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2023年3月12日

隠居の散策:春の花ーサンシュユ(山茱萸)

家に閉じこもっていては体に悪い。それでなくとも衰えてきている足元は、ますます弱くなるばかりである。天気もいいので、近隣を歩くことにした。といっても、さくらにはまだ遠い。
 私は、ただ単に歩くことは嫌いなので、いつもカメラをぶら下げている。何か被写体はないかと歩くのだが、この時期写真にとどめたいと思うものはあまりない。

DSC01945.JPG 2023/3/5 ヒメリュキンカ(桃山台)
どなたかボランティア的に、歩道の植え込みに植えられている。この時期、植えられる花はすくないようだ。
Sony α7Ⅱ +Zeiss 24-70mm
63mm 1/200 F16 ISO50
DSC01951.JPG 2023/3/5 ヤマモモの新芽(桃山台)
近隣の公園には、ヤマモモの木が多く植えられている。ボタニックガーデンには、「長楕円形の葉は互生し、3月から4月ごろに穂状の花序をつけます。雌雄異株で、雄花序は橙色、雌花序は紅色をしています。初夏には、真っ赤な甘酸っぱい果実が熟します。」とある。ということは、これは雌花序だろうか?
Sony α7Ⅱ +Zeiss 24-70mm
43mm 1/200 F8 ISO100
DSC01955.JPG 2023/3/5 ヒイラギナンテンの花(桃山台)
公園の日当たりの悪い植え込みにひっそりと咲いている。
Sony α7Ⅱ +Zeiss 24-70mm
70mm 1/200 F4 ISO320
DSC01961.JPG 2023/3/5 シロハラ?(西原公園)
池のふちにある木に見かけない鳥が飛んできたが、カメラが最大で70mmしかない。拡大してみたが、はっきりしない。
Sony α7Ⅱ +Zeiss 24-70mm
70mm 1/200 F13 ISO100 トリミング
DSC01974.JPG 2023/3/5 サンシュユ(大森)
いつも髪を切ってもらっている散髪屋の向かいの道路土手を利用して花を咲かせている人がいる。よく見るとどこからか持ってきたらしい山茱萸の木が植わっている。日当たりがいいせいか、つぼみが開いていた。こんなに近くで咲いているのは意外だった。
Sony α7Ⅱ +Zeiss 24-70mm
70mm 1/200 F6.7 ISO100
DSC01986.JPG 2023/3/8 サンシュユ(法道寺)
家内が外の空気を吸いたいというので、この時期に山茱萸が咲く法道寺に行ってみた。まだ少し早かったが、かわいい蕾が膨らんでいた。
Sony α7Ⅱ +Zeiss 24-70mm
70mm 1/500 F9.5 ISO100

2022年4月15日

隠居の散策:春が来た(1)

4月7日 桜もほぼ咲きそろって、春本番である。春日和、散歩がてらに、年間パスポートを持っている「ハーヴェストの丘」に出かけてみた。学校が春休みとあって、平日にもかかわらず、小さい子供たちを連れたファミリーで結構にぎわっていた。
 人工的に植栽された花であるが、彩も増えてきた。

DSC01412.JPG 2022/4/7 パンジー(堺市ハーヴェストの丘)
パークの入り口には、パンジーが装飾されていた。
SonyNEX-7 + Sigma 18-300mm
レタッチ
zaifuriboku.png 2022/4/7 ザイフリボク(堺市ハーヴェストの丘)
村のエリアにあるボート池の土手に植栽されえている。
SonyNEX-7 + Sigma 18-300mm
レタッチ・合成
DSC01449.JPG 2022/4/7 メジロ?(堺市ハーヴェストの丘)
池の周りに数本のさくらがあり、メジロらしき小鳥が動いていた。
SonyNEX-7 + Sigma 18-300mm
レタッチ
DSC01463.JPG 2022/4/7 チューリップ畑(堺市ハーヴェストの丘)
この時期の売りは、チューリップである。
SonyNEX-7 + Sigma 18-300mm
26mm(35mm換算39mm) F4 1/800
DSC01471.JPG 2022/4/7 菜の花(堺市ハーヴェストの丘)
名残りの菜の花の向こうには桜が満開だった。
SonyNEX-7 + Sigma 18-300mm
70mm(35mm換算105mm) F5.6 1/800


2019年3月27日

隠居の散策:泉北ニュータウンの早春(4)蝶が飛んだ

72候の第11候櫻始開(さくらはじめてひらく)になった。東京ではすでに開花し、大阪でも今日明日には開花すると報道されている。天気も暖かくなると言っている。春を探しに出かけることにした。
 堺市霊園には、昔からあるお寺の墓地に交じって、7世紀ごろに開かれたという法道寺がある。このお寺はよく手入れされていて、桜も植えられている。周辺も池のある公園になっていて、いろいろな生き物に遭遇する。
 墓参に来る人のための駐車場に車を駐めさせてもらって、小さな池の淵の遊歩道を歩いてあまり手入れされていない竹林に近づくとウグイスの囀りが聞こえる。囀りの方向に目を凝らしてみると高い雑木の上で小鳥が動いている。
 ウグイスの鳴き声に気をとられていると、目の前を枯葉のように虫がひらひらした。蝶のようだったので、留まるまで追いかけた。アオキの葉の上で、開翅した。青色が鮮やかである。
 ヒメオドリコソウの横に咲いているタンポポに目を凝らしていると、翅色が黒いシジミチョウが草に留まった。ヤマトシジミではないかと思ったが、調べてみるとどうやらツバメシジミのようだ。すぐ近くで真ッキロの蝶が舞った。キタキチョウだ。なんと3種の蝶と遭遇した。
 きれいに掃除が行き届いている法道寺の境内に入ってみると、庭にはサンシュユ(山茱萸)が10本あまり植えられており、黄色い花を咲かせていた。

