッヘル番号がついているので整理しやすい。
【2022/7/20】シューベルトの10曲を選んで、ページを作った。
【2022/7/26】Jazz 項目に、Saxの名手である SonnyRollins の名盤 Saxophone Colossusの全曲を収納した。

日本の歌曲Jazz&LatinPops&Countryclassical
中田喜直(作曲)集 (44'15") Benny Goodman (1°19'17") ABBA (39'59") Flute concert (30'27")
郷愁の歌 from FM (3°22'54") Miles Davis (2°7'19") Carpenters (35'31") Request from listner-01 (3°8'58")
美空ひばり-medley (2°36'10") Tango Popular (1°12'42") BrueGrass (2°52'46") Request from listner-02 (3°22'54")
石原裕次郎-medley (1°19'59") Louis Armstrong collection (1°27'43") Songs-about-rain (1°12'41") ハイドンの交響曲 (2°31'28")
フォーク'60'70 (1°19'59") Saxphone Colossus シューベルト作曲ー1集 (3°22'54")

ちあきなおみ.jpg Request-3.JPG
シューベルト
未完成
(26'00")
Jazz的Pops
24曲 1°13'41"
RafaelAguirre
(classical Guitor)
15曲 1°28'05"
ちあきなおみ集

31曲 2°00'13"
Request from
listner-03

33曲 3°22'54"
Chopin zannmai

36曲 3°10'42"
Vivaldi-四季.JPG Rossini-Abado.jpg Greig-02.jpg Greifg-田部京子_.jpg Violin-#5.jpg Romantic.jpg
ヴィヴァルディ
【四季】
(45'43")
ロッシーニ
歌劇序曲集
(44'48")
グリーグ
ペールギュント
(33'40")
グリーグ 叙情小曲集
Piano Recitalから 
田部京子
(1°44'28")
ベートベン
バイオリン・ソナタ
第5番「春」
 
(24'58")
ラジオ深夜便
Romantic Concert
トランペット特集
 
(50'57")
新世界から.jpg Brailowsky.jpg 202005Request.png 210502NHKFM.png 210502NHKFM.png
ドボルザーク
交響曲第9番
新世界から
 
(43'53")
ピアノ名演奏
Alexander Brailowsky 
(1°47'05")
Request集
request-04
2020・5・11
(3°19'03")
Request集
request-05
2021・5・2
(3°22'54")
Scott Joplin 他
Classic Cafe
2021・7・22
(1°40'01")

モーツアルト(1756-1791) ベスト10 他
シューベルト(1797-1827) ベスト10 他
ベートーベン(1770-1828) ベスト10 他



2018年2月11日

隠居の音楽:NHK-FM らじる★らじる での音楽収集

今年の夏で、満年齢の喜寿となる。年賀状にも書いたが、喜寿の喜という字は、講談社の大字典には、

字源として「壺と口の合字。壺は鼓に同じく楽器とのこと。転じて音楽の義となす。人が音楽を聞けば嬉しさの餘り声を出してア~と楽しみよろこぶ、喜の義は是也。」とある。
また、喜寿は別名として喜字齢といい、喜の草書体(喜草書.jpg)は七十七と読まるるより云ふ。

とある。77ともなれば、体力も衰えて、音楽を聴くことが大きな楽しみになってくるということだろう。
 私もその一人である。歳をとって夜中に起きることが多くなった。早寝をするせいもあるだろうが、一度起きるとなかなか寝付けない。そんなときには、ラジオを聴く。今の世、こんな時にも便利になっている。スマホにサイマル放送のらじる★らじる(民放では、radiko )をインストールしておけば、ラジオで聴くより遥かに安定した音で深夜番組を聴くことができる。
 こんなことで、NHK FM放送のラジオ深夜便と出会うことになったのは、2014年の暮だった。
 2,014年以来、ラジオ深夜便を予約録音し、流された曲を切り出すことが、日常の作業になってしまった。これらの方法については、下のように既にブログに記録しているが、3年以上経って進化してきているので、現状を記録しておきたい。

