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Atelierで“「藤本壱」”が含まれるブログ記事

2008年6月22日

隠居のMT4.1 バージョンアップ備忘録

 MT3.35 から MT4.1 へ「小粋空間」さんの「Movable Type 3 から へのアップグレード方法」を参考にアップグレードした。一見上手く成功したと思ったが、コメント入力での認証などで不具合が出て丸1日くらい調べてみても対処の方法が見つからなかった。

  MT3.35 を引きづりながら、素人があれこれいじっても時間ばかりかかるので思い切って 「小粋空間」さんの4.1 用(XHTML 1.0 Strict(utf-8 版):スタイル対応版)のテンプレートセット(この言葉も 4.1 から初めて使われている)に切り替えることにした。

 MT3 からは全面的に改定されているので、新しい構成や言葉になれるのが大変である。
 「Movable Type 4.1 テンプレートセット(スタイル対応版)」の設定方法に従ってインストールしたが、多くの問題に遭遇した。(している。)

 忘れないうちに(もう忘れていることもあるが)、遭遇した問題と対処したことがらを備忘録として思いつくまま記録しておきたい。

 
  •   問題:MT3.35 では、ファイルを php としてきたが、MT4 での設定がよく分からない。
    対処:我楽さんの「Movable Type 4.0 新規インスコ覚書」を参考にというかそのまま利用させてもらって、ファイル名を書き換えた。
  •   問題:メインページから、(例えば最近のエントリーのリストから)アーカイブページが開かない。また、MT4 から MT3 では Plugin で対処していた Preview 画面がディフォールトで編集画面の「確認」ボタンで用意されているが、 Preview 画面が表示されない。
    対処:「ブログの設定」→「公開」→「公開に関するオプション」の公開方法で「アーカイブのみダイナミックで構築する」を選択する。
    原因推定:MT3 のときから、php化をしていたからと思われる。なお、このことによって、ファイルの再構築が劇的に速くなった。
  •   問題:FFFTP で確認しても投稿したファイル名が見えない。
    対処:「ダイナミックパブリッシング」の理解が十分でなかった。「小粋空間」さんの「Movable Type の再構築を不要にする「ダイナミック・パブリッシング」(その1:概要)」を読んで納得。
    注意点:リンクするページのURL特定は、「ブログ記事あるいウェブページの編集」での公開にある出力ファイル名でする。
  •   問題:右サイドメニューのカテゴリの中身が空白となる。
    対処:HTML 記述部分に、<MTTopLevelCategories > テンプレートタグを挿入。詳細は、「小粋空間」のエントリー「カテゴリーアーカイブで全サブカテゴリーリストを表示」を参照。
  •   問題:「小粋空間」さんのテンプレート・セットでは、「Category」「Recent Entries」 などは折りたたみやツリー表示になっていない。
    対処:「小粋空間」さんのプラグイン:サイドメニューの折りたたみ (V4.0) を導入。基本的には、MT3.35 のコードを利用して、テンプレートモジュールの「サイドバー2」 の既存のコードと置き換える。
    注意点:スタイルシートへの追加項目が忘れがちである。
  •   問題:MT3.35 では、[Kinarie&May]さんのフラッシュカレンダーを愛用してきたが、アーカイブテンプレートに設置するXML ファイルの設置方法がよく分からないので、「小粋空間」さんのテンプレート・セットのカレンダーを使うことにしたが、月送りできず十分ではない。
    対処:プラグイン:「Ajax 月送りカレンダー(MT4版)」を導入。
    注意点:「デザイン」→「テンプレート」→「アーカイブテンプレート」→「ブログ記事リスト」を選択し、アーカイブマッピングの「新しいアーカイブマッピングを作成」をクリックして、「日別」を選択して「追加」をクリックしておかねばならない。
  •   問題:私は、スタイルとして two-column-liquid-right を使っているが、画面の解像度を 1024x768 にしていても機種によっては、右サイドメニューと本文部分のカラムが重なるようである。
    対処:「小粋空間」さんのテンプレート説明エントリーの下の方にある FAQ を参考に、スタイルシートをいじって修正した。
    注意点:友達などのPC でうまくいっているか確認してもらう必要がある。
  •   問題:MT3.35 ではCategory 表示順を「藤本壱」さんの cutfirstchar のプラグインを利用して、カテゴリー名の頭に3桁数字をつけて表示順を決めてきたが、MT4 では上手くいかない部分がある。
    対処:カテゴリー名の頭3桁の数字を外した。表示順は、数字→英語→ひらがな→カタカナ→漢字の順となるが、あまり違和感もないので当分この表示でいくことにした。
    展開:「藤本壱」さんが、「カテゴリーとフォルダを並べ替えるプラグイン(MT4以降用)」のカスタマイズを発表されているので、これを導入するつもりである。
  • 問題:MT3.35 ではインデックス・テンプレートとしてホームページの変更履歴を整理していたが、MT4 ではそのようなテンプレートは作成できないようである。
    対処:MT4 ではウェブページのテンプレートが用意されており、これを利用してページの変更履歴を記録していくことにした。
  •   問題:MT3.35 で表示していた「パンくずリスト」のMT4 では上手く動かないようにみえる。
    対処:MT4 のものをサーチしてインストールしたが、サブカテゴリーが表示されないのはMT3.35 と同様なので、古いコードをブログ記事(旧エントリーアーカイブ)とブログ記事リスト(旧カテゴリーアーカイブ)にインストールして使用した。
  •   問題:list-style-type が、circle 表示となり変えられない。
    対処:style-cite.css の ul 定義している部分をコメント・アウトし、ブログ記事編集画面で直接 <ul type="square">というように指定した。ブログ記事の編集画面は、フォーマット 「なし」を選択し、HTML タグを使っている。
    発展:list mark をリスト画像にできる id属性をCSS に設定した。画像は「シェルの素材工場」からいただいた。 ここで使っているように画像を自分で作ってみた。
  •   問題:ブログ記事を書く編集画面が小さい。
    対処:気がつかなかったが、記事を書く枠下のラインをドラッグすることによって、広げたり小さくしたりできる。