ウグイスの囀り   クリックすると、囀りが聞こえます。


190326_002.jpg 2019/3/26 法道寺(堺市)
ツバキ
山茶花との区分はむつかしいが、葉の葉脈や季節から判断した。落ちた花はきれいに掃除してある。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
120mm 1/350 f/8.0 ISO100 EV 0
190326_004.jpg 2019/3/26 法道寺(堺市)
ムラサキシジミ
アオキの葉の上で、日光浴をするように、開翅してくれた。今年初めて撮った蝶の写真かもしれない。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
80mm 1/250 f/8.0 ISO100 EV 0
190326_010.jpg 2019/3/26 法道寺(堺市)
ツバメシジミ
ヒメオドリコソウなどが茂る枯れ草の上に留まる。ヤマトシジミではないかと思ったが。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
80mm 1/250 f/8.0 ISO100 EV 0
190326_013.jpg 2019/3/26 法道寺(堺市)
キタキチョウ
モンシロチョウなどと比べれば、黄色が鮮やかである。時期的には早い気がするが。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
300mm 1/500 f/8.0 ISO100 EV 0
190326_017.jpg 2019/3/26 法道寺(堺市)
タンポポ(在来種?)
苞の部分が写るようにできるだけローアングルで撮った。開いて反り返っていないので、在来種と思うのだが、微妙。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
75mm 1/250 f/8.0 ISO100 EV 0
190326_022.jpg 2019/3/26 法道寺(堺市)
アセビ
境内の植え込みに2本の馬酔木があり、どちらも小さな花をたわわにつけていた。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
110mm 1/350 f/8.0 ISO100 EV 0
190326_025.jpg 2019/3/26 法道寺(堺市)
サクラ
ソメイヨシノの花芽はもうすぐ開花するくらい膨らんでいた。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
18mm 1/500 f/8.0 ISO100 EV 0
190326_029.jpg 2019/3/26 法道寺(堺市)
サンシュユ(山茱萸)
冬の樹木の黄花代表は、ミツマタ、マンサク、サンシュユということになるだろうか。
SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
100mm 1/250 f/6.7 ISO100 EV 0
190326_033.jpg 2019/3/26 霊園(堺市)
枝垂桜
法道寺前の墓地公園に枝垂桜が咲いている。3分咲きぐらいである。
合成写真 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
35mm 1/200 f/8.0 ISO100 EV 0
190326_038.jpg 2019/3/26 霊園(堺市)
レンギョウ
泉北ニュータウンのもう一つの黄色はレンギョウである。
合成写真 SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
30mm 1/500 f/5.6 ISO100 EV 0
 

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2016年4月17日

隠居の散策:河内長野 花の文化園は満開だった 4月6日

花の命は短い。もう若葉の時期になったが、一昨年も行っているが、さくら吹雪のときに河内長野市の花の文化園に、花見に行ったので、記録として残しておきたい。

花の文化園 さくら吹雪

普段はあまり気が付かなかったが、この植物園には結構な数の桜が植わっている。駐車場から園に向かうときに渡る川岸にも桜が咲いている。園の入り口近くの桜も満開である。
 最後に回ったボタン園では、どうも花が綺麗ではない。近くに、次のような看板が立てられていた。植物園のメンテナンスも大変な仕事のようだ。

 近年の気温上昇によりボタン株がダメージを受けています。
 特に夏場の最低最高気温の上昇による高温多湿は、原産地か中国北西部、標高500m~ 2500mの山岳地帯、気温か真夏でも30度以下と低く、雨量が年間500.m~600mmで日本の 約1/3しか降らない場所に自生しているボタンにとっては、生育しにくい状況となっています。当園のボタンは株数が減少し花の数が少なくなっています。今後、気侯状況他鑑みながら ボタン、ボタン園の整備を考えていきたいと思います。宜しくお願いします。

;クリックすると大きな写真になります。 2016/4/6 花の文化園
入り口横の桜
見事な満開だった。
SONY α7Ⅱ+FE2.8/90mmMACRO
絞り優先AE 1/200s f11.0 ISO100
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/4/6 花の文化園
芝生公園の枝垂れ桜
まだ若木だがきれいだ。
NIKON Coolpix P610
5.9mm プログラムオート 1/1000s f3.6 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/4/6 花の文化園
枝垂れ桜にハナアブ
うすいピンクが可愛い。
SONY α7Ⅱ+FE2.8/90mmMACRO
絞り優先AE 1/2000s f4.0 ISO100
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/4/6 花の文化園
ピンクの桜
これは福禄寿という種類の桜。
SONY α7Ⅱ+FE2.8/90mmMACRO
絞り優先AE 1/750s f4.0 ISO100
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/4/6 花の文化園
リキュウバイ
別名マルバヤナギザクラというらしいが、花びらの先が丸いので梅の一種だろう。
SONY α7Ⅱ+FE2.8/90mmMACRO
絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/4/6 花の文化園
ジュウガツザクラ
10月ころから咲いているらしいが、4月が本番である。
SONY α7Ⅱ+FE2.8/90mmMACRO
絞り優先AE 1/500s f8.0 ISO100
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/4/6 花の文化園
つつじ ロードデンドロン
和名は吉野つつじというそうだ。
SONY α7Ⅱ+FE2.8/90mmMACRO
絞り優先AE 1/90s f8.0 ISO200
露出補正 0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/4/6 花の文化園
ミツバツツジ
前日、廣田神社で見事なコバノミツバツツジを見てきたばかりだが。
SONY α7Ⅱ+FE2.8/90mmMACRO
絞り優先AE 1/90s f8.0 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/4/6 花の文化園
ハイキンポウゲ
名前のように走出枝を地面に這わせて成長るす。
SONY α7Ⅱ+FE2.8/90mmMACRO
絞り優先AE 1/1000s f8.0 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/4/6 花の文化園
ユーフォルビア カラシアス ブラックパール
花に名札がついてなかったので、園の問い合わせフォームを使って教えてもらった。
SONY α7Ⅱ+FE2.8/90mmMACRO
絞り優先AE 1/125s f8.0 ISO100
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/4/6 花の文化園
ボタン紅霞迎日
コウカゲイヒと読む。中国ボタンの普及種らしい。
SONY α7Ⅱ+FE2.8/90mmMACRO
絞り優先AE 1/1000s f5.6 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/4/6 花の文化園
ボタン黒花魁
クロオイランと読む。中国ボタンの普及種らしい。
SONY α7Ⅱ+FE2.8/90mmMACRO
絞り優先AE 1/1000s f5.6 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/4/6 花の文化園
ボタン落陽紅
ラクヨウベニと読む。これも中国ボタンの普及種らしい。
SONY α7Ⅱ+FE2.8/90mmMACRO
絞り優先AE 1/1750s f5.6 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/4/6 花の文化園
ベニバナトキワマンサク
3月3日に来た時には咲き始めていた。
SONY α7Ⅱ+FE2.8/90mmMACRO
絞り優先AE 1/250s f9.5 ISO100
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/4/6 花の文化園
ミモザの花
フサアカシアともいうようだ。
NIKON Coolpix P610
5.9mm プログラムオート 1/400s f3.6 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/4/6 花の文化園
満開の桜と青空
日本の春だ。
SONY α7Ⅱ+FE2.8/90mmMACRO
絞り優先AE 1/90s f11.0 ISO160
露出補正 +0.7