上記(1)で記録した予約録音ソフトは、この3年の間に、ラジ録3⇛ラジ録10⇛ラジ録11と進化してきた。まだ十分とは言えないが、かなり安定している。ラジ録の立ち上げは、ラジ録アイコンを右クリックして、「管理者として実行」しなければ、ラジ録10、-11では、「録音前スリープ解除」 「録音後スリープ移行」の指定はできないことがわかった。

 上記 (2) のブログでは、楽曲を切り出す方法としてRoxio Creator NTX2 という suite 製品(有料)の中の Sound Editor というソフトを紹介しているが、これを現在も愛用している。
 ただ、切り出した曲のファイル名をつけるときに重宝していた「ラジオ深夜便のブログ」や「放送済み「ラジオ深夜便」 曲目・演目リスト」というブログは、著作権の問題で更新されなくなってしまった。確かに、ラジオ深夜便のページをよくよく見るとトップページの下段に小さな文字で、下のようにある。

Copyright NHK(Japan Broadcasting Corporation) All right reserved. 許可なく転載することを禁じます。このページは受信料で制作しています。


 仕方なく、ラジオ深夜便のページに記載されている曲目リストを開き(ラジオ深夜便で流された曲は、このページしかない)、Windows の Snipping Toolを使って、capture したものをファイルとして保存し、これを参考にファイル名を付けている。これが、なかなか時間のかかる仕事である。

ただ、最近になって、TAKE IT EASY! ~MUSIC~というサイトに、簡単ではあるが、曲目リストが載っている。かなりグレイに近い記載であるが、2017年の1月からは、ほぼ毎日のリストが掲載されているので、重宝している。
 最近になって、音楽ファイルの収納は従来の Windows Media Player に代わって MediaMonkey というソフトを使っていることは、隠居のPC備忘録:音楽ファイルの収集と整理(MediaMonkey を使う)に記した。
 このようにして収集した曲は、PC本体のHDD と同時に、NAS(ネットワークHDD)にバックアップし、さらに Google Drive にアップしている。
 また、車や電車などで外出時に収録した歌曲を楽しむ場合は、
隠居のスマホ:Windows PCとandoid スマホと接続するときの覚え書き
に記載したような方法で、スマホ(私の場合、android の Xperia)に転送しておき、スマホから bluetooth 経由で接続している。
  bluetooth 経由で曲を受信するワイアレス・イヤホンについては、少々失敗談もあるが、別に記載しておきたいと思う。

 友人には、"そんなに録音しておって、いつ聴くんや" と揶揄されるが、収集することもまた楽しであり、このブログの記事をかくときなど殆どの場合、ながら族である。
 ラジオ深夜便を聴くようになって、Jazz 一辺倒だった音楽鑑賞も、その時々の雰囲気でクラシックから演歌まで、いろいろな楽しみ方が増えてきた。まさに喜寿の楽しみである。



     

2017年12月10日

隠居のPC備忘録:音楽ファイルの収集と整理(MediaMonkey を使う)

音楽はもともと好きだった。意識して集めるようになったのは、カセットデッキを買い求めてからではないかと思う。貧乏していたから、LP(現在は vinyl record と呼ばれているようだ)を買う余裕はなく、専らオーディオにカセットデッキをつないで、スイッチをオン・オフしながら空カセット・テープに音楽番組を録音していた。いわゆるエアーチェックだ。
 その後、ポピュラーなクラシックやジョーン・バエズやPPMといったフォークソング系のCDを買ったりしたが、もっぱら車のオーディオで聞くためにカセットテープにコピーする程度であった。
 隠居のパソコン備忘録:(続)カセットテープやWebRadio を直接 デジタル録音して分割する方法(1)でも記録しているように、古いカセットテープにある音楽も、現在は mp3 ファイル化してライブラリーに残っているが、そのようにして集めたので曲数はしれている。
 LPが増える機会が2回あった。兄貴がJazz が好きでLPを随分ためていたが、新居に移ったときにLPプレーヤーを捨ててしまったらしく、LPを全部やるというのでもらってきた。それと、 広い一軒家から高級マンションに引越しされた老夫婦から、古いLP を引きとってくれないかという依頼があり、宅急便で送っていただいた。奥様がされていた仕事の関係で、レコード会社からもらった白盤のレコードも何枚かあるという。重い梱包をあけてみると、クラッシックやシャンソンのレコードに混じって、フォークソング、ラテンとジョーン・バエズ、アンディ・ウィリアムズの白盤が入っていた。
 LPの枚数は増えていったが、これをデジタル化することは、結構時間を消費する作業だったので、曲数的にはあまり増えていない。

