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2015年12月16日

隠居の散策:初冬の京都山科、毘沙門堂を訪ねる

京都長岡京に住む娘夫婦のところに、家内からアッシーを頼まれた。これといったイベントはないようなので、前から少し気になっていた京都山科にある毘沙門堂に連れて行ってもらうことにした。ネットなどで、落葉した紅葉が参道を覆っている下のような写真を見ている。紅葉の時期には少し遅いかもしれないが、今年の秋は暖かったので、まだ名残が見られるのではと期待した。

bisyamon02.jpg

京都桜写真館 春花京子より

京都の西南に位置する長岡京から山科へは、国道171号・1号線を辿って、京都市内を横切って行く。京阪山科駅近くの駐車場に車を置いて、歩いて行くことにした。標識には1.3kmとある。歩いて行く地区は、京都市安朱(あんしゅ)という地区である。毘沙門堂ちかくの高級住宅地は、山科区安朱屋敷町といい、なかなか落ち着いた住宅地である。
 毘沙門堂は、予想通りというか写真のような時期は過ぎていた。だが、ドウダンツツジなどの紅葉が残っていて、初冬の風情は、こころを落ち着かせてくれた。

;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
京阪山科駅近くの標識
毘沙門堂には、ネット情報では駐車場は10台しかない。日曜なので、駅の駐車場に車を置いた。幸い暖かい。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
92.0mm
絞り優先AE 1/90s f8.0 ISO125
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
山科疎水(琵琶湖疏水)
毘沙門堂に上がる道と交差している。有名な蹴上の疎水まで続いている。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
63.0mm 合成
絞り優先AE 1/90s f8.0 ISO125
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
毘沙門堂参道
階段の両側に落紅葉の名残がある。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
63.0mm 合成
絞り優先AE 1/90s f8.0 ISO125
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
毘沙門堂参道
毘沙門堂に上がるには、3つの階段がある。訪問した翌日は、赤穂義士まつりだそうだ。大内蔵之介が山科で討ち入り策を練っていたらしい。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
31.0mm
絞り優先AE 1/60s f11.0 ISO320
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
毘沙門堂勅使門
後西天皇より拝領した檜皮葺きの総門。余程のことがないかぎり開門されない。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
67.0mm
絞り優先AE 1/90s f11.0 ISO1600
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
毘沙門堂薬医門
毘沙門堂3つの入り口のひとつ。一番出入りが多い。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
67.0mm
絞り優先AE 1/90s f11.0 ISO1600
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
毘沙門堂境内の枝垂れ桜
宸殿前に植わっている。花が咲く頃には綺麗だろう。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
24.0mm
絞り優先AE 1/60s f11.0 ISO800
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
毘沙門堂境内のナンテン
枝垂れ桜の横で真っ赤な実をたわわにつけていた。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
39.0mm
絞り優先AE 1/60s f11.0 ISO320
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
毘沙門堂宸殿と霊殿の渡り廊下から
ドウダンツツジの紅葉が残っていた。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
50.0mm
絞り優先AE 1/60s f11.0 ISO800
露出補正 0
DSC07863.JPG 2015/12/13 京都
毘沙門堂晩翠園
江戸初期に造られた回遊式庭園。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
24.0mm
絞り優先AE 1/60s f11.0 ISO1250
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
毘沙門堂弁財天
秀吉の大政所・高台尼公が大阪城内に祀っていたものを当寺に移したとパンフレットにはある。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
24.0mm
絞り優先AE 1/60s f11.0 ISO1250
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2015/12/13 京都
毘沙門堂仁王門前の階段
急な56段の石段は、高所に弱い私は恐怖を覚えた。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
24.0mm
絞り優先AE 1/60s f11.0 ISO2500
露出補正 -0.7


毘沙門堂境内図そうだ京都、行こう) より
bisyamon01.jpg



2015年4月 2日

隠居の散策:泉ヶ丘大蓮公園に春を探して


 家内が泉北高島屋で買い物をするというので、天気もいいしアッシーがてら泉が丘の大蓮公園に行ってみることにした。このごろは、府営住宅内にコインパーキングが設置されている。老齢化がすすんで、府営住宅の住人だけでは、駐車場が埋まらなくなってきているのだ。公園に隣接する、その府営住宅のコインパーキングに車を駐めた。