2016年3月27日

隠居の散策:早春の大阪狭山池 

2月25日に遊歩道と木製通路の改修工事が終わった狭山池に、気温もまだ低いし桜もまだ早いだろうと思ったが、どのような改修が行われたかと行ってみることにした。、
 駐車場近くの土堤には、蝶が好みそうな草花が植栽されているバタフライガーデンと看板がついている一角がある。周囲には柵が巡らされていて入ることはできない。シジミ蝶類らしきものなど三種類の蝶が飛び回っていたが、じっとすることはない。柵の外から、かろうじて撮ったパンジーに留まった蝶を確認してみるとアゲハチョウである。

 3月26日の毎日新聞夕刊に次のような記事が載った。

待ちかねていた春が来た。ぽかぽか陽気に誘われて、国内最古の歴史を誇るダム式ため池「狹山地」(大阪府大阪狭山市)へ。お目当ては。この堤の一角に造られた「バタフライガーデン」だ。青空の下、花畑で舞い踊る色とりどりのチョウを夢見て、意気揚々とやって来たのだが......。

 というまえがきがあり、

 南海・大阪狭山市駅から5分ほど歩き、堤を登るとキラキラ光る水面が見えた。狭山池は今年で築造1400年。池をぐるりと囲む周遊路の桜も、植樹を重ねてこれまた1400本。早咲き品種のコシノヒガンが多いため、ちょうど今が見ごろ。一足早いお花見気分を味わいつつ、北西に15分ほど行けば到着だ。
 柵越しに誰でも鑑賞できるバタフライガーデンには、さまざまなチョウのエサとなる植物が植えられている。その数計44種650本。「絶滅危惧種のシルビアシジミが狭山池周辺で発見されたことをきっかけに整備を進め、2006年にオープンしました。個人的にも長年の夢でした」。笑顔でそう話すのは「狭山池さくら満開委員会」の武田博允会長(85)だ。「シルビアシジミが確認できるのは、府内でも3ヵ所だけ。また、府内に生息するチョウ54種類のうち、42種類はここで見られます」 
 庭の中も案内してもらうことに。520平方㍍の敷地内は三つのエリアに分かれている。「訪蝶・吸蜜ゾーン」にはシルビアシジミが好むミヤコグサをはじめ、サンジャクバーベナやブッドレアなどの花々が。『産卵・生育ゾーン』では、アゲハ類の幼虫のエサとなるミカン科の木などを育てている。クヌギやエノキか自生する「自然林ゾーン」は、ゴマダラチョウやミズイロオナガシジミが自然繁殖しているそうだ。
 ただし、取材した今月中旬時点で咲いている花はパンジーとユキヤナギぐらい。チョウの姿も見えない。うすうす気づいていたのですが、早過ぎましたか?恐る恐る尋ねると、武田会長がうなずく。「花盛りは5月ごろからですね」。うかれて満開なのは、私の頭の中の花だけでした。ガッカリしかけた時、ヒラヒラと1匹の小さなヂョウが横切った。白い羽に黒い斑紋。シジミチョウだ。
 もしかして貴重種かと期待したものの、「ルリシジミですね」。あっさり否定されてしった。「ヤマトシジミと並んで、身近なヂョウですね。
 「シルビアとの見分け方は、羽の斑紋の位置です」。写真と比べて教えてもらったが。正直よく分からない。 「よっぼど詳しくないと、区別するのは難しいでしょう」
 さらに2時間ほど粘ったが、出てくるのはルリシジミばかり。しかし、これはこれでなかなか。どこにでもいる地味なチョウだと思っていたか、羽を広げて飛ぶ姿をじっくり観察してみると意外とキレイ。表側の光沢ある上品なブルーが鮮やかに映る。昔からよく知っている子の魅力を再発見できたみたいでうれしい。
 遠くには、モンシロチョウらしき姿もチラホラ見えた。「もうすぐツマキチョウ、ジャコウアゲハも出てきますよ」。楽しみはまだまだこれからだ。今はただ、小さな春をかみしめよう。
(ライター・福家多恵子  ふくや・たえこ  大学で生物研究同好会に在籍して以来、身近な生き物の不思議を探求するのがライフワーク。好物はシジミ(貝の方)のみそ汁。)

鳥はといえば、ここでも、ハクセキレイが歩きまわったり、ツグミがホッピングをしていたりしている。この池では、オオバンとカワウは常連である。その他に、ヒドリガモがまだとどまっていた。

;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/23 狭山池
バタフライガーデンの看板
池の堤に蝶が好みそうな草花が植栽されている。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
73mm 絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/23 狭山池
アゲハチョウ
植えてあるパンジーに留まった。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
144mmトリミング 絞り優先AE 1/750s f5.6 ISO100
露出補正 -1.0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/23 狭山池
ツグミ
もうそろそろ北へ帰る時期である。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
240mmトリミング 絞り優先AE 1/350s f6.3 ISO100
露出補正0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/23 狭山池
ハクセキレイ
本来は水辺に生息する。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
240mmトリミング 絞り優先AE 1/250s f19.0 ISO400
露出補正0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/23 狭山池
オオバン
このシーズンこの池の常連である。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
240mmトリミング 絞り優先AE 1/350s f6.3 ISO100
露出補正0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/23 狭山池
カワウ
この池では年中姿を見る。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
240mmトリミング 絞り優先AE 1/250s f9.5 ISO100
露出補正0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/23 狭山池
アオサギ
飛翔を撮れたが、遠い。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
128mmトリミング 絞り優先AE 1/200s f19.0 ISO100
露出補正0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/23 狭山池
カワラヒワ
逆光でよくわからなかったが、明るさを調整するとカワラヒワだった。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
240mmトリミング 絞り優先AE 1/250s f9.5 ISO100
露出補正 +1.0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/23 狭山池
ヒドリガモ
この冬鳥は、早くにやってきて、北へ帰るのは遅いように思う。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
240mmトリミング 絞り優先AE 1/250s f19.0 ISO500
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/23 狭山池
カメ
沖のブイで日向ぼっこ。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
240mmトリミング 絞り優先AE 1/250s f19.0 ISO500
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/23 狭山池
満開のコシノヒガン
コシノヒガンはあちらこちらで満開である。桜は1400本あるそうだ。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
75.0mm 絞り優先AE 1/90s f19.0 ISO160
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/23 狭山池
満開のユキヤナギ
ユキヤナギの白と青空のコントラストが綺麗だ。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
24.0mm 絞り優先AE 1/1000s f8.0 ISO100
露出補正 0