   音楽ファイルが飛躍的に増えてきたのは、mp3 形式のようにデジタル・圧縮化してファイルを収集できるようになってからである。それと、ネット上で格安で mp3 ファイルをダンロードできるようなアメリカのサイト(eMusic)を見つけたことも大きい。その頃のブログを見ると2005年には常態的に、1ヶ月40曲くらいダンロードしていたようだ。eMusicというサイトから Jazz を中心としたダウンロードは2002年から2010年2月に日本ではダンロードできなくなるまでの9年間近く、4500曲(500曲/年X9)くらいをダウンロードした。
 2007年2月には、Live365 というサイトに、 Jazz専門のRadio Senbokuなる 自前の放送局(WebRadio) を開設した。そこにアップロードしたJazz のファイルは、主に上の方法で収集したものである。
 4年ほどしてから、Radio Senbokuにアップロードする曲を Jazz Piano Trio に特化した。これらの曲は、流石に上の方法で収集したファイルにはないので新たにアルバムを Amazon でダウンロードしたり、CDを買って、mp3 ファイル化した。Live365 の放送ルールでは、同じアーティストの曲は3曲以上連続で流せなかったから、多くのアルバムを持っていなければならなかった。これでまた、ファイルが増えてしまった。
 2016年1月に、著作権の問題で、Radio Senbokuは閉鎖せざるを得なくなった。
 この頃から、Radiko.jp や NHK のらじる★らじるといった IP サイマルラジオが普及しだした。と同時に、これらの番組を予約録音できるラジ録3(現在バージョンはラジ録11 となっている)のようなソフトが一般化してきた。
 私は、2015年2月ころから、このソフトを使って、らじる★らじるの深夜番組をほとんど毎日予約録音しだした。録音した番組は、以前に隠居のパソコン備忘録:IPサイマルラジオ音楽番組を予約録音し、曲を取り出す(1)にシリーズで記録したように、mp3 ファイル化している。これらの作業を毎日するには、なかなか時間が取れないが、毎日の録音は音楽CDの2枚分ぐらいあるから、確実にファイルは増加してきた。
 らじる★らじるの深夜番組によって、いままでほとんどライブラリーになかった歌謡曲・和製ポップス・童謡唱歌などのジャンルが増えた。
 このようにして無節操に収集した曲は、知らない間に2万曲ちかくになってしまった。これらの曲は、その時々の用途によって、適当にパソコンのHDDにフォルダーを作って収納してきたので、整理がつかなくなってきた。一念発起して、自作のデータベースを作ろうかとも考えたが、この IT の世界では、ライブラリ整理・編集機能を十分に備えた音楽プレーヤがあることが判明した。フリーソフト MediaMonkey である。音楽ファイルを扱う人たちには定番となっているようだ。長年付き合っているWindows Media Playerにも同じような機能があるが、検索がやりやすいなど、思い描いていたデータベースに近い。

MediaMonkeyの画面
;クリックすると大きな写真になります。

 上のスクリーンショットは、画面右上にある検索アイコンをクリックすると表示される下のようなポップアップ画面の全テキストフィールドに Tennessee とだけ入力し、OKボタンをクリックした結果である。

MMky_003.JPG

 抽出されたファイルを再生タグで、「今すぐ再生」を選択すると再生が始まる。再生中は、主画面の下に、再生中の曲の詳細と再生状況が表示され、その右上には、元のCDジャケットが表示される。邦楽では歌詞はFreeDB でヒットしないようだが、洋楽例えば Tennessee walz のような場合には、歌詞まで表示される。MediaMonkeyは音楽プレーヤーが本来の機能である。

 