 大阪城の標準木による開花宣言された(3月26日)のは前日だ。公園の桜もちらほらと咲いている。暖かくなっているので、蝶も飛び始めると期待した。団地から公園に下りるペンキが剥げた金属製の手すりにテングチョウが留まった。この蝶は、花などきれいなところには留まってくれない。
 桜は、咲き始めたばかりだが、ユキヤナギの植え込みが真っ白である。ここに、シジミチョウが飛び回っているが、なかなかファインダーに収まらない。蝶はそのほかに、黄色い蝶とモンシロチョウがひらひらと飛び回っているが、こちらもなかなか止まらない。

 大蓮池には、ヒドリガモとキンクロハジロがまだ泳いでいた。桜の花越しに写したかったが、花と鳥との距離があってうまく撮れなかった。
 家内と待ち合わせの時間が近づいて、コインパーキングに帰り、精算をしようとしたら、精算金額が表示されない。案内看板に記載されているサービス☎にかけてヘルプを仰ぐと、どうやら金額が表示される液晶に日光があたって、読みづらいことが分かった。カメラの液晶モニターと同じ現象が起こっていたのだ。どうもよくヘルプが求められる現象のようだった。

泉ヶ丘大蓮公園の開花時分風景

;クリックすると大きな写真になります。 開花したソメイヨシノ 大蓮公園
2015/3/27
満開は近い。

Nikon Coolpix P610
98.5mm (35mm換算:550mm)
プログラムオート 1/320s f5.6 ISO100
露出バイアス 0
;クリックすると大きな写真になります。 満開のユキヤナギ 大蓮公園
2015/3/27
公園のあちこちにこのような植え込みがある。

Nikon Coolpix P610
9.9mm (35mm換算:55mm)
シャッター優先 1/400s f7.1 ISO100
露出バイアス +1.0
;クリックすると大きな写真になります。 オッタチカタバミ? 大蓮公園
2015/3/27
団地の花壇に。

Nikon Coolpix P610
20.6mm (35mm換算:115mm)
プログラムオート 1/1600s f5.0 ISO100
露出バイアス 0
;クリックすると大きな写真になります。 ヒドリガモ 大蓮公園
2015/3/27
満開の花の下で見られるか?

Nikon Coolpix P610
30.5mm (35mm換算:170mm)
プログラムオート 1/250s f5.2 ISO100
露出バイアス 0
;クリックすると大きな写真になります。 キンクロハジロ♀ 大蓮公園
2015/3/27
雌の方がくすんでいる。

Nikon Coolpix P610
143.3mm (35mm換算:800mm)
プログラムオート 1/320s f5.6 ISO100
露出バイアス 0
;クリックすると大きな写真になります。 テングチョウ 大蓮公園
2015/3/27
ペンキの剥げた手すりに留まった。

Nikon Coolpix P610
179.2mm (35mm換算:1000mm)
プログラムオート 1/500s f5.6 ISO100
露出バイアス 0
;クリックすると大きな写真になります。 ルリシジミ 大蓮公園
2015/3/27
動きが活発で撮りにくい。

Nikon Coolpix P610
44.8mm (35mm換算:250mm)
シャッター優先 1/400s f7.7 ISO100
露出バイアス -1.0
;クリックすると大きな写真になります。 キタキチョウ 大蓮公園
2015/3/27
ようやく留まってくれた。

Nikon Coolpix P610
98.5mm (35mm換算:550mm)
プログラムオート 1/500s f5.6 ISO100
露出バイアス 0
 写真の日付が、3月25日となっているは間違いである。

   

2015年3月12日

隠居の梅見:雪が降る大阪城公園


 もう50年以上も前の学生時代に、教育キャプ場のカウンセラーをしていた同期の仲間たちと3ヶ月に一度くらい会って、食事をしながら話をする機会がずーと続いている。
 今回3月11日、大阪城公園の梅を見に行ったついでに、近くのレストランで食事をしようと仲間からお声がかかった。あいにく、前の日から急激に冬に戻って、寒い。雪もちらほらとしている。それでも、梅はちょうど見頃で、海外の人も含む多くの人が、西の丸庭園で楽しんでいた。

 お堀には、ホシハジロ、ヒドリガモ、キンクロハジロといった水鳥が、寒さを物ともせず泳ぎ回っていた。
 梅見の後、近くのレストランとカフェで、近況のたわいない話が3時間ほど続いた。