駐車場の方へ戻ってくると、2連の連凧が池の上に上がっている。愛好家2人が、ダンボールの箱に収めた工夫を凝らした凧を次々に繰り出している。糸はテグスである。家内が、糸を持たしてもらっていたが、とても重たかったようだ。
 この動きを動画で収めてみた。

大阪狭山池で連凧が揺らいでいた



2014年5月 6日

晩春、雨の京都府立植物園

 昭和の日、京都で一人住まいする娘のアパートまでのアッシーを頼まれた。連休中といえども、第二京阪道路がつながってからは車で行くのが一番早い。
 娘と家内が、結婚式の衣装合わせに時間を費やしている間の時間つぶしに、京都府立植物園をぶらぶらしてみることにした。ここの植物園は、他府県の住民でも70歳以上の老人は無料である。
 あいにくの雨で、駐車場はガラガラだし、園内の人影はまばらである。傘をさしてまで歩きまわる人は少ない。
 被写体は、花ならいくらでもあるが、残念ながら蝶は飛んでいない。撮った写真のうち、何枚かを記録に残しておこうと思う。

晩春、京都府立植物園の花
イチョウ、雄花;クリックすると大きな写真になります。 イチョウ、雄花の花が一面に散っている:京都府立植物園
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
32.0mm(35mm換算48mm)
プログラムオート1/30s F8.0 ISO100
露出補正 なし
RAW画像をPhotoShop で現像
桜、鬱金;クリックすると大きな写真になります。 桜、鬱金(ウコン):京都府立植物園
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
49.0mm(35mm換算73mm)
プログラムオート1/80s F5.6 ISO100
露出補正 なし
RAW画像をPhotoShop で現像
アメリカハナミズキ;クリックすると大きな写真になります。 アメリカハナミズキ:京都府立植物園<br />シロとピンクが並んで植えられていた。
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
39.0mm(35mm換算58mm)
プログラムオート1/20s F13.0 ISO100
露出補正 なし
RAW画像をPhotoShop で現像
140429_004.jpg ハンカチの木:京都府立植物園
白く見えているのは苞である
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
41.0mm(35mm換算61mm)
プログラムオート1/20s F13.0 ISO100
露出補正 なし
RAW画像をPhotoShop で現像
ミツマタの花:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になります。 ミツマタの花:京都府立植物園
花の文化園では赤かった
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
80.0mm(35mm換算120mm)
プログラムオート1/125s F6.3 ISO100
露出補正 なし
RAW画像をPhotoShop で現像
コロラドトウヒ:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になります。 コロラドトウヒ:京都府立植物園
四季彩の丘にて
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
68.0mm(35mm換算102mm)
プログラムオート1/125s F5.6 ISO320
露出補正 なし
RAW画像をPhotoShop で現像
ヤエベニシダレ:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になります。 ヤエベニシダレ:京都府立植物園
さくら園あたり
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
84.0mm(35mm換算126mm)
プログラムオート1/160s F6.3 ISO250
露出補正 なし
RAW画像をPhotoShop で現像
140429_009.jpg キクモモ:京都府立植物園
北山門あたり
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
40.0mm(35mm換算60mm)
プログラムオート1/15s F11.0 ISO200
露出補正 なし
RAW画像をPhotoShop で現像
オオカナメモチ:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になります。 オオカナメモチ:京都府立植物園
大芝生公園脇に
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
72.0mm(35mm換算108mm)
プログラムオート1/125s F5.6 ISO160
露出補正 -0.3
RAW画像をPhotoShop で現像
ハーデンベルギア:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になります。 ハーデンベルギア:京都府立植物園
カフェ横のトイレの壁
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
72.0mm(35mm換算108mm)
プログラムオート1/125s F5.6 ISO160
露出補正 -0.3
RAW画像をPhotoShop で現像

 待ち合わせまでの時間はあまりなかったが、温室に入ってみることにした。ここにも名前が分からない熱帯地方の花がいっぱい咲いている。ちょうどフクシア展が開催されており、様々な種のフクシアが可憐な花を咲かせていた。
 室内の温湿度が高いので、レンズがすぐに曇る。

京都府立植物園、温室の花
赤のフクシア:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になります。 赤のフクシア:京都府立植物園
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
72.0mm(35mm換算108mm)
プログラムオート1/125s F5.6 ISO160
露出補正 -0.3
RAW画像をPhotoShop で現像
>シロと紫のフクシア:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になります。 シロと紫のフクシア:京都府立植物園
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
49.0mm(35mm換算73mm)
プログラムオート1/80s F5.6 ISO250
露出補正 +0.3
RAW画像をPhotoShop で現像
アマゾンユリ;クリックすると大きな写真になります。 アマゾンユリ:京都府立植物園
ローアングルで
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
35.0mm(35mm換算52mm)
プログラムオート1/60s F8.0 ISO640
露出補正 +0.3
RAW画像をPhotoShop で現像
オサ プルクラ:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になります。 オサ プルクラ:京都府立植物園
ローアングルで、日本で初めて開花したとのこと
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
16.0mm(35mm換算27mm)
プログラムオート1/60s F8.0 ISO160
露出補正 +0.3
RAW画像をPhotoShop で現像
カエンカズラ:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になります。 カエンカズラ:京都府立植物園
温室にて
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
44.0mm(35mm換算66mm)
プログラムオート1/80s F8.0 ISO200
露出補正 +0.3
RAW画像をPhotoShop で現像
ウナツギヒメフヨウ:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になります。 ウナツギヒメフヨウ:京都府立植物園
温室にて
2014/4/29
NEX-7+e 18-200mm
44.0mm(35mm換算66mm)
プログラムオート1/80s F8.0 ISO200
露出補正 +0.3
RAW画像をPhotoShop で現像

 帰りに、娘が今度新しく住むというアパートを見に行った。近くには、長岡天満宮があり、今は真っ赤なキリシマツツジが満開である。ここは、小雨模様だというのに、多くの人達が参拝していた。池の畔のモミジは新緑で美しい。秋の紅葉もいいかもしれない。

長岡天満宮
キリシマツツジ:長岡天満宮;クリックすると大きな写真になります。 キリシマツツジ:長岡天満宮
NEX-7+e 18-200mm
44.0mm(35mm換算66mm)
プログラムオート1/80s F8.0 ISO100
露出補正 +0.3
RAW画像をPhotoShop で現像、レタッチ
140429_021.jpg 新緑のモミジ:長岡天満宮
NEX-7+e 18-200mm
21.0mm(35mm換算31mm)
プログラムオート1/60s F3.5 ISO520
露出補正 +0.3
RAW画像をPhotoShop で現像