2016年9月29日

隠居のJazz:2016 和泉の国ジャズストリート

例年9月の終わりの土日に行われる和泉の国ジャズ・ストリートが、今年も9月24・25日に例年通り泉北高速鉄道の和泉中央駅近辺で開催された。11回目になるそうだ。
 和泉中央駅近くに住む友人とストリート・ライブを聴きに行った後に近くのレストランでの一杯やるのも一つの楽しみである。
 今年の有料ライブは、何故か市庁舎がある和泉府中ちかくの「和泉市立人権文化センター」で行われるという。演者は「木村充揮」となっている。昔、聞いたことがあるが、あまり良い印象はない。それに、泉北ニュータウンからでは場所が遠すぎる。なぜ同じジャズ・ストリート近くの会場でやらないのか不可思議だ。
 ライブは、やっぱり賑やかなバンドがいい。昨年、記録に失敗したブルーグラスのバンドの出演は今年はない。だが、毎年和泉中央駅構内で演奏してくれるRAMBLING FELLOWS JAZZ BAND というデキシーランドランドのバンドが今年もやってくれるようだ。このバンドの演奏会場で友人と会うことにした。
 今回は、最近愛用している SONY α7Ⅱで録画・音してみることも一つのテーマだ。一曲3分ほどを座席のパイプ椅子に座ってカメラを上方に持ち上げて手持ちで撮るのだが、手ぶれはするもののなんとかできる。ちなみに、スマホでも録画してみたが、こちらのほうが軽いためか手ブレをしている。
 デキシーランドランドも終わったので、場所を大阪トヨペットの販売店へ移した。こちらでも、 STORY 6 というバンドがもうちょっと新しいジャズをしていた。演奏者は、演奏をさせてもらえる場をもらって、楽しんでいるみたいだ。
 その次に出てきたバンドは、フュージョンの KROSS OVER という楽団であった。フュージョンでは、電気楽器を使用することはわかっていたが、ギターを電気的に極限に近いまで増幅させた演奏は老人はとても耐えられなかった。あのメンバーたちは、耳はおかしくならないのだろうか。一緒に聞いていた若い女性は足で拍子をとっていたから、若い人たちは大丈夫なのかもしれない。1曲だけ聞いて早々に退散して、焼き鳥屋に向かった。

Rambling Fellows Jazz Band の演奏 

Story 6 の演奏

2016年1月22日

隠居のJazz: Radio Senboku を閉鎖します。

大晦日に、突如 Live365 から次のようなメールが入った。

Dear Live365 Listener,

For 17 years, Live365 has offered small webcasters the opportunity to stream music and talk programming, providing an alternative distribution channel for diverse, quality content on the Internet in a legally responsible way.

Recently, the Copyright Royalty Board, the governing entity for establishing the sound recording royalty rates that are paid to copyright holders, has published the new rates for 2016-20. The previous provisions for small webcasters to opt for a percentage of revenue model were not renewed.

The current provisions end at the end of 2015. The absence of this license will make legally streaming copyrighted musical content prohibitively expensive for many small to mid-sized Internet broadcasters. Live365 relies on this license for many of their broadcast partners and, as such, has hard decisions to make regarding their future in the streaming industry.

Two weeks ago, Live365 faced an additional blow, losing the support of its investors who have helped the company with its mission for over a decade.

The company was forced to significantly reduce staff and is now actively looking for partners to help continue the service into 2016. At this time, Live365 is planning to keep their stations active while getting the word out about this investment opportunity. With nearly two decades of Internet streaming experience and thousands of paying customers, this could be an ideal situation for a company looking to diversify into streaming audio.

CEO N. Mark Lam has begun initial discussions with possible business partners as the company looks to new options in the new year.

Dean Kattari, Director of Broadcasting for Live365:

"The true value of Live365 lies in it's diversity of content - it's a sanctuary where you can hear music and other content that it so unlike the template broadcasting that is heard on most terrestrial radio. These stations are the hard work of real human beings who use Live365 to share their vision with the world. It's a home for musical discovery because many of these stations play emerging artists that terrestrial stations are reluctant to take a chance on. It would be a great loss for this to all go away."

