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Atelierで“dixie”が含まれるブログ記事

2014年10月 4日

隠居のJazz: 2014 和泉の国ジャズストリート


 今年も 和泉の国ジャズ・ストリートが開催された。9年目になる。泉北高速鉄道のいずみ中央駅近辺のショッピングセンターやカーディーラー、はてはお寺までの会場でJazzやカントリー・ソングなどのライブが楽しめる。いずみ中央駅から程遠くない住宅地に住む友人と最初から聞きに行っている。ジャズ・ライブを聞いた後、一杯のやるのが楽しみである。
 今年は、私が日曜日に野暮用があって、土曜日の前夜祭に聞くことにした。前夜祭は、いずみ中央駅の構内だけで催される。
 毎年、前夜祭にも参加している友人は、前夜祭を聞きに来る人が多く、立ち見を覚悟しなければならないという。幸い、夕方5時半過ぎから始まった富田宗雪&シンパシーという女性ボーカルとトロンボーンを中心とするクインテットの演奏のときには、最後列の折りたたみ椅子の席が2つあいた。富田宗雪のボーカルは毎年聞いているが、パンチがあってなかなか楽しい。このボーカリストは、民謡を Jazz 化して歌うことに情熱を燃やしているようだ。ソーラン節と 沖縄民謡「花」を披露してくれた。


 録音は、スマホ Xperia A(SO-04E) で録音したものだが、割合ちゃんと録れているようだ。

 このような Jazz Live はなんといっても Dixieland Jazz が楽しい。飯田宗雪のバンドの後は、毎年このJazz Street で演奏している Rambling Fellows の Dixie だった。梅田のニューサントリー5に出演するぐらいの実力派だ。35分ほどのライブで聞いている時は問題ないが、録音したものを聞いてみるともうちょっとかなと思ってしまう。

Rambling Fellows の演奏
Maskrat Ramble Indiana
DSC04806-001.JPG DSC04810.JPG


 これらのVideo は、SONY NEX-7 で録画したが、手持ちだったので、揺れていたりする。また、レンズのズームがきついので、スムーズではない。音は、鮮明に録れているようだ。
 SONY NEX-7 の録画ファイルは、.MTS という独自形式であるが、これを iWisoft Free Video Converter で mp4 に変換し、Microsoft のムービーメーカーで編集したものを YouTube にアップロードした。

 なお、毎年 和泉の国ジャズストリートの記事をアップロードしている。年次ごとの記録は以下のとおりである。

第 1回:隠居、和泉の国ジャズストリートで Live Jazz を楽しむ
第 2回:第2回和泉の国ジャズストリート
第 3回:第3回 和泉の国ジャズストリート
第 4回:隠居のJazz:第4回和泉の国ジャズストリートを楽しむ
第 5回:隠居のJazz:今年も第5回和泉の国ジャズストリートを楽しんだ
第 6回:隠居、第6回 和泉の国ジャズストリートを楽しむ
第 7回:和泉の国ジャズストリート 2012
第 8回:隠居のJazz:和泉の国Jazz Street(2013)

2011年11月 5日

隠居のスマートフォン備忘録:(16) Xperia acro のアプリ TrackId を使って、聞こえている音楽の曲名を検索する


 家内の徹底した断捨離作戦で、いずれ何とかしなければならないと思っていたカセットテープの処分を迫られた。中身を見てみると、英語学習用のテープもかなりある。もう少し若い時には、それでも英語を再度勉強したいと思っていたらしい。しかし、古希を越えて今更あがいても仕方ないと処分することにした。

 その他のテープは、まだカセットテープが全盛のときに、NHK のFM放送から、その頃好きだった dixieland Jazz を aircheck したものや Pops, Country song などのテープが結構ある。処分するのは忍びないので、mp3 化して、音楽ライブラリーに残すことにした。アナログのテープをデジタル化するのは time-consuming な作業であるが、これらの音楽を聞いた若い時に却ってテープを聴きながら PC に向かうことにした。