2014年3月30日

隠居の花見:泉北ニュータウン栂地区


 24節気の春分次候 櫻始開( さくらはじめてひらく):3月26日~3月30日 になって急激に暖かくなった。各地の開花宣言も始まった。
 3月28日、快晴である。 近所の桜開花状況を訪ねてみることにした。自治会の老人会有志などが毎年花見をするところである桃山台公園の東谷池畔のソメイヨシノは、一~二分ざきである。
 その辺りから、泉北高速鉄道の栂・美木多駅へ通じる緑道には、大島桜と八重桜が数本植わっているが、これらはまだ開花していないが、大島桜の方が咲くのは早いかもしれない。
 緑道には、桜まつりのための提灯がぶら下げられているが、まだ、開花したばかりである。学童数が少なくなってきている桃山台小学校校庭脇には、レンギョウが満開で、ユキヤナギが白くなってきている。今回新たに気付いたのであるが、ヒイラギナンテンが沢山植わっていて、黄色い小さな花をつけている。
 私が標準木としている西原公園大方池近くのソメイヨシノは、この樹だけ何故か四~五分咲きになっている。池畔に枝を伸ばしているソメイヨシノに、シジュウカラより小さいモノクロの小鳥が盛んに花から花へと飛び回っている。エナガのようである。主に花を撮るためにと、カメラはFUJIFILM のHS50 と Sony NEX-7しか持ってきていない。HS50では動き回るエナガをファインダー視野にいれることはなかなか難しい。

桜開花:泉北ニュータウン西原公園・桃山台公園
開花したばかり:桃山台;クリックすると大きな写真になります。 東谷池畔:桃山台公園 準備はできている:西原公園;クリックすると大きな写真になります。 私的標準木:西原公園;クリックすると大きな写真になります。
開花したばかり:桃山台(堺)
2014/3/28
SONY Nex-7+18-200mm/3.5-6.3
81mm(35mm換算121mm)
プログラムオート
1/160 F6.3 ISO100
東谷池畔:桃山台公園(堺)
2014/3/28
SONY Nex-7+18-200mm/3.5-6.3
26mm(35mm換算39mm)
プログラムオート
1/200 F7.1 ISO100
準備はできている:西原公園(堺)
2014/3/28
SONY Nex-7+18-200mm/3.5-6.3
28mm(35mm換算42mm)
プログラムオート
1/160 F6.3 ISO100
私的標準木:西原公園(堺)
2014/3/28
SONY Nex-7+18-200mm/3.5-6.3
82mm(35mm換算123mm)
プログラムオート
1/500 F7.1 ISO100


ソメイヨシノばかりではない:泉北ニュータウン西原公園・桃山台公園
八重桜の花芽:桃山台緑道;クリックすると大きな写真になります。 大島桜の花芽:桃山台緑道;クリックすると大きな写真になります。 ヒイラギナンテンの花:西原公園;クリックすると大きな写真になります。 雪柳と桜:西原公園;クリックすると大きな写真になります。
八重桜の花芽:桃山台緑道(堺)
2014/3/28
SONY Nex-7+18-200mm/3.5-6.3
200mm(35mm換算300mm)
プログラムオート
1/320 F6.3 ISO125
大島桜の花芽:桃山台緑道(堺)
2014/3/28
SONY Nex-7+18-200mm/3.5-6.3
142mm(35mm換算213mm)
プログラムオート
1/250 F6.3 ISO100
ヒイラギナンテンの花:西原公園(堺)
2014/3/28
SONY Nex-7+18-200mm/3.5-6.3
200mm(35mm換算300mm)
プログラムオート
1/400 F7.1 ISO100
雪柳と桜:西原公園(堺)
2014/3/28
SONY Nex-7+18-200mm/3.5-6.3
29mm(35mm換算43mm)
プログラムオート
1/200 F4.5 ISO100


レンギョウ・ソメイヨシノ 西原公園・桃山台公園
レンギョウとソメイヨシノ:西原公園;クリックすると大きな写真になります。 レンギョウとソメイヨシノ:西原公園;クリックすると大きな写真になります。 ソメイヨシノ:桃山台;クリックすると大きな写真になります。 ソメイヨシノ:西原公園;クリックすると大きな写真になります。
レンギョウとソメイヨシノ:西原公園(堺)
2014/3/28
SONY Nex-7+18-200mm/3.5-6.3
33mm(35mm換算49mm)
プログラムオート
1/1000 F8.0 ISO100
レンギョウとソメイヨシノ:西原公園(堺)
被写界深度は広い
2014/3/28
Finepix HS50EXR
6.4mm(35mm換算36mm)
プログラムオート
1/950 F4.5 ISO200
ソメイヨシノ:桃山台(堺)
SONY Nex-7+18-200mm/3.5-6.3
200mm(35mm換算300mm)
プログラムオート
1/400 F8.0 ISO100
ソメイヨシノ:西原公園(堺)
2014/3/28
Finepix HS50EXR
160.5mm(35mm換算899mm)
プログラムオート
1/1900 F7.1 ISO200


桜と鳥 西原公園・桃山台公園
メジロ:桃山台;クリックすると大きな写真になります。 シジュウカラ:西原公園;クリックすると大きな写真になります。 シジュウカラ:西原公園;クリックすると大きな写真になります。 エナガ:西原公園;クリックすると大きな写真になります。
メジロ:桃山台(堺)
2014/3/28
Finepix HS50EXR
92.0mm(35mm換算516mm)
プログラムオート
1/450 F7.1 ISO200
シジュウカラ:西原公園(堺)
2014/3/28
Finepix HS50EXR
185.0mm(35mm換算1036mm)
プログラムオート
1/250 F5.6 ISO200
シジュウカラ:西原公園(堺)
2014/3/28
Finepix HS50EXR
95.6mm(35mm換算536mm)
プログラムオート
1/160 F5.6 ISO250
エナガ:西原公園(堺)
2014/3/28
Finepix HS50EXR
29.2mm(35mm換算164mm)
プログラムオート
1/850 F7.1 ISO200 トリミング


 

2013年8月21日

二十四節気・七十二候:2014年度日付



平凡社のスマホ向け暦 七十二候
平凡社のスマホ向け暦(二四節気七十二候)は、該当する候(例えば、立秋 末候 蒙霧升降[ふかききりまとう])の五日間(8月19日から24日)のみ表示される。表示されている候以外の71候は、本でも買わないと内容はわからない。
 それで、コピー作成したものを自分の記録のために、サーバー上に残していくことにした。このこよみは、自然と生活との関わりを理解する上で、極めて有用である。
 ただし、著作権の問題があるので、公開はできない。