大阪城公園の梅など:2011・3.11

;クリックすると大きな写真になります。 ホシハジロ♂ 大阪城公園
2015/3/11
ヒドリガモと行動を共にしていた。

Fujifilm Finepix HS50
185.0mm (35mm換算:1036mm)
シャッター優先 1/640s f5.6 ISO250
;クリックすると大きな写真になります。 ヒドリガモ♀ 大阪城公園
2015/3/11
潜水を繰り返していた。

Fujifilm Finepix HS50
185.0mm (35mm換算:1036mm)
シャッター優先 1/640s f5.6 ISO320
;クリックすると大きな写真になります。150311_003.jpg キンクロハジロの群れ 大阪城公園
2015/3/11
等間隔で浮かんでいる。雄の方が多い。

Fujifilm Finepix HS50
9.7mm (35mm換算:55mm)
シャッター優先 1/640s f3.6 ISO200
;クリックすると大きな写真になります。 キンクロハジロ♂ 大阪城公園
2015/3/11
冠羽が印象的だ。

Fujifilm Finepix HS50
148.0mm (35mm換算:829mm)
シャッター優先 1/640s f5.6 ISO400
;クリックすると大きな写真になります。 ヒヨドリ 大阪城公園
2015/3/11
柵の柱にじっと留まっていた。

Fujifilm Finepix HS50
160.5mm (35mm換算:899mm)
絞り優先 1/210s f8.0 ISO320
;クリックすると大きな写真になります。 梅林全景 大阪城公園
2015/3/11
向こうに大阪ビジネスパークが見える。

Fujifilm Finepix HS50
7.0mm (35mm換算:40mm)
絞り優先 1/250s f8.0 ISO400
;クリックすると大きな写真になります。 白梅 大阪城公園
2015/3/11
この焦点距離では、F8が開放だ。

Fujifilm Finepix HS50
31.5mm (35mm換算:177mm)
絞り優先 1/420s f8.0 ISO100
;クリックすると大きな写真になります。 白梅 大阪城公園
2015/3/11
マクロモードで撮ってみた。

Fujifilm Finepix HS50
8.5mm (35mm換算:43mm)
絞り優先 1/340s f8.0 ISO100
;クリックすると大きな写真になります。 紅梅 大阪城公園
2015/3/11
鹿児島紅のようだ。

Fujifilm Finepix HS50
12.4mm (35mm換算:70mm)
絞り優先 1/170s f8.0 ISO200
;クリックすると大きな写真になります。 紅梅 大阪城公園
2015/3/11
紅梅は少ない。

Fujifilm Finepix HS50
11.9mm (35mm換算:67mm)
絞り優先 1/140s f8.0 ISO400


2014年6月18日

隠居、天王寺界隈を訪ねる(2):あべのハルカスに上る


 天王寺公園を後にして、この春にオープンした日本一高いビルというアベノハルカスに向かう。
 ハルカスの展望台に行くには、入場券が必要で、スマホで予約できるとのこと。娘が予約してくれたのは、自分の都合に合わせて4時である。娘と落ち合うには、まだ時間がずいぶんあるので、ハルカスのビルに新しく改装された近鉄百貨店をぶらつき、Cafe で時間を潰す。
 3時40分頃に、娘と落合い、予約時間には少し早いが、展望台専用のエレベータ乗り場に向かう。ここでは、入場券を持っているか、予約をしているものしかエレベータには乗れない。平日ということもあるのか、待たずに16階までの大型エレベータにすぐ乗れた。
 予約の確認は、16階の入場券売り場で、スマホ画面で行う。2000円の入場料(500円は、日時指定料)を支払って、60階行きのエレベータに並ぶ。土日は結構な待ち時間になるらしいが、金曜日だったので待つこともなく、一挙に300mの60階まで連れて行ってくれる。

