このブログを検索

大文字小文字を区別する 正規表現

Atelierで“「パソコン工房」”が含まれるブログ記事

2011年11月21日

隠居のパソコン備忘録:モニターを CRT から LCD に変える 


 私のパソコンは、いわゆる自作PC で、いろいろな部品や機器をアセンブリしたものである。モニターは、10年前くらいに娘の大学入学祝いにと自作したときに求めた SAMSUNG の 19インチ CRT を、娘が新たに SONY Vaio を買い求めたので舞い戻ってきたものを使ってきた。

 特段問題はなかったのであるが、デスクの上に大きな場所を占めており、動かすのも重たい。それに、家内の LCD の方が、掲載している写真が明るく綺麗に見える。私のブログに訪れるほとんどの人も、パソコンのモニターは液晶になっているはずである。ブログ・ページを作るときにも、液晶で確認しておいたほうがよい。節電にもなるので、思い切って、モニターを LCD に変えることにした。

 PC のモニターとして使うだけなので、余計な機能はいらない。Amazon で探すと、Iiyama の 20 インチの液晶モニターが一万円を切ってある。思わず飛びついた。Amazonn の配達は早い。注文した翌日には品物が届いた。今までのぎっくり腰にならないか心配しながら持ち上げていた CRT のモニターに比べると無茶苦茶軽いし、容積が小さい。

 このモニターには、PC 本体との接続は、DVI-D という接続と従来からの D-Subミニ15ピンの接続との2系統がある。PC 本体の裏側を見ると、DVI-D のソケットもある。一緒に、DVI-D のケーブルも注文した。
 早速、DVI-D のケーブルで接続し設置してみた。しかし、これはかなりの勉強不足であった。画面が表示されるのは表示されるが、横長のワイドに映る。つまり、もともと横:1024 縦:768 のXGA 比率のものが、1600X900 で写ってしまうのだ。このために、このIiyama のモニターには、画面を XGA 比率にする画面調整機能がついていて、「フル」ではなく、「アスペクト」にすると XGA 比率で表示されるようになっている。ただ、DVI-D 接続では、この比率を調整する「画面モード」が、グレイアウトし、切り替えができない。それで、 D-Subミニ15ピンの接続に切り替えて(モニターに付属しているケーブルはこのケーブルである)みると、「画面モード」が機能するようになった。知識不足の頭では、原因は分からない。また、ビデオカードの性能も強く影響するらしい。まだまだの学習が必要であるが、ここまでにわかったことを記録しておくことにした。


(追記:2011/11/23)使っていたビデオカードは、Aopen FX5200-DVP128LP(AGPスロットから抜き出して確認した)で、DVI-D 接続ではワイドモニターには対応しないことが分かった。そこで、高解像度対応のビデオカードを求めることにしたが、乏しい知識ではネットサーチだけでは何を購入したらいいのかよく分からない。近くの「パソコン工房」に行って教えを乞うとAGP対応のビデオカードは、2つしか置いていなくて、その内の一つ(NVIDIA FX5200)が私のパソコン・マザーボードで許容しているAGP4Xでもいけることが分かった。これを求めて、ビデオカードを取り替えると、高解像度でもOK であった。接続コードも、D-subミニからDVI-D ケーブルに変えても「画面モード」が機能するようになった。

 XGA 比率で作成しているブログの写真も歪みがなくなった。当面は、新しい LCD display の画面の解像度を 1600x900 と設定して、水平方向をXGA モードの幅に設定して運営することにした。iGoogle の画面などは 1600x900 モードでも問題はなく見やすくなった。

2008年1月 5日

隠居のパソコン備忘録:自作パソコンの電源を交換する

 年末から自作パソコンのトラブルが続いている。酷使してきたので、そろそろ寿命なのかもしれない。年末には、システム・ディスクがもう危ないですよとの警告がでて、苦労して交換した。そのあと調子よく動いていたので、システム・ディスクを交換したときに取り外したもう一台の内蔵ディスク(こちらは大丈夫だった)をスレーブにして付けることにした。容量は20GBしかないが、捨てるのももったいなかったからである。

クリックすると大きな写真になります 内蔵ディスクを2台にするときの問題点は、IDEケーブルのとりまわしである。私が使っている ATX ケースではディスクを新たに取り付けるときには、20pin の電源ケーブルを一旦引き抜かないと構造上ディスクをケースに収めることは困難である。この電源ソケットを抜き取るのに、なかなか力がいる。なんとかディスクをとりつけたが、電源ソケットを抜き取るときに、フロッピィ・ディスクの電源ソケットがはずれたらしい。パソコンの立ちあがりでそのようなメッセージがでる。何度かやり直しているうちに、電源そのものが入らなくなってしまい、電源のファンも回らない。
 家庭内LANの他のPCで、Web Search をしてみると、どうやらATX 電源か、マザーボードがお亡くなりなったらしい。どちらの部品がやられているのかの鑑定は、一つずつ部品を変えるかしかないようだ。
 パソコンがないと毎日の生活に困る。車で15分ほどの「パソコン工房」の堺支店まで、車を走らせた。沢山のお客さんで賑わっている。この「パソコン工房」というパソコンショップは、私がパソコンを自分で組み立て始めた15年前くらいには、大阪日本橋の電気街の裏通りに小さな店があっただけである。今や全国区になっている。大きくなったものだ。
 私が使っているマザーボード Asus P4P800 SE は、もう既に古いタイプになっているらしい。店員にお薦めを聞いて、もしマザーボードを変換しても使える ATX 電源:CorePower500Wを ¥5,250 で購入した。亡くなったと思う ATX 電源は、ATX ケースに付いていたものである。
 早速、電源を付け替えて、ケーブル類を慎重に繋いでみると、元の画面がでるようになった。故障はマザーボードではなかったらしい。ほっとした。新しい電源は、写真を見ていただいたらわかるように、ケーブルがすっきりとまとめられている。ケースの上に載せている昔の電源からは、もじゃもじゃしたケーブルがたくさん出ている。今の電源は、必要な数だけ接続できるようになっている。増設したディスクも問題なく動いている。アルツハイマーになりかけた老人の頭に、神さんは正月早々いい刺激を与えてくれたものだ。