 テープをデジタル化して困ることは、デジタル化した曲の情報が少ないことである。アーティストぐらいはカセットテープのケースに書いてあるが、録音している曲名まで記録していることはめったにない。音楽データーベースとしている Windows Media Player Library に収納するには、せめて Attist と Title ぐらいが欲しい。

 音楽を音声の波形から、曲名などを検索するサービスは、PC 本体にはいくらかあるようだが、以前に使っていた GraceNote などは使えなくなっている。
 スマホの Xperia acro には、初期の設定で TrackID というアプリ(これも、Gracenote の製品)が搭載されている。 Xperia acro を使い出した当初、このアプリが勝手に動き出し、削除しようと思ったくらいだが、今回このアプリを使ってみると、すごい検索力があることにびっくりした。以下、その使用方法を備忘録として記録しておきたい。
  1. カセットテープをプレーヤーにセットし、パソコンの SoundBord 入力につなぐ。
  2. パソコン本体の Sound Engine Free を立ち上げる。【隠居のパソコン備忘録:(続)LP をデジタル(MP3)化して、音楽CD にする】に記載している方法で、MP3 化する。
  3. MP3 化したファイルは、ID3-TagIT を使ってAlbum 名、artist、title(曲名)などを付加するのであるが、title を入力するときに、TracID を使う。
  4. 曲名を検索したいファイルを選んで、ID3-TagIT 上部のツールアイコンで再生ボタンをクリックすると、itune (私の場合、普通は WindowsMediaPlayer が MP3 Player なのだが)が立ち上がり、再生が始まる。
    ID3-TagIT_1.JPG
  5. Xperia acro の TrackID をタップして立ち上げると【録音】ボタンが表示されるので、これをタップしてスピーカーに Xperia acro のマイクを近づけると音を取り込み検索が始まる。上手くヒットすると、Artist, Title(曲名), Album が表示される。
    device-111105-2.jpgdevice-111105-0.jpgdevice-111105-1.jpg


  6. 上の例は、 Donna Summer のテープをデジタル化した時の例である。この時、名前の分からなかった曲名は、TrackID で確認した結果、テープのA面の曲とダブっていることが判明したため削除した。ID3-TagIT の機能を使って、下のようにすっきりとファイルの情報を整理することができた。
    ID3-TagIT_2.JPG


 ただ、ABBA とか、Donna Summer では、検索率は100%であったが、FM放送を録音したものなどは、ヒット率は低い。それでも、曲の情報収集には強力な助けとなる。

2010年8月25日

隠居のジャズ:Radio Senboku で Piano 特集を組む

 梅雨があけてから、連日暑い日が続いている。特に、8月に入ってからは猛暑日が続くようになって、自分の歳を考え戸外活動は控えている。探鳥ウォーキングもDIYも控えているので、ブログに掲載できるようなイベントがない。もっぱら、Jazz をBGM として、読書・TV視聴の毎日である。

 Live365 という Net Radio サイトに開設している Radio Senboku で流しているJazzは、5月の下旬ごろに Bebop 特集を組んで以来放送している曲を変えていない。そろそろマンネリ化してきたので、変更することにした。このような作業は時間が必要なので、室内作業にはぴったりである。

 今までいろいろなソースから集めた Jazz はWindowsMediaPlayer のライブラリーDB にジャンル別に収納してきている。大分類 Jazz はDixie とか Jamsession は別にして、さらに楽器別に細分化している。Jazz(piano) として分類している Artists はたくさんいる。これらの中からWikipedia(英語・日本語)に記載されている Artists を選択した。最近の Wikipedia にはほとんどの Artists が網羅されている。これらの Artists を活動時期の年代順に網羅してみると、Count Basie, Art Tatum, Bud Powell, Oscar Peterson, Thelonious Monk, Bill Evans, McCoy Tyner, Wynton Kelly など129人の Jazz Pianists List ができた。

 このリストに基づいて、Radio Senboku に、Jazz Piano 特集を組んだ。そのPlaylist は右メニューにリンクボタンを置いている。 Jazz が嫌いでなければ、いろいろな作業のBGM には最適と思うので、Radio Senboku にチャネルをあわせてみて欲しい。 