 まだ完全に揃っていないが、下の表の下線のある七十二候の一つをクリックすると、コピー保存したスマホの暦(こよみ)が開く。ただし、IDとパスワードが必要である。                       

二十四節気七十二候日付
立春 初候(1)東風解凍 はるかぜこおりをとく 2月4日~2月8日
次候(2)黄鴬見睨うぐいすなく 2月9日~2月13日
末候(3)魚上氷うおこおりをのぼる 2月14日~2月18日
雨水 初候(4)土脉潤起 つちのしょううるおいおこる 2月19日~2月23日
次候(5)霞始靆 かすみはじめてたなびく 2月24日~2月28日
末候(6)草木萌動そうもくめばえいずる 3月1日~3月5日
啓蟄初候(7)蟄虫啓戸すごもりむしとをひらく 3月6日~ 3月10日
次候(8)桃始笑ももはじめてさく 3月11日~ 3月15日
末候(9)菜虫化蝶なむしちょうとなる 3月16日~3月20日
春分 初候(10)雀始巣 すずめはじめてすくう 3月21日~ 3月25日
次候(11)櫻始開 さくらはじめてひらく 3月26日~ 3月30日
末候(12)雷乃発声 かみなりすなわちこえをはっす 3月31日~4月4日
清明 初候(13)玄鳥至 つばめきたる 4月5日~ 4月9日
次候(14)鴻雁北 こうがんかえる4月10日~ 4月14日
末候(15)虹始見 にじはじめてあらわる4月15日~4月19日
穀雨 初候(16)葭始生 あしはじめてしょうず4月20日~ 4月24日
次候(17)霜止出苗 しもやみてなえいづる4月25日~ 4月29日
末候(18)牡丹華 ぼたんはなさく4月30日~5月4日
立夏 初候(19)蛙始鳴 かわずはじめてなく5月5日~5月10日
次候(20)蚯蚓出 みみずいずる5月11日~ 5月15日
末候(21)竹笋生 たけのこしょうず5月16日~5月20日
小満 初候(22)蚕起食桑 かいこおきてくわをはむ5月21日~5月25日
次候(23)紅花栄 べにばなさかう5月26日~ 5月30日
末候(24)麦秋至 むぎのときいかる5月31日~6月5日
芒種 初候(25)蟷螂生 かまきりしょうず6月6日~6月10日
次候(26)腐草為螢 くされたるくさほたるとなる6月11日~ 6月15日
末候(27)梅子黄 うめのみきばむ6月16日~6月20日
夏至 初候(28)乃東枯 なつかれくさかるる6月21日~ 6月26日
次候(29)菖蒲華 あやめはなさく6月27日~ 7月1日
末候(30)半夏生 はんげしょうず7月2日~7月6日
小暑 初候(31)温風至 あつかぜいたる7月7日~ 7月11日
次候(32)蓮始開 はすはじめてひらく7月12日~ 7月17日
末候(33)鷹乃学習 たかすなわちわざをならう7月18日~7月22日
大暑 初候(34)桐始結花 きりはじめてはなをむすぶ7月23日~ 7月27日
次候(35)土潤溽暑 つちうるおうてむしあつし7月28日~ 8月1日
末候(36)大雨時行 たいうときどきおこなう8月2日~8月6日
立秋 初候(37)涼風至 すずかぜいたる8月7日~ 8月11日
次候(38)寒蝉鳴 ひぐらしなく8月12日~ 8月17日
末候(39)蒙霧升降 ふかききりまとう8月18日~8月22日
処暑 初候(40)綿柎開 わたのはなしべひらく8月23日~ 8月27日
次候(41)天地始粛 てんちはじめてさむし8月28日~ 9月1日
末候(42)禾乃登 こくものすなわちみのる9月2日~9月7日
白露 初候(43)草露白 くさのつゆしろし9月8日~9月12日
次候(44)鶺鴒鳴 せきれいなく9月13日~9月17日
末候(45)玄鳥去 つばめさる9月18日~9月22日
秋分 初候(46)雷乃収声 かみなりすなわちこえをおさむ9月23日~9月27日
次候(47)蟄虫坏戸 むしかくれてとをふさぐ9月28日~10月2日
末候(48)水始涸 みずはじめてかるる10月3日~10月7日
寒露 初候(49)鴻雁来 こうがんきたる10月8日~10月12日
次候(50)菊花開 きくのはなひらく10月13日~10月17日
末候(51)蟋蟀在戸 きりぎりすとにあり10月18日~10月22日
霜降 初候(52)霜始降 しもはじめてふる10月23日~10月27日
次候(53)霎時施 こさめときどきふる10月28日~11月1日
末候(54)楓蔦黄 もみじつたきばむ11月2日~11月6日
立冬 初候(55)山茶始開 つばきはじめてひらく11月7日~11月11日
次候(56)地始凍 ちはじめてこおる11月12日~11月16日
末候(57)金盞香 きんせんかさく11月17日~11月21日
小雪 初候(58)虹蔵不見 にじかくれてみえず11月22日~11月26日
次候(59)朔風払葉 きたかぜこのはをはらう11月27日~12月1日
末候(60)橘始黄 たちばなはじめてきばむ12月2日~12月6日
大雪 初候(61)閉塞成冬 そらさむくふゆとなる12月7日~12月11日
次候(62)熊蟄穴 くまあなにこもる12月12日~12月16日
末候(63)鮭魚群 さけのうおむらがる12月17日~12月21日
冬至 初候(64)乃東生 なつかれくさしょうず12月22日~12月26日
次候(65)麋角解 きわしかのつのおつ12月27日~12月31日
末候(66)雪下出麦 ゆきわたりてむぎのびる1月1日~1月5日
小寒 初候(67)芹乃栄 せりすなわちさかう1月6日~1月9日
次候(68)水泉動 しみずあたたかをふくむ1月10日~1月14日
末候(69)雉始鳴 きじはじめてなく1月15日~1月19日
大寒 初候(70)欸冬華 ふきのはなさく1月20日~1月24日
次候(71)水沢腹堅 きわみずこおりつめる1月25日~1月29日
末候(72)鶏始乳 にわとりはじめてとやにつく1月30日~2月3日

2013年6月 1日

隠居の自然散策:大阪市立大学理学部附属植物園(大阪交野市)