While Live365 is going through this process, we understand that our listeners will have questions about how all of this will affect their service so we have provided a simple FAQ section to help answer some of them.

We thank you for being part of the Live365 family and hope for the best in 2016.
Rock on,
The Last of the Live365ers

FAQ

So what happened?
Please refer to the full PR bulletin here. Basically, Live365 may not be able to continue service for our broadcasters after January 31, 2016; so streaming audio may stop at that point.

-------------------------------------------後略----------------------------------------------------------------

英語にはあまり自信のない私には、少々難しい表現もあるが、要するに著作権協会は、Live365 に期限付きで与えていた条項を2015年限りで更新しないことにしたらしい。 この条項がはずれれば、個人的 broadcaster は、とても支払いできるほどでない金額を負担することになる。それに、Live365 のスポンサー(investor) の支援が受けられなくなったので、small broadcaster へのサービスは打ち切ることにしたというのだ。
 そして、1月16日になって正式に、1月末をもって good bye したいと言ってきた。
 ほぼ9年間続けてきた Radio Senboku は閉局せざるを得なくなった。昨年12月に、Europian Piano Trio と日本人女子の Trio の曲を取り入れたためだとおもうが、ヨーロッパの国々からのアクセスが増えてきていたので、放送局の継続に意欲が燃えてきた矢先だった。残念である。
 最近の、そして最終のアクセス状況を記録しておきたい。

全ジャンルでのアクセスランク
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 順位が上がっているのは、どうやら撤退している broadcaster が増えているせいらしい。

ジャンルJazzでのアクセスランク
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地域別のアクセス時間(過去30日間)
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 今までは、Spain, Germany, UK, Italy などからのアクセスはほぼゼロであった。

2015年12月21日

隠居のJazz:Radio Senboku の Playlist を更新する 2015/12/21

2007年2月に開設した Radio Senbokuは、もうすぐ9年になる。 2011年11月からは、現在のスタイルである Piano Trio の曲を続けている。その Piano Trio の Playlist は今年の6月に更新して以来、6ヶ月間変えることなく続けてきた。 最近は、NHK のラジオ深夜便を録音編集したアルバムを聴くことが多かったりして、更新を疎かにしてきたが、そろそろ自分自身も耳についてきたので、新しい Playlist に変えることにした。
 最近、ヨーロッパで活躍した(ている)フランスの Matial Solal Trio のCDを聴く機会があった。なかなかいい。このJazz Piano Trio ばかりの Playlist に変更したきっかけとなった 杉田宏樹さんの「ジャズといえばピアノトリオ」という本には、ヨーロッパの Piano Trio のアルバムも取り上げられている。これらの中から、15 ほどのアルバムを Amazon デジタル・ミュージックなどで手にいれた。クラシックの本場らしく、洗練された演奏が多い。今回は、これらの European Jazz Piano Trio も取り入れてみた。
 そして、おまけとして、世界で活躍する日本人女性 pianist 、秋吉敏子、上原ひろみ、木住野佳子、山中千尋らのトリオによる演奏を8(4x2)曲 入れ込んだ。7時間36分毎に一回、回ってくる彼女らの演奏と出逢えばラッキーである。
 なお、新しくした Playlist は、ブログの右メニューに、Radio Senboku Playlist に掲載している。

Jazz ジャンルにおける Radio Senboku へのアクセス頻度
151220_02.JPG

Live365には、296局のJazz station があり、最近は50位台に定着している。

Radio Senboku への国・地域別アクセス頻度
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相変わらず日米からのアクセスが多いが、最近はスエーデン、シンガポールからのアクセスが多くなっている。ヨーロッパのTrio を取り上げたので、ひょっとしてフランス、ドイツあたりからのアクセスがあるかもしれない。


  
ジャズと言えばピアノトリオ (光文社新書)
杉田 宏樹
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2015年6月18日