2009年9月10日

隠居のJazz:Jam sesseion 的な曲を集めてみる

 1940年代になって、Jazz の主流は swing から bebop (ビーバップ)へ移っていく。真珠湾攻撃は 1941年12月であるが、戦地に赴いた兵士を鼓舞する音楽は、後で自ら兵士になった Glenn Miller が作ったようなダンス・ミュージックとしての明るい swing jazz だったそうだ。
 bebop というのは、この戦争中に兵役に行かない不良ミュージシャンたちが始めたようだ。その辺の詳しい話は、今読んでいる「東京大学のアルバート・アイラー」(東大ジャズ講義録)にでているが、読んだ後でまとめてみたいと思う。

 私がジャズが好きになったのは遊園地の音楽と揶揄されたディキシーランド・ジャズからで、そのあと Benny Goodman を代表とする swing jazz を好んで聴くようになった。この種の Jazz は職場の兵士だった私を鼓舞する効果があったのだろう。そして、いつの頃からかJazz の面白さは、演奏場所や共演者によって演奏スタイルを変える即興演奏(improvisation)の bebop ではないかと思うようになった。

 隠居の音楽:mp3 ファイルのID3 タグを編集するで書いたように、Windows Media Player の音楽曲データーベース機能を使って、今まで収集してきた Jazz の曲を自分が勝手に決めたジャンルに区分してみた。ほとんどの曲は、メインとなるアーティストが演奏する楽器別のジャンルに分けられる。たとえば、Miles Davis なら Jazz(pet), Bud Powell なら Jazz(piano) という具合にである。
 しかし、Miles Davis が サックス奏者のSonny Rollins と共演していると記載されている録音は区分できないので 、Jazz(jam) というジャンルに分けた。このような録音はたいていの場合、bebop の即興演奏(improvisation)となっている場合が多い。このジャンルに区分した track が結構多く集まったので、これらの中から 96曲、10時間40分をRadio Senboku に流す Playlist に特集で集めてみた。このエントリーを書きながら、BGM として聴いているが、なかなか良い選曲にとなったと思っている。Excel で作ったこの Playlist は、私のブログ右メニューの Radio Senboku Playlist で確認できる。この Playlist には、Artists名, 曲Title, Album名, 曲の長さ(分・秒)が記載されている。 Radio Senboku につないで、Play ボタンをクリックすると現れるポップアップ画面に現在流れている曲が出ているので確認することができる。

 ということで、Jazz はbluse, dixie, swing, bebop、modern というような一般的なジャンル分けをしたほうが良さそうだ。ただ、自分の耳を信じながら、1アルバムずつ聴いてみる作業となるので時間を使いそうだが。

  

2009年2月26日

Web Radio:Jazz 放送局 Radio Senboku Trumpet Artist 特集

 先月から始めた、メインとなる楽器別の Artist による Track をRadio Senboku の特集を続行することにした。先月は Saxophone だったが、今月は Trumpet と Trombone Artist の Album から特集を組むことにした。

 参照したのは、後藤雅洋さんの「新ジャズの名演・名盤」である。

 兄貴の形見の LP にも、Miles Davis のレコードがたくさんある。Art Farmer, Clifford Brown の LP も何枚かが見つかった。
 私も CD で何枚か持っているが、eMusic からダウンロードした曲の中にも、多くの Track が見つかった。
 Trumpet Artist と Saxophone Artist とが共演している曲が多いが、分類としてはその曲を含むアルバムが誰が主体のものかで、ジャンルを分けることにした。

 私の Music Database である Windows Media Player(WMP) の Library には、次のような Trumpet(Cornet) Artist も List Up される。Louis Armstrong については、Dixie-Swing に区分しようと思う。

後藤雅洋さんの「新ジャズの名演・名盤」には、Trombone 奏者の紹介はない。私の WMP の Library には、兄貴が残していった LP盤などにあった次のような Artists がリストされている。 

 その他に、Trombone Artist としては、Glenn Miller, Jack Teagarden といった有名な奏者がいるが、Dixie-Swing に区分しようと思う。
 また、Clarinet Artist には、私の好きな Edomond Hall, Benny Goodman といった奏者が有名であるが、Clarinet は主にDixie-Swing に使われてきた楽器であるので、そちらの特集にいれたい。