 MT4.1 での「小粋空間」さんのテンプレート・セット導入はまだまだ苦戦しているが、なんとか形となった。悪戦苦闘のサイド・プロダクトとして、Version4の理解も少し進んだ。今後は、MT4.1 の進化しているところを取りいれて充実していきたいと思っている。

2006年7月24日

隠居、MTにセル数の多いテーブル設置にてこづる

 Litebox-1.0で写真をグループ化して登録できるようになったので、DIY作品の写真をテーブルのセルに納めその列の下行に解説や関連するエントリーなどへのリンク先を記載したエントリーを投稿した。このエントリーを編集したときに、遭遇した問題を備忘録として書いておこうと思う。
 まず、「小粋空間」さんが、エントリーで table タグを記述する場合の注意で書かれているように、書き出しの文書とテーブルの間に大きな余白が生じる問題が起こった。困ったときのヘルプは「小粋空間」さんにしているので、すぐにこのエントリーが見つかった。ただ、「小粋空間」さんがアドバイスされている方法ではうまくいかなかった(多分私が早とちりしていると思うが)ので、そのエントリーに紹介されている藤本壱さんの「改行を変換する」を改良するプラグインを導入した。この問題はこれで解決した。
 次に、セルの列幅を均一にする方法である。これは単純にタグ td のwidthプロパティを100pxで設定した。サムネイルの写真の幅を100pxと設定しているのでこれに合わせた。行幅はディフォールトで auto になっているようで、それぞれの行の最大値に合わせてくれる。
 セル内の字体はいままでセルが少なかったときは、「小粋空間」のテンプレート用CSSのクラス .entry を使ってきた。これでは字体が大きいし(14pxとしている)、行間(150%)も広すぎる。そこで、新しいクラス .entrytbl を作り大きさ11px、行の高さを120%に変更した。
 次にセルの枠線を変えたかったのと、テキストの縦位置を top から始めたかった。また、文字が枠線にくっつくと見栄えがよくないので少し隙間を開けたかった。ディフォールトで右枠との間隔は開いているが、どこで設定しているのかよく分からない。 td の padding をいじれば望む隙間が得られそうだったので、CSSで td の枠線と padding を設定すると上手くいった。また、縦位置は vertical-align を top にすることで解決した。他のテーブルに影響がでるが、セルの少ないテーブルでは大丈夫のようである。
 経験的に言えば、このようにセルの多いテーブルをエントリーするときはHP作成ソフト(私の場合、DreamWeaver MX)でテーブルで作成し、そのHTMLコードソース(body部分)をコピペし、エントリーの中で修正すると少しは時間の節約になると思う。 ただ、CanonとかNikon、Lumixなどのようなデジカメ・メーカーが無償でそれぞれ album 編集を提供しているので、それらを利用する方がはるかに簡便である。私の場合、 Litebox-1.0 の洒落た画像表示を使いたかったのとコメントにリンクを張りたかったので自作してみた。拙くとも、DIYがいいと私は思ってる。  