隠居のJazz:Radio Senboku の Playlist を更新する 2015/6/17


2007年2月に開設した Radio Senbokuは、もう8年も続いていることになる。
 2011年11月からは、現在のスタイルである Piano Trio の曲を流している。これも4年になるが、愛聴者は多い。
その Piano Trio の Playlist は今年の1月に更新して以来、5ヶ月間変えることなく続けてきたが、そろそろ自分自身も耳についてきたので、新しい Playlist に変えることにした。といって、構成している artist を変えたわけではない。手持ちのアルバムを順繰りに変更した。

最近1ヶ月のアクセスランクを表示してみたい。多少の上下はあるが、この1年ぐらいは、これぐらいのところで推移している。なお、Live365 でのすべての開設局数は正確には分からないが、数千局あるようだ。ジャンル Jazz では、6月17日現在 297 局が開設されている。
 Radio Senboku への国地域別からのアクセスでは、今までは先進国からが多かったが、最近はルワンダ、リトアニアやパナマ、トリニダード・トバゴといったところからも聴きにきている Jazz 愛好家がいる。オランダからのアクセスが多いのは最近の新しい現象である。Jazz に国境はない。

Radio Senboku へのアクセスランク:All genre 最近1ヶ月 Live365_03.JPG

Radio Senboku へのアクセスランク:genre Jazz 最近1ヶ月 Live365_02.JPG

Radio Senboku への国地域別アクセスランク 最近1ヶ月 Live365_01.JPG

現在、流している 178曲のリストは、ブログ右メニューにある【Radio Senbok Playlist】に掲載している。



2015年3月 6日

隠居のブログ備忘録:stereaming file の設置方法


 パソコンで音楽を聞くときは、Radio Senbokuが専らであるが、たまには Jazz 以外も聞きたくなる。そんなときのために、ブログの掲載に使っているレンタルサーバーに、classical, pops, country などのストリーミングファイルをおいて、これにアクセスして聴いている。著作権に問題があるので公開することはできないが、自分用にはID とパスワードを入力すれば、音が流れる仕掛けにしている。
 この方法は、2009年の春に【隠居のHP備忘録:mp3 streaming file(.wax) をウェブ・ページからリンクさせる】に書いたように、Internet Explorer の環境下で Windows Media Player でしか再生できない。自分用の streaming file だから、それで問題ないのだが、最近使用者が増えている Google Chrome の環境下でも(私が導入しているアクセス解析ツールの Research Artisan Lite によれば、ブログに訪ねて来られる方の半数以上は、Chrome である。それに、iPad からのアクセスも多いのか、 browser は Safari も多い。) 、音が流れるようにしたいと思い、最近の情勢を探ってみると、IT の世界の進化は激しく、Hellium Audio Joiner というフリーソフトが出ていることが分かった。これで、手持ちの mp3 ファイルから streaming file を作成して、レンタルサーバーにアップロードして、Google Chrome でアクセスしてみると、聴くことができるのが分かった。

 このソフトを使って、従来の streaming file も、.wax ファイルから、新しい joined file(拡張子も.mp3 となる)に置き換えた。方法について、備忘録として記録しておきたい。

 Hellium Audio Joiner(HAJ) を使って、streaming file を作成するのは、極めて簡単である。【隠居のパソコン備忘録:IPサイマルラジオ音楽番組を予約録音し、曲を取り出す(3)】に記載した方法で、NHK らじる★らじるの深夜便で録音し、切り出した Farank Sinatra & His Friend の曲(mp3ファイル)を、streaming file にする手順を例に記録しておきたい。

  1. まず、HAJ を立ち上げ、ツールバーの左端にある「フォルダーの追加」ボタンをクリックすると表示されるポップアップ画面で、streaming file にする曲の入ったフォルダー(FrankSinatra&HisFriend)を選択する。

    AudioJoin-01.JPG

  2. 選択して、OKボタンをクリックすると、次のように結合するファイルが表示される。

    AudioJoin-02.JPG

  3. ツールバーの「オプション」をクリックすると表示される画面で、曲間の無音部分の秒数を指定できる。

    AudioJoin-03.JPG

  4. このような設定をして、先の画面の右下にある「ファイルの・・」AudioJoin-08.JPGボタンをクリックすると下のように、結合ファイルを保存する場所の指定画面が表示されるので、適切なフォルダーを指定し、好きなファイル名を入力する。