 上記の Trumpet, Trombone Artist のパフォーマンスは、Radio Senboku に組み込んだ。今月から、Live365 のファイル許容量は、300MB に増えているので、今までの Saxophone Artist の Tracks も残しながら、追加した。Playlist は、右サイドメニュー「その他のサイト内リンク集」の Radio Senboku Playlist からリンクしている。

2007年2月 6日

開局:Radio Senboku by Live365.com

 Web Radio をいろいろと探るうちに、Live365.comというサイトがあることが分かった。デジタルAREANA山崎潤一郎さんの「ネットで流行るもの」というコラムに「誰でも合法ネットラジオ!」で紹介されている。興味ある方はそのコラムを読んでいただきたいが、これで著作権の問題がクリアできそうなのでトライしてみることにした。
私がやりたいのは、eMusic からダウンロードしたMP3ファイルを broadcast することである。条件の一つに、使用する楽曲が、ASCAP、BMI、SESACといった米国の大手著作権管理団体によって管理されていなければならない。この点、私が broadcast しようとしているファイルは、米国のサイトからダウンロードしたファイルだから問題はない。とりあえず、7日間のトライアルをしてみることにした。Studio365-1.3 というソフトをダウンロードして展開し、指示に従えばファイルのアップロードは簡単に行ってくれる。eMusic からダウンロードしたMP3ファイルは 128kbps であり、 broadcast には 64kbps mp3PRO にしなければならないがこのソフトが自動的に行ってくれる。ここまではすんなりといったのだが、copyright の情報を付加しなければ、 broadcast はしてくれない。CDからリッピングした曲なら、そのCDにcopyright が記載されているが、ダウンロードしたMP3ファイルにはそんな情報はない。お手上げ状態になり、仕方なくキャンセルのメールを打つ(放っておけば自動的に登録したクレジットカードから引き落とされる。)と、キャンセルの原因は何かというメールが来たので、たどたどしい英語で、copyright がクリアできない旨のメールを返すと次のようなアドバイスが返ってきた。
To complete “ecommerce info”, log in your account, click on http://easycast-sf.live365.com/XXXXXX/manage.cgi , go down to the individual track.
Click on the song that have red x mark on it. You will now be Track Info Editor.
You will see next to title Cover: a search ? Missing Cover Art or Search Amazon to the right. Clicking on either one of the links will take you to retrieve the information needed.
You will now see a little window with all possible artists that might match the song, use the forward and backward button to scroll to the right artist.
Clicking on the green Copy info button will take you back Track Info Editor page where all the missing information fill in.
You will need to do this for all the songs that have red x mark on them.
If you need further assistance, please don’t hesitate to write us again.

この通り実行してみるとなんとArtist, Track name の情報だけで、Label, Album, copyright の情報を Amazon.com が教えてくれるではないか。これによってファイルの情報を満たすと broadcast できるようになった。下のリンクをクリックしてみてください。立ち上がるまで少し時間がかかりますが、私のインターネット・ラジオ局Radio Senbokuにつながるはずです。現在20曲程度のストリーミングかしかアップロードしていないが、私が選曲したJazzが流れる。ただし、はじめの部分と途中に英語のアナウンスが入る。まあ、リスニングの勉強と思って我慢してください。ただし、InternetExplorerでないと駄目のようだ。
でも、なんでお金を出してまでそんなことをするの?と疑問の方も多いと思う。その理由は、上に紹介した山崎潤一郎さんと同じ気持ちなので、そのコラムを読んでいただきたい。まあ、隠居の一つのお遊びです。

続きを読む "開局:Radio Senboku by Live365.com"