2006年7月12日

隠居のMT:RebuildPreview MT3.3対応インストール

 藤本壱さんが、エントリーのプレビューを行うプラグインを昨日(2006/7/11)MT3.3対応に改修してくれました。謝謝!
 早速、インストールしました。躓いたのは

ダウンロードが終わったら、ファイルを解凍します。
すると、「RebuildPreview」というフォルダができますので、このフォルダを丸ごと、Movable Typeの「plugins」にアップロードします(「plugins」ディレクトリの中に、「RebuildPreview」ディレクトリができるようにします)。

の部分です。解凍をすると「RebuildPreview_1_20」というフォルダーができますので、後ろにくっついている _1_20 を削除してフォルダ名を変更する必要があります。あとはすんなりといきました。以前に使っていたpreview用のテンプレートも作り直す必要はありません。
クリックすると大きな画像になります。←スクリーンショットのように、「プレビュー」ボタンが「確認」と「削除」の間に格好良く作られています。
 Blog記事を作成するソフトにBlogWriteがあります(shareware)が、これと併用すればエントリーは楽になりますね。

2006年5月26日

コメントスパム

 朝、メーラーの”Beckey!”を立ち上げると異常な受信数となり、Blogに受けたコメントをフィルターしているBlogフォルダーに500通ぐらいの未読数が表示された。コメントを確認するために自分のブログサイトを開けてみたら、見事にコメントスパムから攻撃を受けていた。ますます増えていく。以前にも10通程度のスパムはあった。そのときは手動で削除した。今回は本格的なスパムである。コメントの「投稿を受け付ける条件」を「すべて」にして、承認した投稿者以外は保留にしメールに知らせる設定にしていたための被害である。一時的に、コメントを受け付ける条件をTypeKeyを持っている人に限定したら、止まったようだ。ただ、コメントする人がすべてTypeKeyを持っているわけではないので対策を考えることにした。
 Googleでコメントスパム対策をサーチすると藤本 壱さんの「日本語でないスパムをフィルタするプラグイン」というのが見つかったのでインストールした。今攻撃を受けているスパムコメントは英語なので、とりあえずこれで対策した。今のところ上手く迷惑コメントにフィルタリングしているようだ。
 迷惑コメントの表示はDefaultでは20行ごとになっているが、「すべての行」を表示する設定に切り替えると一斉に削除できる。これを書いている間にも1分に1~2回攻撃されているようである。また、迷惑コメント/トラックバックを何日後に削除するかの設定がDefaultの30日後になっていたので、これを1日にした。
  いずれもう少しよい方法を探さねばならない。

2006年2月22日

横長カレンダー

 藤本壱さんのMTスーパカスタマイズテクニックを参考に、Movable Typeの各テンプレートのカレンダーを変えて、タイトル部分の下に横長で表示することにした。今までの悪戦苦闘で得た理解からすると随分楽なカスタマイズだった。これをベースに、Flashを使ってカレンダーの月移動ができるカストマイズに挑戦しようと思っている。
 MTの体裁ばかり弄っていて、肝心のコンテンツがおろそかだ。そろそろ暖かくなってきたので、DIYなどに時間を割いていきたいと思っている。