 降り立ってみると、予想以上の眺めである。60階のぐるっと歩いて回れる回廊は、天井までガラス張りになっており、360度の眺望を見ることができる。陽が時々射す薄曇りであったが、東は生駒山から金剛・葛城の山並み、北は京都山崎あたり、西は大阪港から神戸・淡路島まで、南は堺方面までの大阪平野が一望できる。
あべのハルカス
16階エレベータのりば;クリックすると大きな写真になります。 16階エレベータのりば:ハルカス
2014/6/13
Fujifilm HS50EXR
8.5mm 1/85s f/3.6 ISO200
天王寺公園:西北眼下:ハルカス;クリックすると大きな写真になります。 天王寺公園:西北眼下:ハルカス
2014/6/13
Fujifilm HS50EXR
7.9mm 1/750s f/3.6 ISO200
北方面:案内図:ハルカス;クリックすると大きな写真になります。 北方面:案内図:ハルカス
2014/6/13
Fujifilm HS50EXR
4.8mm 1/850s f/5.6 ISO200
北方面:大阪城は小さく見える;クリックすると大きな写真になります。 北方面:大阪城は小さく見える
2014/6/13
Fujifilm HS50EXR
27.0mm 1/850s f/5.6 ISO200
58階は、庭園になっている。;クリックすると大きな写真になります。 58階は、庭園になっている。
2014/6/13
Fujifilm HS50EXR
7.0mm 1/450s f/3.2 ISO200
綺麗なトイレからの眺望もいい;クリックすると大きな写真になります。 綺麗なトイレからの眺望もいい
2014/6/13
Fujifilm HS50EXR
4.4mm 1/750s f/2.8 ISO200
東:大阪ガンバの本拠地長居スタジアムが見える。;クリックすると大きな写真になります。 東:大阪ガンバの本拠地長居スタジアムが見える。
2014/6/13
Fujifilm HS50EXR
4.4mm 1/750s f/2.8 ISO200
西:大阪港から神戸・淡路島をみる;クリックすると大きな写真になります。 西:大阪港から神戸・淡路島をみる
2014/6/13
Fujifilm HS50EXR
8.8mm 1/3000s f/8.0 ISO200


 夕焼けの写真を撮りたかったが、日暮れまではだいぶ待たねばならないので諦めた。
 東側の眼下に見えるJR天王寺駅には、環状線・大和路線・阪和線の列車がジオラマのように、ひっきりなしに出入りする。鉄ちゃんは飽きないだろう。動画を撮ってみた。

下の写真をクリックすると Youtube が始まります。
DSCF0104.JPG

2010年10月31日

隠居の高野山詣で

 大学時代にキャンプカウンセラーをしていた仲間の同窓会が、大阪城近くのホテルであった。その翌日、東京から駆けつけてくれた同期の仲間と急に思い立って高野山へ電車で行ってみることにした。
 南海灘波駅で落ちあい、9時20分発の【特急こうや】に乗って極楽橋でケーブルに乗り換えた。いつもは車で行くので、妙に遠足気分である。橋本から極楽橋までは、【天空】という観光列車が出ているが、前日までに予約をしておかないと乗れない。
image0.jpg あとで分かったことだが、【天空】の予約はまったくコンピュータ化がされていないのだ。当日なら、極楽橋行きは橋本駅で、橋本駅行きは、極楽橋の駅ではなく高野山のケーブル頂上駅で、空き席があれば求めることができる。
 この発券方法は、昔ながらに駅員が一枚一枚手書きで発行し、席のシート表に埋まった席をチェックしている。????・・・なぜなのかよくわからない。鉄男くんには、そのほうが受けるのかもしれない。帰りのケーブル頂上駅で教えてくれたのは、明らかに鉄男くんと思われる若者だった。

 我々が求めたのは、【高野山・世界遺産きっぷ】という組み合わせ切符である。この切符袋の中に、高野山でのバス乗り放題の切符が入っている。ケーブル頂上の高野山駅から、終点の【奥の院】までバスに乗って、ブラブラと歩いて帰ることにした。
 実のところ、今までなんかいか高野山には行っているが、奥の院の墓所を歩いたことがない。私のサイトにブログ(Studio YAMAKO)を掲載している YAMAKO さんの、この8月に掲載された【高野山參詣】に刺激されて、お墓巡りをしてみた。この墓所は、高野山にある寺院がそれぞれの墓所を持っているらしい。この広大な墓所には、さまざまな企業が歴史に名前を残すかのように物故者を慰霊する墓を立てている。中には、今はなくなった企業の墓や企業名が変わった墓もある。旧松下電器の墓は、墓碑がちゃんとパナソニックと変えてあった。
 奥の弘法大師御廟に近づくにつれて、歴史小説でおなじみの諸藩の墓もあって、歳をとってもあまり宗教心のない私には、単なる好奇心でしかないが、歴史の重みを感じる墓所ではあった。

 私のブログに高野山の紅葉の写真は、2007年11月14日に記録として残っているが、金剛峯寺の境内や周辺の紅葉は、まだ少し早いようだった。
 帰りに、せっかく来たのだからと【天空】に乗ってみた。ガラガラである。コンピュータ化すれば、もう少しお客が増えるのではないかと妙な心配をした。