 新聞か何かで、大阪市立大学理学部附属植物園という森林植物園が、大阪交野市にあるのを知った。
 2年ほど前に開通した第二京阪道路(国道1号線のバイバス)の交野南ICを降りればすぐらしい。30分ほどで行ける。

 例年より11日も早く梅雨入りだったが、5月末日梅雨の晴れ間になったので、車を走らせた。9時半が開門であるが、ちょうど開門時間に簡素な入り口についた。大人一人 350円、駐車料 500円を払うと横棒一本のゲートを上げてくれる。駐車場は、入り口を入ってすぐ左の土の道を左に100mくらいのところにある小さな場所である。
 この駐車場までの未舗装道路に、黒っぽい小さめの蝶がたくさん飛び交っており、地面に留まるとすぐにまたフワフワと飛んでいる。今までに見たことのない蝶だ。先ほどゲートを上げてくれた職員に聞いてみたが知らないという。自宅に帰って、撮った蝶をYAMAKO さんに教えてもらった【フィールドガイド 日本のチョウ】で調べてみるとテングチョウであった。その解説の行動という項目には、以下のようにあった。
 日中、高所を敏速に飛翔し、各種の花や樹液などを訪れる。羽化直後は吸水活動を盛んに行うため、路上の湿った場所に集団で見られることがある。
 納得である。園内の違った場所でも同じような光景を見た。

ツブラジイ;クリックすると大きな写真になりますトチノキ;クリックすると大きな写真になります
 この植物園は、森の植物園をうたっており、日本の代表的な樹林タイプを再現展示している。 例えば、タブノキ、クスノキを主とした「タブ型照葉樹林」やツブラジイ、スダジイ、アラカシなどから構成されている「シイ型照葉樹林」など、11種類の樹林タイプに分けて展示されている。そして、それぞれの樹林に植わっている樹木には、写真のようにネームプレートが取り付けられている。写真を撮って、記録しようとしたが、あまりにも数が多くてあきらめた。これらの樹々の下に、ササユリやヤマアジサイなどが咲いている。
 この他にも、タケ・ササばかり植栽した場所や、さくらばかり集めたサクラ山などもある。また、管理棟横の芝生が広がった場所には、睡蓮・アヤメなどの水生植物が植わっている場所もある。

大阪市立大学附属植物園の花:5月末日
ヤマアジサイ;クリックすると大きな写真になります コアジサイ;クリックすると大きな写真になります ササユリ;クリックすると大きな写真になります タイサンボクの花;クリックすると大きな写真になります
ヤマアジサイ
大阪市立大学附属植物園
Nikon D7000+∑105m F2.8 macro
105mm(35mm 換算157mm)
絞り優先オート(1/125s F8.0 ISO100)
露出補正 なし
コアジサイ
大阪市立大学附属植物園
Nikon D7000+∑105m F2.8 macro
105mm(35mm 換算157mm)
絞り優先オート(1/100s F8.0 ISO720)
露出補正 なし
ササユリ
大阪市立大学附属植物園
Nikon D7000+∑105m F2.8 macro
105mm(35mm 換算157mm)
絞り優先オート(1/100s F8.0 ISO1600)
露出補正 なし
タイサンボクの花
大阪市立大学附属植物園
Nikon D7000+∑105m F2.8 macro
105mm(35mm 換算157mm)
絞り優先オート(1/100s F13.0 ISO160)
露出補正 なし
ヒメスイレン;クリックすると大きな写真になります アサザ;クリックすると大きな写真になります コウホネ;クリックすると大きな写真になります カンゾウ;クリックすると大きな写真になります
ヒメスイレン
大阪市立大学附属植物園
Nikon D7000+∑105m F2.8 macro
105mm(35mm 換算157mm)
絞り優先オート(1/640s F11.0 ISO100)
露出補正 なし
アサザ
大阪市立大学附属植物園
Nikon D7000+∑105m F2.8 macro
105mm(35mm 換算157mm)
絞り優先オート(1/500s F11.0 ISO100)
露出補正 なし
コウホネ
大阪市立大学附属植物園
Nikon D7000+∑105m F2.8 macro
105mm(35mm 換算157mm)
絞り優先オート(1/640s F11.0 ISO100)
露出補正 なし
カンゾウ
大阪市立大学附属植物園
Nikon D7000+∑105m F2.8 macro
105mm(35mm 換算157mm)
絞り優先オート(1/160s F11.0 ISO100)
露出補正 なし
アヤメ;クリックすると大きな写真になります アヤメ;クリックすると大きな写真になります スイレン;クリックすると大きな写真になります 130531_016.jpg
アヤメ
大阪市立大学附属植物園
Nikon D7000+∑105m F2.8 macro
105mm(35mm 換算157mm)
絞り優先オート(1/320s F13.0 ISO100)
露出補正 なし
アヤメ
大阪市立大学附属植物園
Nikon D7000+∑105m F2.8 macro
105mm(35mm 換算157mm)
絞り優先オート(1/1250s F13.0 ISO100)
露出補正 -1
スイレン
大阪市立大学附属植物園
Nikon D7000+∑105m F2.8 macro
105mm(35mm 換算157mm)
絞り優先オート(1/400s F13.0 ISO100)
露出補正 -2/3
アカトンボ
大阪市立大学附属植物園
Nikon D7000+∑105m F2.8 macro
105mm(35mm 換算157mm)
絞り優先オート(1/100s F13.0 ISO110)
露出補正 -2/3


 鳥の姿は、ヒヨドリを見たぐらいであまりいなかったが、さまざまな種類の樹木があるせいか、多くの種類のチョウが被写体になってくれた。撮った写真を整理してみると、10種類のチョウが写っていた。