2006年9月18日

隠居、和泉の国ジャズストリートで Live Jazz を楽しむ

 すぐ南隣の和泉市に住むML仲間が、今年初めて「和泉の国ジャズストリート2006」が開催されることを教えてくれた。神戸などで開催されている Jazz Street に似たイベントのようである。桃山学院のホールで開かれるクラリネットの北村英治が目玉のようであるが、その近辺のレストランや公園でもいろいろな演奏があるらしい。らしいというのは、インターネットでは概略しか紹介されておらず詳細が分からない。(当日近くになって、インターネットのコンテンツは上の内容のように充実してきた。そのうちに消されるかもしれないが)
kirinn.jpg 泉北高速の我が家に近い駅から2つ向こう終点「和泉府中」でML仲間と落ち合い、市民プラザで手に入れたにわか作りの演奏会場案内のパンフを片手に台風13号の余波で小雨がぱらつく中を歩いて回った。喉も渇いたので、会場の一つ「プチラパンしんむら」というレストランに飛び込んだ。なかなか洒落たレストランである。が、Jazz Live 向きではない。窮屈な場所で「麒麟倶楽部」というトリオの演奏がちょうど始まるところであった。とりあえずビールとチーズ(メニューはコースしかない)を頼んで久しぶりのオフラインミーティングに乾杯、演奏に耳を傾ける。このトリオはピアノを弾くYuuさんという女性がリーダーのようであるが、メンバーの一人細田友美さんというクロマチック・ハーモニカの第一人者の音が素晴らしい。ハーモニカはカントリーではよく聴くが Jazz では初めてである。いい。なかなかいい。Yuuさんのオリジナル曲:SCENE (左のPlayボタンをクリックすると音がでます。
Trampet.jpg 「プチラパンしんむら」でのセッションはこの Trio でしばらく休憩だったので、多国籍料理居酒屋を謳う「「エッテレム・フィノン」」という、こんどは Jazz Live 向けの会場に移動。しばらくして、「中嶋昭彦クインテット」というピアノ・ベース・パーカッションにサックス・トランペットの楽団の演奏が始まった。ジントニックをチビリチビリと舐めながらピザをつまんだ。バンドのすぐ側のテーブルでの Live を聴いていると、アルコールのせいかニューオーリンズ・バーボンストリートのニュープリザベーション・ホールにいる気分になっていた。特に若いトランペッター(紹介はあったのだろうが、名前が思い出せない。パンフにも情報がない。)の Improvisation はなかなかであった。Jazz を楽しむのはやっぱりこのような雰囲気がいい。ここで、ML仲間の奥さんと息子さんのお嫁さんが合流した。お嫁さんは高校時代吹奏楽部でクラリネットを吹いていたとのことで、昨夕この行事を知って急拠の参加とのことである。このイベント 情報の発信に問題ありかな。
SouthSide.jpg 続いてのバンドは、「South Side Jazz Band」であった。クラリネットの吉川裕之さんをリーダーとして、ルイ・アームストロングがよく演奏した曲が中心であった。私の Favorite Song で、Jazz Collection List にも掲載しているスイート・ジョウジア・ブラウンも組み込まれてご機嫌だった。若いドラマーの永田充康さんのアドリブもご機嫌だった。演奏の後、吉川さんと言葉を交わす機会があって聞いてみると私の大好きなエドモンド・ホールは吉川さんも好きとのことであった。エドモンド・ホールはルイ・アームストロング楽団でクラリネットを吹いていた。Audience は熟年ももちろん多かったが若い人も結構きていた。
 このイベントのメインとなる生田幸子Trioと北村英治と竹下清志Trioのステージは、桃山学院大学のカンタベリーホールで行われた。桃山学院大学は、少し前に堺市から移転してきた新しい綺麗なキャンパスである。設備も整っている。この2つのTrioの演奏は有料だけあって非常に洗練されているし、8歳の天才ドラマー鬼束大我が出演したという話題性もある。北村英治も白髪になってずいぶん歳をとったが、やはりクラリネットは大したものである。シング・シング・シングの最後の高いキーもなんなくこなしている。アンコールで演奏した The World Is Waiting For The Sunrise は私の好きなFireFive+2の Dixie の一つだが、バンジョーなしでどうするのかと思っているとPianoの竹下清志が見事に雰囲気を出していた。いい仲間とご機嫌なJazzを楽しんだ半日でした。このイベントは和泉市の市制50周年記念事業ということであるが、来年も是非続けて欲しいものだ。。
泉北近辺私的観光地図に掲載