 
新明和工業の慰霊碑;クリックすると大きな写真になります加賀前田家の墓赤穂四十七士の墓;クリックすると大きな写真になります弘法大師御廟での修行を終え、宿坊に向かう修行僧;クリックすると大きな写真になります
新明和工業の慰霊碑加賀前田家の墓赤穂四十七士の墓弘法大師御廟での修行を終え、宿坊に向かう修行僧
奥の院での紅葉;クリックすると大きな写真になります金剛峯寺近くの紅葉;クリックすると大きな写真になります天空:極楽橋にて;クリックすると大きな写真になります天空車内;クリックすると大きな写真になります
奥の院での紅葉:まだ少し早い金剛峯寺近くの紅葉:まだ少し早い天空:極楽橋にて
前2両は普通車で指定券なしに乗れる
天空車内
席は、谷側の窓に向いている

2010年4月 7日

隠居の花見:大阪城

 4月5日月曜日、大阪城に近いKKR ホテルで秋に行うパーティの打ち合わせがあった。大阪城公園では、あちらこちらの桜が満開である。平日だというのに、折からの陽気に誘われてたくさんの人がそれぞれ花を楽しんでいた。

 打ち合わせ後、大手門から桜門を通って、天守閣近辺までブラブラと歩いた。この時期、西の丸公園は、有料である。天守閣近くの広場では、大道芸人が声をからしていた。
 天守閣広場から望める西の丸公園では、夜桜とライトアップされた天守閣を眺めながら宴をするのか、あちらこちらにブルーシートが広げられていた。
 カメラは、コンデジの Canon IXY900IS しか持ってきていないが、桜見に大阪城には来ることはないので、記録に残した。

大手門芝生広場から大手門近く;クリックすると大きな写真になります天守閣入り口付近天守閣広場から西丸公園を望む
大手門芝生広場から大手門近く天守閣入り口付近天守閣広場から西丸公園を望む


2009年12月 1日

隠居の大阪散歩:御堂筋のイチョウを楽しむ

 大阪堂島で大学時代に学外で一緒にボランティアをした同期の仲間と早めの忘年会を兼ねた食事会をした。歳をとると夜よりも昼間の方集まりやすい。
 天気もいいので、地下鉄御堂筋線の本町から堂島まで、ブラブラ歩いてみた。朝のニュースで、イチョウの黄葉が見頃と報じていた。
 確かに、本町の駅を上がると、澄み切った青空に黄色いイチョウが眩しい。これなら重たくてもイチデジを持ってくるべきであったが、残念ながらコンデジの CanonIXY900IS しか持っていない。熟年の人たちが、イチデジでさかんにシャッターを切っていた。
 勤めていた頃には毎年見慣れた風景だったが、サンデー毎日の身で眺めてみると御堂筋の秋もなかなか趣がある。勤めていた会社の社長や会長の社葬を手伝った北御堂や結婚式を挙げたガスビルも色づいたイチョウで黄色く染まっている。
 祭り(神農祭)が終わったのに、まだ片づけずにおいてある道修町の入り口にぶら下げられた虎の看板も、イチョウの黄色に負けている。

 ちょうど昼時、オフィスレディたちが、淀屋橋から肥後橋に至る中之島緑道の紅葉の下で昼食を摂っていた。その横のフェスティバル・ホールは再建築のため取り壊されている。渡辺橋からの景色は、この改築期間中しか見られない風景だろう。
 食事の後、大阪城まで天満橋の八軒屋浜から「水都大阪2009」のときにも乗った水上バスに乗った。秋の日はつるべ落とし、着いたときには日が暮れてしまった。
本町あたり:クリックすると大きな写真になります北御堂:クリックすると大きな写真になりますガスビル:クリックすると大きな写真になります神農祭の看板:クリックすると大きな写真になります
中之島緑道:クリックすると大きな写真になりますフェスティバル・ホールのない風景:クリックすると大きな写真になります水陸両用車:クリックすると大きな写真になります大阪城:クリックすると大きな写真になります


2009年9月28日

隠居の大阪散歩:「水都大阪2009」を歩いてみる

 久しぶりに家に帰って来るという娘と中之島中央公会堂の前で落ち合って、「たいしたことはないよ」と聞いているイベントの「水都大阪2009」に行ってみることにした。こんなことでもないと、3人揃って大阪の街を歩くようなことはない。