大阪市立大学附属植物園のチョウ:5月末日
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります テングチョウ;クリックすると大きな写真になります ホシミスジ;クリックすると大きな写真になります サトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります
ベニシジミ
大阪市立大学附属植物園
Nikon D7000+∑105m F2.8 macro
105mm(35mm 換算157mm)
絞り優先オート(1/160s F8.0 ISO100)
露出補正 なし
トリミング
テングチョウ
大阪市立大学附属植物園
Nikon D7000+∑105m F2.8 macro
105mm(35mm 換算157mm)
絞り優先オート(1/500s F8.0 ISO100)
露出補正 なし
トリミング
ホシミスジ
大阪市立大学附属植物園
Nikon D7000+∑105m F2.8 macro
105mm(35mm 換算157mm)
絞り優先オート(1/250s F8.0 ISO100)
露出補正 なし
トリミング
サトキマダラヒカゲ
大阪市立大学附属植物園
Nikon D7000+∑105m F2.8 macro
105mm(35mm 換算157mm)
絞り優先オート(1/100s F8.0 ISO250)
露出補正 なし
トリミング
コジャノメ;クリックすると大きな写真になります ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります ミドリヒョウモン;クリックすると大きな写真になります ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります
コジャノメ
大阪市立大学附属植物園
Nikon D7000+∑105m F2.8 macro
105mm(35mm 換算157mm)
絞り優先オート(1/100s F8.0 ISO900)
露出補正 なし
トリミング
ヒカゲチョウ
大阪市立大学附属植物園
Nikon D7000+∑105m F2.8 macro
105mm(35mm 換算157mm)
絞り優先オート(1/100s F8.0 ISO140)
露出補正 なし
トリミング
ミドリヒョウモン
大阪市立大学附属植物園
Nikon D7000+∑105m F2.8 macro
105mm(35mm 換算157mm)
絞り優先オート(1/100s F13.0 ISO3200)
露出補正 なし
トリミング
ヒメアカタテハ
大阪市立大学附属植物園
Nikon D7000+∑105m F2.8 macro
105mm(35mm 換算157mm)
絞り優先オート(1/125s F13.0 ISO100)
露出補正 なし
トリミング




2012年4月22日

隠居の花見:奈良大宇陀の桜を巡る


 4月16・17日、50年も前の学生時代に教育キャンプのカウンセラーをしていた同期仲間7人で、今年は大宇陀の又兵衛桜を見に行くことになった。
 昨年は、東北大震災のこともあって、神戸須磨浦公園でのランチ&花見で済ましていた。一昨年は、吉野の桜を見に行ったのだが

 今年は、桜の開花が遅い。仲間で奈良に住む二人がいろいろと手配をしてくれたが、下見に行くと予定をしていた4月9/10日では、桜見のメインとなる大宇陀にある又兵衛桜は全く開花はなさそうだという。夜桜や早朝の桜を見るには、近くに宿泊が良いということで、手配してくれていた予約も急遽、宿に無理を言って一週間延ばしてくれた。二人は車も出してくれて運転を引き受けてくれた。良き友を持って幸せである。

有田焼と和紙ナプキン;クリックすると大きな写真になります 埼玉からくる仲間と落合やすいように、近鉄の大和八木(新幹線京都駅から乗り換えて来られる)で12時に奈良の友人に拾ってもらった。昼食は、飛鳥寺近くの茶粥懐石料理の「神籬(ひもろぎ)」という店を予約してくれていた。昔から奈良にはあまり美味しいものはないという印象を持っていたが、ここの料理はなかなかのものであった。料理の下に敷かれた和紙ナプキンには、各人ごとに異なった万葉集の歌が書かれていた。

花吹雪;クリックすると大きな写真になります= 近くの飛鳥寺に参ってから、石舞台古墳に行く。昔、来た時には、石舞台がポツンと置かれていただけの公園だったが、今は随分整備されて有料にもなっている。ソメイヨシノは、落花盛んというところで、花吹雪の向こうに石舞台が霞んでいた。近くの農家の庭で泳ぐ鯉のぼりの向こうには、段々畑が広がっていた。のどかである。

 怪しかった雲行きとおり、次の目的地 談山神社に着く頃には弱い雨となった。談山神社でも、ソメイヨシノが満開であった。 
又兵衛桜の由来;クリックすると大きな写真になります 今回の旅行の目玉である本郷の瀧桜(又兵衛桜)は、傘をさしての見物となった。TV で取り上げられたりしているので、そんな中でも大勢のカメラマンが三脚を立てていた。ちょうど満開ということもあり、見逃してはならないのだろう。奈良の仲間によれば、その日は平日で天候もあいにくということで、これでも人出はずいぶん少ないらしい。
 又兵衛桜という名前の由来を説明する看板も立てられていた。この桜一本で、駐車場・桜に近づくための協力金、土産物などでこのあたりはこの時期だけ潤っているのかもしれなない。期待していた夜桜は、天候不順のために中止になったようだ。明日の天候回復を祈って、近くの宿 今阪屋で足を休めた。夕食で食した薬草料理も美味しく酒がすすんだ。

又兵衛桜:友人の写真;クリックすると大きな写真になります  翌朝、快晴である。 朝食前6時に宿を抜け出し、朝の太陽にひときわ鮮やかに鮮やかになった滝桜を満喫した。芸術的写真を狙ってアチラコチラに出かけている仲間の一人は、背景に朝もやがかかる写真を撮りたいと言っていたが、そのとおりの状況となり満足していたようだった。送ってくれた写真を拝借した。彼が写真の趣味を始めたのは私よりすこし前だが、随分上手である。野鳥ばかり追っかけて撮る写真とは狙いも、道具立ても異なるようだ。

 宿に帰って朝食をすませ、室生寺に向かった。奈良の仲間は、国道165号線から少しそれた小さな公園で車を駐めた。鯉のぼりが多数泳ぎ、ソメイヨシノが満開である。ご近所のご老人が、グランドゴルフを楽しんでいた。近くには、近鉄大阪線が走っている。撮り鉄なら、近鉄電車の絶好の撮影ポイントかもしれない。
ボケの花;クリックすると大きな写真になります紫木蓮;クリックすると大きな写真になります 室生寺に向かう途中に、大野寺という寺がある。ピンクと白の枝垂れ桜が満開である。このお寺、駐車場はタダで、ボランティアらしき人が陽気に誘導してくれた。小さな庭には、様々な花が咲いている。レンギョウ・トサミズキ・ボケ・紫木蓮といった花が、枝垂れ桜の下で鮮やかである。なんとなく気分がいい。


 室生寺についた。ここも、ソメイヨシノが満開である。仲間はみんな70前後になるのに、ヨーロッパ・アルプスをトレッキングしたり、冬の上高地にいくなど元気である。それで、700段ある奥の院への階段を登るという。普段、鳥を追っかけてののんびりした散策しかしていない身には、いささかハードであったが、なんとか登り切ることができた。山門の川向にある橋本屋で山菜料理の昼食をとるときには、シャツは汗でびっしょりであった。
 埼玉から来た仲間が予約している新幹線までに、もう少し時間があるというので、奈良の仲間は赤目四十八滝まで車を走らせてくれた。ここには、桜はない。室生寺もそうだが、紅葉の季節にもう一度訪れてみたい場所である。

 右フレームに掲載した地図に、立ち寄った場所をさくらの花びらでマークしてみた。マークをクリックすると、ふき出しが表示され、その地名とそこで撮った写真へのリンクが表示される。また、地図下の地名をクリックすると、その場所にふき出しが表示される。