    AudioJoin-05.JPG

  5. ここで、「保存」ボタンをクリックすると、結合ファイルの作成が始まる。この結合ファイルを作成する時は、時間がかかるが、進行状況を表示してくれる。

    AudioJoin-06.JPG

  6. 次のような画面が出て、結合ファイル(streaming file) の完了を知らせてくれる。

    AudioJoin-07.JPG

  7. 保存された streaming file を再生するには、普通の mp3 file を再生するのと同じであり、私の場合には Windows Media Player で再生される。


 このようにして作成したNHK らじる★らじるの深夜便で録音し、切り出した mp3 file の streaming file をアングラの web ページに配して、ブログ ページから音が流れるようにした。著作権の都合で、公開できないのが残念である。

2015年1月19日

隠居のドライブ:ドライブ・レコーダーを試してみる


 どこかにドライブに出かけるとき、車を運転しながら前方の風景をカメラで撮りたくなる時がある。だが、運転中は危険である。ブログに旅行記などを記録するときなど、道案内の道路標識や前方に見えた景色などを写真で掲載できれば面白いと思っていた。
 車で事故を起こした時の状況を記録するドライブ・レコーダーのパンフレットを見ていると、車のスイッチが入っている間はずーっと記録しているらしい。そして、事故を起こして衝撃を検出した場合には、衝撃録画データが記録される仕組みになっている。言うまでもなく、ドライブ・レコーダーは、そのためのものであり、保険みたいものである。
 が、その本来の機能から外れて、ドライブ記録に使えば面白いのではないかと検討してみた。デジカメで動画を撮影した時と同じように、一瞬を切り出して静止画にすることもできる。これは使えそうだ。
 隠居の道楽として、comtecという会社のドライブ・レコーダー(isafe simple)を装着してみることにした。配線などややこしいから、ディーラーまかせである。

 記録は、microSD カードに記録される。記録される映像は、映像の大きさが、1280x720px(HD) と 640x360px(SD) の2つ、フレームレートは30,15,10.5fps の4つから選択できるが、ディーラー設定では HD 30fps となっている。付属の8GB microSD カードでは、目安として約48分しか記録できないようだ。それより長い場合は、上書きされていく。もう少し、フレームレートを落とすとか容量の大きいmicroSD カードすれば、長時間記録できそうである。microSD カードは、32GBでも2000円弱であるから、差し替えをもっているといいかもしれない。

 実際の記録を確認してみた。ディーラーで装着した後は、ACCスイッチが ON であるかぎり(エンジンがかかっているときはもちろん)、録画が始まっている。
ドライブ・レコーダーの本体から microSD カードを抜き出し、PCのカード・リーダーに挿せば表示されるフォルダーに iSafeViewer.exe というビューアソフトが表示されるので、これをを実行すると下のスクリーンショットのように表示される。

ビューアソフトの画面 150118-3.JPG

 動画は、約1分ごとに分けて記録されている。画面の右上には、Google Map で現在地がマークされている。この地図は、車が移動するにつれて変化していく。 isafe では、位置測定はアメリカのGPS だけでなく、ロシアのグロナス、日本のみちびきも利用して精度の向上を図っている。
 ビューアソフトの画面下の、動画アイコンmovie.JPGをクリックすると、該当ファイル(AVI ファイル)を保存することができる。また、カメラアイコンphoto.JPGをクリックすると画面に表示されている静止画を下のスクリーンショットのように切り取り保存することができる。形式は、jpg である。

動画から切り出した静止画 driverecorder-005-010-000698.jpg



 ディーラーで装着した後、自宅に帰る道で記録された動画の一部を取り出して保存し、Youtube にアップしてみた。まともな逆光であるが、まあまあの記録になっているのではないかと思う。 鳴っている音は、カーオディオとウィンカーの音である。
追記(2015/1/23): 動画の後ろで流れている音は、カーオーディオで流していたJazz であったが、Youtube で著作権に引っかかるとの warning が表示された。それで、動画の音声は途中から削除した。
音をミュートする設定もできるので、今後は音無しの録画にしたい。

記録されている動画の一部