 中之島あたりは、このイベントのためだろう整備されてずいぶんきれいになっていた。沢山いたホームレスも排除されたのか姿がない。真夏日になるという晴天の下、どこかの旅行会社と思われる熟年ツアーも行列して歩いている。こちらも、公会堂前から京阪天満橋駅そばの八軒家浜まで中之島をブラブラ歩いた。

  この「水都2009」の催しのひとつとして「水辺の文化座」というの開催されている。その中に井上信太というひとの「サファリパークプロジェクトin中之島」の展示アートがある。ベニア板を動物の形に合わせてくりぬいたものだが、立体的に見える面白い作品だ。

 八軒家浜会場では、Rubber Duck Projectのラバーダックが浮かんでいる。そのかたわらで、モンベルという関西に本拠を置くアウトドアー用品の会社が、カヌー教室を開いていたりする。この会社、なかなか良い製品を作っている。私も、この会社の製品をいくらか持っている。中之島近辺の川もずいぶんきれいになっているので、気持ちよさそうだ。

 強い陽射しの中を歩いたので、喉も渇き、おなかも空いた。八軒家浜に川床があるらしいとパンフレットにあったらしいが、見あたらない。(どうやら、北浜テラスと間違っていたらしい。)川は見えないが、京阪電車の天満橋駅地下にある飲食街のイタリアン・レストランに入って、ビールとランチを楽しんだ。リーズナブルな値段の割には、美味しかった。

ラッキードラゴン・ビデオ:クリックすると始まります。 1時15分くらいに、アート船プログラムの目玉であるラッキードラゴンのパフォーマンスが始まった。夜には、火を噴くパフォーマンスがあるようだ。
 持っていた CanonIXY900IS の動画モードで撮ってみた。表示している写真をクリックすると動画のダウンロード後(12MBほどあるので時間が少しかかるが)、WindowsMediaPlayer でムービーが始まるはずである。ただし、Windows Media Player の「ツール」→「オプション」→「ファイルの種類」で、Windows Media ビデオファイル(wmv) にチェックが入っている必要がある。

 娘が大阪城の天守閣に登ったことがないというので、淀屋橋の乗り場から水上バスに乗って大阪城に向かった。水上バス船着き場から天守閣までのアプローチは結構な距離がある。そういえば、私もまだ仕事をしていた頃に取引先のアメリカ人を案内してから、行ったことはない。そのときは車で天守閣近くの駐車場にいったのだ。もう15年以上前の話だ。多分改装中だったような記憶がある。
 天守閣に登ってみると周辺は公園として整備され、結構広い緑地になっている。デジスコをかついで、また来たいものだ。
中之島公会堂付近:クリックすると大きな写真になりますラバーダックとカヌー:クリックすると大きな写真になります井上信太氏の作品:クリックすると大きな写真になります大阪城天守閣:クリックすると大きな写真になります


2008年11月17日

隠居、水上バスに乗る

 40年以上続いている学生時代教育キャンプ・カウンセラーのOB 会が、今年は大阪堂島の「中央電気倶楽部」で、ささやかなパーティ形式で行われた。

Link_avi_1.jpg そのオプションとして、水上バスで中之島めぐりが企画された。大阪近郊に長らく住みながら乗りそびれているので、よい機会と参加した。
 天気予報では雨が予想されたのに、気持ちのよい晴天となった。
 低い川から町並みを眺めてみてもたいしたことはないだろうと予期していたが、この予想は完全にはずれた。運船コースは大川を造幣局や大阪城公園などの桜堤に沿っていく。
 今年は台風が来なくて葉っぱが残っている桜は赤く綺麗だ。桜時分はもっとはなやかだろう。話では、乗船するまでかなり待たされるのだそうだが。
 大阪ビジネスパークなどの高層ビルも川面から見上げると「大阪って、案外ええやん」と思ってしまう。

 水上バスのアクアライナーは、満潮時低い橋桁をくぐり抜けるために、天井が下がるようになっている。面白くて、携帯していた CanonIXY で動画撮影をしてみた。
 表示している写真をクリックすると動画のダウンロード後(20MBほどあるので時間が少しかかるが)、WindowsMediaPlayer でムービーが始まるはずである。ただし、Windows Media Player の「ツール」→「オプション」→「ファイルの種類」で、Windows Media ビデオファイル(wmv) にチェックが入っている必要がある。